JPH02997Y2 - - Google Patents

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JPH02997Y2
JPH02997Y2 JP1982114682U JP11468282U JPH02997Y2 JP H02997 Y2 JPH02997 Y2 JP H02997Y2 JP 1982114682 U JP1982114682 U JP 1982114682U JP 11468282 U JP11468282 U JP 11468282U JP H02997 Y2 JPH02997 Y2 JP H02997Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、第1、第2及び第3の接点と、駆動
部材により駆動されるスライド接片とを有し、ス
ライド接片が第1の位置にあるときには第1及び
第2の接点を短絡し、スライド接片が第2の位置
にあるときには第2及び第3の接点を短絡するよ
うにしたシーソースイツチに関するものである。
従来からこの種のシーソースイツチとしては、
種々の形式のものが提案されているが、その多く
は接片を第2の接点の廻りを回動できるように枢
着し、駆動部材の先端と接片とを係合させ、駆動
部材を一方向に駆動させることにより接片を一方
向に回動させて第1の接点と当接させ、駆動部材
を反対方向に駆動させることによつて、接片を反
対方向に回動させて第3の接点と当接させるよう
に構成している。このような従来のシーソースイ
ツチでは、接片は単に回動するだけであるから、
駆動部材の変位に対して良好に追従できず、とき
として中立位置で停止するなどスイツチ動作が不
安定となり易く、接点の切換が確実に行われない
虞れがあると共に、耐久性に乏しいという欠点が
あつた。更に、接片と接点との接触圧は、駆動部
材による押圧力によつて与えられることになる
が、この接片を回動する構成では駆動部材を十分
大きく変位させることが不可能なので、接片を接
点に強い力で押圧することが困難であり、接片と
接点との接触部の電気抵抗値が高くなり易い欠点
もあつた。
また、例えば従来のシーソースイツチを使用し
て電動機を回転し、電動機の駆動力によつて駆動
部材を作動させる場合に、駆動部材が切換点に接
近したときに不安定接触となり電動機が停止する
ことがある。この現象は近年多く使用されている
コアレス電動機等の慣性のない電動機で多発し、
これを防止するためには継電器等を介挿して遅延
回路を使用するなどの必要が生ずる。
本考案の目的は、上述した欠点を除去し、スラ
イド接片をコモンとなる第2の接点に対して摺動
させることによつて、駆動部材の変位に対して良
好に追従し、接点の切換を確実になし得ることが
可能で、しかも接触圧力も高くすることができる
シーソースイツチを提供することにあり、その要
旨は、順番に並んだピン状の第1、第2、第3の
固定接点と、これら接点と接触し弾性板から成る
スライド接片と、該スライド接片を第1の位置及
び第2の位置に移動する駆動部材とを有し、前記
スライド接片が前記第1の位置にあるときには前
記第1、第2の接点を前記スライド接片により短
絡し、前記スライド接片が前記第2の位置にある
ときには前記第2、第3の接点を前記スライド接
片により短絡するスイツチであつて、前記スライ
ド接片は、その中央部に前記第2の接点に摺動的
に接触しながら移動する摺動接触部、両端部に前
記第1、第3の接点をそれぞれ把持するための上
板と下板に分岐した舌片状の板体から成る係止接
触部を有し、前記駆動部材は、前記スライド接片
の摺動接触部を前記第2の接点側に弾発的に押圧
し、前記スライド接片の係止接触部を前記第1又
は第3の接点方向に移動させる押動部を有するこ
とを特徴とするものである。
次に本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説
明する。
合成樹脂製のケース1内に3本のピン状の第
1、第2、第3の接点2,3,4が等間隔にほぼ
一直線上に配列されている。これらの接点2,
3,4は、ケース1の外部に突出する導線接続用
ラグ端子5,6,7を有し、かしめ部8によつて
ケース1に固着されている。
ケース1には駆動部材10が取付けられてお
り、ケース1の上面の長方形の窓11から駆動部
材10のトグルレバー12が突出されている。ケ
ース1内で窓11の長手方向に滑動可能に支持さ
れた滑動板13の上面にこのトグルレバー12は
固着されており、滑動板13の下面側には2個の
弾発性を有し左右対称の湾曲部14,14が形成
されており、これらの先端には鋭角状に突設した
押動部15が設けられている。押動部15の内側
には滑動板13の移動方向と直交する方向の案内
溝16が設けられており、滑動板13の下面に設
けられた案内棒17が湾曲部14,14の動きに
従つて案内溝16内に沿つて動き、押動部15の
移動方向の撓みを防止するようになつている。な
お、湾曲部14,14の弾発生を補強するため
に、湾曲部14,14内には必要に応じて板ばね
18,18が挿入されている。
第1、第2、第3の接点2,3,4と駆動部材
10との間には、弾性導電板から成るスライド接
片20が挾設されており、このスライド接片20
の中央部には、第2の接点3と摺動的に接触する
凹状の平担部を有する摺動接触部21が設けら
れ、その両側には左右の肩部22,23が形成さ
れている。更に、スライド接片20の両端部に
は、第1、第3の接点2,4にそれぞれ係合する
第1、第2の係止接触部24,25が設けられ、
これらの係止接触部24,25は、僅かに下方に
傾斜された舌片状の上板26,27と、これらの
上板26,27の側部から下方に分岐された下板
28,29とを有している。これらの下板28,
29の先端部は曲面とされ、第1、第3の接点
2,4を上板26,27と共働して把持するよう
に形成されている。
更に、ケース1には取付孔30が設けられ、所
要場所にビス等を用いて取付けられるようになつ
ている。また、滑動板13の上面には表示マーク
31が設けられており、スイツチの作動状態を示
すようになつている。
作動に際して、図面に示す位置は駆動部材10
が左側にあり、押動部15はスライド接片20の
摺動接触部21の肩部22に接触し、第1の係止
接触部24の上下板26,28は第1の接点2に
係合している。この状態で、第1の接点2と第2
の接点3とはスライド接片20を介して導通さ
れ、ラグ端子5,6の間は短絡されていることに
なる。
ここで電動機、ソレノイド、或いは手動により
トグルレバー12を介して駆動部材10を右方向
に移動させれば、押動部15はスライド接片20
の摺動接触部21内を動き、右方の肩部23に接
触してスライド接片20を右に移動させる。下板
28が第1の接点2から外れるときには、押動部
15は第2の接点3と第3の接点4との間の位置
にあり、湾曲部14,14の弾性によつてスライ
ド接片20は第2の接点3を支点として回動し、
上板26は第1の接点2から完全に離れ、続いて
他方の第2の係止接触部25の上板27が第3の
接点4に接触することになる。スライド接片20
は駆動部材10により押圧されており、このまま
の状態でも移動し続けることになるが、駆動部材
10を更に右に動かせば、下板29が第3の接点
4の下面に接触する。この間、スライド接片20
の摺動接触部21は第2の接点3に摺動的に接触
している。下板29が第3の接点4の下面に接触
した後に、更にスライド接片20は右に動かさ
れ、下板29の先端部の曲面が第3の接点4の下
面に完全に接触して、上板27と下板29との間
に第3の接点4を把持するようになつている。
従つて、本実施例では第3の接点4とスライド
接片20の第2の係止接触部25との間の接続は
既知のような単なる接触ではなく、係止接触部2
5自体の把持力によるため、導電性は極めて良好
となり、比較的大きな電流を開閉することが可能
となる。左側の第1の接点2に接続する第1の係
止接触部24についても全く同様である。
更に詳しく云えば、図面の位置から駆動部材1
0を右方向に動かし、押動部15が第2の接点3
の直上となつたときに、押動部15はスライド接
片20の摺動接触部21の右側の肩部23に接触
する。この位置では第1の係止接触部24の上板
26、下板28は、第1の接点2を上下から把持
した安定位置にある。従つて、押動部15が第2
の接点3の真上に至つたときにスライド接片20
が不安定位置になることはない。更に、駆動部材
10を右に動かせば、第1の接点3から上板2
6、下板28を把持力に抗して引抜くことにな
る。下板28が第1の接点3から外れたときは、
押動部15は支点となる第2の接点3の真上を過
ぎた位置にあつて、スライド接片20は既に右下
がり方向の力を受けている。従つて、スライド接
片20は押動部15を支える湾曲部14,14の
弾発作用によつて急速に回動し、第2の係止接触
部25が第3の接点4に接触することになり、こ
のシーソースイツチは中立の不安定位置で停止す
る虞れは全くないのである。
本考案は上述の実施例のみに限定されることな
く、幾多の変形が可能である。例えば、第2の接
点3はローラとしてスライド接片20の摺動接触
部21との摺動が円滑になし得るようにすると、
更に僅かな作動力によつてスライド接片20を移
動させることができる。
このように本考案に係るシーソースイツチは、
作動が極めて安定で中立位置で停止することがな
いという大きな利点を有する。また、接点間の接
触が良好なため電流容量が大きくすることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係るシーソースイツチの一実施
例を示し、第1図はその平面図、第2図は第1図
の−線に沿つた断面図、第3図は第1図の
−線に沿つた断面図、第4図はスライド接片の
斜視図である。 符号1はケース、2,3,4はそれぞれ第1、
第2、第3の接点、10は駆動部材、12はトグ
ルレバー、14は湾曲部、15は押動部、20は
スライド接片、21は摺動接触部、24,25は
係止接触部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 順番に並んだピン状の第1、第2、第3の固定
    接点と、これら接点と接触し弾性板から成るスラ
    イド接片と、該スライド接片を第1の位置及び第
    2の位置に移動する駆動部材とを有し、前記スラ
    イド接片が前記第1の位置にあるときには前記第
    1、第2の接点を前記スライド接片により短絡
    し、前記スライド接片が前記第2の位置にあると
    きには前記第2、第3の接点を前記スライド接片
    により短絡するスイツチであつて、前記スライド
    接片は、その中央部に前記第2の接点に摺動的に
    接触しながら移動する摺動接触部、両端部に前記
    第1、第3の接点をそれぞれ把持するための上板
    と下板に分岐した舌片状の板体から成る係止接触
    部を有し、前記駆動部材は、前記スライド接片の
    摺動接触部を前記第2の接点側に弾発的に押圧
    し、前記スライド接片の係止接触部を前記第1又
    は第3の接点方向に移動させる押動部を有するこ
    とを特徴とするシーソースイツチ。
JP11468282U 1982-07-28 1982-07-28 シ−ソ−スイツチ Granted JPS5918326U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11468282U JPS5918326U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 シ−ソ−スイツチ

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JP11468282U JPS5918326U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 シ−ソ−スイツチ

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JPS5918326U JPS5918326U (ja) 1984-02-03
JPH02997Y2 true JPH02997Y2 (ja) 1990-01-11

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ID=30265009

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JP11468282U Granted JPS5918326U (ja) 1982-07-28 1982-07-28 シ−ソ−スイツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS617826U (ja) * 1984-06-20 1986-01-17 日本開閉器工業株式会社 小形スイツチ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4991770U (ja) * 1972-11-29 1974-08-08
JPS5114779U (ja) * 1974-07-20 1976-02-03

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JPS5918326U (ja) 1984-02-03

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