JPH0351853Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351853Y2 JPH0351853Y2 JP1983126839U JP12683983U JPH0351853Y2 JP H0351853 Y2 JPH0351853 Y2 JP H0351853Y2 JP 1983126839 U JP1983126839 U JP 1983126839U JP 12683983 U JP12683983 U JP 12683983U JP H0351853 Y2 JPH0351853 Y2 JP H0351853Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- conductive
- plate
- contact plate
- conductive elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 5
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は切替スイツチ等として使用するシーソ
ースイツチに於ける共通接点部の導通機構に関す
るものである。
ースイツチに於ける共通接点部の導通機構に関す
るものである。
(従来の技術及びその問題点)
切替スイツチ等として使用するシーソースイツ
チとしては、例えば第5図に示すように導電性接
点板aの中央部bを、スイツチ基体cに設けた支
点部材dに揺動自在に支持すると共に、前記導電
性接点板aの両側と、前記スイツチ基体cに、
夫々対応する接点e,e′;f,f′を設けた構成の
ものがあり、これは、前記導電性接点板aを、左
右に移動させる押圧部材gにより、シーソー状に
運動させて、接点e,fまたは接点e′,f′のいず
れかを接触させて導通させると共に、導電性接点
板aの中央部bと支点部材cとの常時の接触によ
り共通接点部としての導通をさせ、こうして該共
通接点部と、接触状態のいずれかの接点e,fま
たは接点e′,f′を介して電気回路を形成するもの
である。かかる構成に於いて、共通接点部として
の前記中央部bと支点部材cは、導電性接点板a
のシーソー状の運動に際して、それらの接触位置
が次第に移つていくものの、摺動運動は全く生じ
ず、従つて、それらの接触部分に生じる電食が、
摺動運動によりぬぐいとられないので、使用回数
が進むにつれて電食による接触抵抗が増大する。
この接触抵抗の増大は発熱をもたらし、そしてこ
れにより接触抵抗も更に増大するので、耐久性が
著しく減少する。
チとしては、例えば第5図に示すように導電性接
点板aの中央部bを、スイツチ基体cに設けた支
点部材dに揺動自在に支持すると共に、前記導電
性接点板aの両側と、前記スイツチ基体cに、
夫々対応する接点e,e′;f,f′を設けた構成の
ものがあり、これは、前記導電性接点板aを、左
右に移動させる押圧部材gにより、シーソー状に
運動させて、接点e,fまたは接点e′,f′のいず
れかを接触させて導通させると共に、導電性接点
板aの中央部bと支点部材cとの常時の接触によ
り共通接点部としての導通をさせ、こうして該共
通接点部と、接触状態のいずれかの接点e,fま
たは接点e′,f′を介して電気回路を形成するもの
である。かかる構成に於いて、共通接点部として
の前記中央部bと支点部材cは、導電性接点板a
のシーソー状の運動に際して、それらの接触位置
が次第に移つていくものの、摺動運動は全く生じ
ず、従つて、それらの接触部分に生じる電食が、
摺動運動によりぬぐいとられないので、使用回数
が進むにつれて電食による接触抵抗が増大する。
この接触抵抗の増大は発熱をもたらし、そしてこ
れにより接触抵抗も更に増大するので、耐久性が
著しく減少する。
これを防ぐために従来、例えば前記導電性接点
板aと支点部材c間に極細の集合電線から成るフ
レキシブル電線を接続して導通させる方法もとら
れているが、この方法では端末部分の結線処理が
面倒であるという問題点がある。
板aと支点部材c間に極細の集合電線から成るフ
レキシブル電線を接続して導通させる方法もとら
れているが、この方法では端末部分の結線処理が
面倒であるという問題点がある。
また、以上の構成に於いては、導電性接点板a
が支点部材bから外れ易いという問題点もある。
が支点部材bから外れ易いという問題点もある。
本考案は以上の問題点を解決することを目的と
するものである。
するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案の構成を実施例に対応する第1図〜第4
図に基づいて説明すると、本考案の導通機構は、
導電性接点板1の中央部2を、スイツチ基体3に
設けた支点部材4に揺動自在に支持すると共に、
前記導電性接点板1の両側と、前記スイツチ基体
3に、夫々対応する接点5a,5b;6a,6b
を設けたシーソースイツチに於いて、前記導電性
接点板1の中央部2の両側横方向に接触片部7を
突設すると共に 前記基体3には、該接触片部7
を外側から圧接する一対の導電性弾性板8を設
け、該一対の導電性弾性板8は、それらの間隔を
基体3から離れるに従つて狭めるように傾斜させ
た構成とし、該一対の導電性弾性板8と接触片部
7との接触により共通接点部9としての導通をさ
せる構成としたものである。
図に基づいて説明すると、本考案の導通機構は、
導電性接点板1の中央部2を、スイツチ基体3に
設けた支点部材4に揺動自在に支持すると共に、
前記導電性接点板1の両側と、前記スイツチ基体
3に、夫々対応する接点5a,5b;6a,6b
を設けたシーソースイツチに於いて、前記導電性
接点板1の中央部2の両側横方向に接触片部7を
突設すると共に 前記基体3には、該接触片部7
を外側から圧接する一対の導電性弾性板8を設
け、該一対の導電性弾性板8は、それらの間隔を
基体3から離れるに従つて狭めるように傾斜させ
た構成とし、該一対の導電性弾性板8と接触片部
7との接触により共通接点部9としての導通をさ
せる構成としたものである。
(作用及び実施例)
以上の構成により、導電性接点板1は、中央部
2に於いて、導電性弾性板8と接触片部7との接
触により共通接点部9としての導通なされている
ので、該導電性接点板1を押圧部材12により図
示のように時計回りに揺動させると、接点5bと
6bが接触して導通状態となり、また、押圧部材
12を左方にスライドして反時計回りに揺動させ
ると、今度は接点5aと6aが接触して逆側が導
通状態となる。このようにして本考案のシーソー
スイツチは切替スイツチ等として使用することが
できる。
2に於いて、導電性弾性板8と接触片部7との接
触により共通接点部9としての導通なされている
ので、該導電性接点板1を押圧部材12により図
示のように時計回りに揺動させると、接点5bと
6bが接触して導通状態となり、また、押圧部材
12を左方にスライドして反時計回りに揺動させ
ると、今度は接点5aと6aが接触して逆側が導
通状態となる。このようにして本考案のシーソー
スイツチは切替スイツチ等として使用することが
できる。
このように導電性接点板1が揺動する際、前記
中央部2と支点部材4は、それらの接触位置が単
に移つていくだけで摺動運動は全く生じないが、
接触片部7は、これに圧接している一対の導電性
弾性板8に対して摺動運動をするので、それらの
接触部分は、電食が生じても、次の摺動運動によ
りぬぐいとられて常に磨かれ、清浄状態を維持さ
れる。従つてかかる接触による共通接点部9とし
ての導通に於ける接触抵抗も常に低い状態を維持
され、こうして従来と比較して大幅な耐久性の向
上を図ることができる。殊に、本考案に於いて一
対の導電性弾性板8は、これらの間隔を基体3か
ら離れるに従つて狭めるように傾斜した構成とし
ているので、該導電性弾性板8は。導電性接点板
1が揺動する際に接触片部7により外側方向に変
形させられ、従つて該導電性弾性板8と接触片部
7との圧接力が増大するので、前述した摺動運動
による電食のぬぐいとり作用が大きいことに加え
て、該導電性弾性板8は、その弾性力の分力によ
り導電性接点板1を接触片部7に於いて基体3方
向に付勢するので、導電性接点板1の支点部材4
からの外れを効果的に防止することができ、しか
も、この付勢は上記したとおり導電性接点板1の
揺動支点位置に対応する接触片部7に於いて行う
ので、該導電性接点板1の揺動は阻害しない。
中央部2と支点部材4は、それらの接触位置が単
に移つていくだけで摺動運動は全く生じないが、
接触片部7は、これに圧接している一対の導電性
弾性板8に対して摺動運動をするので、それらの
接触部分は、電食が生じても、次の摺動運動によ
りぬぐいとられて常に磨かれ、清浄状態を維持さ
れる。従つてかかる接触による共通接点部9とし
ての導通に於ける接触抵抗も常に低い状態を維持
され、こうして従来と比較して大幅な耐久性の向
上を図ることができる。殊に、本考案に於いて一
対の導電性弾性板8は、これらの間隔を基体3か
ら離れるに従つて狭めるように傾斜した構成とし
ているので、該導電性弾性板8は。導電性接点板
1が揺動する際に接触片部7により外側方向に変
形させられ、従つて該導電性弾性板8と接触片部
7との圧接力が増大するので、前述した摺動運動
による電食のぬぐいとり作用が大きいことに加え
て、該導電性弾性板8は、その弾性力の分力によ
り導電性接点板1を接触片部7に於いて基体3方
向に付勢するので、導電性接点板1の支点部材4
からの外れを効果的に防止することができ、しか
も、この付勢は上記したとおり導電性接点板1の
揺動支点位置に対応する接触片部7に於いて行う
ので、該導電性接点板1の揺動は阻害しない。
尚、共通接点部9としての導通は、接触片部7
と導電性弾性板8との接触のみで行う構成とする
こともできるし、かかる接触と、中央部2と支点
部材4との接触の両者で導通を行う構成とするこ
ともできる。また、図において符号10はスライ
ド操作棒、11は押圧部材12を導電性接点板1
方向に弾発するばねである。
と導電性弾性板8との接触のみで行う構成とする
こともできるし、かかる接触と、中央部2と支点
部材4との接触の両者で導通を行う構成とするこ
ともできる。また、図において符号10はスライ
ド操作棒、11は押圧部材12を導電性接点板1
方向に弾発するばねである。
(考案の効果)
本考案は以上の通り、導電性接点板の中央部
を、スイツチ基体に設けた支点部材に揺動自在に
支持すると共に、前記導電性接点板の両側と、前
記スイツチ基体に、夫々対応する接点を設けたシ
ーソースイツチに於いて、前記導電性接点板の中
央部の両側横方向に接触片部を突設すると共に
前記基体には、該接触片部に外側から圧接する導
電性弾性板を設け、該導電性弾性板と接触片部と
の接触により共通接点部としての導通をさせる構
成としているので、導電性接点板と支点部材間に
極細の集合電線から成るフレキシブル電線を接続
して導通させる等の面倒な構成を必要とせず、共
通接点部としての導通に於ける接触抵抗を常に低
い状態に維持することができ、こうして大幅な耐
久性の向上を図ることができるという効果があ
る。殊に、本考案に於いて一対の導電性弾性板
は、それらの間隔を基体から離れるに従つて狭め
るように傾斜させた構成としているので、該導電
性弾性板は、導電性接点板が揺動する際に接触片
部により外側方向に変形させられ、従つて該導電
性弾性板は接触片部との圧接力が増大するので、
前述した摺動運動による電食のぬぐいとり作用が
大きいことに加えて、該導電性弾性板は、その弾
性力の分力により接触片部を基体方向に付勢する
ので、導電性接点板の支点部材からの外れを効果
的に防止することができ、しかもこの付勢は導電
性接点板の揺動支点位置に対応する接触片部に於
いて行うので、該導電性接点板の揺動は阻害しな
いという効果がある。
を、スイツチ基体に設けた支点部材に揺動自在に
支持すると共に、前記導電性接点板の両側と、前
記スイツチ基体に、夫々対応する接点を設けたシ
ーソースイツチに於いて、前記導電性接点板の中
央部の両側横方向に接触片部を突設すると共に
前記基体には、該接触片部に外側から圧接する導
電性弾性板を設け、該導電性弾性板と接触片部と
の接触により共通接点部としての導通をさせる構
成としているので、導電性接点板と支点部材間に
極細の集合電線から成るフレキシブル電線を接続
して導通させる等の面倒な構成を必要とせず、共
通接点部としての導通に於ける接触抵抗を常に低
い状態に維持することができ、こうして大幅な耐
久性の向上を図ることができるという効果があ
る。殊に、本考案に於いて一対の導電性弾性板
は、それらの間隔を基体から離れるに従つて狭め
るように傾斜させた構成としているので、該導電
性弾性板は、導電性接点板が揺動する際に接触片
部により外側方向に変形させられ、従つて該導電
性弾性板は接触片部との圧接力が増大するので、
前述した摺動運動による電食のぬぐいとり作用が
大きいことに加えて、該導電性弾性板は、その弾
性力の分力により接触片部を基体方向に付勢する
ので、導電性接点板の支点部材からの外れを効果
的に防止することができ、しかもこの付勢は導電
性接点板の揺動支点位置に対応する接触片部に於
いて行うので、該導電性接点板の揺動は阻害しな
いという効果がある。
第1図〜第4図は本考案の実施例に対応し、第
1図は平面図、第2図は第1図のX−X線断面
図、第3図は第2図のY−Y線断面図、第4図は
斜視図、第5図は従来例の斜視図である。 符号1……導電性接点板、2……中央部、3…
…スイツチ基体、4……支点部材、5a,5b;
6a,6b……接点、7……接触片部、8……導
電性弾性板、9……共通接点部、10……スライ
ド操作棒、11……ばね、12……押圧部材。
1図は平面図、第2図は第1図のX−X線断面
図、第3図は第2図のY−Y線断面図、第4図は
斜視図、第5図は従来例の斜視図である。 符号1……導電性接点板、2……中央部、3…
…スイツチ基体、4……支点部材、5a,5b;
6a,6b……接点、7……接触片部、8……導
電性弾性板、9……共通接点部、10……スライ
ド操作棒、11……ばね、12……押圧部材。
Claims (1)
- 導電性接点板の中央部を、スイツチ基体に設け
た支点部材に揺動自在に支持すると共に、前記導
電性接点板の両側と、前記スイツチ基体に、夫々
対応する接点を設けたシーソースイツチに於い
て、前記導電性接点板の中央部の両側横方向に接
触片部を突設すると共に、前記基体には、前記接
触片部を外側から圧接する一対の導電性弾性板を
設け、該一対の導電性弾性板は、それらの間隔を
基体から離れるに従つて狭めるように傾斜させた
構成とし、該一対の導電性弾性板と接触片部との
接触により共通接点部としての導通をさせる構成
としたことを特徴とするシーソースイツチに於け
る共通接点部の導通機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12683983U JPS6035424U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | シーソースイッチに於ける共通接点部の導通機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12683983U JPS6035424U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | シーソースイッチに於ける共通接点部の導通機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6035424U JPS6035424U (ja) | 1985-03-11 |
JPH0351853Y2 true JPH0351853Y2 (ja) | 1991-11-08 |
Family
ID=30288275
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12683983U Granted JPS6035424U (ja) | 1983-08-18 | 1983-08-18 | シーソースイッチに於ける共通接点部の導通機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6035424U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0713889B2 (ja) * | 1987-06-05 | 1995-02-15 | メトロ電装株式会社 | シーソースイッチ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4321708Y1 (ja) * | 1967-06-05 | 1968-09-12 | ||
JPS473269U (ja) * | 1971-02-02 | 1972-09-04 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5329959Y2 (ja) * | 1973-06-28 | 1978-07-26 |
-
1983
- 1983-08-18 JP JP12683983U patent/JPS6035424U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4321708Y1 (ja) * | 1967-06-05 | 1968-09-12 | ||
JPS473269U (ja) * | 1971-02-02 | 1972-09-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6035424U (ja) | 1985-03-11 |
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