JP2000322963A - スイッチの接点構造 - Google Patents

スイッチの接点構造

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JP2000322963A
JP2000322963A JP11129540A JP12954099A JP2000322963A JP 2000322963 A JP2000322963 A JP 2000322963A JP 11129540 A JP11129540 A JP 11129540A JP 12954099 A JP12954099 A JP 12954099A JP 2000322963 A JP2000322963 A JP 2000322963A
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JP
Japan
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contact
shaped
switch
crossbar
donut
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Pending
Application number
JP11129540A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Hamano
和博 浜野
Hitoshi Shimomura
等 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saginomiya Seisakusho Inc
Original Assignee
Saginomiya Seisakusho Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/12Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage
    • H01H1/14Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting
    • H01H2001/145Contacts characterised by the manner in which co-operating contacts engage by abutting by crossing each other, the cooperating contacts each having a contact making ridge perpendicular to each other

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  • Contacts (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 接点形状の変更により異物付着による導通不
良を生じ難いようにし、動作信頼性に優れたスイッチの
接点構造を提供すること。 【解決手段】 相対向して対をなす接点13、17を有
し、接点同士の接触、離間により開閉するスイッチの接
点構造において、一方の接点17をドーナツ形接点と
し、他方の接点13をドーナツ形接点を横切る方向に延
在するクロスバー形接点とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スイッチの接点
構造に関し、特に、接点同士の接触、離間により開閉す
るメカニカル式のスイッチの接点構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、相対向して対をなす接点を
有するメカニカル式のスイッチの接点は、双方とも、図
5に示されているようなリベット形接点41,41によ
り構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】リベット形接点41,
41によるスイッチでは、接点同士の接触点は1点とな
り、接点間に異物がかみ込むと、導通不良になり易い。
【0004】特に、制御用スイッチでは、制御のマイク
ロコンピュータ化により電気負荷の微弱化(接点通電電
流の微弱化1〜5mA)が進んでいることにより、高負
荷通電による接点のクリニング効果が期待できなくなっ
てきており、僅かな異物が接点に付着しても導通不良を
引き起こすことになる。
【0005】この発明は、上述の如き問題点を解消する
ためになされたもので、接点形状の変更により、異物付
着による導通不良を生じ難いよう改良され、動作信頼性
に優れたスイッチの接点構造を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明によるスイッチの接点構造
は、相対向して対をなす接点を有し、接点同士の接触、
離間により開閉するスイッチの接点構造において、一方
の接点がドーナツ形接点で、他方の接点が前記ドーナツ
形接点を横切る方向に延在するクロスバー形接点により
構成されているものである。
【0007】請求項2記載の発明によるスイッチの接点
構造は、前記ドーナツ形接点が、前記クロスバー形接点
との対向面側の中央部に窪みを有し、前記クロスバー形
接点との対向面側にその外郭形状に沿って延在するドー
ナツ形の突条を有しているものである。
【0008】請求項1記載の発明によるスイッチの接点
構造では、ドーナツ形接点とクロスバー形接点との組み
合わせにより、クロスバー形接点はドーナツ形接点の中
央部を跨いだ両側でドーナツ形接点と接触し、この接点
同士の接触点は多点(2点)となる。
【0009】請求項2記載の発明によるスイッチの接点
構造では、ドーナツ形接点は、クロスバー形接点との対
向面側の中央部に窪みを有し、クロスバー形接点との対
向面側にその外郭形状に沿って延在するドーナツ形の突
条を有しているものとなり、クロスバー形接点はドーナ
ツ形接点の中央部の窪みを跨いだ両側の突条と接触し、
接点同士の接触点は多点(2点)となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。なお、以下に説明す
るこの発明の実施の形態において上述の従来例と同一構
成の部分は、上述の従来例に付した符号と同一の符号を
付してその説明を省略する。
【0011】図1はこの発明による接点構造によるスイ
ッチの一つの実施の形態を示している。このスイッチ
は、電気絶縁材料製のターミナルボックス1とターミナ
ルカバー3とによる密閉構造のスイッチケース5を有し
ている。ターミナルボックス1には固定接点側端子片7
と可動接点側端子片9とが各々嵌込み式に固定装着され
ている。
【0012】固定接点側端子片7はスイッチケース5内
に位置するステープル状の接点支持部11を一体に有し
ており、接点支持部11の下底面に固定接点13がかし
め止め固定されている。
【0013】可動接点側端子片9はスイッチケース5内
において板ばねによる横転U字状の可動接点支持板15
の一端をターミナルカバー3との間に挟み込み式に固定
している。これにより、可動接点支持板15は可動接点
側端子片9と導電接続されてスイッチケース5より片持
ち支持されている。可動接点支持板15の自由端側の上
面には可動接点17が固定されている。
【0014】可動接点支持板15の自由端は接点支持部
11の下方に位置しており、可動接点17は固定接点1
3と相対向している。
【0015】ターミナルボックス1には開成時の接点間
隔を調整するために接点間隔調整ねじ19と座金ばね2
1とが取り付けられている。
【0016】可動接点側端子片9はスナップアクション
機構の横転U字状の板ばね23の一端をターミナルボッ
クス1との間に挟み込み式に固定している。板ばね23
の自由端側と可動接点支持板15の自由端側との間には
該両者に橋渡し係合するU字形のスナップアクションば
ね25が取り付けられている。板ばね23には、マイク
ロスイッチを開閉する棒状のアクチュエータ27が接続
されている。
【0017】このスイッチでは、図1に示されているよ
うに、アクチュエータ27が押し下げられることによ
り、上述のスナップアクション機構によるスナップアク
ションによって可動接点17が上昇変位して固定接点1
3と当接し、接点を閉じ、これに対し、アクチュエータ
27が持ち上げられることにより、上述のスナップアク
ション機構による逆スナップアクションによって可動接
点17が降下変位して固定接点13より離間し、接点を
開く。
【0018】図2〜図4に示されているように、可動接
点17は、固定接点13との対向面側の中央部に窪み2
9を有し、固定接点13との対向面側にその外郭形状に
沿って延在するドーナツ形(円環形)の突条31を有
し、ドーナツ形接点をなしている。固定接点13はドー
ナツ形接点である可動接点17を横切る方向に延在する
クロスバー形(蒲鉾形)接点をなし、可動接点17の中
央部の窪み29を跨いだ両側の突条31と接触してい
る。
【0019】このドーナツ形の可動接点17はエンボス
加工等を含む塑性加工により容易に製造することができ
る。
【0020】固定接点13と可動接点17とはクロスバ
ー形接点とドーナツ形接点との組み合わせになり、固定
接点(クロスバー形接点)13は可動接点(ドーナツ形
接点)17の中央部の窪み29を跨いだ両側の突条31
と接触し、この接点同士の接触点はa点とb点の2点に
なる。
【0021】これにより、a点とb点とに同時に異物が
付着しない限り、導通不良を生じなくなり、導通不良が
生じ難くなる。
【0022】なお、上述の実施の形態では、固定接点1
3をクロスバー形接点、可動接点17をドーナツ形接点
としたが、この組み合わせは逆であってもよく、また、
一方の接点をドーナツ形接点とし、他方の接点をクロス
バー形接点とすることは、上述のような単動作式のスイ
ッチの限られることはなく、2動作式や3動作式のスイ
ッチにも同様に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、請求項
1記載の発明によるスイッチの接点構造によれば、相対
向して対をなす接点を有し、接点同士の接触、離間によ
り開閉するスイッチの接点構造において、一方の接点が
ドーナツ形接点で、他方の接点が前記ドーナツ形接点を
横切る方向に延在するクロスバー形接点により構成され
ているものとした。
【0024】このため、対をなす接点はドーナツ形接点
とクロスバー形接点との組み合わせになり、クロスバー
形接点はドーナツ形接点の中央部を跨いだ両側でドーナ
ツ形接点と接触し、この接点同士の接触点が多点(2
点)となり、導通不良が生じ難くなり、動作信頼性が高
くなる。
【0025】請求項2記載の発明によるスイッチの接点
構造によれば、前記ドーナツ形接点は、前記クロスバー
形接点との対向面側の中央部に窪みを有し、前記クロス
バー形接点との対向面側にその外郭形状に沿って延在す
るドーナツ形の突条を有しているものとした。
【0026】このため、ドーナツ形接点は、クロスバー
形接点はドーナツ形接点の中央部の窪みを跨いだ両側の
突条と接触し、接点同士の接触点は多点(2点)とな
り、導通不良が生じ難くなり、動作信頼性が高くなる。
この形状のドーナツ形接点は塑性加工により容易に生産
性よく低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による接点構造によるスイッチの一つ
の実施の形態を示す断面図である。
【図2】この発明によるスイッチの接点構造の一つの実
施の形態を示す側面図である。
【図3】この発明によるスイッチの接点構造の一つの実
施の形態を示す正面図である。
【図4】この発明によるスイッチの接点構造の一つの実
施の形態を示す斜視図である。
【図5】従来のリベット形接点を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ターミナルボックス 3 ターミナルカバー 5 スイッチケース 7 固定接点側端子片 9 可動接点側端子片 11 接点支持部 13 固定接点 15 可動接点支持板 17 可動接点 19 接点間隔調整ねじ 21 座金ばね 23 板ばね 25 スナップアクションばね 27 アクチュエータ 29 窪み 31 突条

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向して対をなす接点を有し、接点同
    士の接触、離間により開閉するスイッチの接点構造にお
    いて、 一方の接点がドーナツ形接点で、他方の接点が前記ドー
    ナツ形接点を横切る方向に延在するクロスバー形接点に
    より構成されていることを特徴とするスイッチの接点構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ドーナツ形接点は、前記クロスバー
    形接点との対向面側の中央部に窪みを有し、前記クロス
    バー形接点との対向面側にその外郭形状に沿って延在す
    るドーナツ形の突条を有していることを特徴とする請求
    項1記載のスイッチの接点構造。
JP11129540A 1999-05-11 1999-05-11 スイッチの接点構造 Pending JP2000322963A (ja)

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