JPH0229635Y2 - - Google Patents
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- JPH0229635Y2 JPH0229635Y2 JP1982012665U JP1266582U JPH0229635Y2 JP H0229635 Y2 JPH0229635 Y2 JP H0229635Y2 JP 1982012665 U JP1982012665 U JP 1982012665U JP 1266582 U JP1266582 U JP 1266582U JP H0229635 Y2 JPH0229635 Y2 JP H0229635Y2
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- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は端子間の電気的開閉を行なう導体可動
接触片に高い接触圧を持たせたスライド式スイツ
チに関する。
接触片に高い接触圧を持たせたスライド式スイツ
チに関する。
従来より、スイツチの電流開閉機構の一つとし
てスライド式スイツチが知られている。これは、
例えば第1図に示す如く、バネ等の付勢手段1に
よつて下方に押圧されている導体可動接触片2を
左右方向にスライドさせ、端子3aの接点部(以
下、橋部と称す)3a′と接触状態を保持させたま
ま他方の橋部3b′に対し接触片2に接触させ、ま
た接触の解除をさせて橋部3a′,3b′間の電気的
開閉を行なつている。
てスライド式スイツチが知られている。これは、
例えば第1図に示す如く、バネ等の付勢手段1に
よつて下方に押圧されている導体可動接触片2を
左右方向にスライドさせ、端子3aの接点部(以
下、橋部と称す)3a′と接触状態を保持させたま
ま他方の橋部3b′に対し接触片2に接触させ、ま
た接触の解除をさせて橋部3a′,3b′間の電気的
開閉を行なつている。
ところが、かかるスライド式スイツチでは接触
片2の橋部に対する接触圧が比較的高いものの、
接触片スライド時の摩擦によつて接触片2あるい
は橋部3a′,3b′への不着物を充分に除去できる
ほどの高い接触圧を得るには構造上限界がある。
そこで塵埃、フラツクス等の導通阻害物の不着を
防止してスイツチの性能を高めようとすると、ス
イツチをシール構造にして密閉する必要がある。
片2の橋部に対する接触圧が比較的高いものの、
接触片スライド時の摩擦によつて接触片2あるい
は橋部3a′,3b′への不着物を充分に除去できる
ほどの高い接触圧を得るには構造上限界がある。
そこで塵埃、フラツクス等の導通阻害物の不着を
防止してスイツチの性能を高めようとすると、ス
イツチをシール構造にして密閉する必要がある。
また、橋部3a′,3b′、接触片2の金属表面に
は空気中の酸素の影響による酸化物(ナチユラル
オキサイド)の形成など、経時的に外部影響によ
る不良導体皮膜が形成されるようになる。この不
良導体皮膜は中電流用スイツチでは電流によつて
破壊でき、接触片の摩擦によつて除去できなくと
もそう問題を生じることはないが、DIPスイツチ
などのようにμAオーダの微小電流を扱うもので
は導通不良等の性能低下をきたすようになる。そ
こで従来はこれを防ぐために橋部、接触片の必要
部品にロジユームメツキ、金メツキのような化学
的に安定な貴金属のメツキを施していた。
は空気中の酸素の影響による酸化物(ナチユラル
オキサイド)の形成など、経時的に外部影響によ
る不良導体皮膜が形成されるようになる。この不
良導体皮膜は中電流用スイツチでは電流によつて
破壊でき、接触片の摩擦によつて除去できなくと
もそう問題を生じることはないが、DIPスイツチ
などのようにμAオーダの微小電流を扱うもので
は導通不良等の性能低下をきたすようになる。そ
こで従来はこれを防ぐために橋部、接触片の必要
部品にロジユームメツキ、金メツキのような化学
的に安定な貴金属のメツキを施していた。
また、先端を接点とし凹溝に相応する幅で先端
部が基台上に突出状となる大きさの円弧状かつ二
双状の弾性接点板を嵌装してなるスライド式スイ
ツチが知られている(実公昭38−5619号公報)。
しかしながら、このスライド式スイツチでは、弾
性接点板の二双状の先端部が弾力をもつて相互に
内側に寄せられるので、スライド板の接点とは面
接触となり、高い接触圧を得るには構造上限界が
あり、フラツクス等の導通阻害物の付着を招きや
すく、DIPスイツチなどのようなμAオーダの微
小電流を扱うものでは導体不良等の性能低下をき
たすようになり、叙上のスイツチと同様の難点が
ある。
部が基台上に突出状となる大きさの円弧状かつ二
双状の弾性接点板を嵌装してなるスライド式スイ
ツチが知られている(実公昭38−5619号公報)。
しかしながら、このスライド式スイツチでは、弾
性接点板の二双状の先端部が弾力をもつて相互に
内側に寄せられるので、スライド板の接点とは面
接触となり、高い接触圧を得るには構造上限界が
あり、フラツクス等の導通阻害物の付着を招きや
すく、DIPスイツチなどのようなμAオーダの微
小電流を扱うものでは導体不良等の性能低下をき
たすようになり、叙上のスイツチと同様の難点が
ある。
本考案はかかる従来の難点に鑑みなされたもの
で、その目的は金属の有する弾性を利用し簡単な
構造で高い接触圧を有し確実な電流開閉を行なえ
るスライド式スイツチを提供することにある。
で、その目的は金属の有する弾性を利用し簡単な
構造で高い接触圧を有し確実な電流開閉を行なえ
るスライド式スイツチを提供することにある。
この目的を達成するため本考案のスライド式ス
イツチは、相対する端子の橋部を絶縁基台に形成
された空隙に露出し、これら橋部に当接する導体
可動接触片を摺動してスイツチ動作を行なうスラ
イド式スイツチにおいて、壁によつて形成された
溝を有するスライド部材を前記空隙に摺動自在に
設け、前記導体可動接触片は矩形の導体金属板を
弓形に折曲して形成されると共に、摺動方向から
見て断面が弓形を呈するように頂部が前記スライ
ド部材の壁に当接して前記スライド部材の溝に圧
入されて前記摺動方向に延びる端部が互に離反す
る方向に前記橋部に弾発的に当接されている。
イツチは、相対する端子の橋部を絶縁基台に形成
された空隙に露出し、これら橋部に当接する導体
可動接触片を摺動してスイツチ動作を行なうスラ
イド式スイツチにおいて、壁によつて形成された
溝を有するスライド部材を前記空隙に摺動自在に
設け、前記導体可動接触片は矩形の導体金属板を
弓形に折曲して形成されると共に、摺動方向から
見て断面が弓形を呈するように頂部が前記スライ
ド部材の壁に当接して前記スライド部材の溝に圧
入されて前記摺動方向に延びる端部が互に離反す
る方向に前記橋部に弾発的に当接されている。
以下、本考案のスライド式スイツチを図面に基
づき実施例について説明する。
づき実施例について説明する。
本考案のスライド式スイツチは、第2図a,b
に示すように、相対する端子4a,4bの橋部4
a′,4b′を突設した絶縁基台5と、これに被嵌し
たカバー6とで形成される空隙7に導体可動接触
片8を配設したものである。
に示すように、相対する端子4a,4bの橋部4
a′,4b′を突設した絶縁基台5と、これに被嵌し
たカバー6とで形成される空隙7に導体可動接触
片8を配設したものである。
導体可動接触片8は矩形の導体金属板を弓形に
折曲して形成されており、スライド部材9の溝1
0に嵌入して装着し、矢印11で示される摺動方
向から見て弓形の断面を呈するように頂部がスラ
イド部材9の溝10の壁に当接しスライド部材9
の溝10に圧入されて絶縁基台5に配設されてい
る。そしてその端部12が端子4a,4bの橋部
4a′,4b′の上面4a″,4b″に当接されている。
折曲して形成されており、スライド部材9の溝1
0に嵌入して装着し、矢印11で示される摺動方
向から見て弓形の断面を呈するように頂部がスラ
イド部材9の溝10の壁に当接しスライド部材9
の溝10に圧入されて絶縁基台5に配設されてい
る。そしてその端部12が端子4a,4bの橋部
4a′,4b′の上面4a″,4b″に当接されている。
接触片8はスライド部材9に装着された状態で
端部12がスライド部材9の下端13よりも突出
し、かつ端部12とスライド部材9の上端14と
の距離1が空隙7の上下方向の距離L1よりも長
くなつている。また、スライド部材9の側部15
は上下方向の長さが距離L1よりも僅かに短かく
なつている。従つて、接触片8をスライド部材9
に装着して空隙7に圧入することによつて接触片
8の端部12は橋部4a′,4b′の上面4a″,4
b″に弾発的に互いに離反する方向に当接されてい
る。そしてスライド部材9のノブ(つまみ)16
を矢印11の方向にスライドさせることによつて
カバー6の内面6′にガイドされて、橋部の上面
4a″,4b″の構成する面上を摺動する。
端部12がスライド部材9の下端13よりも突出
し、かつ端部12とスライド部材9の上端14と
の距離1が空隙7の上下方向の距離L1よりも長
くなつている。また、スライド部材9の側部15
は上下方向の長さが距離L1よりも僅かに短かく
なつている。従つて、接触片8をスライド部材9
に装着して空隙7に圧入することによつて接触片
8の端部12は橋部4a′,4b′の上面4a″,4
b″に弾発的に互いに離反する方向に当接されてい
る。そしてスライド部材9のノブ(つまみ)16
を矢印11の方向にスライドさせることによつて
カバー6の内面6′にガイドされて、橋部の上面
4a″,4b″の構成する面上を摺動する。
なお、ここで接触片8は金属板を弓形に折曲し
て形成されているので、橋部上面4a″,4b″に当
接する端部12はそのエツジで当接して食込み式
の良好な接触状態を作り出すが、端部12を裁断
によつてナイフエツジ形状にすれば更に好まし
い。
て形成されているので、橋部上面4a″,4b″に当
接する端部12はそのエツジで当接して食込み式
の良好な接触状態を作り出すが、端部12を裁断
によつてナイフエツジ形状にすれば更に好まし
い。
次に、本考案のスライド式スイツチの動作につ
いて説明する。
いて説明する。
第2図a,bの場合は、接触片8が端子4aの
橋部上面4a″と接触しておらず、端子4a,4b
間は非導通状態(OFF)となつている。次に、
ノブ16を左にスライドして接触片8を左に摺動
させると接触片8の端部12は橋部上面4a″上に
来て接触し、端子4a,4b間は導通状態
(ON)となる。
橋部上面4a″と接触しておらず、端子4a,4b
間は非導通状態(OFF)となつている。次に、
ノブ16を左にスライドして接触片8を左に摺動
させると接触片8の端部12は橋部上面4a″上に
来て接触し、端子4a,4b間は導通状態
(ON)となる。
なお、第2図aに示すようにOFFからON動作
に移行する際に、接触片8の端部12は橋部4
b′の上面4b″に接触しているから、距離1>距
離L1であつても端部12は橋部4a′の上面4a″を
摺動できる。さらにこの動作を確実にするため
に、第1図に示すように橋部4a′,4b′間に絶縁
基台5の樹脂を上面4a″,4b″と同一平面にして
形成してもよい。
に移行する際に、接触片8の端部12は橋部4
b′の上面4b″に接触しているから、距離1>距
離L1であつても端部12は橋部4a′の上面4a″を
摺動できる。さらにこの動作を確実にするため
に、第1図に示すように橋部4a′,4b′間に絶縁
基台5の樹脂を上面4a″,4b″と同一平面にして
形成してもよい。
以上のようにして端子4a,4b間の電気的開
閉は行なわれるが、これによれば接触片端部12
は互いに離反する方向に橋部上面4a″,4b″に弾
発的に当接され高い接触圧が付与された状態で摺
動され、また食込み式に端子橋部上面4a″,4
b″と接触するので、フラツクス等の付着物ばかり
でなく酸化皮膜などの導通阻害物も容易に除去で
きる。
閉は行なわれるが、これによれば接触片端部12
は互いに離反する方向に橋部上面4a″,4b″に弾
発的に当接され高い接触圧が付与された状態で摺
動され、また食込み式に端子橋部上面4a″,4
b″と接触するので、フラツクス等の付着物ばかり
でなく酸化皮膜などの導通阻害物も容易に除去で
きる。
第3図a,bは、本考案のスライド式スイツチ
の他の実施例を示したもので、導体可動接触片1
7は矩形の導体金属板を一方の端部近傍17aを
残して弓形に折曲して形成されている。そしてス
ライド部材18に設けられた溝19に嵌入し該部
材18に装着して、矢印20で示される摺動方向
から見て弓形の断面を呈するように絶縁基台21
に配設されており、接触片17の端部22は端子
23a,23bの橋部23a′,23b′に取着され
たL字型固定接片24a,24bの突片側面24
a′,24b′に当接している。
の他の実施例を示したもので、導体可動接触片1
7は矩形の導体金属板を一方の端部近傍17aを
残して弓形に折曲して形成されている。そしてス
ライド部材18に設けられた溝19に嵌入し該部
材18に装着して、矢印20で示される摺動方向
から見て弓形の断面を呈するように絶縁基台21
に配設されており、接触片17の端部22は端子
23a,23bの橋部23a′,23b′に取着され
たL字型固定接片24a,24bの突片側面24
a′,24b′に当接している。
接触片17はスライド部材18に装着された状
態でスライド部材18の溝19の樹脂壁25に接
する弓形頂部17bと端部22先端との2が樹
脂壁25と固定接片24a,24bの突片側面2
4a′,24b′との距離L2よりも長くなつている。
従つて、スライド部材18に装着して絶縁基台2
1の空隙2bの樹脂壁25と突片側面24a′,2
4b′との間に圧入された接触片17は端部22が
突片側面24a′,24b′に弾発的に互いに離反す
る方向に当接されている。そしてスライド部材1
8のノブ27を矢印20の方向にスライドさせる
ことによつてカバー28の内面28′にガイドさ
れて、突片側面24a′,24b′の構成する面上を
摺動する。
態でスライド部材18の溝19の樹脂壁25に接
する弓形頂部17bと端部22先端との2が樹
脂壁25と固定接片24a,24bの突片側面2
4a′,24b′との距離L2よりも長くなつている。
従つて、スライド部材18に装着して絶縁基台2
1の空隙2bの樹脂壁25と突片側面24a′,2
4b′との間に圧入された接触片17は端部22が
突片側面24a′,24b′に弾発的に互いに離反す
る方向に当接されている。そしてスライド部材1
8のノブ27を矢印20の方向にスライドさせる
ことによつてカバー28の内面28′にガイドさ
れて、突片側面24a′,24b′の構成する面上を
摺動する。
次に、動作について説明すると、第3図a,b
では、接触片17は固定接片24a,24bの突
片側面24a′,24b′に接触しており、端子23
a,23b間は導通状態(ON)になつている。
次に、ノブ27を左方にスライドして接触片17
を左に摺動させると接触片17の端部22は固定
接片24bの突片側面24b′から離れ端子23
a,23b間は非導通状態(OFF)となる。
では、接触片17は固定接片24a,24bの突
片側面24a′,24b′に接触しており、端子23
a,23b間は導通状態(ON)になつている。
次に、ノブ27を左方にスライドして接触片17
を左に摺動させると接触片17の端部22は固定
接片24bの突片側面24b′から離れ端子23
a,23b間は非導通状態(OFF)となる。
この実施例のスイツチにおいても、接触片端部
22には高い接触圧が付与され食込み式に接触す
るので、導通阻害物を容易に除去できる。
22には高い接触圧が付与され食込み式に接触す
るので、導通阻害物を容易に除去できる。
なお、以上の例ではノブ27によりスライド部
材18を左右にスライドするが、トグル(挺子)
によつてスライド部材18を左右に摺動させるこ
ともできる。
材18を左右にスライドするが、トグル(挺子)
によつてスライド部材18を左右に摺動させるこ
ともできる。
以上の実施例からも明らかなように、本考案の
スライド式スイツチによれば、導体可動接触片を
矩形の導体金属板を弓形に折曲して形成すると共
に、摺動方向から見て断面が弓形を呈するように
空域に圧入して摺動方向に延びる端部を互いに離
反する方向に橋部に弾発的に当接させエツジで食
込み式の接触状態を作り出していることにより、
高い接触圧を持たせることができ、フラツクス等
の付着物ばかりではく酸化皮膜などの導通阻害物
が存在しても接触時の摩擦によつて容易に除去で
き良好な導通が行なえ、また構造が簡単なので繰
返しの使用に耐えて性能低下をきたすことがな
い。その結果、DIPスイツチなどのようにμAオ
ーダの微小電流を扱うスイツチにも適用でき、さ
らにスイツチを丸ごと水洗することもできる。
スライド式スイツチによれば、導体可動接触片を
矩形の導体金属板を弓形に折曲して形成すると共
に、摺動方向から見て断面が弓形を呈するように
空域に圧入して摺動方向に延びる端部を互いに離
反する方向に橋部に弾発的に当接させエツジで食
込み式の接触状態を作り出していることにより、
高い接触圧を持たせることができ、フラツクス等
の付着物ばかりではく酸化皮膜などの導通阻害物
が存在しても接触時の摩擦によつて容易に除去で
き良好な導通が行なえ、また構造が簡単なので繰
返しの使用に耐えて性能低下をきたすことがな
い。その結果、DIPスイツチなどのようにμAオ
ーダの微小電流を扱うスイツチにも適用でき、さ
らにスイツチを丸ごと水洗することもできる。
第1図はスライド式スイツチの模式図、第2図
a,bはそれぞれ本考案のスライド式スイツチの
正面および左方から見た断面図、第3図a,bは
それぞれ他の実施例のスライド式スイツチの正面
および左方から見た断面図である。 4a,4b,23a,23b……相対する端
子、4a′,4b′,23a′,23b′……橋部、5,
21……絶縁基台、7,26……空隙、8,17
……導体可動接触片、12,22……端部、9,
18……スライド部材、10,19……溝。
a,bはそれぞれ本考案のスライド式スイツチの
正面および左方から見た断面図、第3図a,bは
それぞれ他の実施例のスライド式スイツチの正面
および左方から見た断面図である。 4a,4b,23a,23b……相対する端
子、4a′,4b′,23a′,23b′……橋部、5,
21……絶縁基台、7,26……空隙、8,17
……導体可動接触片、12,22……端部、9,
18……スライド部材、10,19……溝。
Claims (1)
- 相対する端子の橋部を絶縁基台に形成された空
隙に露出し、これら橋部に当接する導体可動接触
片を摺動してスイツチ動作を行なうスライド式ス
イツチにおいて、壁によつて形成された溝を有す
るスライド部材を前記空隙に摺動自在に設け、前
記導体可動接触片は矩形の導体金属板を弓形に折
曲して形成されると共に、摺動方向から見て断面
が弓形を呈するように頂部が前記スライド部材の
壁に当接して前記スライド部材の溝に圧入されて
前記摺動方向に延びる端部が互に離反する方向に
前記橋部に弾発的に当接されていることを特徴と
するスライド式スイツチ。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266582U JPS58115029U (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | スライド式スイツチ |
US06/371,227 US4403127A (en) | 1981-05-14 | 1982-04-23 | Toggle switch having pressure contact |
GB08212246A GB2101405B (en) | 1981-05-14 | 1982-04-28 | Electrical switches |
CA000401858A CA1201148A (en) | 1981-05-14 | 1982-04-28 | Switch |
DE8282104006T DE3275251D1 (en) | 1981-05-14 | 1982-05-07 | Simplified electric switch construction |
EP82104006A EP0068118B1 (en) | 1981-05-14 | 1982-05-07 | Simplified electric switch construction |
SG716/85A SG71685G (en) | 1981-05-14 | 1985-09-28 | Switch |
KR2019880018561U KR890000523Y1 (ko) | 1981-05-14 | 1988-11-15 | 스위치 |
HK1055/88A HK105588A (en) | 1981-05-14 | 1988-12-29 | Switch |
HK161/91A HK16191A (en) | 1981-05-14 | 1991-03-07 | Switch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1266582U JPS58115029U (ja) | 1982-02-01 | 1982-02-01 | スライド式スイツチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58115029U JPS58115029U (ja) | 1983-08-05 |
JPH0229635Y2 true JPH0229635Y2 (ja) | 1990-08-09 |
Family
ID=30025222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1266582U Granted JPS58115029U (ja) | 1981-05-14 | 1982-02-01 | スライド式スイツチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58115029U (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5625127Y2 (ja) * | 1975-12-09 | 1981-06-13 |
-
1982
- 1982-02-01 JP JP1266582U patent/JPS58115029U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58115029U (ja) | 1983-08-05 |
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