JPH02993Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH02993Y2 JPH02993Y2 JP1982169668U JP16966882U JPH02993Y2 JP H02993 Y2 JPH02993 Y2 JP H02993Y2 JP 1982169668 U JP1982169668 U JP 1982169668U JP 16966882 U JP16966882 U JP 16966882U JP H02993 Y2 JPH02993 Y2 JP H02993Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable
- movable contact
- piece
- operating member
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 考案の分野
本考案は開閉装置、特に操作部材の往復動に応
じて接点を開閉動作させる開閉装置に関する。
じて接点を開閉動作させる開閉装置に関する。
(ロ) 従来技術とその問題点
従来、この種の開閉装置としては、第1図、第
2図に示すように、ケース1に設けた固定端子3
3の上端に可動接触片30を係合し、いまひとつ
の固定端子35に設けた固定接点36を可動接点
32と対向設置し、かつ操作部材20に保持した
摺動部材23の下端を可動接触片30上に押圧接
触せしめたものである。操作部材20はピン24
を中心に回動自在であり、摺動部材23は筒部2
1に圧縮ばね22を介して弾性的に保持されてい
る。
2図に示すように、ケース1に設けた固定端子3
3の上端に可動接触片30を係合し、いまひとつ
の固定端子35に設けた固定接点36を可動接点
32と対向設置し、かつ操作部材20に保持した
摺動部材23の下端を可動接触片30上に押圧接
触せしめたものである。操作部材20はピン24
を中心に回動自在であり、摺動部材23は筒部2
1に圧縮ばね22を介して弾性的に保持されてい
る。
以上の構成において、第1図に示すように、操
作部材20が反時計回り方向に回動すると、摺動
部材23が可動接触片30の係合点34より右方
を押圧し、可動接触片30が係合点34を中心と
して時計回り方向に回動し、可動接点32が固定
接点36を閉成する。逆に、第2図に示すよう
に、操作部材20が時計回り方向に回動すると、
摺動部材23が係合点34より左方を押圧し、可
動接触片30が係合点34を中心として反時計回
り方向に回動し、可動接点32が固定接点36か
ら開離する。
作部材20が反時計回り方向に回動すると、摺動
部材23が可動接触片30の係合点34より右方
を押圧し、可動接触片30が係合点34を中心と
して時計回り方向に回動し、可動接点32が固定
接点36を閉成する。逆に、第2図に示すよう
に、操作部材20が時計回り方向に回動すると、
摺動部材23が係合点34より左方を押圧し、可
動接触片30が係合点34を中心として反時計回
り方向に回動し、可動接点32が固定接点36か
ら開離する。
しかしながら、このものでは、摺動部材23の
往復動に連動して可動接触片30が固定端子33
の係合点34上を摺動及び回動するために係合点
が摩耗劣化し、この係合点34は接触片30と固
定端子33との電気的な導通部を形成するため、
接触不良、異常発熱等の不具合を招来する。
往復動に連動して可動接触片30が固定端子33
の係合点34上を摺動及び回動するために係合点
が摩耗劣化し、この係合点34は接触片30と固
定端子33との電気的な導通部を形成するため、
接触不良、異常発熱等の不具合を招来する。
(ハ) 考案の目的
そこで、本考案の目的は、可動接触片の回動支
持部と固定端子との電気的な導通部とを分離する
ことにより、上述の接触不良、異常発熱等の不具
合を除去した開閉装置を提供することにある。
持部と固定端子との電気的な導通部とを分離する
ことにより、上述の接触不良、異常発熱等の不具
合を除去した開閉装置を提供することにある。
(ニ) 考案の構成と効果
以上の目的を達成するため、本考案に係る開閉
装置は、弾性材からなり、先端に可動接点を備
え、後端を固定端子に固着するとともに、少なく
とも中央に切欠き部を有する可動接触片と、先端
を上記可動接触片の先端に固着し、後端を上記切
欠き部を介してケースに設けた小突起上に摺動か
つ回動自在に係合させた可動片と、上記可動接点
と対向する固定接点と、往復動可能な操作部材
と、この操作部材に保持されて上記可動片の後端
に弾性的に圧接し、操作部材の往復動に連動して
上記小突起への係合部を中心として可動片上を押
圧摺動する摺動部材とを備えたことを特徴とす
る。
装置は、弾性材からなり、先端に可動接点を備
え、後端を固定端子に固着するとともに、少なく
とも中央に切欠き部を有する可動接触片と、先端
を上記可動接触片の先端に固着し、後端を上記切
欠き部を介してケースに設けた小突起上に摺動か
つ回動自在に係合させた可動片と、上記可動接点
と対向する固定接点と、往復動可能な操作部材
と、この操作部材に保持されて上記可動片の後端
に弾性的に圧接し、操作部材の往復動に連動して
上記小突起への係合部を中心として可動片上を押
圧摺動する摺動部材とを備えたことを特徴とす
る。
即ち、可動接触片は固定端子に直接固着して電
気的な導通を図られ、回動の支点部を別途設けた
可動片と小突起とで形成されるため、回動支点部
の摩耗劣化に起因する接触不良、異常発熱等の不
具合を生じることがない。特に、小突起をケース
と一体に樹脂成形すれば、部品点数や組立工数が
減少する。
気的な導通を図られ、回動の支点部を別途設けた
可動片と小突起とで形成されるため、回動支点部
の摩耗劣化に起因する接触不良、異常発熱等の不
具合を生じることがない。特に、小突起をケース
と一体に樹脂成形すれば、部品点数や組立工数が
減少する。
(ホ) 実施例の説明
以下、第3図ないし第5図を参照して本考案に
係る開閉装置の一実施例を説明する。
係る開閉装置の一実施例を説明する。
可動接触片10は弾性材からなり、後端はケー
ス1に圧入固定した固定端子15にリベツト止め
され、両者の機械的、電気的結合が図られてい
る。可動片16は剛性を有する金属材からなり、
後端折曲部はケース1と一体に樹脂成形した円錐
状の小突起2上に摺動かつ回動自在に係合され、
第4図中反時計回り方向の回動は後端折曲部が台
部3に当接することにより位置決めされる。一
方、上記可動接触片10の中央部長手方向には切
欠き部11が形成されており、可動片16はこの
切欠き部11に位置し、両者の先端は可動接点1
2をかしめることにより結合されている。いまひ
とつの固定端子17はケース1に圧入固定され、
その固定接点18は可動接点12に対向してい
る。また、この接点部は第3図に示すように並設
した2極構成とされている。
ス1に圧入固定した固定端子15にリベツト止め
され、両者の機械的、電気的結合が図られてい
る。可動片16は剛性を有する金属材からなり、
後端折曲部はケース1と一体に樹脂成形した円錐
状の小突起2上に摺動かつ回動自在に係合され、
第4図中反時計回り方向の回動は後端折曲部が台
部3に当接することにより位置決めされる。一
方、上記可動接触片10の中央部長手方向には切
欠き部11が形成されており、可動片16はこの
切欠き部11に位置し、両者の先端は可動接点1
2をかしめることにより結合されている。いまひ
とつの固定端子17はケース1に圧入固定され、
その固定接点18は可動接点12に対向してい
る。また、この接点部は第3図に示すように並設
した2極構成とされている。
一方、操作部材20、摺動部材23は上記第1
図、第2図に示した従来と同様のもので、操作部
材20の内部には照光用ランプ25が収納され、
図示しないピンを中心に回動自在であり、この回
動は下面両角部がケース1の隔壁4上に当接する
ことにより規制される。摺動部材23は筒部21
に進退自在に取付けられ、圧縮ばね22にて上記
可動片16上に弾性的に圧接し、操作部材20の
回動に連動して可動片16上を左右に摺動自在で
ある。
図、第2図に示した従来と同様のもので、操作部
材20の内部には照光用ランプ25が収納され、
図示しないピンを中心に回動自在であり、この回
動は下面両角部がケース1の隔壁4上に当接する
ことにより規制される。摺動部材23は筒部21
に進退自在に取付けられ、圧縮ばね22にて上記
可動片16上に弾性的に圧接し、操作部材20の
回動に連動して可動片16上を左右に摺動自在で
ある。
以上の構成において、操作部材20が第4図に
示すように時計回り方向に回動しているとき、摺
動部材23の先端は可動片16の後端折曲部を押
圧し、可動片16は可動接触片10とともに上方
に回動し、可動接点12は固定接点18から開離
する。逆に、操作部材20が第5図に示すように
反時計回り方向に回動しているとき、摺動部材2
3の先端は可動片16上を右方に摺動し、これに
応じて可動片16は小突起2上を左方に若干摺動
しつつ可動接触片10とともに下方に回動し、可
動接点12が固定接点18に接触する。
示すように時計回り方向に回動しているとき、摺
動部材23の先端は可動片16の後端折曲部を押
圧し、可動片16は可動接触片10とともに上方
に回動し、可動接点12は固定接点18から開離
する。逆に、操作部材20が第5図に示すように
反時計回り方向に回動しているとき、摺動部材2
3の先端は可動片16上を右方に摺動し、これに
応じて可動片16は小突起2上を左方に若干摺動
しつつ可動接触片10とともに下方に回動し、可
動接点12が固定接点18に接触する。
即ち、摺動部材23の先端は操作部材20の回
動に連動して可動片16上を小突起2を中心とし
て左右に摺動し、可動片16を可動接触片10と
ともに回動させる。このとき、可動片16は小突
起2上を支点としてかつ左右に摺動しつつ回動
し、可動接触片10と固定端子15との電気的な
接続は直接リベツトを介して図られているため、
この支点部での摩耗劣化等は端子15,17間の
電気的な導通に何ら悪影響を及ぼさない。
動に連動して可動片16上を小突起2を中心とし
て左右に摺動し、可動片16を可動接触片10と
ともに回動させる。このとき、可動片16は小突
起2上を支点としてかつ左右に摺動しつつ回動
し、可動接触片10と固定端子15との電気的な
接続は直接リベツトを介して図られているため、
この支点部での摩耗劣化等は端子15,17間の
電気的な導通に何ら悪影響を及ぼさない。
なお、本発明に係る開閉装置は上記実施例に限
定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変更できる。例えば、操作部材20は回動でな
く、スライド移動でもよく、摺動部材23が可動
片16上を押圧摺動可能であればよい。また、可
動接触片10と可動片16の結合は可動接点12
のかしめによらず、他の手段であつてもよい。
定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に
変更できる。例えば、操作部材20は回動でな
く、スライド移動でもよく、摺動部材23が可動
片16上を押圧摺動可能であればよい。また、可
動接触片10と可動片16の結合は可動接点12
のかしめによらず、他の手段であつてもよい。
第1図、第2図は従来の開閉装置を示す断面図
である。第3図以下は本考案に係る開閉装置の一
実施例を示し、第3図は操作部材を取外した状態
の平面図、第4図、第5図は垂直線断面図であ
る。 1……ケース、2……小突起、10……可動接
触片、11……切欠き部、12……可動接点、1
5……固定端子、16……可動片、17……固定
端子、18……固定接点、20……操作部材、2
2……圧縮ばね、23……摺動部材。
である。第3図以下は本考案に係る開閉装置の一
実施例を示し、第3図は操作部材を取外した状態
の平面図、第4図、第5図は垂直線断面図であ
る。 1……ケース、2……小突起、10……可動接
触片、11……切欠き部、12……可動接点、1
5……固定端子、16……可動片、17……固定
端子、18……固定接点、20……操作部材、2
2……圧縮ばね、23……摺動部材。
Claims (1)
- 弾性材からなり、先端に可動接点を備え、後端
を固定端子に固着するとともに、少なくとも中央
に切欠き部を有する可動接触片と、先端を上記可
動接触片の先端に固着し、後端を上記切欠き部を
介してケースに設けた小突起上に摺動かつ回動自
在に係合させた可動片と、上記可動接点と対向す
る固定接点と、往復動可能な操作部材と、この操
作部材に保持されて上記可動片の後端に弾性的に
圧接し、操作部材の往復動に連動して上記小突起
への係合部を中心として可動片上を押圧摺動する
摺動部材とを備えたことを特徴とする開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16966882U JPS5972633U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16966882U JPS5972633U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5972633U JPS5972633U (ja) | 1984-05-17 |
JPH02993Y2 true JPH02993Y2 (ja) | 1990-01-11 |
Family
ID=30370610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16966882U Granted JPS5972633U (ja) | 1982-11-08 | 1982-11-08 | 開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5972633U (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5012271U (ja) * | 1973-05-29 | 1975-02-07 | ||
JPS6321078Y2 (ja) * | 1980-03-24 | 1988-06-10 |
-
1982
- 1982-11-08 JP JP16966882U patent/JPS5972633U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5972633U (ja) | 1984-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3983355A (en) | Switching apparatus | |
US5570778A (en) | Electrical rocker switch | |
US4035596A (en) | Electrical switch construction | |
US4924047A (en) | Seesaw switch | |
US5283406A (en) | Switch with moveable carrier and moveable contacts attached thereto | |
US4055736A (en) | Push switch | |
US2941047A (en) | Electric switch | |
US20050224330A1 (en) | Push-button switch with improved movable contact | |
JPH02993Y2 (ja) | ||
US3062932A (en) | Switch and parts thereof | |
JP3820680B2 (ja) | プッシュスイッチ及びその組立て方法 | |
US3182161A (en) | Handle quieting action for a. c. switches | |
US3867604A (en) | Electric switch toggle assembly | |
KR0152293B1 (ko) | 푸시버튼 스위치 | |
US5471024A (en) | Electric switch having improved attachment of movable contact to contact carrier | |
US20050150749A1 (en) | Combined control electrical switch | |
US2809260A (en) | Electric circuit controller | |
US2033591A (en) | Switch | |
US1801297A (en) | Switch | |
JPS5824349Y2 (ja) | スイッチ機構 | |
KR100298507B1 (ko) | 스위치 | |
US2313291A (en) | Circuit controller | |
JPH0713132Y2 (ja) | プッシュスイッチ | |
JP4044395B2 (ja) | 押釦スイッチ | |
JPS6222029Y2 (ja) |