JPH0218502Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0218502Y2
JPH0218502Y2 JP1983084120U JP8412083U JPH0218502Y2 JP H0218502 Y2 JPH0218502 Y2 JP H0218502Y2 JP 1983084120 U JP1983084120 U JP 1983084120U JP 8412083 U JP8412083 U JP 8412083U JP H0218502 Y2 JPH0218502 Y2 JP H0218502Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
plunger
contact
movable contact
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983084120U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59188637U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8412083U priority Critical patent/JPS59188637U/ja
Publication of JPS59188637U publication Critical patent/JPS59188637U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0218502Y2 publication Critical patent/JPH0218502Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプランジヤの往復移動により作動され
る第1のスイツチ及び摺動形の第2のスイツチを
併設してなるプランジヤスイツチ装置に関する。
従来、ブレーキペダルの踏込みにより作動され
る対向接点式のストツプスイツチと摺動接点式の
オートドライブ解除用スイツチとを併せて有する
プランジヤスイツチ装置が供されているが、両ス
イツチの可動コンタクトはスペースの都合で比較
的近接状態を呈している。そして、オートドライ
ブ解除用スイツチは摺動接点式であるから、その
オン・オフ作動時に発生するアークにより生じた
炭化物が固定コンタクトにより削られて可動コン
タクトの表面に付着するようになつたり、絶縁部
材の表面に広がつて付着したりするから、付着し
た炭化物の導電性によりオートドライブ解除用ス
イツチ自身のオフ時の絶縁性が劣化したり或いは
オートドライブ解除用スイツチの可動コンタクト
と、これに近接するストツプスイツチの可動コン
タクトが導通して両回路が電気的導通した状態と
なつて誤動作を生じたり、炭化物自体の絶縁性に
よつてオートドライブ解除用スイツチがオン作動
時に接触不良となる等の種々な不具合があつた。
本考案は上記した事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、摺動接点形の第2のスイツチ
に生ずる炭化物で、第2のスイツチ自身が絶縁劣
化や接触不良となることを防止できるとともに第
1のスイツチと第2のスイツチの両回路が電気的
に導通するようなことを確実に防止できるように
したプランジヤスイツチ装置を提供するにある。
以下本考案の一実施例について図面を参照しな
がら説明する。1は金属製の筒状シヤフト2の一
端部に金属製の円筒容器状のケース3をかしめ固
着してなるケースコンプリートで、筒状シヤフト
2の内周部に絶縁材製の筒状をなすプランジヤ4
が往復移動可能に支持されている。5,6は夫々
絶縁材で成形されたインシユレータで、互いの開
放端面を突合せた状態でケース3内にかしめ固着
され、これらインシユレータ5,6によりスイツ
チケース7が構成されている。8,8はプランジ
ヤ4を挾んでスイツチケース7内に対向配置され
た一対の対向接点式の固定コンタクトで、これら
は外周部がインシユレータ5,6間に挾持されて
いるとともに端子部8a,8aがインシユレータ
6の端板6aに設けたスリツト孔6bを貫通して
いる。9は固定コンタクト8,8と協働して対向
接点式の第1のスイツチ10を構成する可動コン
タクトで、スイツチケース7内に移動可能に配設
されており、圧縮コイルばね11によつて常に矢
印A方向に付勢されている。そして、プランジヤ
4の一端部が該可動コンタクト9の中央部に設け
た貫通孔9aに挿通されている。12,12はプ
ランジヤ4を挾んでスイツチケース7内に対向配
置されるとともに固定コンタクト8,8の相互間
に位置された一対の摺動接点式の固定コンタクト
で、これらは先端に接触部12a,12aを有す
るとともに基部の端子部12b,12bがインシ
ユレータ6の端板6aに設けたスリツト孔6cを
貫通している。13はプランジヤ4の径大な段部
14の外周部に装着された筒状の可動コンタクト
で、これは固定コンタクト12,12と協働して
摺動接点形の第2のスイツチ15を構成してい
る。16は絶縁部材としてのブツシユで、これは
プランジヤ4の先端側より挿入されてその内周部
に突設した爪部16aをプランジヤ4外周の溝4
aに係合させることにより可動コンタクト13を
プランジヤ4に位置決め固定しており、このブツ
シユ16の外径は可動コンタクト13と略同径に
設定されており、このブツシユ16の外周部に2
条の溝部17,17が設けられている。これら溝
部17,17は、前記プランジヤ4の移動方向と
略直交する方向であるブツシユ16の周方向に延
びて形成されている。18はインシユレータ5と
プランジヤ4の内周の段部4bとの間に配設した
圧縮コイルばねで、これによりプランジヤ4は常
に矢印B方向に付勢されている。19はインシユ
レータ6の端板6aの外側板において端子部8
a,8a及び12b,12bにカシメ及び半田付
にて接続されたターミナルで、これらにリード線
20が夫々接続されている。尚、第1のスイツチ
10はストツプスイツチとして用いられ、第2の
スイツチ15はオートドライブ解除用スイツチと
して用いられる。
次に上記構成の作用について説明する。即ち、
図示しないブレーキペダルが踏込まれていない通
常時にはプランジヤ4が圧縮コイルばね18に抗
して押込まれた第1図に示す状態を呈しており、
可動コンタクト9がプランジヤ16の端面により
押圧されて圧縮コイルばね11の弾発力に抗して
固定コンタクト8,8から離間された状態となつ
て第1のスイツチ10がオフ状態を呈し、可動コ
ンタクト14に固定コンタクト12,12が接触
して第2のスイツチ15がオン状態を呈する。こ
の状態からブレーキペダルが踏込まれると、踏込
みに応じて圧縮コイルばね18の弾発力でプラン
ジヤ4が矢印B方向に摺動されるから、可動コン
タクト9が圧縮コイルばね11の弾発力で矢印A
方向に移動されて固定コンタクト8,8に接触す
るようになつて第1のスイツチ10がオン状態を
呈し、同時に可動コンタクト13が矢印A方向に
移動されることにより、固定コンタクト12,1
2は可動コンタクト13及びブツシユ16の外周
面に対して相対的に摺動移動されて該ブツシユ1
6の外周部に接触した状態となり、第2のスイツ
チ15はオフ状態を呈する(第2図参照)。而し
て、可動コンタクト13が固定コンタクト12,
12に対して摺動移動されて第2のスイツチ15
がオン・オフ作動されると、アークによる炭化物
が生成するが、生成した炭化物は固定コンタクト
12,12によつて可動コンタクト13及びブツ
シユ16の各外周面から削り取られ、溝部17,
17内に削り取られた炭化物が貯えられる。従つ
て、炭化物が可動コンタクト13及びブツシユ1
6の各外周面に厚く付着することが防止され、ま
た、生成された炭化物が可動コンタクト9が当接
するブツシユ16の端面に迄付着するようなこと
もない。
このように本実施例によれば、摺動接点式の第
2のスイツチ15で生じた炭化物が溝部17,1
7内に貯えられるから、第2のスイツチ15が繰
返し作動されても炭化物が可動コンタクト13及
びブツシユ16の外周部に厚く付着することが防
止され、第2のスイツチ15のオン時の接触不良
及びオフ時の絶縁不良が確実に防止される。ま
た、溝部17の存在により第2のスイツチ15の
オフ時に可動コンタクト13及び固定コンタクト
12,12間の絶縁距離を長く取ることができ、
オフ時の絶縁が一層確実になる。更に、生成した
炭化物が周囲に広がらないから、第1のスイツチ
10及び第2のスイツチ15をスイツチケース6
内に収納した所謂複合式のスイツチにおいて両ス
イツチ回路間の絶縁も確保でき、誤動作を防止で
きる。
尚、第1のスイツチ10を摺動式のスイツチに
置き換えて実施することも可能であり、第1のス
イツチ10及び第2のスイツチ15上述の実施例
説明以外の用途に用いてもよい。
本考案は以上の説明から明らかなように、摺動
接点形の第2のスイツチに生ずる炭化物で第2の
スイツチ自身が絶縁劣化や接触不良になることを
防止できるとともに、第1のスイツチと第2のス
イツチの両回路が電気的に導通することを確実に
防止できるようにしたプランジヤスイツチ装置を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであり、第
1図は縦断面図、第2図は第1図と異なる作用状
態の縦断面図、第3図は要部の拡大断面図、第4
図は第1図の−線に沿う断面図、第5図は第
1図の方向から見た側面図である。 図面中、1はケースコンプリート、4はプラン
ジヤ、5及び6はインシユレータ、7はスイツチ
ケース、8は固定コンタクト、9は可動コンタク
ト、10は第1のスイツチ、13は可動コンタク
ト、15は第2のスイツチ、16はプツシユ(絶
縁部材)、17は溝部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スイツチケースにプランジヤを往復移動可能に
    設け、前記スイツチケースに第1のスイツチ及び
    摺動接点形の第2のスイツチの各固定コンタクト
    を設けるとともに前記プランジヤに前記第1及び
    第2のスイツチの各可動コンタクトを配置したも
    のにおいて、前記第1及び第2のスイツチの各可
    動コンタクト間に位置させて前記プランジヤにこ
    れら各可動コンタクト間を絶縁するように設けら
    れ且つ該プランジヤの移動により前記第2のスイ
    ツチがオフされた時に該第2のスイツチの固定コ
    ンタクトが外周部に摺接される絶縁部材と、この
    絶縁部材の外周部に設けられ前記プランジヤの移
    動方向と略直交する方向に延びる溝部とを具備し
    てなるプランジヤスイツチ装置。
JP8412083U 1983-06-01 1983-06-01 プランジヤスイツチ装置 Granted JPS59188637U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8412083U JPS59188637U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 プランジヤスイツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8412083U JPS59188637U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 プランジヤスイツチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59188637U JPS59188637U (ja) 1984-12-14
JPH0218502Y2 true JPH0218502Y2 (ja) 1990-05-23

Family

ID=30214075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8412083U Granted JPS59188637U (ja) 1983-06-01 1983-06-01 プランジヤスイツチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59188637U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5563925B2 (ja) * 2010-08-06 2014-07-30 パナソニック株式会社 スイッチ装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0134254Y2 (ja) * 1980-10-01 1989-10-18

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59188637U (ja) 1984-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3067588B2 (ja) ブレーカスイッチ
JPH0218502Y2 (ja)
US4055736A (en) Push switch
EP0011413A1 (en) Switch
KR920003203B1 (ko) 푸시버튼스위치
JPH0439609Y2 (ja)
JPH0229642Y2 (ja)
JPS6340827Y2 (ja)
US3979570A (en) Switching apparatus
JPH0411313Y2 (ja)
JPH0411312Y2 (ja)
JPH0218893Y2 (ja)
JPH0427059Y2 (ja)
JPH0236226Y2 (ja)
JPH0411314Y2 (ja)
JPH04192229A (ja) 摺動固定接触子
JP2571815Y2 (ja) 多方向傾動操作レバーの配線構造
JPH0538498Y2 (ja)
JPH0717117Y2 (ja) 電気式警音器
US3573407A (en) Switching
JPH0427060Y2 (ja)
JPH021787Y2 (ja)
JP3890753B2 (ja) スイッチ
JPH048588Y2 (ja)
US2600564A (en) Snap action device