JP3890753B2 - スイッチ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源スイッチ等に使用されるスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスイッチとして、図10及び図11に示す構成のものが存在する。このものは、ハウジングAと、ハウジングAに固着されて固定接点B1を設けた固定接点端子Bと、基端部C1及び先端部C2を有した板状に形成されるとともに、固定接点B1に接離する可動接点C3を設けた基端部C1がハウジングAに設けられた共通端子A1に先端部C2を支持されて回動自在に回動する接触子Cとを備えている。
【0003】
さらに詳しくは、接触子Cが基端部C1に貫通孔C11を設け、可動接点C3はその貫通孔C11に挿通されかしめられて接触子Cの基端部C1に固着される。そして、可動接点C3は共通端子A1に支持された接触子Cの回動によって固定接点B1に接離して、共通端子A1及び固定接点端子B間をスイッチングさせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来のスイッチでは、接触子Cが回動して共通端子A1及び固定接点端子B間をスイッチングできる。
【0005】
しかしながら、接触子Cから固定接点端子Bに流れる電流経路が可動接点C3及び固定接点B1間経路だけであって、接触子C及び固定接点端子B間の接触面積が狭く、大電流を通電したとき固定接点端子Bの温度が上昇して、通電する電流容量が制限されるという問題があった。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなしたもので、その目的とするところは、大電流を通電しても固定接点端子の温度上昇が小さく、通電電流容量を増加できるスイッチを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために、請求項1記載のものは、ハウジングAと、ハウジングAに固着されて固定接点21を設けた固定接点端子2と、基端部31及び先端部32を有した長尺板状に形成されるとともに、貫通孔33を設けた基端部31がハウジングAに設けられた共通端子A1に先端部32を支持されて回動自在に回動する接触子3と、接触子3の貫通孔33から導出されて固定接点21に接離する可動接点43を設けた一端部41が、他端部42を接触子3に支持されて弾性変位する板状の弾性ばね4とを備え、固定接点端子2は可動接点43を固定接点21に弾接した状態で接触子3に接触する接触片22が突設された構成にしてある。
【0008】
請求項2記載のものは、請求項1記載のものにおいて、前記可動接点43は前記接触子3の貫通孔33から導出された貴金属層43a、及びその貴金属層43aと接続した卑金属層43bからなる2層に形成された構成にしてある。
【0009】
請求項3記載のものは、請求項1又は請求項2記載のものにおいて、前記固定接点端子2は前記接触片22が前記接触子3の幅方向へ沿って接触するとともに、前記固定接点21に隣接して前記接触片22に対向した別の接触片23が突設された構成にしてある。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態を図1乃至図7に基づいて以下に説明する。
【0011】
ハウジングAは、図10に示す従来例と同一であって、絶縁性の樹脂により、底部A2及び箱形内部を有して略矩形状の有底箱形に形成され、2個の圧入孔が底部A2に、その底部A2から突出した第1突出壁A3及び第2突出壁A4がそれぞれ設けられる。そして、共通端子A1が共通片A11の両端から両方向へ突出した一方突出片A12、及び他方突出片A13を設けて2段に折曲形成され、一方突出片A12が圧入孔に圧入され底部A2に固着されて、他方突出片A13が箱形内部へ導出されて支持部を形成する。
【0012】
2は固定接点端子で、銅又は銅合金により、図4に示すように、一片2a及びその一片2aから正面略L字型に折曲された他片2bとで形成され、銀合金の貴金属からなる固定接点21が他片2bにかしめられて固着される。
【0013】
ここで、アール状に面取りされた接触面22aを端部に設けた接触片22が、他片2bから切り起こされて固定接点21に隣接した状態で一片2aから一体に突設される。そして、一片2aがハウジングAの圧入孔に圧入されて、固定接点21を箱形内部に露出した状態でハウジングAの底部A2に固着される。
【0014】
3は接触子で、銅又は銅合金により、図4に示すように、長尺板状に形成され、基端部31及び先端部32を有した一片3aと、その一片3aの先端部32から略U字型に折曲形成されて従来例と同一のU字型片3bとを有する。貫通孔33及び突所34が一片2aの基端部31及び先端部32側にそれぞれ設けられて、先端部32がハウジングAに設けられた共通端子A1に支持されて、基端部31が回動自在に回動する。
【0015】
4は弾性ばねで、弾性を有した銅合金により、図4に示すように、一端部41及び他端部42を有した長尺薄板状に形成され、可動接点43が一端部41に、かしめ孔44が他端部42にそれぞれ設けられる。そして、接触子3の突所34がかしめ孔44に挿通されかしめられることによって、一端部41が他端部42を接触子3に支持されて可動自在に弾性変位するとともに、可動接点43が接触子3の貫通孔33から導出される。
【0016】
ここで、可動接点43が貴金属層43a、及びその貴金属層43aと接続した卑金属層43bからなる2層で形成されて、貴金属層43aが銀合金で、卑金属層43bがコストの安価な銅であって、貴金属層43aが貫通孔33から導出される。
【0017】
カバーDは、図10に示す従来例と同一であって、絶縁性の樹脂により、底部を有して略矩形状の有底箱形に形成され、凹所D1が底部に設けられ、ハウジングAの箱型内部を遮蔽するようそのハウジングAの側壁に嵌合する。
【0018】
プランジャーEは、図10に示す従来例と同一であって、絶縁性の樹脂により、略四角筒状に形成された操作部E1、及びその操作部E1から延設された摺動部E2を有して構成される。付勢コイルばねE3が操作部E1の筒内部に設けられて、ハウジングAの第2突出壁A4に当接するとともに、摺動部E2が第1突出壁A3及カバーD間で摺動するようハウジングAに配置されて、押圧されると摺動自在に摺動する。
【0019】
押圧ばねFは、図10に示す従来例と同一であって、コイル状に形成され、一端がカバーDの凹所D1に係合するとともに、他端が接触子3のU字型片3bに当接してそのU字型片3bを押圧する。
【0020】
このものの動作を図1乃至図3に基づいて説明する。図1に示すように、初期状態では可動接点43が固定接点21から開離して、固定接点端子2及び共通端子A1間がオフ状態になる。
【0021】
プランジャーEは操作部E1が押圧されると、図2に示すように、ハウジングAの箱形内部へ向かって摺動し、押圧ばねFの他端を固定接点21側へ可動させて、接触子3は基端部31が共通端子A1に先端部32を支持されて反時計回り方向へ回動する。そして、可動接点43の貫通孔33から導出された貴金属層43aが固定接点21に接触して、固定接点端子2及び共通端子A1間がオン状態になる。
【0022】
次いで、図3に示すように、弾性ばね4は一端部41が他端部42を接触子3に支持されて弾性変位し、可動接点43が固定接点21に弾接した状態で、接触子3が固定接点端子2に突設された接触片22の接触面22aに、アークを発生することなく幅方向へ沿って接触する。したがって、接触子3から固定接点端子2に流れる電流経路が可動接点43及び固定接点21間経路、並びに接触子3及び接触片22間経路の2経路に増加して、接触子3及び固定接点端子2間の接触面積が増加する。そして、この状態でプランジャーEはロックされる。
【0023】
次いで、プランジャーEは操作部E1が再度押圧されてロックが解除されると、付勢ばねE3によってハウジングAの箱形外方へ向かって摺動し、押圧ばねFの他端を操作部E1側へ可動させて、接触子3は基端部31が時計回り方向へ回動し、先ず接触子3が接触片22の接触面22aから、つづいて可動接点43が固定接点21から開離して、固定接点端子2及び接触子3間がオフ状態になって初期状態に戻る。
【0024】
かかる第1実施形態のスイッチにあっては、上記したように、接触片22が固定接点端子2に突設されて、可動接点43を固定接点21に弾接した状態で接触子3に接触するから、接触子3から固定接点端子2に流れる電流経路が可動接点43及び固定接点21間経路だけであった従来の一経路から、その可動接点43及び固定接点21間経路、並びに接触子3及び接触片22間経路の2経路に増加して、接触子3及び固定接点端子2間の接触面積が増加するので固定接点端子2の温度上昇を抑制して、通電電流容量を増加させることができる。
【0025】
また、可動接点43が接触子3の貫通孔33から導出された貴金属層43a、及びその貴金属層43aと接続した卑金属層43bからなる2層に形成されたから、固定接点21と接触する接触部のみ貴金属を使用して、貴金属量を減少させてコストダウンを達成することができる。
【0026】
なお、第1実施形態では、プランジャーEの操作部E1を押圧し、押圧ばねFの他端を固定接点21側へ可動させて、接触子3の基端部31が先端部32を共通端子A1に支持されて回動するものとしたが、回動機構を限定するものではなく、またハウジングAに設けた別の支持部に先端部32を支持してもよく、限定されない。
【0027】
本発明の第2実施形態を図8及び図9に基づいて以下に説明する。なお、第2実施形態では第1実施形態と異なる機能について述べることとし、第1実施形態と実質的に同一機能を有する部材については、同一符号を付して説明を省略する。
【0028】
第2実施形態では、固定接点端子2は別の接触片23が他片2bの端部から突出し一体に設けられて、固定接点21に隣接した状態で接触片22に対向する。そして、可動接点43が固定接点21に弾接した状態で、接触子3は接触片22及び別の接触片23の両方に幅方向へ沿って接触する。したがって、接触子3から固定接点端子2に流れる電流経路が可動接点43及び固定接点21間経路、接触子3及び接触片22間経路、並びに接触子3及び別の接触片23間経路の3経路に増加して、接触子3及び固定接点端子2間の接触面積がさらに増加する。
【0029】
かかる第2実施形態のスイッチにあっては、上記したように、固定接点端子2の接触片22が接触子3の幅方向へ沿って接触するとともに、固定接点21に隣接して接触片22に対向した別の接触片23が固定接点端子2に突設されたから、接触子3及び別の接触片23の両方が接触子3に接触して接触面積をさらに増加させるので、固定接点端子2の温度上昇を大幅に抑制することができる。
【0030】
【発明の効果】
請求項1記載のものは、接触片が固定接点端子に突設されて、可動接点を固定接点に弾接した状態で接触子に接触するから、接触子から固定接点端子に流れる電流経路が可動接点及び固定接点間経路だけであった従来の一経路から、その可動接点及び固定接点間経路並びに接触子及び接触片間経路の2経路に増加して、接触子及び固定接点端子間の接触面積が増加するので固定接点端子の温度上昇を抑制して、通電電流容量を増加させることができる。
【0031】
請求項2記載のものは、請求項1記載のものの効果に加えて、可動接点が接触子の貫通孔から導出された貴金属層、及びその貴金属層と接続した卑金属層からなる2層に形成されたから、固定接点と接触する接触部のみ貴金属を使用して、貴金属量を減少させてコストダウンを達成することができる。
【0032】
請求項3記載のものは、請求項1又は請求項2記載のものの効果に加えて、固定接点端子の接触片が接触子の幅方向へ沿って接触するとともに、固定接点に隣接して接触片に対向した別の接触片が固定接点端子に突設されたから、接触子及び別の接触片の両方が接触子に接触して接触面積をさらに増加させるので、固定接点端子の温度上昇を大幅に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す部分拡大正断面図である。
【図2】同上の可動接点が固定接点に接触した状態の部分拡大正断面図である。
【図3】同上の接触片が接触子に接触した状態の部分拡大正断面図である。
【図4】同上の固定接点端子、接触子、及び弾性ばねの斜視図である。
【図5】同上の外観を表す正面図である。
【図6】同上の外観を表す平面図である。
【図7】同上の外観を表す側面図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示す固定接点端子の斜視図である。
【図9】同上の接触片及び別の接触片が接触子に接触した状態の部分拡大正断面図である。
【図10】従来例を示す正断面図である。
【図11】同上の可動接点が固定接点に接触した状態の部分拡大正断面図である。
【符号の説明】
A ハウジング
A1 共通端子(支持部)
2 固定接点端子
21 固定接点
22 接触片
23 別の接触片(第2実施形態)
3 接触子
31 基端部
32 先端部
33 貫通孔
4 弾性ばね
41 一端部
42 他端部
43 可動接点
43a 貴金属層
43b 卑金属層

Claims (3)

  1. ハウジングと、ハウジングに固着されて固定接点を設けた固定接点端子と、基端部及び先端部を有した長尺板状に形成されるとともに、貫通孔を設けた基端部がハウジングに設けられた支持部に先端部を支持されて回動自在に回動する接触子と、接触子の貫通孔から導出されて固定接点に接離する可動接点を設けた一端部が、他端部を接触子に支持されて弾性変位する板状の弾性ばねとを備え、固定接点端子は可動接点を固定接点に弾接した状態で接触子に接触する接触片が突設されたことを特徴とするスイッチ。
  2. 前記可動接点は、前記接触子の貫通孔から導出された貴金属層、及びその貴金属層と接続した卑金属層からなる2層に形成されたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ。
  3. 前記固定接点端子は前記接触片が前記接触子の幅方向へ沿って接触するとともに、前記固定接点に隣接して前記接触片に対向した別の接触片が突設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のスイッチ。
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