JPH0635322Y2 - 薄形スイッチ - Google Patents
薄形スイッチInfo
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- JPH0635322Y2 JPH0635322Y2 JP1987076017U JP7601787U JPH0635322Y2 JP H0635322 Y2 JPH0635322 Y2 JP H0635322Y2 JP 1987076017 U JP1987076017 U JP 1987076017U JP 7601787 U JP7601787 U JP 7601787U JP H0635322 Y2 JPH0635322 Y2 JP H0635322Y2
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- movable contact
- switch
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、薄形スイッチに係り、特に、プリント基板用
薄形スイッチに関する。
薄形スイッチに関する。
(考案の概要) 本考案は、薄形にして、操作感が良好な、しかも接触信
頼性の高いスイッチを提供するために、スイッチ本体内
に弾性を有する導電材からなり、細長く、蛇行状に折曲
され、かつ、その中央部は逆V字状又は逆U字状に形成
して凹部となる可動接触部を形成する可動接片を配設
し、該可動接触部の下方には直下に該可動接片と交差す
ると共に、接触面が円柱状をなす固定接片を配設し、該
固定接片を跨いで前記可動接触部の凹部内に接触するよ
うにしたものである。
頼性の高いスイッチを提供するために、スイッチ本体内
に弾性を有する導電材からなり、細長く、蛇行状に折曲
され、かつ、その中央部は逆V字状又は逆U字状に形成
して凹部となる可動接触部を形成する可動接片を配設
し、該可動接触部の下方には直下に該可動接片と交差す
ると共に、接触面が円柱状をなす固定接片を配設し、該
固定接片を跨いで前記可動接触部の凹部内に接触するよ
うにしたものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば、実公昭
60-5473号に記載されるものがあった。
60-5473号に記載されるものがあった。
第13図及び第14図は係る従来の押釦スイッチであり、図
中、1はスイッチング部材、2は絶縁性成形材料からな
る枠体で、円形の凹部3を設け、その凹部3の底面4上
に、その円周に沿って環状で端子5aを一体に設けた第1
固定接片5、その中央部に端子6aを一体に設けた第2固
定接点6とをインサート成形により一体に設け、かつ、
凹部3の縁に立上がったかしめ用環状部7を一体に形成
してあり、端子5a,6aは枠体2の側面に導出し、その側
面に沿って底面側に折曲げられている。8は弾性を有す
る薄金属板から形成した、略ドーム形をしたバネ円板
で、内側中央部に可動接点9を突設し、周縁部を張り出
して鍔部10を設け、バネ円板8は鍔部10を枠体2の凹部
3に挿入し、第1の接点上に重ね、枠体2の環状部7
を、鍔部10側に強くかしめ、そのかしめ部7′と第1固
定接片5との間に鍔部10を固定して、接点部を密閉した
スイッチング部材1を形成している。なお、11はスイッ
チの基板、11aは固定接片の接続部、12はスイッチケー
ス、12aはスイッチケースの開口、13は押釦、14は押釦
の押圧部、15は押釦の鍔部である。
中、1はスイッチング部材、2は絶縁性成形材料からな
る枠体で、円形の凹部3を設け、その凹部3の底面4上
に、その円周に沿って環状で端子5aを一体に設けた第1
固定接片5、その中央部に端子6aを一体に設けた第2固
定接点6とをインサート成形により一体に設け、かつ、
凹部3の縁に立上がったかしめ用環状部7を一体に形成
してあり、端子5a,6aは枠体2の側面に導出し、その側
面に沿って底面側に折曲げられている。8は弾性を有す
る薄金属板から形成した、略ドーム形をしたバネ円板
で、内側中央部に可動接点9を突設し、周縁部を張り出
して鍔部10を設け、バネ円板8は鍔部10を枠体2の凹部
3に挿入し、第1の接点上に重ね、枠体2の環状部7
を、鍔部10側に強くかしめ、そのかしめ部7′と第1固
定接片5との間に鍔部10を固定して、接点部を密閉した
スイッチング部材1を形成している。なお、11はスイッ
チの基板、11aは固定接片の接続部、12はスイッチケー
ス、12aはスイッチケースの開口、13は押釦、14は押釦
の押圧部、15は押釦の鍔部である。
(考案が解決しようとする問題点) このように構成されるために、従来の押釦スイッチの厚
みが大きく、また、開閉部の構成も複雑なものであり、
しかもその接点部の接触信頼性も時を経るにつれて問題
である。その接点部の接触信頼性に関しては、従来のド
ーム形の可動接触板の接触はその中央部の直下の1点に
単なる押圧接触となるため、塵埃やスイッチ本体等から
発する合成樹脂粉がその固定接触片との間に挟まり接触
不安定になるといった問題があった。
みが大きく、また、開閉部の構成も複雑なものであり、
しかもその接点部の接触信頼性も時を経るにつれて問題
である。その接点部の接触信頼性に関しては、従来のド
ーム形の可動接触板の接触はその中央部の直下の1点に
単なる押圧接触となるため、塵埃やスイッチ本体等から
発する合成樹脂粉がその固定接触片との間に挟まり接触
不安定になるといった問題があった。
更に、このようなスイッチをプリント基板に実装する場
合には、そのスイッチの丈が高いために、プリント基板
間の間隔が広くなり、広い実装スペースを要することに
なる。
合には、そのスイッチの丈が高いために、プリント基板
間の間隔が広くなり、広い実装スペースを要することに
なる。
この点について、第15図を用いて説明すると、スイッチ
21の側面が取付金具22を用いてプリント基板24上に取付
けられる。スイッチの背面から導出される端子23は略直
角に曲げられて、プリント基板24上のプリント配線25に
接続される。
21の側面が取付金具22を用いてプリント基板24上に取付
けられる。スイッチの背面から導出される端子23は略直
角に曲げられて、プリント基板24上のプリント配線25に
接続される。
このことは、前記したドーム形の可動接片を用いた押釦
スイッチをプリント基板に実装する場合にはより顕著で
ある。
スイッチをプリント基板に実装する場合にはより顕著で
ある。
このように、従来の各種のスイッチは種々の問題点を有
し、特に、スイッチの厚みを薄形にする点で限界があっ
た。
し、特に、スイッチの厚みを薄形にする点で限界があっ
た。
本考案は、上記問題点を除去し、薄形にして、操作感が
良好な、しかも接触信頼性の高い薄形スイッチを提供す
ることを目的とする。
良好な、しかも接触信頼性の高い薄形スイッチを提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、把手を操作す
ることにより開閉を行う薄形スイッチにおいて、スイッ
チ本体内に弾性を有する導電材からなり、細長く、蛇行
状に折曲され、かつ、その中央部は逆V字状又は逆U字
状に形成して凹部となる可動接触部を形成する可動接片
を配設し、該可動接触部の下方には直下に該可動接片と
交差すると共に、接触面が円柱状をなす固定接片を配設
し、該固定接片を跨いで前記可動接触部の凹部内に接触
するようにしたものである。
ることにより開閉を行う薄形スイッチにおいて、スイッ
チ本体内に弾性を有する導電材からなり、細長く、蛇行
状に折曲され、かつ、その中央部は逆V字状又は逆U字
状に形成して凹部となる可動接触部を形成する可動接片
を配設し、該可動接触部の下方には直下に該可動接片と
交差すると共に、接触面が円柱状をなす固定接片を配設
し、該固定接片を跨いで前記可動接触部の凹部内に接触
するようにしたものである。
(作用) 本考案によれば、上記のように構成したので、(1)小
形で、しかも極めて薄形のスイッチを得ることができ
る。(2)可動接片の可動接触部の凹部内とその直下に
配設した固定接片との接触は、弾性を有する可動接片
で、固定接片を押圧することにより、U,V字状の凹部は
左右に開くため、その2個所で摺動し、線接触すること
により、この2個所でセルフクリーニング作用を呈する
ことができるため、極めて高い接触信頼性を保つことが
できる。(3)可動接片は弾性を有する材料で、しか
も、それを蛇状に折曲し、その弾性材の反転作用を活用
した接触機構としたので、良好な操作感(スナップアク
ション)を得ることは勿論、構造が単純であり、長寿命
のスイッチを得ることができる。(4)可動接片を細長
く、しかも、蛇行状に折曲したので、可動接片に加わる
上方からの押圧操作力を無理なく、その可動接片の折曲
部において吸収することができるので、可動接片に無理
がかからない。従って、可動接片の弾性疲労がないの
で、長寿命のスイッチを得ることができる。(5)端子
をスイッチ本体の正面より突出させることができるの
で、プリント配線基板に平行状態に取付けることが極め
て合理的に、しかも、プリント基板に対し、高さを極め
て低くすることができるので、多層のプリント基板の間
隔を狭くすることができる。
形で、しかも極めて薄形のスイッチを得ることができ
る。(2)可動接片の可動接触部の凹部内とその直下に
配設した固定接片との接触は、弾性を有する可動接片
で、固定接片を押圧することにより、U,V字状の凹部は
左右に開くため、その2個所で摺動し、線接触すること
により、この2個所でセルフクリーニング作用を呈する
ことができるため、極めて高い接触信頼性を保つことが
できる。(3)可動接片は弾性を有する材料で、しか
も、それを蛇状に折曲し、その弾性材の反転作用を活用
した接触機構としたので、良好な操作感(スナップアク
ション)を得ることは勿論、構造が単純であり、長寿命
のスイッチを得ることができる。(4)可動接片を細長
く、しかも、蛇行状に折曲したので、可動接片に加わる
上方からの押圧操作力を無理なく、その可動接片の折曲
部において吸収することができるので、可動接片に無理
がかからない。従って、可動接片の弾性疲労がないの
で、長寿命のスイッチを得ることができる。(5)端子
をスイッチ本体の正面より突出させることができるの
で、プリント配線基板に平行状態に取付けることが極め
て合理的に、しかも、プリント基板に対し、高さを極め
て低くすることができるので、多層のプリント基板の間
隔を狭くすることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
に説明する。
第1図は本考案の薄形スイッチの第1の実施例を示す断
面図、第2図は第1図に示される薄形スイッチの操作状
態を示す断面図、第3図は第1図に示される薄形スイッ
チの分解斜視図、第4図は第1図に示される薄形スイッ
チの接触状態を示す斜視図である。
面図、第2図は第1図に示される薄形スイッチの操作状
態を示す断面図、第3図は第1図に示される薄形スイッ
チの分解斜視図、第4図は第1図に示される薄形スイッ
チの接触状態を示す斜視図である。
図中、31はスイッチ本体、32は固定切換接片、32aはそ
の固定切換接片32と一体化され、スイッチ本体の側面に
導出された端子、33は円柱状の固定接片、33aはその固
定切換接片32と一体化され、スイッチ本体の側面に導出
された端子、34は可動接片であり、燐青銅やベリウム銅
等の弾性を有する導電性の板材からなり、細長く、蛇行
状に折曲され、かつ、その中央部には逆V字状又は逆U
字状に形成された可動接触部が形成される。又、その可
動接片の左右端面34a,34bは、スイッチ本体31の壁面等
(左右の固定接片でもよい)で一定以上広がらぬように
配設されている。35は上蓋、36は押釦である。
の固定切換接片32と一体化され、スイッチ本体の側面に
導出された端子、33は円柱状の固定接片、33aはその固
定切換接片32と一体化され、スイッチ本体の側面に導出
された端子、34は可動接片であり、燐青銅やベリウム銅
等の弾性を有する導電性の板材からなり、細長く、蛇行
状に折曲され、かつ、その中央部には逆V字状又は逆U
字状に形成された可動接触部が形成される。又、その可
動接片の左右端面34a,34bは、スイッチ本体31の壁面等
(左右の固定接片でもよい)で一定以上広がらぬように
配設されている。35は上蓋、36は押釦である。
そこで、一定以上広がらぬように配設され可動接片34の
中央部の逆V字部又は逆U字状の上部を押釦36で押圧
し、押圧力Pを加えるとと、その可動接片34のそれぞれ
の折曲部は歪を生じ、即ち、その部分が若干収縮し、急
速に可動接片34は反転し、下降する。すると、その下方
に予め配設された円柱状の固定切換接片32の第5図に示
されるX,Y面に可動接片34の逆V字状部分の内側面が若
干こすれながら接触する。尚、可動接片34への押圧力を
除去すれば、可動接片34は急速に反転し、元の位置に戻
りオフの状態となる。
中央部の逆V字部又は逆U字状の上部を押釦36で押圧
し、押圧力Pを加えるとと、その可動接片34のそれぞれ
の折曲部は歪を生じ、即ち、その部分が若干収縮し、急
速に可動接片34は反転し、下降する。すると、その下方
に予め配設された円柱状の固定切換接片32の第5図に示
されるX,Y面に可動接片34の逆V字状部分の内側面が若
干こすれながら接触する。尚、可動接片34への押圧力を
除去すれば、可動接片34は急速に反転し、元の位置に戻
りオフの状態となる。
上記実施例においては、可動接片34は板材であったが、
この可動接片は、第6図に示されるように、燐青銅等の
細い線材38を用いても良い。このように構成すると、更
に、厚みの薄い薄形のスイッチを得ることができる。つ
まり、可動接片38の幅を極端に狭くすることができるの
で、厚みが3mm程度のスイッチをも作ることができる。
この可動接片は、第6図に示されるように、燐青銅等の
細い線材38を用いても良い。このように構成すると、更
に、厚みの薄い薄形のスイッチを得ることができる。つ
まり、可動接片38の幅を極端に狭くすることができるの
で、厚みが3mm程度のスイッチをも作ることができる。
又、第7図に示されるように、多数の折曲部を形成した
可動接片39とすることもできる。
可動接片39とすることもできる。
更に、第8図に示されるように、可動接片44は、スイッ
チ本体41の内側面に溝41aを設け、その溝41aにその可動
接片44の左右端部を係止させるようにしても良い。ここ
で、42は固定切換接片、43は固定接片、45は押釦であ
る。
チ本体41の内側面に溝41aを設け、その溝41aにその可動
接片44の左右端部を係止させるようにしても良い。ここ
で、42は固定切換接片、43は固定接片、45は押釦であ
る。
尚、可動接片の左右の端部は、中央の逆V字状又は逆U
字状に折曲した方向の逆方向に、即ち、下方に若干カー
ルした形状とすること望ましいが、しかし、これは必ず
しもそのようにカールせず、直線状にしても良い。
字状に折曲した方向の逆方向に、即ち、下方に若干カー
ルした形状とすること望ましいが、しかし、これは必ず
しもそのようにカールせず、直線状にしても良い。
次に、第9図は本考案の第2の実施例を示す薄形スイッ
チの断面図であり、この実施例においては、波形スイッ
チとして構成したものである。即ち、可動接片54はスイ
ッチ本体51に軸56で枢支される波形揺動子55の操作によ
り、固定切換接片52との開閉を行う。ここで、53は固定
接片である。
チの断面図であり、この実施例においては、波形スイッ
チとして構成したものである。即ち、可動接片54はスイ
ッチ本体51に軸56で枢支される波形揺動子55の操作によ
り、固定切換接片52との開閉を行う。ここで、53は固定
接片である。
次に、第10図は本考案の第3の実施例を示す薄形スイッ
チの断面図であり、この実施例においては、トグルスイ
ッチとして構成したものである。即ち、可動接片64はス
イッチ本体61に軸66で枢支されるトグルレバー65の操作
により、固定切換接片62との開閉を行う。ここで、63は
固定接片である。
チの断面図であり、この実施例においては、トグルスイ
ッチとして構成したものである。即ち、可動接片64はス
イッチ本体61に軸66で枢支されるトグルレバー65の操作
により、固定切換接片62との開閉を行う。ここで、63は
固定接片である。
次に、第11図は本考案の第4の実施例を示す薄形スイッ
チの断面図であり、この実施例においては、スライドス
イッチとして構成したものである。即ち、可動接片74は
スイッチ本体71に係合する摺動子75の操作により、固定
切換接片72との開閉を行う。ここで、73は固定接片であ
り、図に示されるように、固定切換接片72は上記のよう
に断面が丸形でなく角形でも良い。
チの断面図であり、この実施例においては、スライドス
イッチとして構成したものである。即ち、可動接片74は
スイッチ本体71に係合する摺動子75の操作により、固定
切換接片72との開閉を行う。ここで、73は固定接片であ
り、図に示されるように、固定切換接片72は上記のよう
に断面が丸形でなく角形でも良い。
このように、本考案のスイッチはその厚みを極めて薄く
することができる。又、各固定接片の端子はそのスイッ
チの側面から導出されているので、第12図に示されるよ
うに、プリント基板83に実装するのに適している。即
ち、プリント基板83のスルホール84にスイッチ本体81の
側面から導出された各固定接片の端子を挿入して、プリ
ント基板83にスイッチ本体81を実装する。この場合、把
手82はプリント基板の面に沿って操作する。このように
構成するために、スイッチの実装高さを極めて低くする
ことができ、プリント基板を多層に組み立てる場合にそ
の実装スペースの低減を図ることができる。
することができる。又、各固定接片の端子はそのスイッ
チの側面から導出されているので、第12図に示されるよ
うに、プリント基板83に実装するのに適している。即
ち、プリント基板83のスルホール84にスイッチ本体81の
側面から導出された各固定接片の端子を挿入して、プリ
ント基板83にスイッチ本体81を実装する。この場合、把
手82はプリント基板の面に沿って操作する。このように
構成するために、スイッチの実装高さを極めて低くする
ことができ、プリント基板を多層に組み立てる場合にそ
の実装スペースの低減を図ることができる。
尚、本考案は上記の実施例に限定されるものではなく本
考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、それら
を本考案の範囲から排除するものではない。
考案の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、それら
を本考案の範囲から排除するものではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれば、次のよ
うな効果を奏することができる。
うな効果を奏することができる。
(1)従来のドーム形の可動接片と異なり、可動接片を
細長く、蛇行状に形成したので、小形で、しかも極めて
薄形のスイッチを得ることができる。例えば、厚みが3m
m程度の薄形スイッチを作ることができる。
細長く、蛇行状に形成したので、小形で、しかも極めて
薄形のスイッチを得ることができる。例えば、厚みが3m
m程度の薄形スイッチを作ることができる。
(2)可動接片の中央部を逆V字状又は逆U字状に形成
したので、その可動接片の可動接触部の凹部内と、その
直下に配設した固定接片との接触は、若干摺動しなが
ら、2個所で線接触する(第5図参照)ことにより、こ
の2個所でセルフクリーニング作用を呈することができ
るため、極めて高い接触信頼性を保つことができる。
したので、その可動接片の可動接触部の凹部内と、その
直下に配設した固定接片との接触は、若干摺動しなが
ら、2個所で線接触する(第5図参照)ことにより、こ
の2個所でセルフクリーニング作用を呈することができ
るため、極めて高い接触信頼性を保つことができる。
(3)可動接片は弾性を有する材料で、しかも、それを
蛇状に折曲し、その弾性材の反転作用を活用した接触機
構としたので、良好な操作感(スナップアクション)を
得ることは勿論、構造が単純であり、長寿命のスイッチ
を得ることができる。
蛇状に折曲し、その弾性材の反転作用を活用した接触機
構としたので、良好な操作感(スナップアクション)を
得ることは勿論、構造が単純であり、長寿命のスイッチ
を得ることができる。
(4)可動接片を細長く、しかも、蛇行状に折曲したの
で、可動接片に加わる上方からの押圧操作力を無理な
く、その可動接片の折曲部において吸収することができ
るので、可動接片に無理がかからない。従って、可動接
片の弾性疲労がないので、長寿命のスイッチを得ること
ができる。
で、可動接片に加わる上方からの押圧操作力を無理な
く、その可動接片の折曲部において吸収することができ
るので、可動接片に無理がかからない。従って、可動接
片の弾性疲労がないので、長寿命のスイッチを得ること
ができる。
(5)端子をスイッチ本体の正面より突出させることが
できるので、プリント配線基板に平行状態に取付けるこ
とが極めて合理的に(第12図参照)、しかも、プリント
基板に対し、高さを極めて低くすることができるので、
多層のプリント基板の間隔を狭くすることができる。従
って、実装スペースを大幅に低減することができ、電子
機器のコンパクト化に寄与することができる。
できるので、プリント配線基板に平行状態に取付けるこ
とが極めて合理的に(第12図参照)、しかも、プリント
基板に対し、高さを極めて低くすることができるので、
多層のプリント基板の間隔を狭くすることができる。従
って、実装スペースを大幅に低減することができ、電子
機器のコンパクト化に寄与することができる。
第1図は本考案の薄形スイッチの第1の実施例を示す断
面図、第2図は第1図に示される薄形スイッチの操作状
態を示す断面図、第3図は第1図に示される薄形スイッ
チの分解斜視図、第4図は第1図に示される薄形スイッ
チの接触状態を示す斜視図、第5図は本考案の薄形スイ
ッチの接触態様を示す側面図、第6図は本考案の薄形ス
イッチの第2の可動接片の斜視図、第7図は本考案の薄
形スイッチの第3の可動接片の斜視図、第8図は本考案
の薄形スイッチの他の可動接片の支持機構を示す断面
図、第9図は本考案の薄形スイッチの第2の実施例を示
す断面図、第10図は本考案の薄形スイッチの第3の実施
例を示す断面図、第11図は本考案の薄形スイッチの第4
の実施例を示す断面図、第12図は本考案の薄形スイッチ
のプリント基板への実装状態を示す斜視図、第13図は従
来の押釦スイッチの断面図、第14図は第13図に示される
押釦スイッチの開閉機構の分解斜視図、第15図は従来の
他のスイッチのプリント基板への実装状態を示す斜視図
である。 31,41,51,61,71,81……スイッチ本体、32,42,52,62,72
……固定切換接片、32a,33a……端子、33,43,53,63,73
……固定接片、34,38,39,44,54,64,74……可動接片、35
……上蓋、36,45……押釦,41a……溝、55……波形揺動
子、56,66……軸、65……トグルレバー、75……摺動
子、82……把手、83……プリント基板、84……スルホー
ル。
面図、第2図は第1図に示される薄形スイッチの操作状
態を示す断面図、第3図は第1図に示される薄形スイッ
チの分解斜視図、第4図は第1図に示される薄形スイッ
チの接触状態を示す斜視図、第5図は本考案の薄形スイ
ッチの接触態様を示す側面図、第6図は本考案の薄形ス
イッチの第2の可動接片の斜視図、第7図は本考案の薄
形スイッチの第3の可動接片の斜視図、第8図は本考案
の薄形スイッチの他の可動接片の支持機構を示す断面
図、第9図は本考案の薄形スイッチの第2の実施例を示
す断面図、第10図は本考案の薄形スイッチの第3の実施
例を示す断面図、第11図は本考案の薄形スイッチの第4
の実施例を示す断面図、第12図は本考案の薄形スイッチ
のプリント基板への実装状態を示す斜視図、第13図は従
来の押釦スイッチの断面図、第14図は第13図に示される
押釦スイッチの開閉機構の分解斜視図、第15図は従来の
他のスイッチのプリント基板への実装状態を示す斜視図
である。 31,41,51,61,71,81……スイッチ本体、32,42,52,62,72
……固定切換接片、32a,33a……端子、33,43,53,63,73
……固定接片、34,38,39,44,54,64,74……可動接片、35
……上蓋、36,45……押釦,41a……溝、55……波形揺動
子、56,66……軸、65……トグルレバー、75……摺動
子、82……把手、83……プリント基板、84……スルホー
ル。
Claims (1)
- 【請求項1】把手を操作することにより開閉を行う薄形
スイッチにおいて、スイッチ本体内に弾性を有する導電
材からなり、細長く、蛇行状に折曲され、かつ、その中
央部は逆V字状又は逆U字状に形成して凹部となる可動
接触部を形成する可動接片を配設し、該可動接触部の下
方には直下に該可動接片と交差すると共に、接触面が円
柱状をなす固定接片を配設し、該固定接片を跨いで前記
可動接触部の凹部内に接触することを特徴とする薄形ス
イッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987076017U JPH0635322Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 薄形スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987076017U JPH0635322Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 薄形スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63186028U JPS63186028U (ja) | 1988-11-29 |
JPH0635322Y2 true JPH0635322Y2 (ja) | 1994-09-14 |
Family
ID=30922705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987076017U Expired - Lifetime JPH0635322Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 | 薄形スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0635322Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS597525U (ja) * | 1982-07-07 | 1984-01-18 | 東光株式会社 | 押釦スイツチ |
JPS60115418U (ja) * | 1984-01-13 | 1985-08-05 | 東光株式会社 | 押釦スイツチ |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP1987076017U patent/JPH0635322Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63186028U (ja) | 1988-11-29 |
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