JPH1186679A - スイッチ - Google Patents

スイッチ

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Publication number
JPH1186679A
JPH1186679A JP24243397A JP24243397A JPH1186679A JP H1186679 A JPH1186679 A JP H1186679A JP 24243397 A JP24243397 A JP 24243397A JP 24243397 A JP24243397 A JP 24243397A JP H1186679 A JPH1186679 A JP H1186679A
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JP
Japan
Prior art keywords
fulcrum
spring
common terminal
switching plate
grease
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24243397A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuchika Kudo
保親 工藤
Kazunari Yamazaki
一成 山崎
Takeaki Nakase
雄章 中瀬
Yoshiharu Abe
芳晴 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP24243397A priority Critical patent/JPH1186679A/ja
Publication of JPH1186679A publication Critical patent/JPH1186679A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/58Electric connections to or between contacts; Terminals
    • H01H1/5833Electric connections to or between contacts; Terminals comprising an articulating, sliding or rolling contact between movable contact and terminal
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H1/00Contacts
    • H01H1/60Auxiliary means structurally associated with the switch for cleaning or lubricating contact-making surfaces

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Slide Switches (AREA)
  • Contacts (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器において、主として電源の切換
や開閉用に用いられるスイッチに関し、安定した電気的
接続が得られ、信頼性に優れたスイッチを提供すること
を目的とする。 【解決手段】 切換板4に一体に形成されたばね5の、
先端部5Aが弾接摺動する共通端子2の支点部2Aに、
炭化水素系またはフッ素系のグリース9を塗布すること
によって、安定した電気的接続が得られ、信頼性に優れ
たスイッチを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種電子機器におい
て、主として電源の切換や開閉用に用いられるスイッチ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種のスイッチとしては、例えば
特開平8−315678号公報に開示されたものがあ
り、以下その技術について図4〜図6を用いて説明す
る。
【0003】図4は従来のスイッチの断面図であり、同
図において、1は上面開放の絶縁樹脂製の箱形のケー
ス、2は上端に凹状の支点部2Aを有する導電金属製の
共通端子、3は上端に固定接点3Aを装着した導電金属
製の個別端子で、ケース1の側面には開口部1Aが設け
られ、内底面には共通端子2と個別端子3が植設されて
いる。
【0004】そして、4は弾性を有する導電金属製の切
換板で、図中左端には可動接点4Aが装着され、同右端
から中央部には舌片状のばね5が一体に形成されてお
り、このばね5はやや撓んだ状態で、先端部5Aが共通
端子2の支点部2Aに回動可能に弾接している。
【0005】また、6は操作部6Aがケース1側面の開
口部1Aから突出した摺動体、7はケース1の上面を覆
うカバーで、摺動体6の下面には突起部6Bが設けら
れ、この突起部6Bが切換板4の中間部4Bに弾接し、
摺動体6の操作部6A下面とケース1側面の間にはコイ
ルばね8がやや撓んだ状態で装着されている。
【0006】このように構成された従来のスイッチは、
図4のOFF状態から摺動体6の操作部6Aを同左方向
に押圧操作すると、図5に示すように、摺動体6がケー
ス1内を同左方向に摺動するのに伴って、下面の突起部
6Bが切換板4の中間部4B上を弾接摺動し、突起部6
Bが共通端子2の支点部2Aを過ぎると、支点部2Aを
支点としてばね5が反転動作を行うために切換板4が揺
動し、同左端に装着された可動接点4Aが個別端子3の
固定接点3Aと接触し、切換板4やばね5を介して共通
端子2と個別端子3が電気的にON状態となる。
【0007】また、操作部6Aへの押圧力を解除する
と、ケース1と摺動体6の間に装着されたコイルばね8
の弾性復帰力によって、摺動体6がケース1内を同右方
向に摺動し、切換板4の可動接点4Aが固定接点3Aか
ら離れて、図4のOFF状態に復帰するように構成され
たものである。
【0008】なお、このように摺動体6の操作部6Aを
押圧し、ばね5を反転動作させて切換板4を揺動し、ス
イッチの電気的接離を行う際には、図6に示すように、
ばね5が厚みを有しているため、切換板4の摺動に伴っ
て、ばね5の先端部5Aが共通端子2の支点部2A上で
弾接摺動を行うようになっているものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のスイッチにおいては、スイッチを操作して切換板4を
揺動して電気的接離を行う際に、ばね5の回動に伴って
先端部5Aが共通端子2の支点部2A上を弾接摺動する
ため、この摺動によって先端部5A及び支点部2Aに僅
かながら機械的摩耗が生じると共に、この摩耗による接
触面の荒れによって、先端部5Aと支点部2Aが数ms
ec単位で接離を繰返すバウンシングが発生し易くなる
ため、スイッチに印加された電圧電流によるアークによ
って炭化や酸化が生じ、先端部5Aと支点部2Aの電気
的接触が不安定になり、ジュール熱による発熱によって
ばね5のばね性が劣化し易くなる場合があるという課題
があった。
【0010】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、安定した電気的接続が得られ、信頼性に優
れたスイッチを提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のスイッチは、一端が切換板に係止または切換
板と一体となったばねの、他端が弾接する共通端子の支
点部に、炭化水素系またはフッ素系のグリースを塗布し
たものである。
【0012】この本発明により、安定した電気的接続が
得られ、信頼性に優れたスイッチを実現することができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、個別端子と支点部を有する共通端子を底面に植設し
た絶縁樹脂製のケースと、ケース内に摺動可能に収納さ
れた摺動体と、この摺動体の摺動に伴って揺動し端部が
個別端子と電気的接離を行う導電金属製の切換板と、一
端が切換板に係止または切換板と一体となり他端が共通
端子の支点部に回動可能に弾接し、やや撓んだ状態で共
通端子と切換板の間に装着された導電金属製のばねから
なり、ばねが弾接する共通端子の支点部に炭化水素系ま
たはフッ素系のグリースを塗布した構成のスイッチとし
たものであり、ばね端部が弾接する共通端子の支点部に
グリースが塗布されているため、スイッチを操作しばね
端部が共通端子の支点部上を弾接摺動する際に、ばね端
部と支点部の機械的摩耗が少なくなると共に、バウンシ
ングも発生しにくくなるため、アークによる炭化や酸化
が少なくなり、安定した電気的接続が得られ信頼性に優
れたスイッチを得ることができるという作用を有する。
【0014】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
発明において、グリースを金属粉が分散された導電性グ
リースとした構成のものであり、ばね端部が弾接する共
通端子の支点部に金属粉が分散された導電性グリースが
塗布されているため、ばね端部と支点部の電気的接続が
より安定すると共に、接続を安定させるため通常行われ
ているばねや共通端子への銀等の貴金属めっきを廃止
し、安価なスイッチを得ることができるという作用を有
する。
【0015】以下、本発明の一実施の形態について、図
1〜図3を用いて説明する。なお、従来の技術の項で説
明した構成と同一構成の部分には同一符号を付し、その
詳細な説明を省略する。
【0016】図1は同実施の形態によるスイッチの断面
図、図2は同要部斜視図であり、同図において、1は上
面開放の絶縁樹脂製の箱形のケース、2は上端に凹状の
支点部2Aを有する導電金属製の共通端子、3は上端に
固定接点3Aを装着した導電金属製の個別端子、4は弾
性を有する導電金属製の切換板で、ケース1の内底面に
は共通端子2と個別端子3が植設され、切換板4の図中
左端には可動接点4Aが装着され、切換板4の右端から
中央部に一体に形成された舌片状のばね5はやや撓んだ
状態で、先端部5Aが共通端子2の支点部2Aに回動可
能に弾接している。
【0017】そして、摺動体6の操作部6Aがケース1
側面の開口部1Aから突出し、摺動体6下面の突起部6
Bが切換板4の中間部4Bに弾接すると共に、ケース1
の上面をカバー7が覆っていることは従来の技術の場合
と同様であるが、ばね5の先端部5Aが弾接する共通端
子2の支点部2Aには、エステル系のグリース9が塗布
されている。
【0018】このように構成された本実施の形態のスイ
ッチは、図1のOFF状態から摺動体6の操作部6Aを
図中左方向に押圧操作すると、摺動体6がケース1内を
同左方向に摺動するのに伴って下面の突起部6Bが切換
板4の中間部4B上を弾接摺動し、支点部2Aを支点と
したばね5の反転動作によって切換板4が揺動して、同
左端に装着された可動接点4Aが個別端子3の固定接点
3Aと接触し、切換板4やばね5を介して共通端子2と
個別端子3が電気的にON状態となり、操作部6Aへの
押圧力を解除すると、ケース1と摺動体6の間に装着さ
れたコイルばね8の弾性復帰力によって摺動体6がケー
ス1内を同右方向に摺動し、切換板4の可動接点4Aが
固定接点3Aから離れて、図1のOFF状態に復帰する
ことは従来の技術の場合と同様である。
【0019】そして、上記のようにスイッチを操作し、
ばね5を反転動作させて切換板4を揺動する際に、ばね
5が厚みを有しているため、切換板4の揺動に伴って、
ばね5の先端部5Aが共通端子2の支点部2A上で弾接
摺動を行うことも従来の技術の場合と同様であるが、こ
の時、図3に示すように、支点部2Aにはグリース9が
塗布されているため、このグリース9が先端部5Aと支
点部2Aの間で微細な膜となった状態で先端部5Aが支
点部2A上を弾接摺動するように構成されている。
【0020】このように本実施の形態によれば、ばね5
の先端部5Aが弾接摺動する共通端子2の支点部2Aに
グリース9が塗布されているため、スイッチを操作した
際のばね5の先端部5Aの弾接摺動が摩擦の少ない滑ら
かな動きとなり、先端部5Aと支点部2Aの機械的摩耗
が少なくなると共に、この摩耗による接触面の荒れによ
って生じるバウンシングも発生しにくくなるため、先端
部5Aと支点部2Aのアークによる炭化や酸化が少なく
なり、ジュール熱によるばね5のばね性の劣化も防止で
き、安定した電気的接続が得られ、信頼性に優れたスイ
ッチを得ることができるものである。
【0021】また、支点部2Aに塗布するグリース9
を、エステル系のグリースに銀等の金属粉が分散された
導電性グリース9Aとすることによって、ばね5の先端
部5Aと共通端子2の支点部2Aの電気的接続をより安
定させることができると共に、接続を安定させるため通
常行われているばね5や共通端子2への銀等の貴金属め
っきを廃止することができるため、スイッチを安価なも
のとすることができる。
【0022】なお、以上の説明では、支点部2Aに塗布
するグリース9をエステル系のグリースとして説明した
が、スイッチに印加された電圧電流によるアークによっ
てシリカ等の絶縁物を生じるシリコン系統のグリース以
外であれば、他の例えばオレフィン系等の炭化水素系ま
たはフッ素系のグリースを用いても同様の効果が得られ
ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、安定した
電気的接続が得られ、信頼性に優れたスイッチを得るこ
とができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるスイッチの断面図
【図2】同要部斜視図
【図3】同要部拡大図
【図4】従来のスイッチの断面図
【図5】同断面図
【図6】同要部拡大図
【符号の説明】
1 ケース 1A 開口部 2 共通端子 2A 支点部 3 個別端子 3A 固定接点 4 切換板 4A 可動接点 4B 中間部 5 ばね 5A 先端部 6 摺動体 6A 操作部 6B 突起部 7 カバー 8 コイルばね 9,9A グリース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 芳晴 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個別端子と支点部を有する共通端子を底
    面に植設した絶縁樹脂製のケースと、ケース内に摺動可
    能に収納された摺動体と、この摺動体の摺動に伴って揺
    動し端部が個別端子と電気的接離を行う導電金属製の切
    換板と、一端が切換板に係止または切換板と一体となり
    他端が共通端子の支点部に回動可能に弾接し、やや撓ん
    だ状態で共通端子と切換板の間に装着された導電金属製
    のばねからなり、ばねが弾接する共通端子の支点部に炭
    化水素系またはフッ素系のグリースを塗布したスイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 グリースを金属粉が分散された導電性グ
    リースとした請求項1記載のスイッチ。
JP24243397A 1997-09-08 1997-09-08 スイッチ Pending JPH1186679A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784186B1 (ko) 2006-11-28 2007-12-11 덕일산업 주식회사 스위치
KR100786019B1 (ko) 2006-09-10 2007-12-17 주식회사 케이원 코퍼레이션 자동차용 슬라이드 스위치
JP2009200060A (ja) * 2009-06-08 2009-09-03 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 押圧式スイッチ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100786019B1 (ko) 2006-09-10 2007-12-17 주식회사 케이원 코퍼레이션 자동차용 슬라이드 스위치
KR100784186B1 (ko) 2006-11-28 2007-12-11 덕일산업 주식회사 스위치
JP2009200060A (ja) * 2009-06-08 2009-09-03 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 押圧式スイッチ

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