JPH0441542Y2 - - Google Patents

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JPH0441542Y2
JPH0441542Y2 JP1987197384U JP19738487U JPH0441542Y2 JP H0441542 Y2 JPH0441542 Y2 JP H0441542Y2 JP 1987197384 U JP1987197384 U JP 1987197384U JP 19738487 U JP19738487 U JP 19738487U JP H0441542 Y2 JPH0441542 Y2 JP H0441542Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、転換子の揺動動作によつて切換節度
を得るようにした押釦スイツチに関する。
(考案の概要) 本考案は、概要を述べると、良好な切換節度を
有し、構造が簡単で組立が容易であり、しかも、
確実に切換が行えるように、押釦を押圧して転換
子を揺動する押釦スイツチにおいて、前記押釦に
山形部を有する転換子を揺動自在に係止し、該転
換子の側面に摺接して該転換子の揺動を案内する
ガイドと、該転換子を復帰させる段部とをスイツ
チ本体内に配備するとともに前記山形部に作動子
を弾性的に係合し、前記押釦の上下動により切換
節度を得るようにしたものである。
(従来の技術) 従来、構造簡単、安価で、良く用いられている
押釦スイツチは、例えば、第6図に示されるよう
に、押釦80の先端に復帰用コイルバネ85を介
して可動接片82が挿入係止され、ケース81の
底面83と可動接片82間に復帰用コイルバネ8
5が配設されていた。そして、押釦80の押圧
で、復帰用コイルバネ85のバネ力に抗して可動
接片82が下がり、可動接片82と固定接片84
とは接触し、電路を閉じる。また、押釦80の押
圧解除により、復帰用コイルバネ85のバネ力
で、可動接片82は上昇し、可動接片82と固定
接片84とは開離して、電路は開かれる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、第6図に示される構造の押釦ス
イツチは、単純な押圧−復帰タイプの押釦スイツ
チのため、当然切換節度感がなく、スイツチング
できたかどうかの確認が行えず、所定の接触圧を
得るほどに押釦を押圧操作すれば、復帰用コイル
バネ+可動接片弾性用コイルバネの力に抗して操
作力が大きくなるように押圧する必要があり、結
局重くなる。
本考案は、上記の問題点をすべて解決し、良好
な切換節度を有し、構造が簡単で、組立が容易で
あり、しかも、確実な切換を行える押釦スイツチ
を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決するために、押釦
を押圧して転換子を揺動する押釦スイツチにおい
て、上面に山形部を有する転換子を前記押釦に軸
架し、前記転換子の下降時に前記転換子の一方の
側面の曲面部に摺接して該転換子の揺動を案内す
るガイドと、該転換子の上昇時に該転換子の他方
の側面の段部に当接して該転換子を揺動させて該
転換子を復帰させる段部とをそれぞれスイツチ本
体内に配備するとともに前記山形部に作動子を弾
性的に係合し、前記転換子の揺動時に前記作動子
が前記山形部の山を乗り越えて切換節度を得るよ
うに構成したものである。
(作用) 本考案によれば、押釦10を押圧操作すると、
押釦10に軸架されている転換子20が一緒に下
降し、ガイド50に案内されて揺動すると共に、
転換子20上面に形成した山形部21をコイルバ
ネ16に押圧された作動子18が乗り越え、節動
動作が得られる。
押釦10の押圧力を解除すると、転換子20は
ハウジング1の段部3に当接しながら上昇すると
共に揺動し、作動子18は山形部21を乗り越
え、全体的に元の位置へ戻る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例の正面断面図、第2図
は本考案の実施例の分解斜視図、第3図は本考案
の実施例の押圧時を示す正面断面図、第4図は本
考案の実施例の側面断面図である。
ここで、第1乃至第4図はスイツチングユニツ
トに無接点素子、特にホトインタラプタを適用し
た実施例を示している。
これらの図において、ベース60には凹部61
を対向辺に形成した枠63と、この枠63で画成
された部分に設けた角形の貫通孔62が形成され
ている。受光素子と発光素子とよりなり、中央に
スリツト31を有するホトインタラプタ30は、
その端子34を、ベース60の角形の貫通孔62
に挿入配置される。転換子20の揺動案内51と
ホトインタラプタ30の押さえ52を切り起こし
て形成したガイド50は、その両側突辺を折曲し
てベース60の枠63へかしめ固着する。
上部に円柱状部12を有し、下部に溝15が形
成された2叉状の脚片11を有する押釦10は、
円柱状部12の内部に下方に開口した凹部を有
し、この凹部中にコイルバネ16と作動子18を
圧縮して挿入させ、作動子18に転換子20の山
形部21を押圧した状態で貫通孔13と22に軸
14を挿入する。
予め仮組立のできた押釦10と転換子20を、
転換子20がホトインタラプタ30のスリツト3
1に適合するように、かつ、脚片11の裏面凸起
19と枠63の凹部61の間に復帰用コイルバネ
17を配設できるように位置合わせしつつ、ベー
ス60上に載置する。
最後に、円柱状部12を貫通孔2へ挿入するよ
うに仮組立上へハンジング1を帽着し、ハウジン
グ1とベース60を固着する。
ここで、転換子20は下降時、転換子の揺動案
内51で案内されるように曲面24が形成され、
復帰後、ハウジング1の段部3に当接・摺動しな
がら揺動し、元の位置へ戻されるように段部23
が形成されている。
押釦10が復帰している第1図の定常状態で
は、ガイド50の転換子の揺動案内51と転換子
20の曲面24が当接し、ホトインタラプタ30
の光路となつているスリツト31が転換子20で
遮蔽されて、電気的にはオフになつている。
この状態から押釦10を押し下げると、押釦1
0と一緒に転換子20が下降し、転換子20の曲
面24がガイド50の転換子の揺動案内51に沿
つて移動し、揺動動作を行い、最終的に第3図の
状態になる。この結果、転換子20がスリツト3
1から外れ、ホトインタラプタ30の光路がつな
がりオン状態になる。
この状態から押釦10へ加えていた押下力を解
除すると、押釦10及び転換子20は復帰用コイ
ルバネ17によつて復帰していく、その際、転換
子20の段部23は最初ハウジング1の段部3に
当接しているので、復帰するにつれて転換子20
は押圧時とは逆に揺動し、最終的に第1図の状態
まで揺動し、揺動案内51と曲面24が当接して
停止する。
この実施例の場合、スイツチングユニツトは、
ホトインタラプタであつたが、他の無接点スイツ
チング素子、例えば、磁気抵抗素子、磁気誘導素
子、ホール素子と磁石、圧電素子とハンマー、容
量素子と電荷発生手段等適用可能である。
第5図は本考案の他の実施例を示す要部断面図
であり、この実施例においては、ベース上面に固
定接片33を植設し、転換子20の下方凹所25
に可動接片32を装着し、転換子20の揺動によ
り可動接片32が固定接片33を摺動切り換えす
る。
なお、本考案は上記の実施例に限定されるもの
ではなく本考案の趣旨に基づいて種々の変形が可
能であり、それらを本考案の範囲から排除するも
のではない。
(考案の効果) 以上、詳細に説明したように、本考案によれ
ば、次のような効果を奏することができる。
(1) 転換子20を軸14により押釦10へ一体的
に結合しているので、両者の相対位置が変わら
ず、いつも一定な、滑らかな節動動作を行え、
また、節動動作時の動作感が押釦10と転換子
20が一体的結合のために伝わりやすい。
(2) 転換子20はガイド50によつて揺動され、
復帰時にはハウジングの段部3によつて案内さ
れるように構成されているので、構成が簡単で
小形化でき、しかも、故障を少なくすることが
できる。
(3) 組立時、問題となるコイルバネ16と作動子
18を転換子20を押釦10へ軸支する際に行
えるようにしたので、この組立工程以後の工程
の組立性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の正面断面図、第2図
は本考案の実施例の分解斜視図、第3図は本考案
の実施例の押圧時を示す正面断面図、第4図は本
考案の実施例の側面断面図、第5図は本考案の他
の実施例を示す要部断面図、第6図は従来技術を
示す断面図である。 1……ハウジング、2,13,22……貫通
孔、3,23……段部、10……押釦、11……
脚片、12……円柱状部、14……軸、15……
溝、16……コイルバネ、17……コイルバネ
(復帰用)、18……作動子、19……凸起、20
……転換子、21……山形部、24……曲面、2
5……凹所、30……ホトインタラプタ、31…
…スリツト、32……可動接片、33……固定接
片、50……ガイド、51……転換子の揺動案
内、52……ホトインタラプタの押さえ、60…
…ベース、61……凹部、62……角形の貫通
孔、63……枠。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 押釦を押圧して転換子を揺動する押釦スイツ
    チにおいて、上面に山形部を有する転換子を前
    記押釦に軸架し、前記転換子の下降時に前記転
    換子の一方の側面の曲面部に摺接して該転換子
    の揺動を案内するガイドと、該転換子の上昇時
    に該転換子の他方の側面の段部に当接して該転
    換子を揺動させて該転換子を復帰させる段部と
    をそれぞれスイツチ本体内に配備するとともに
    前記山形部に作動子を弾性的に係合し、前記転
    換子の揺動時に前記作動子が前記山形部の山を
    乗り越えて切換節度を得るようにしたことを特
    徴とする押釦スイツチ。 (2) 前記転換子の揺動動作によつて、スイツチン
    グ素子をオン、オフさせるようにしたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    押釦スイツチ。
JP1987197384U 1987-12-28 1987-12-28 Expired JPH0441542Y2 (ja)

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JP1987197384U JPH0441542Y2 (ja) 1987-12-28 1987-12-28

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Publication Number Publication Date
JPH01103130U JPH01103130U (ja) 1989-07-12
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522950B2 (ja) * 1978-01-13 1980-06-19

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833633Y2 (ja) * 1978-08-03 1983-07-27 日本開閉器工業株式会社 小型スイッチ
JPS6344900Y2 (ja) * 1981-01-09 1988-11-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5522950B2 (ja) * 1978-01-13 1980-06-19

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JPH01103130U (ja) 1989-07-12

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