JPH0621150Y2 - 多連スイツチ用ミユ−テイングスイツチ - Google Patents

多連スイツチ用ミユ−テイングスイツチ

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JPH0621150Y2
JPH0621150Y2 JP6516286U JP6516286U JPH0621150Y2 JP H0621150 Y2 JPH0621150 Y2 JP H0621150Y2 JP 6516286 U JP6516286 U JP 6516286U JP 6516286 U JP6516286 U JP 6516286U JP H0621150 Y2 JPH0621150 Y2 JP H0621150Y2
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switch
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muting
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正毅 植木
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エスエムケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、多連スイッチの個々のスイッチの切換タイ
ミングを満足するように、切換タイミングを機構的に検
出することができる多連スイッチ用ミューティングスイ
ッチに関するものである。
(従来の技術) 従来スイッチは、根本的な動作上、開閉時に接点同士が
離接する時の瞬間に、切換ノイズが発生している。
そこで、この切換ノイズを解消される為に、接点が離接
する直前及び直後に目的の回路の動作を停止させるミュ
ーティング回路を付加している。
このミューティング回路は、スイッチを動作させる時の
接点が接触する時を、スイッチ内の一つの接点で検出
し、この接点が接断される直前が検出されると、電気的
タイマー回路を動作させて接断した接点が次の接点に接
触する迄の時間、即ち、接点が離接する直前及び直後の
切換ノイズが発生する時間中目的の電気回路を停止させ
ている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように、従来のミューティング回路は、スイッ
チ内の一つの接点によってスイッチを動作させる時の接
点が接触する時を検出し、接点が接断される直前に電気
的タイマー回路を動作させて接点が離接する直前及び直
後の切換ノイズが発生する時間中目的の電気回路を停止
させている為に、切換ノイズが解消されていた。しか
し、連動板によって動作する多連スイッチの場合、個々
のスイッチの全ての切換ノイズを解消させる為に、上述
した如くに構成するのでは、非常に高価になると言う問
題点があった。
この考案は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、多連スイッチにおいても安価に、切換ノイズを解
消することが可能な多連スイッチ用ミューティングスイ
ッチを提供することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の問題点を達成するために、この考案の多連スイッ
チ用ミューティングスイッチは、多連スイッチの連動板
によって動作する多連スイッチ用ミューティングスイッ
チであって、一端をハウジングに固定し、他端を前記連
動板の移動によって変位する導電性接触片と、前記ハウ
ジング内に支持され前記導電性接触片の略中間部で支点
となる突起部を有するスライダーと、前記導電性接触片
内部に略U字状スリットにより打ち起された可動舌片
と、該可動舌片の先端に設けられた可動接点と、前記ハ
ウジングに前記可動接点と対向する位置に配置され、前
記連動板が所定量変位した時に前記可動舌片と接触しミ
ューティング回路を閉成する固定接点とを備えて構成し
た。
(作用) 上述したように構成されたこの考案の多連スイッチ用ミ
ューティングスイッチは、多連スイッチ内の一つのスイ
ッチを押すと、押した時の変位が連動板を介して導電性
接触片に伝達され、伝達された変位はスライダーの突起
部を支点として変位を拡大し、接触片の可動舌片が持ち
上がり、可動舌片の可動接点と固定接点が接触し、可動
接点と固定接点の接触によって接触片を介してミューテ
ィング回路を閉成させる。
(実施例) 次に、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図はこの考案の実施例の多連スイッチ用ミューティ
ングスイッチが取付けられた時の状態部分断面図であ
る。
図において、スイッチ1,2,3が取付部材4の適当な
位置に固定され、スイッチ1,2,3を連動板5によっ
て連結してある。この連動板5は、常時矢印Xで示す方
向に付勢されて、スライド可能に取付けられている。
同図中に示したこの考案の実施例の多連スイッチ用ミュ
ーティングスイッチ6は、例えば、スイッチ1の側部に
固定されている。当然、他のスイッチの側部に固定する
ことも可能である。
スイッチ1,2,3は、接点数が異なるだけで、スイッ
チ動作機構の構成は、全て同様なので動作機構の説明は
スイッチ1で止め、他のスイッチ2,3の説明は省略す
る。
7はキートップで、キーハウジング8の上面に開けられ
たキートップ孔9に挿嵌されており、キーハウジング8
の上面にばね10を介してスライドするように取付けて
ある。
11は作動板で、キートップ7の底面に固着され、その
下端部が連動板5の透孔12に挿入されている。この作
動板11は、下端部より第1斜辺13と、この第1斜辺
13とは逆の斜辺となる第2斜辺14及び、第2斜辺1
4の上端に形成される頂端部15を介して切欠かれた凹
陥16を備えており、連動板5とともに連動機構を形成
している。さらに、作動板11には、スイッチスライダ
ー17が固着されている。
スイッチスライダー17には、可動接触片18,19,
20,21が取り付けられている。
キーハウジング8には、この可動接触片18,19,2
0,21と摺動接触するように固定端子22,23,2
4,25が固着されている。
次に、この考案の実施例の多連スイッチ用ミューティン
グスイッチ6の要部の詳細な説明を、第2図から第6図
を参照して説明する。
26は弾力性、導電性を有し略長方形状の導電性接触片
で、この導電性接触片26の内部に略U字状スリット2
7を設けてある。
28は可動舌片で、略U字状スリット27により打ち起
されていて、略U字の先端29の近傍に可動接点30が
取り付けられている。
導電性接触片26の一端側31はハウジング33に固定
し、他端側32は連動板5と連結されていて連動板5の
変位が伝達される。
第3図は、ハウジング33に導電性接触片26が収納し
てある時の説明図である。
図において、ハウジング33は、内部に導電性接触片2
6を固定する固定部34と、スライダー35と、固定接
点36が設けられている。
固定部34は、導電性接触片26の略U字状スリット2
7の底部と対向する先端近傍31を固定している。
スライダー35は、ハウジング33の内部に収納し、ハ
ウジング33の内部を自在に移動可能になるように設け
られている。
このスライダー35の要部の説明を、第4図のスライダ
ーの斜視図を参照しつつ説明する。
図において、37はスライダー本体で断面略コ字状に形
成されている。スライダー本体37内部の底面38に
は、半円柱状の支点突起39が設けられている。さら
に、スライダー本体37の上面40には、三角柱状の突
起41が設けられている。
上述したスライダー35を、ハウジング33の内部の適
正位置で固定するように、ハウジング33の内壁33a
側には、スライダー本体37の三角柱状の突起41と嵌
合するように連続した三角波状の窪み42が形成されて
いる。また、ハウジング33の内壁33a,33bに
は、スライダー35がスライドしやすいようにスライド
ガイド43,44が設けられている。
第5図にスライダー35と導電性接触片26の取付け状
態を示す状態斜視図を示す。
図からも明らかなように、導電性接触片26の略中央付
近が、スライダー35の支点突起39と接するように位
置されている。
次に、上記の如く構成された実施例の動作を以下に説明
する。
第1図に示すように、スイッチ1の定常状態では、作業
板11の第1斜辺13上に連動板5の透孔12が位置し
ている。また、スイッチスライダー17の可動接片1
8,19,20,21は、固定端子22,23,24,
25の夫々の固定接片22aと22b,23aと23
b,24aと24b,25aと25bとを接触するよう
に位置している。
スイッチ2は、選択された状態にあり作業板11′の凹
陥16′に連動板5の透孔12′が位置している。ま
た、図示していないが、スイッチスライダー17′の可
動接片18′,19′,20′,21′は、固定端子2
2′,23′,22′,23′の夫々の固定接片22′
bと22′c,23′bと23′c,24′bと24′
c,25′bと25′cとを接触するように位置してい
る。
多連スイッチ用ミューティングスイッチ6の可動接点3
0と固定接点36は、接断された状態にある。
今、スイッチ2が選択されいる状態から、スイッチ1を
選択しようとする場合、スイッチ1のキートップ7を押
圧する。
この押圧力が、ばね10のばね力より強くなると、キー
トップ7はキーハウジング8内に挿入し始め、キートッ
プ7の底部に固着されている作業板11及びスイッチス
ライダー17がキーハウジング8内部を移動し始める。
作業板11が移動すると、第1斜辺13と接している連
動板5が第1斜辺13の傾斜によって矢印Yで示す方向
に移動する。
また、同時にスイッチスライダー17が移動し可動接触
片18,19,20,21も移動する。しかし、可動接
片18,19,20,21と固定端子22,23,2
2,23の固定接片22aと22b,23aと23b,
24aと24b,25aと25bとは、自分自身の大き
さの為に即座に接断しされない。この移動の変位量は、
当然連動板5を伝わって導電性接触片26に伝達され、
伝達された変位はスライダー35の突起39を支点とし
てこの変位を拡大する。この拡大された変位によって可
動舌片28が持ち上がり、可動接点30と固定接点36
とが接触する。可動接点30と固定接点36とが接触す
ると、導電性接触片26を介してミューティング回路
(図示せず)が導通し(第6図参照)、目的の電子回路
を停止させる。
さらに、キートップ7を押すと、連動板5の移動量が増
えてスイッチ2の凹陥16′と連動板5の係止状態が解
除され、スイッチ2のばね10′のばね力によって、ス
イッチ2のキートップ7′が元の位置に戻ると同時に、
各接点が移動しスイッチを切り換える。この状態では、
上述したミューティング回路(図示せず)は、まだ導通
されている。
さらに、スイッチ1のスイッチスライダー17を移動さ
せると、可動接片18,19,20,21と固定端子2
2,23,22,23の固定接片22bと22c,23
bと23c,24bと24c,25bと25cとが接触
する。この動作と同時に、連動板5の透孔12が凹陥1
6に挿入されて、スイッチ1を固定する。この透孔12
が凹陥16に挿入される瞬間に連動板5は、矢印X方向
の元の位置に戻り、導電性接触片26も元の位置に戻
り、導電性接触片26の可動舌片28が下がり、可動接
点30と固定接点36とが接断され(第3図参照)、ミ
ューティング回路(図示せず)を停止させる。
この実施例において、スライダー35の支点突起39の
支点位置の調整は、スライダー35を移動させることに
よって、突起41と窪み42の嵌合位置を移動できるの
で調節が簡単である。また、ハウジング33の有する弾
力性によってスライダー35を移動する時の節度感を持
たせると共に、一旦セットした後に、ずれることが無
い。仮にずれたとしても、窪み42の山数を見ただけで
簡単に再調整することも可能である。
尚、突起41と嵌合する窪み42の形状を三角形状にし
たがこの考案の多連スイッチ用ミューティングスイッチ
は、三角形状に限定するものではなく他の形状によって
も、実施可能なことは、言うまでもない。
第7図に多連スイッチ用にこの考案の実施例の多連スイ
ッチ用ミューティングスイッチを取り付けた時の状態図
を示す。
(効果) 以上説明したように、この考案の多連スイッチ用ミュー
ティングスイッチによれば、連動板によって伝達された
スイッチの移動量を導電性接触片が受けて、スライダー
が支点となり導電性接触片の移動量を拡大し、可動舌片
に取付けられた可動接点と固定接点を多連スイッチの全
てのスイッチの切換ノイズが発生している間接触させて
いるために、切換タイミングを機構的に検出でき、電気
的タイマー回路を削除することができるので、安価に切
換ノイズを解消することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の多連スイッチ用ミューティ
ングスイッチが取付けられた時の状態部分断面図、第2
図はこの考案の実施例の多連スイッチ用ミューティング
スイッチの導電性接触片の平面図、第3図はこの考案の
実施例の多連スイッチ用ミューティングスイッチのハウ
ジングに導電性接触片が収納してある時の説明図、第4
図はこの考案の実施例の多連スイッチ用ミューティング
スイッチのスライダーの斜視図、第5図はこの考案の実
施例の多連スイッチ用ミューティングスイッチの導電性
接触片とスライダーの状態斜視図、第6図はこの考案の
実施例の多連スイッチ用ミューティングスイッチの動作
説明図、第7図は多連スイッチ用にこの考案の実施例の
多連スイッチ用ミューティングスイッチを取り付けた時
の状態図である。 1,2,3……スイッチ、4……取付部材、5……連動
板、6……多連スイッチ用ミューティングスイッチ、7
……キートップ、8……キーハウジング、9……キート
ップ孔、10……ばね、11……作動板、12……透
孔、13……第1斜辺、14……第2斜辺、15……頂
端部、16……凹陥、17……スイッチスライダー、1
8,19,20,21……可動接触片、22,23,2
4,25……固定端子、26……導電性接触片、27…
…略U字状スリット、28……可動舌片、29……略U
字の先端、30……可動接点、31……一端側、32…
…他端側、33……ハウジング、34……固定部、35
……スライダー、36……固定接点、37……スライダ
ー本体、38……底面、39……支点突起、40……上
面、41……突起、42……窪み、43,44……スラ
イドガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】多連スイッチの連動板によって動作する多
    連スイッチ用ミューティングスイッチであって、 一端をハウジングに固定し、他端を前記連動板の移動に
    よって変位する導電性接触片と、前記ハウジング内に支
    持され前記導電性接触片の略中間部で支点となる突起部
    を有するスライダーと、前記導電性接触片内部に略U字
    状スリットにより打ち起された可動舌片と、該可動舌片
    の先端に設けられた可動接点と、前記ハウジングに前記
    可動接点と対向する位置に配置され、前記連動板が所定
    量変位した時に前記可動舌片と接触しミューティング回
    路を閉成する固定接点とを備えて構成したことを特徴と
    する多連スイッチ用ミューティングスイッチ。
JP6516286U 1986-05-01 1986-05-01 多連スイツチ用ミユ−テイングスイツチ Expired - Lifetime JPH0621150Y2 (ja)

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JPS62178420U JPS62178420U (ja) 1987-11-12
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