JP3767996B2 - プッシュスイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はメディア検出等に使用され、可動接点のばね性を利用して操作ノブの上下動を制御するようにしたプッシュスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ばね性を有する金属で作られ、そのばね性により通常はオンあるいはオフ状態に保持される可動接点と、この可動接点のばね性を利用して操作ノブを常時上昇した状態に保持するプッシュスイッチ装置は、構造が簡単で小型化でき、操作感触に優れているため、各種の電子機器に使用されている。
【0003】
従来のこのようなプッシュスイッチ装置としては、例えば特開平6−168645号公報、特開平8−203380号公報あるいは特開平8−329779号公報などに開示されており、これら従来例のうち特開平6−168645号公報を例にとって図6に示す。
【0004】
図6は従来のプッシュスイッチ装置の一例を示す説明図である。
【0005】
図6に示すように、内部底面に固定接点22,23を配置したほぼ升状の筐体21と、弾性を有する導電性金属板で作られ、ほぼU字状に曲げて屈曲部を構成し、この屈曲部が力点となる可動部24とした可動接点部材25と、この可動接点部材25の可動部24を押圧する操作ノブ26とを有している。可動接点部材25はその一端部が筐体21の側壁に係合されて支点部27を構成し、可動接点部材25の他端部が可動接点部28とし可動部24の下降にともなって図6において右方向に摺動し、固定接点22から固定接点23に接触するように構成されている。可動接点部材25は、図6に示す操作ノブ26の非押し込み状態ではそのばね性により可動部が上昇して、可動接点部28は固定接点23から離れて固定接点22に接触しているとともに、操作ノブ26も上昇されているように構成されている。
【0006】
29は筐体21の内側面に形成した支持部21aの凹部21bの底面にインサート成形された固定接点であり、この固定接点29に可動接点部材25の支点部27が常接するように組み込まれている。30は筐体21から操作ノブ26が離脱しないようにかつ操作ノブ26を上下動自在に支持する蓋体である。
【0007】
このようにプッシュスイッチ装置は、固定接点22,23を備えた筐体21と可動接点部材25と操作ノブ26そして蓋体30の4つの部材で構成できるため、小型化が可能でかつ操作ノブ26の操作感触も滑らかであるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
一方、前記従来例のプッシュスイッチ装置を組み立てる場合は、固定接点22,23を配置した筐体21内に可動接点部材25を挿入し、蓋体30で上部を覆うという簡単な工程でよいが、筐体21内に可動接点部材25を挿入する際は、支持部21aの凹部21bの底面の固定接点29に支点部27を接触させ、可動接点部28を固定接点22に接触させるように挿入しなければならず、上方向から組み込み難い欠点がある。また、操作ノブ26や蓋体30を取り付ける際に、不安定に筐体21内に挿入された可動接点部材25を移動させてしまう可能性があり、可動接点部材25による操作ノブ26の上昇が円滑に行われなかったり、可動接点部28の固定接点22から固定接点23への切換えができなくなってしまう。極端な場合は、蓋体30の装着時に操作ノブ26を介して可動接点部材25を変形させてしまう可能性もある。
【0009】
このような欠点は、前記の特開平8−203380号公報のプッシュスイッチ装置においても同じである。また、前記の特開平8−329779号公報のプッシュスイッチ装置においては、操作レバーに可動接点部材の支点部を係止させており、操作レバーの取り付け時に可動接点部材を変形させる可能性がある。
【0010】
本発明の第1の課題は、組み立てが簡単で、確実に可動接点部材がスイッチ動作することができるプッシュスイッチ装置を提供することである。
【0011】
本発明の第2の課題は、可動接点部材による復帰力をアップして、操作ノブおよび可動接点部材を迅速かつ確実に復帰させることができるプッシュスイッチ装置を提供することである。
【0012】
本発明の第3の課題は、操作ノブの上下動をロスなくほぼ垂直に行わせることができるプッシュスイッチ装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記第1、3の課題は、上部は開口されているとともに、支持部を設けた略矩形の筐体と、前記筐体内に配設された固定接点と、ばね性を有する導電部材で作られ、両端部をそれぞれ同方向にほぼU字状に曲げて第1および第2屈曲部を構成し、前記第1屈曲部が力点となる可動部とし、その端縁に前記筐体の底部上を摺動して前記固定接点上に摺接する可動接点を形成すると共に、前記第2屈曲部の端縁に前記支持部に上方から係合されて回動自在に支持される支点部を形成してなる可動接点部材と、前記可動接点部材の第1および第2屈曲部間に形成され、前記可動接点方向に突出する曲げ部と、前記可動部に当接して押し下げるための操作ノブ当接部を有する操作ノブと、前記操作ノブが突出する部分を除いた前記開口部を覆う蓋体と、前記蓋体に一体的に突設され、前記支持部とともに前記第2屈曲部を挟み込むように当接して前記支点部を揺動自在に支持する当接突起とをを備え、前記可動接点部材の前記曲げ部によって構成されたV字状の傾斜面の一方の傾斜面に前記蓋体の前記当接突起が当接し、他の傾斜面に前記操作ノブ当接部が当接され、前記操作ノブの押し下げによって前記操作ノブ当接部が前記他の傾斜面を押し下げて、前記支持部と前記当接突起によって揺動自在に支持された前記支点部を中心にして前記可動部が下降することにより、前記可動接点が前記筐体の底部上を摺動されて前記固定接点と接触あるいは非接触となる第1の手段により解決される。
前記第2の課題は、第1の手段において、前記蓋体の裏面には、前記可動接点部材の前記第2屈曲部近傍を押える突起が形成されて、前記可動接点部材の可動部から付与される前記操作ノブの復帰力を増加させるようにした第2の手段により解決される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。
この実施の形態においては、それぞれ独立してオンオフ動作を行うことができる2つの操作ノブを有するプッシュスイッチ装置の場合を例に取っている。
【0015】
図1は本発明の一実施の形態における全体構造の分解斜視図、図2は本発明の一実施の形態における支点部分を示す部分斜視図、図3は本発明の一実施の形態をオン状態で示す縦断面図、図4は図3に示す状態から操作ノブを完全に内部に押し込んだオフ状態を示す縦断面図、図5は可動接点部材の変形例を示す正面図である。
【0016】
これらの図において、1は合成樹脂で作られ、上方が開口した略矩形の筐体で、その内部には2つの操作ノブ2,3を上下動方向の移動をガイドするようにガイドダクト4,5が立設されている。これらガイドダクト4,5は、筐体1の相対する一方の側壁1a,1bとの間に間隙を形成するように、かつガイドダクト4は筐体1の側壁1a,1bに直交する他方の側壁1c,1dの内の側壁1cにその一辺が、そしてガイドダクト5は側壁1dにその一辺が接するように配置されている。また、ガイドダクト4の側壁1a側の面には、上下方向に延在するように切欠き4aが形成され、ガイドダクト5の側壁1b側の面には、同じく上下方向に延在するように切欠き4aがそれぞれ形成されている。図3および図4に示すように、ガイドダクト4,5と側壁1a,1b間の間隙に位置する筐体1の底部1eには、それぞれ固定接点6が平面状に配設されるとともに、支持突起1fが立設されている。なお、ガイドダクト4,5の上端は、筐体1の上面より突出するように形成されている。
【0017】
操作ノブ2,3はそれぞれ同じ形状をしており、ここでは一方の操作ノブ2についてのみ説明し、他方の操作ノブ3は操作ノブ2と同じ構成要素には同じアルファベットを付してその説明は省略する。操作ノブ2はほぼ棒状に合成樹脂で作られ、ほぼ上半分は円柱状のノブ部2a,下半分は角柱状の操作部2bとなっている。操作部2bの一側面の下方には操作ノブ2の長手方向に直交する方向に張り出した当接部2cが形成されている。この当接部2cが形成された面は当接部2cから上昇するにしたがいとの突出量が小さなる傾斜面2dが形成され、ノブ部2aと操作部2bの境界部においてはわずかに突出する規制部2eが形成されている。当接部2cと規制部2eはガイドダクト4の切欠き4aから側壁1b方向に突出するように挿入される。
【0018】
ガイドダクト4,5と側壁1a,1bの間の各間隙には、弾性を有する導電性金属板で作られた可動接点部材7,8がそれぞれ収納されている。可動接点部材7,8はそれぞれ同じ形状をしており、ここでは一方の可動接点部材7についてのみ説明し、他方の可動接点部材8は可動接点部材7と同じ構成要素には同じアルファベットを付してその説明は省略する。可動接点部材7は、その一端側を略U字状に曲げることにより構成された屈曲部を力点となる可動部7aとしており、他端側はほぼU字状に曲げることにより構成された湾曲部7bを有している。湾曲部7b側の端縁は、一対の相対するように切り欠かくことにより形成された支点部7cが設けられている。可動部7a側の端縁部は二股に割られかつ曲げ加工などにより可動接点7dが形成されている。可動接点部材7の支点部7cは、図2に詳細に示すように、筐体1の支持突起1fの先端部に支持される。支持突起1fの先端部は、図2に詳細に示すように、二股に割れており、この二股部1g間に可動接点部材7の支点部7cを落とし込むことにより支点部7cを揺動自在に支持する。可動部7aと湾曲部7b間の可動接点部材7には、支点部7cおよび可動接点7d方向に突出するようにほぼV字状に曲げた曲げ部7eが形成されている。
【0019】
操作ノブ5の上面は、金属あるいは合成樹脂で作られた蓋体9によって覆われている。すなわち、蓋体9は筐体1の側壁1cの上端部から筐体1の上面を通り側壁1dの上部に至る大きさに作られ、ガイドダクト4,5を突出させるためのほぼ矩形の開口9a,9bと、これら開口9a,9bの一辺のほぼ中央に形成された操作ノブ2,3の規制部2e,3eは突出するが、傾斜面2d,3dの上昇を規制する規制孔9c,9dが形成されている。これにより、可動接点部材7,8により上方に付勢されている操作ノブ2,3が筐体1および蓋体9によって構成された収納空間から離脱しないようになっている。蓋体9の裏面には、可動接点部材7,8の湾曲部7b,8bの上面に当接するように下方に突出する当接突起9e,9fが一体的に形成されている。
【0020】
以上のように構成されたプッシュスイッチ装置の組み立てについて説明する。最初に、ガイドダクト4,5と側壁1a,1b間の底部1eに平面状に固定接点6がそれぞれ配設された筐体1の底部1eから突出する各支持突起1fの二股部7g間に、可動接点部材7,8の各支点部7c,8cを落とし込むことにより、可動接点部材7,8を揺動自在に支持する。これにより可動接点部材7,8は筐体1に確実に保持された状態になる。次に、可動接点部材7,8の各可動部7a,8a上に操作ノブ2,3の当接部2c,3cの下面が当接するように操作ノブ2,3を落とし込む。最後に蓋体9を開口9a,9bからガイドダクト4,5がそれぞれ突出するように、かつ規制孔9c,9dから操作ノブ2,3の規制部2e,3eが突出するして覆うことにより組立は完了する。可動接点部材7,8は筐体1に確実に保持されているので、蓋体9の取り付け時に可動接点部材7,8が移動することはない。また、可動接点部材7,8や操作ノブ2,3は、全て筐体1の上部から組み込むことができる。
【0021】
次に、前記のプッシュスイッチ装置の動作について説明する。なお、動作説明は一方のスイッチ部、すなわち操作ノブ3側についての説明する。
【0022】
図3はプッシュスイッチ装置のオン状態、すなわち操作ノブ3の非押下げ状態を示しており、この図3の状態では、可動接点部材8の支点部8b側は、支持突起1fの二股部7g間に係合し、可動接点8dは可動接点部材8の弾力により第1固定接点6上に位置している。この状態では可動接点部材8は支点部8bによる係合部分を中心として反時計回り方向に回転しようとする力が作用するので、可動部8aによって操作ノブ3は押し上げられている。操作ノブ3の押し上げは、規制部3eが規制孔9dに係合することにより所定の位置で阻止される。
【0023】
この図3の状態から操作ノブ3を押し下げていくと、可動接点部材8は支点部8bを中心にして時計回り方向に回動していく。これにより可動接点部材8の可動接点4dは押し曲げられながら筐体1の底部1a上を左方向に摺動し、固定接点6から離れ、底部1e上に位置することになり、可動接点8dと固定接点6との導通状態は解かれ、これによりこのプッシュスイッチはオフ状態になる。なお、蓋体9の裏面の当接突起9eが可動接点部材8の湾曲部8bの上面に当接しているので、反力が可動接点部材8に働き、オフ状態からオン状態への復帰力をアップさせることができ、操作ノブ3および可動接点部材8を迅速かつ確実に復帰させることができる。
【0024】
また、この実施の形態においては、可動接点部材7,8は、それら各々の一端側を略U字状に曲げた可動部7a,8aと、他端側を同じくほぼU字状に曲げることにより構成された湾曲部7b,8bとの2つの曲げ部が形成されているので、これら2つの湾曲部でそれぞれ荷重を発生させることができるので、スイッチ動作に必要な荷重および復帰力を上げるための荷重を発生させることができ、各可動接点部材7,8のみで確実なスイッチ動作を行うことができるプッシュスイッチ装置を簡単な構造で提供することができる。さらに、可動接点部材7,8には、支点部7c,8cおよび可動接点7d,8d方向に突出するようにほぼV字状に曲げた曲げ部7e,8eが形成されており、この曲げ部7e,8eにより操作ノブ2,3に加わる分力の方向が調整でき、操作ノブ2,3をロスなくほぼ垂直に上下動させることができる。
【0025】
このような前記実施の形態にあっては、上部は開口された略矩形の筐体1と、筐体1内に配設された固定接点6と、ばね性を有する導電部材で作られ、両端部をそれぞれ同方向にほぼU字状に曲げ、その一端側を力点となる可動部7aとしており、他端側の湾曲部7bの端縁に支点部7cを設け、可動部7a側の端縁に筐体1の底部1e上を摺動して固定接点6上に摺接する可動接点7dを形成すると共に、筐体1内に立設された支持突起1fに上部から係合して回動自在に支持される支点部7cを形成した可動接点部材7と、可動部7aを押し下げるための操作ノブ2と、操作ノブ2が突出する部分を除いた開口部を覆う蓋体9とを有し、操作ノブ2の押し下げによって支点部7cを中心にして可動部7aが下降し、筐体1の底部1e上を摺動して固定接点6と接触したり、非接触するので、組み立て時には、可動接点部材7の位置決めを確実に行うことができ、その位置決めも筐体1の上方から行うことができるので、組み立てが簡単であり、可動部7aと湾曲部7bの2つの湾曲部でそれぞれ荷重を発生させることができるので、スイッチ動作に必要な荷重および復帰力を上げるための荷重を発生させることができる。
【0026】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、可動接点部材の位置決めを確実に行うことができ、その位置決めも筐体の上方から行うことができるので、組み立てが簡単であり、また、2つの湾曲部でそれぞれ荷重を発生させることができるので、スイッチ動作に必要な荷重および復帰力を上げるための荷重を発生させることができ、可動接点部材のみで確実なスイッチ動作を行うことができ、さらに、可動接点部材の第1および第2屈曲部間には可動接点方向に突出する曲げ部が形成されているので、この曲げ部により操作ノブに加わる分力の方向が調整でき、操作ノブをロスなくほぼ垂直に上下動させることができる。
【0027】
請求項2記載の発明によれば、蓋体の裏面に可動接点部材の第2屈曲部近傍を押える突起が形成されているので、反力が可動接点部材に働き、オフ状態からオン状態への復帰力をアップさせることができ、操作ノブおよび可動接点部材を迅速かつ確実に復帰させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における全体構造の分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態における支点部分を示す部分斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態をオフ状態で示す縦断面図である。
【図4】図3に示す状態から操作ノブを完全に内部に押し込んだオン状態を示す縦断面図である。
【図5】可動接点部材の変形例を示す正面図である。
【図6】従来のプッシュスイッチ装置の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 筐体
1e 底部
1f 支持突起
1g 二股部
2,3 操作ノブ
2c,3c 当接部
2e,3e 規制部
4,5 ガイドダクト
6 固定接点
7,8 可動接点部材
7a,8a 可動部
7b,8b 湾曲部
7c,8c 支点部
7d,8d 可動接点
7e,8e 曲げ部
9 蓋体
9a,9b 開口
9c,9d 規制孔
9e,9f 当接突起
Claims (2)
- 上部は開口されているとともに、支持部を設けた略矩形の筐体と、
前記筐体内に配設された固定接点と、
ばね性を有する導電部材で作られ、両端部をそれぞれ同方向にほぼU字状に曲げて第1および第2屈曲部を構成し、前記第1屈曲部が力点となる可動部とし、その端縁に前記筐体の底部上を摺動して前記固定接点上に摺接する可動接点を形成すると共に、前記第2屈曲部の端縁に前記支持部に上方から係合されて回動自在に支持される支点部を形成してなる可動接点部材と、
前記可動接点部材の第1および第2屈曲部間に形成され、前記可動接点方向に突出する曲げ部と、
前記可動部に当接して押し下げるための操作ノブ当接部を有する操作ノブと、
前記操作ノブが突出する部分を除いた前記開口部を覆う蓋体と、
前記蓋体に一体的に突設され、前記支持部とともに前記第2屈曲部を挟み込むように当接して前記支点部を揺動自在に支持する当接突起とをを備え、
前記可動接点部材の前記曲げ部によって構成されたV字状の傾斜面の一方の傾斜面に前記蓋体の前記当接突起が当接し、他の傾斜面に前記操作ノブ当接部が当接され、
前記操作ノブの押し下げによって前記操作ノブ当接部が前記他の傾斜面を押し下げて、前記支持部と前記当接突起によって揺動自在に支持された前記支点部を中心にして前記可動部が下降することにより、前記可動接点が前記筐体の底部上を摺動されて前記固定接点と接触あるいは非接触となることを特徴とするプッシュスイッチ装置。 - 前記蓋体の裏面には、前記可動接点部材の前記第2屈曲部近傍を押える突起が形成されて、前記可動接点部材の可動部から付与される前記操作ノブの復帰力を増加させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプッシュスイッチ装置。
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