JP2004327115A - スイッチ - Google Patents

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Abstract

【課題】接続端子部を形成する固定端子の金型を小型化してスイッチを小型化可能であると共に、スイッチ組立時の接触片装着が容易なスイッチの提供。
【解決手段】ハウジング本体20a内に設ける第一固定端子30及び第二固定端子40をハウジング本体20a内に設ける接触片50によってオン/オフを切り替えるスイッチ10において、接触片50の湾曲部50cと接触する第一固定端子30を金型成形するが、第一固定端子30の他端である接触部30cに接触溝30dを形成することで、接触片50をスイッチ10内に載置した後、接触片50の固定部50bをハウジング本体20a内に位置させて、湾曲部50cを接触溝30dに係止させる。湾曲部50cを接触溝30dに係止させた状態では接触片50のねじり方向の付勢力を利用して圧縮方向への付勢力に抗し係止状態を保てるので、スイッチ10組立時に固定治具を必要としない。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子機器に検知用スイッチ等として使用されるスイッチに関する。詳細には、コイルスプリングと接触するハウジング内の接触部の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
スイッチにおいて、通電をさせるための接触部の形状としては、フラット形状からなるものが知られている。即ち、図9及び図10に表すように、ケース100は、内部に空間部を有する筐体からなり、上部を開口し、内部に固定端子101及び接触片102が設けられ、上部の開口部をカバー103によって被覆される。固定端子101は、接触部101a及び脚部101bからなる。接触部101aは、上面がフラット形状に形成された板状体からなる。接触部101aの側部からは、一対の脚部101bが下方へ折曲した状態に延設される。固定端子101は、脚部101bがケース100の下面から外部に突出されると共に、接触部101aがケース100内部の底面に敷設される。接触片102は、中間部がコイル形状からなるコイルスプリング部102aを形成し、コイルスプリング部102aから延設される一端が一方の接点部102bを形成する。また、コイルスプリング部102aから延設される他端は、詳説しないが、スイッチのオン/オフを切り替える押圧部によって移動される他方の接点部を形成する。
【0003】
このように構成されるスイッチの組み立て工程は、接触片102を固定治具(図示せず)によってケース100の内部に、接点部102bが接触部101aに接触するように位置させておく。次いで、上部の開口部をカバー103によって被覆し、この状態のままケース100内部から固定治具を取り外す(特許文献1参照)。
【0004】
更に、他の通電をさせるための接触部の形状としては、平面の一部が突出した形状からなるものが知られている。即ち、図11及び図12に表すように、ケース110は、内部に空間部を有する筐体からなり、一側面110aを開口し、内部に固定端子111及び接触片112が設けられ、図11に表すように、一側面110aをカバー113によって被覆される。固定端子111は、接触部111a及び脚部111bからなる。接触部111aは、上面に係止部111cを突設した板状体からなる。接触部111aの側部からは、一対の脚部111bが下方へ折曲した状態に延設される。固定端子111は、脚部111bがケース110の下面から外部に突出されると共に、接触部111aはケース110内部の底面に係止部111cが上方向になるように敷設される。接触片112は、中間部がコイル形状からなるコイルスプリング部112aを形成し、コイルスプリング部112aから延設される一端が一方の接点部112bを形成する。また、コイルスプリング部112aから延設される他端は、詳説しないが、スイッチのオン/オフを切り替える押圧部114によって移動される他方の接点部112cを形成する。
【0005】
このように構成されるスイッチの組立工程は、接触片112のコイルスプリング部112aから延設される接点部112b,112cをねじり方向に圧縮させた状態で、ケース110の内部に挿入し、接触片112の接点部112cを押圧部114に接触させる。この状態では、接点部112b及びコイルスプリング部112aの接点部112b側部分は、ケース110の外部に位置されている。そこで、接触片112の接点部112bをケース110の内部方向へ押圧し、接触部111aの係止部111cに係止させる。この状態では、まだコイルスプリング112aの接点部112b側部分は、ケース110の外部に位置される。次いで、ケース110の外部に位置されるコイルスプリング部112aの一部にカバー113の内面を当接させ、この状態のまま、カバー113をケース110の開口面に当接させて固定する。すると、コイルスプリング部112aは、圧縮されてケース110の内部に位置され、カバー113がケース110の一側面110aを被覆する。
【0006】
【特許文献1】
特公平7−93074号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フラット形状である接触部101aがケース100内部に設けられた場合のスイッチの組立工程では、固定治具を用いてケース100の内部に接触片102を位置させた後、ケース100の上部開口部をカバー103によって被覆させていた。そして、この状態のまま、ケース100又はカバー103に予め設けられた取り出し孔(図示せず)から固定治具を取り外していた。そのため、固定治具を別途用意しなければならないという問題を有した。更に、ケース100又はカバー103には、固定治具を取り外すための孔を設けなければならないと共にケース100の内部に固定治具を位置させるスペースが必要となり、スイッチの小型化が困難であるという問題を有した。
【0008】
更に、突出した形状を有する接触部111aがケース110内部に設けられた場合のスイッチの組立工程では、接触片112の接点部112bを接触部111aの係止部111cに係止させることで、固定治具を用いずにスイッチを組立ることが可能となる。しかしながら、スイッチを小型化するには、接触部111aを製造するための金型も極小さな係止部111cの突部形状に形成することが必要であり、極小さな金型に係止部111cの突部形状を形成して接触部111を型抜き或いは型押し加工することは技術的に困難であるため、スイッチの小型化が困難になるという問題を有した。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、
内部に空間部を有するハウジングと、
一端はハウジング外部に設けられ、他端はハウジング内部に設けられると共に、接触溝を有する接触部が設けられる第一固定端子と、
一端はハウジング外部に設けられ、他端はハウジング内部に設けられると共に接触部が設けられる第二固定端子と、
ハウジング内部に設けられ、一端には第一固定端子の接触溝に係止することで第一固定端子の接触部に接触される固定部が設けられ、他端には第二固定端子の接触部と接触可能な可動部が設けられ、中間部はコイルスプリング部を形成し、
ねじり方向及び圧縮方向に付勢される接触片と、
基端はハウジング内部に設けられると共に、揺動中心となる支持部が設けられ、他部は支持部を揺動中心として揺動可能であると共に、接触片と当接される押圧面が設けられ、揺動することで接触片をねじり方向へ押圧可能な操作体、
とからなることを特徴とするスイッチ、
【0010】
を提供する。以下に、この発明の作用を説明する。
通常状態におけるスイッチでは、接触片に設けた固定部がコイルスプリング部のねじり方向への付勢力によって第一固定端子と接触している。又、接触片に設けた可動部はコイルスプリング部の圧縮方向への付勢力によって第二固定端子の接触部と接触している状態か、或は、非接触の状態である。従って、第二固定端子が可動部と接触状態で有れば第一固定端子及び第二固定端子は、接触片によって電気的に導通状態であり、又、第二固定端子が可動部と非接触状態で有れば第一固定端子及び第二固定端子は、接触片によって電気的に非導通の状態である。
この状態で、操作体の他部が押圧される。すると、操作体は、支持部を揺動中心として、接触片のねじり方向への付勢力に抗し、接触片をねじり方向へ移動させながら揺動する。操作体の揺動に伴い、接触片の可動部は、コイルスプリング部の圧縮方向への付勢力により移動される。そして、移動が進むと接触片は、通常状態が導通状態で有れば第二固定端子と接触を解除するので、スイッチは第一固定端子及び第二固定端子が電気的に非導通状態となり、又、通常状態が非導通状態で有れば接触片は第二固定端子と接触するので、スイッチは第一固定端子及び第二固定端子が電気的に導通状態となる。
【0011】
操作体への押圧が解除されると、コイルスプリング部のねじり方向への付勢力により可動部が通常状態での位置へ移動するので、操作体もこの移動に伴い揺動して元の位置に戻され、通常状態が第一固定端子と第二固定端子とが導通状態で有れば通常状態と同様に接触片が第二固定端子の接触部と再び接触して第一固定端子と第二固定端子とが電気的に導通された状態となる。又、通常状態が第一固定端子と第二固定端子とが非導通状態で有れば、接触片が第一固定端子と第二固定端子との導通状態が解除されることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の第1実施形態の蓋体を取り除いた状態を表す正面図である図1、同蓋体を取り付けた状態を表す正面図である図2、同蓋体を取り除いた状態を表す斜視図である図3、図1の第一固定端子の接触溝の部分拡大図を表す図4、同蓋体を取り付けた状態を表す側面図である図5、図5の第一固定端子の接触溝の部分拡大図を表す図6、同接触片を表す斜視図を表す図7及びこの発明の第2実施形態の蓋体を取り除いた状態を表す正面図である図8に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。
【0013】
スイッチ10は、図1に表すように、ハウジング20、第一固定端子30、第二固定端子40、接触片50及び操作体60からなる。
【0014】
ハウジング20は、図2に表すように、ハウジング本体20a及び蓋体20bからなり、図1に表すように、上面20cを開口した筐体形状からなる。ハウジング本体20aは、上面20cに接する開口された一側面20dを、図2に表すように、蓋体20bによって閉塞される。蓋体20bは、スイッチ10の組立時には外されており、組立工程においてハウジング本体20aの一側面20dを被覆固定する。ハウジング本体20aの一側面20dと対向位置にある他側面20eには、図3に表すように、図中左上部側に円形状に形成された係止孔20fが凹設され、また係止孔20fの下方には円柱状に形成された突起20gが突設される。更に、図1に表すように、上面20cと対向位置にあるハウジング本体20aの内部の底面20hには、第一固定端子30を位置決めする位置決め溝20iが凹設される。蓋体20bには、図2に表すように、一側面20dを被覆してハウジング本体20aに固定された状態時に係止孔20fと対向する位置に係止孔20jを貫通して設け、操作体60を係止孔20fと係止孔20jによってハウジング本体20a内に揺動可能に係止させる。
【0015】
第一固定端子30は、図1に表すように、導電性部材からなり、一端がハウジング本体20aの外部に位置されて接続端子部30aを形成し、中間部30b及び他端である接触部30cがハウジング本体20aの内部に位置されて板状体が折曲された状態に形成される。中間部30bは、ハウジング本体20aの他側面20e表面に沿って固定される。他端である接触部30cは、中間部30bから略直角に折曲されて底面20hに設けた位置決め溝20i内に位置されて固定され、接触片50と接触されることで接触片50を介して第二固定端子40と導通状態を確立可能である。そして、他端である接触部30cの上面20c側表面には、一側面20dと平行に接触溝30dが凹設される。
【0016】
第二固定端子40は、図1に表すように、導電性部材からなり、一端がハウジング本体20aの外部に位置されて接続端子部40aを形成し、中間部40b及び他端である接触部40cがハウジング本体20aの内部に位置されて、第一固定端子30と接触しないようにハウジング本体20aの他側面20e表面に沿って固定される。他端である接触部40cは、中間部40bからハウジング本体20aの突起20g方向へ突起20gの手前まで延設される。
【0017】
接触片50は、導電性部材からなり、図1及び図7に表すように、中間部にはコイル形状からなるコイルスプリング部50aが形成される。コイルスプリング部50aは、ねじり方向に弾性を有すると共に、図7に表すように、図中矢印Aで表すコイルスプリング部50aの中心線方向である圧縮方向へも弾性を有してなる。接触片50の一端は、コイルスプリング部50aの一端から「L」字状に折曲されて延設される固定部50bを形成する。固定部50bは、中間部が湾曲部50cを形成し、コイルスプリング部50aのねじり方向へ「L」字状に折曲し、更に湾曲部50cからは直線部50dが延設される。また、接触片50の他端は、コイルスプリング部50aの他端から「L」字状に折曲して延設される可動部50eを形成する。可動部50eは、中間部が湾曲部50fを形成し、コイルスプリング部50aの圧縮方向へ「L」字状に折曲し、更に湾曲部50fからは直線状に設けられた操作体接触部50gが延設される。
【0018】
操作体60は、板状体からなり、図1に表すように、基端部には表裏面から円柱状に突出した支持部60bを形成し、先端は押圧部60aを形成し、支持部60bから押圧部60aに続く中間部の図中下面には平面状に設けた押圧面60cを形成する。従って、操作体60は、支持部60bを揺動中心として押圧部60a側が揺動可能であり、揺動されることで押圧面60cが接触片50を押圧可能となる。
【0019】
このように構成されるスイッチ10では、第一固定端子30は、接触溝30dが上面20c方向へ向いた状態で接触部30cがハウジング本体20aの位置決め溝20i内に位置されると共に、中間部30bがハウジング本体20aの他側面20e表面に沿って固定され、且つ接続端子部30aがハウジング本体20aの外部に位置された状態でハウジング本体20aに固定されている。また、第二固定端子40も、中間部40b及び接触部40cがハウジング本体20aの他側面20e表面に沿って固定されると共に、接続端子部40aがハウジング本体20aの外部に位置された状態でハウジング本体20aに固定されている。このように第一固定端子30及び第二固定端子40が固定されたハウジング本体20aに、接触片50のコイルスプリング部50aを突起20gに嵌合させる。接触片50をハウジング本体20aに取り付けた状態で、操作体60の押圧面60cをハウジング本体20aの底面20h方向へ向け、支持部60bをハウジング本体20aの係止孔20fに嵌合させる。この状態で、操作体60は、ハウジング本体20aに対し揺動可能である。次いで、可動部50eの操作体接触部50gを操作体60の押圧面60cに接触させ、固定部50bをコイルスプリング部50aのねじり方向並びに圧縮方向へ付勢して第一固定端子30の接触溝30dに湾曲部50cを係止させる。この状態では、コイルスプリング部50aの一部は、ハウジング本体20aの外部に位置している。次いで、ハウジング本体20aの外部に位置しているコイルスプリング部50aに蓋体20bを当接させ、係止孔20jに支持部60bを嵌合させた状態で、蓋体20bをハウジング本体20aの一側面20dに当接させて固定する。すると、コイルスプリング部50aは、ねじり方向並びに圧縮方向に圧縮された状態でハウジング本体20aの内部に位置され、蓋体20bがハウジング本体20aの一側面20dを被覆した状態で固定されている。
【0020】
以下に、実施の形態の作用を説明する。
スイッチ10は、通常状態では、接触片50が圧縮方向並びにねじり方向へ付勢された状態でハウジング20内にあるため、コイルスプリング部50aの圧縮方向への付勢力によって可動部50eが第二固定端子40の接触部40cと接触し、且つコイルスプリング部50aのねじり方向への付勢力によって固定部50bが第一固定端子30と接触している。従って、スイッチ10は通常状態で第一固定端子30及び第二固定端子40を接触片50によって電気的に導通状態にしている。
この状態で、操作体60の押圧部60aが押圧される。すると、操作体60は、支持部60bを揺動中心として、接触片50の付勢力に抗し、接触片50をねじり方向へ圧縮させながら揺動する。操作体60の揺動に伴い、接触片50の可動部50eは、コイルスプリング部50aの圧縮方向への付勢力により、第二固定端子40の接触部40cに接触しながらハウジング本体20aの底面20h方向へ移動される。そして、移動が進むと接触片50は、やがて第二固定端子40と接触を解除するので、スイッチ10は第一固定端子30及び第二固定端子40が電気的な導通状態を解除する。
【0021】
押圧部60aの押圧が解除されると、操作体60はコイルスプリング部50aのねじり方向の付勢力により当接している可動部50eによって元の位置に戻され、図1及び図2に表すように、第二固定端子40の接触部40cと再び接触するので、スイッチ10は第一固定端子30と第二固定端子40が電気的に導通された状態となる。
【0022】
以下に、図8に表す第2の実施の形態を説明する。
図8は、図1に表す第1の実施の形態同様にハウジング本体20a内部に第一固定端子30及び第二固定端子40が固定され、接触片50の可動部50eが操作体60を図中上方に付勢した状態で設けられる。
そして、第2の実施の形態では、図8に表すように、接触片50の可動部50eが操作体60によって移動され、第二接触端子40との接触を解除した状態となる位置に第三固定端子70を第二接触端子40と同様にハウジング本体20a内に固定する。そして、第三固定端子70も第二接触端子40同様、接続端子部70aをハウジング本体20a外部に設け、ハウジング本体20a内部にはハウジング本体20aに固定される接触部70bを設ける。
そして、第2の実施の形態におけるスイッチ10は、押圧部60aが押圧されていない通常状態では第1の実施の形態同様に、第一固定端子30及び第二固定端子40が接触片50によって導通状態となる。
これに対し、通常状態から押圧部60aが押圧された状態では、第1の実施の形態と異なり、押圧部60aの揺動に伴って移動した接触片50の可動部50eが第二接触端子40との接触を解除した後、更に移動が進むと、可動部50eは第二接触端子40との接触時同様に第三固定端子70の接触部70bと接触されることとなる。従って第2の実施の形態では、第一固定端子30及び第二接触端子40との導通状態が解除された後、第一固定端子30及び第三固定端子70が導通状態となる。
従って、第2の実施の形態では、第一固定端子30及び第二固定端子40との導通状態と、第一固定端子30及び第三固定端子70の導通状態とを切り替える切り替えスイッチ10を構成する。
尚、詳細は説明しないが、第2の実施の形態同様の手法にて固定端子を増やすことで更に複数路の切り替えスイッチとして構成することも可能である。
又、第2の実施の形態におけるスイッチ10から第二固定端子40を取り除いた第一固定端子30及び第三固定端子70のみの固定端子から構成することで、スイッチ10を通常状態が非導通状態であり、作動した状態が導通状態となる切り替えスイッチとして実施しても良い。
【0023】
【発明の効果】
この発明によれば、第一固定端子には、突部形状の係止部を形成しないことから、第一固定端子を製造するための金型をフラット形状に形成することができる。そのため、第一固定端子の金型形状を簡素化することができると共に、スイッチの組立てを容易にすることが可能である。
また、フラット形状の金型で型押し或いは型抜きされた第一固定端子に、極小さな溝状の接触溝を形成することは、第一固定端子の金型を極小さな突部形状に形成するよりも技術的に容易なため、スイッチの小型化が可能である。
更に、固定治具を別途用意する必要がないことから、ハウジングの内部に固定治具を位置させるスペースを取る必要がないと共に、ハウジングに固定治具を取り外すための孔を設ける必要もない。そのため、ハウジングの金型形状を簡素化することができると共に、スイッチの組立てを容易にし、更にスイッチの小型化が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態の蓋体を取り除いた状態を表す正面図
【図2】同蓋体を取り付けた状態を表す正面図
【図3】同蓋体を取り除いた状態を表す斜視図
【図4】図1の第一固定端子の接触溝の部分拡大図
【図5】同蓋体を取り付けた状態を表す側面図
【図6】図5の第一固定端子の接触溝の部分拡大図
【図7】同接触片を表す斜視図
【図8】この発明の第2実施形態の蓋体を取り除いた状態を表す正面図
【図9】従来例1を表す斜視図
【図10】同正面図
【図11】従来例2を表す斜視図
【図12】同正面図
【符号の説明】
10 スイッチ
20 ハウジング
20a ハウジング本体
20b 蓋体
20c 上面
20d 一側面
20e 他側面
20f 係止孔
20g 突起
20h 底面
20i 位置決め溝
20j 係止孔
30 第一固定端子
30a 接続端子部
30b 中間部
30c 接触部
30d 接触溝
40 第二固定端子
40a 接続端子部
40b 中間部
40c 接触部
50 接触片
50a コイルスプリング部
50b 固定部
50c 湾曲部
50d 直線部
50e 可動部
50f 湾曲部
50g 操作体接触部
60 操作体
60a 押圧部
60b 支持部
60c 押圧面
70 第三固定端子
70a 接続端子部
70b 接触部

Claims (1)

  1. 内部に空間部を有するハウジングと、
    一端はハウジング外部に設けられ、他端はハウジング内部に設けられると共に、接触溝を有する接触部が設けられる第一固定端子と、
    一端はハウジング外部に設けられ、他端はハウジング内部に設けられると共に接触部が設けられる第二固定端子と、
    ハウジング内部に設けられ、一端には第一固定端子の接触溝に係止することで第一固定端子の接触部に接触される固定部が設けられ、他端には第二固定端子の接触部と接触可能な可動部が設けられ、中間部はコイルスプリング部を形成し、ねじり方向及び圧縮方向に付勢される接触片と、
    基端はハウジング内部に設けられると共に、揺動中心となる支持部が設けられ、他部は支持部を揺動中心として揺動可能であると共に、接触片と当接される押圧面が設けられ、揺動することで接触片をねじり方向へ押圧可能な操作体、
    とからなることを特徴とするスイッチ。
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