JP3964132B2 - スイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、スイッチ装置に関し、特に、大電流を切り換えるプッシュプッシュ操作型のスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチ装置、特に、大電流を切り換えるプッシュプッシュ操作型のスイッチ装置は、大電流を切り換えることから可動・固定接点部が、各接点部の大電流の切り換え(オン・オフ)によるアーク放電によって変形・摩滅することが知られている。
このことから、可動・固定接点部は、この変形・摩滅を防止するために種々の構造が取られているが、何れも重構造(複雑な構造)に構成されたり、変形・摩滅を防止するための高価な接点材料を用いて構成されている。
また、このことから従来のスイッチ装置は、重構造である可動・固定接点部の機構が収納された筐体であることから、この筐体は大きな筐体に構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如く、従来のスイッチ装置は、大電流を切り換えるスイッチ装置であることから可動、及び固定接点部の接点構造が重構造(複雑な構造)に構成されたり、各接点材料を大電流の切り換えに耐える高価な接点材料を用いた接点部材にて構成されたりすることが成されている。
このことから、可動、及び固定接点部を収納する筐体が大型化したり、高価な接点材料を用いた接点部材にて形成することからコスト高なスイッチ装置になるという問題があり、小型化され、安価なスイッチ装置を提供する。
【0004】
本発明のスイッチ装置は、上述の問題を解決するもので、その目的は、小型化され、安価なスイッチ装置を提供することである。
【0005】
本発明のスイッチ装置は、筐体と、筐体内に収納される操作軸と、操作軸の軸方向に移動するように筐体内に配設された可動端子と、可動端子の上方に位置するように筐体内に配設された一対の固定端子と、可動端子を操作軸の軸方向に沿って上方に付勢するように筐体の底壁側に収納した第1コイルバネとを備え、可動端子は平板状で、略中央部の基部と両端部側に設けられた第1、第2接点部を有する第1、第2腕部とから成り、第1接点部が貴金属から成ると共に、第1接点部が設けられた第1腕部は、基部に対して折り曲げ部で下方に折り曲げて設けられ、一対の固定端子はそれぞれ固定接点部を有し、第1コイルバネによる可動端子の基部への付勢力によって、基部が固定接点部に対して傾斜し、折り曲げ部が操作軸の端部に最も近接して、各固定接点部に第1、第2接点部が弾接され、操作軸は軸方向に沿って下方に移動され、操作軸の端部を可動端子に当接し、第1コイルバネの付勢力に抗して、更に操作軸を押し下げることにより、可動端子の第1接点部が固定端子の固定接点部から第2接点部よりも先に離れように成し、操作軸を戻すことにより、第1コイルバネの付勢力で、可動端子の第1接点部が第2接点部より後に固定端子の固定接点部に接触するようにしたことである。
かかる構成によって、貴金属にて形成された第1接点部が、固定接点部から先に離れ、後から接触することによって、片側の第1接点部のみに高価な材料を用いるのみで構成でき、安価で、大電流のスイッチ操作にても安定した長寿命化ができる。
【0006】
また、かかる構成によって、可動端子を平板で構成し、折り曲げて形成したことから、構成が単純で安価に出来る。
【0007】
また、本発明のスイッチ装置は、可動端子の中央部には孔が形成されており、第2コイルバネが可動端子の孔を貫通し、第2コイルバネが第1コイルバネの内側に第1コイルバネと同軸上に配設され、第2コイルバネが操作軸を操作軸の軸方向に沿って上方に付勢するようにしたことである。
かかる構成によって、第1コイルバネと第2コイルバネとを同軸上に配置し、操作軸を付勢する第2コイルバネを可動端子の孔を貫通して配置することで、スペースが有効に活用でき小型化できる。
【0008】
また、本発明のスイッチ装置は、筐体の底壁には、底壁から垂直に延設された支柱が設けられ、支柱に第1、第2コイルバネを挿通すると共に、支柱の先端部に操作軸が軸方向に上下移動出来るように配設されたことである。
かかる構成によって、支柱によって、第1、第2コイルバネ、及び操作軸の位置決めが容易に出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のスイッチ装置の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明のスイッチ装置の実施の形態を示す分解斜視図、図2は、本発明のスイッチ装置の実施の形態を示す
である。
【0011】
図1、図2に示すように、本発明のスイッチ装置は、上ケース1と下ケース2とから成る筐体3と、操作軸4と、一対の固定端子5と、可動端子6と、第1コイルバネ7と、第2コイルバネ8とによって概略構成されている。
【0012】
上ケース1は、例えば、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略箱形であって、略矩形の上壁1aと、上壁1aの四方の外周縁から垂直に延設された側壁1b、1cと、上壁1aの略中央部から外方に延設された矩形の筒部1dとを有している。
また、一方の対向する側壁1b、1bには、側壁1b、1bと平行に延設された係止片1eが設けられている。
【0013】
また、他方の側壁1cの双方にはそれぞれ一対の孔1jが形成されており、また、一方側には、二組で4個のL字状の突起部1fと、略中央部に設けられた係止部1gとが形成されている。また、筒部1dの側面には長孔1hが形成されている。
【0014】
下ケース2は、例えば、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略箱形であって、底壁2aと、底壁2aの四方の外周縁から垂直に延設された側壁2b、2cと、底壁2aの略中央部から下ケース2の内方に突出された円柱状の支柱2dとを有している。また、この支柱2dの先端部は、側壁2b、2cの開放端から外方に突出されている。
【0015】
また、支柱2dの根元部には、支柱2dを囲むように円形の凸部2gが設けられている。
また、一方の対向する側壁2b、2bには、側壁2b、2bと平行に設けられ、側壁2b、2bの開放端側に延設された舌片部2e、2eと、舌片部2e、2eから下ケース2の内方に突出した凸部としての係止部2f、2fとが形成されている。
【0016】
また、他方の対向する側壁2cには、それぞれ一対の凸部2hが形成されている。
この下ケース2は、上ケース1に下ケース2の一対の凸部2hを上ケース1の一対の孔1jに、スナップイン係合することによって、係合され、上ケース1と下ケース2とは一体化され、筐体3が形成される。
【0017】
スライダーとしての操作軸4は、例えば、合成樹脂材料から成り、成形加工によって形成され、略箱形であって、矩形の基部4aと、基部4aの上面から外方に突出されたツマミ部4bとを有している。
また、基部4aとツマミ部4bとの中心部に、所定の径の円筒状の第1穴4cと、第1穴4cよりも大径で、第1穴4cに連設された第2穴4dとが形成されている。また、基部4aのひとつの側面にはいわゆるハートカムを構成するカム凹部4eが形成されている。
【0018】
この操作軸4は、上ケース1の筒部1d内に収納され、この状態のとき、ツマミ部4bは、筒部1dの上面から外方に突出されて配設されている。また、この状態のとき、操作軸4の第1穴4c内に下ケース2の支柱2dが挿通・配置されている。
【0019】
固定端子5は、例えば、銅やリン青銅や銅合金などの金属材料から成り、プレス加工によって形成され、全体がコ字状で、平板な固定接点部5aと、固定接点部5aから垂直方向に延設された一対の端子部5b、5bとを有している。
この固定端子5は、下ケース2の底壁2aに例えば、圧入などによって、固着されている。また、この固定端子5は、底壁2aに一対(2個)配設され、固定端子5の一対の端子部5b、5bの各先端部は、底壁2aから外方に突出されている。この状態のとき、固定端子5の固定接点部5aと底壁2aとは平行に配設されている。
【0020】
可動端子6は、例えば、銅やリン青銅や銅合金などの金属材料から成り、プレス加工によって形成され、平板状で、略中央部の基部6aと、基部6aの略中央部に設けられた孔6mと、基部6aの外周縁の一部から外方に延設されて設けられた第1腕部6bと、第1腕部6bと対称となる位置で、基部6aの外周縁の一部から外方に延設されて設けられた第2腕部6cとを有している。
【0021】
また、第1腕部6bは、基部6aに対して所定の第1の角度の第1傾斜部6dと、第2の角度の第2傾斜部6eとを有し、また、第2傾斜部6eの中央部には、円形の孔6fが設けられている。すなわち、基部6aと第1傾斜部6dとの間には折り曲げ部6kが設けられ、第1腕部6bは、折り曲げ部6kで基部6aに対して下方に折り曲げて設けられている。
そして、この前記孔6fには、例えば、金や銀や銀合金などの貴金属から成り、プレス加工によって形成されたチップ状の第1接点部6gが配設されている。この第1接点部6gは、孔6fに例えば、カシメ付けなどで固着され、一体化されている。
【0022】
また、第2腕部6cは、基部6aと同一平面上に形成され、その略中央部には、突き出し加工にて半球状に突き出された第2接点部6hが形成されている。
この可動端子6は、第1接点部6gが一対(2個)の固定端子5の内の一方の固定接点部5aの内側に接触し、第2接点部6hが他方の固定接点部5aの内側に接触するように配設されている。すなわち、この状態のとき、スイッチ装置は、オンされた構成である。
基部6aと第2傾斜部6eの傾斜角度は、スイッチ装置がオンした状態で、第2傾斜部6eと固定端子5の端子部5bが略平行になる角度に設定されている。また、基部6aの内周縁部には、突き出し加工された円環状の凸部6jが設けられている。
【0023】
また、この状態のとき、可動端子6の円環状の基部6aは、下ケース2の支柱2dに挿通されて配設されている。
また、さらに、この状態のとき、可動端子6の基部6a、及び第2腕部6cは、下ケース2の底壁2aに対して所定の角度で傾斜されて配設され、第1腕部6bの第2傾斜部6eは、底壁2aと略平行に配設されている。
【0024】
第1コイルバネ7は、線状の金属材料から成り、巻線加工によって形成され、いわゆる螺旋状に設けられ、所定の直径を有している。この第1コイルバネ7は、下ケース2の底壁2a上に、支柱2dに挿通され、円形の凸部2gの周囲を囲み、凸部2gによって位置決めされて配設され、上端部は、可動端子6の基部6aの裏面に設けられた円環状の凸部6jの周囲を囲み、凸部2gによって位置決めされて配設され、且つ、弾接されている。すなわち、第1コイルバネ7は、可動端子6の基部6aの凸部6jと、下ケース2の円形の凸部2gとの間で位置決めされている。
【0025】
このとき、可動端子6の第1接点部6gと第2接点部6hとは、第1コイルバネ7の弾発力によって、一対の固定端子5の各固定接点部5aに弾接されている。この状態のとき、可動端子6の基部6aは、各固定接点部5aに対して傾斜を有して配設されている。この可動端子6の基部6aの傾斜は、第1コイルバネ7の弾発力によって形成されている。
【0026】
第2コイルバネ8は、線状の金属材料から成り、巻線加工によって形成され、いわゆる螺旋状に設けられ、前記第1コイルバネ7の外径(直径)寸法よりも小さな外径寸法に設けられている。この第2コイルバネ8は、下ケース2の底壁2a上に、下ケース2の支柱2dに挿通されて配設され、且つ、第1コイルバネ7内に第1コイルバネ7と同軸上に配設されている。この状態のとき、第2コイルバネ8は、支柱2dによって位置決めされている。
【0027】
また、この状態のとき、第2コイルバネ8は、可動端子6の円環状の基部6a内を貫通して配設されている。
また、この第2コイルバネ8の上端部は、操作軸4の第2穴4dの上壁に弾接され、操作軸4を操作軸4の軸心方向に押し上げている。換言すれば、第2コイルバネ8は、下ケース2の底壁2aと操作軸4の第2穴4dとの間に配設され、且つ、弾接されている。
【0028】
ピン9は、例えば、銅やステンレスなどの線状の金属材料から成り、略コ字状に形成されている。このピン9は、一方の端部が上ケース1の長孔1h内に挿通され、且つ、その先端部が操作軸4のカム凹部4eに係合している。また、他方の端部は、上ケース1の係止部1g内にて係合されている。この状態にて、ピン9が操作軸4のカム凹部4eに係合していることで、操作軸4の軸心方向への上下移動に伴う、いわゆるハートカム動作をするように構成されている。
【0029】
リーフスプリング10は、例えば、ステンレスなどの弾性を有し、線状の金属材料から成り、略ロ字状に形成され、対向する一対の係止部10a、10aと、弾接部10bとを有している。このリーフスプリング10は、上ケース1の二組で4個のL字状の突起部1fに一対の係止部10a、10aと弾接部10bの両端とがそれぞれ引っかけられて係止され、上ケース1の側壁1cに沿って配設されている。
【0030】
この状態のとき、弾接部10bの略中央部は、ピン9に弾接されている。このピン9への弾接部10bの弾接によって、ピン9が側壁1cに沿って保持される。
【0031】
次に、本発明のスイッチ装置の組立方法について説明する。
先ず、下ケース2の底壁2aに第1コイルバネ7を下ケース2の円柱状の支柱2dが貫通するように載置する。次に、第1コイルバネ7の上端部に可動端子6を載置し、この可動端子6を第1コイルバネ7の弾発力に抗して下ケース2内に収納する。このとき、可動端子6の円環状の基部6aには、支柱2dが貫通するように配設される。
【0032】
そして、このとき、下ケース2の側壁2b、2bの係止部(凸部)2f、2fによって、可動端子6の第1腕部6b、及び第2腕部6cの両先端部が係止され、可動端子6が下ケース2の外方に放出されないように構成されている。すなわち、可動端子6と第1コイルバネ7とは下ケース2内に仮止めされた状態で保持される。
【0033】
次に、下ケース2の底壁2aに可動端子6の上方から一対の固定端子5を圧入・固着し、この一対の固定端子5によって、下ケース2内に仮止めされた可動端子6は第1コイルバネ7の付勢力に抗して係止部(凸部)2f、2fから係止が解除される。
また、下ケース2の円柱状の支柱2dに第2コイルバネ8を挿通する。このとき、第2コイルバネ8は円環状の基部6aを貫通した状態で配設される。
次に、操作軸4の円筒状の第1穴4cに支柱2dを挿入する。このとき、第2コイルバネ8の端部は第2穴4dの上壁に弾接して配設される。
【0034】
次に、上ケース1を下ケース2に覆い被せるように成し、上ケース1と下ケース2とをスナップイン結合にて一体化させる。これによって、筐体3が構成され、この筐体3内に操作軸4などが収納され、この状態のとき、上ケース1の筒部1dの上端部から操作軸4のツマミ部4bが外方に突出されて配設されている。
【0035】
次に、ピン9を筐体3の外方から上ケース1の長孔1h内に挿通し、操作軸4のハートカムを構成するカム凹部4eに係合させる。次に、リーフスプリング10によって、ピン9を上ケース1に留め付けるようにする。
このようにして、スイッチ装置の組み立ては完了する。
このように、本発明のスイッチ装置は、筐体3と、筐体3内に収納される操作軸4と、操作軸4の軸方向に移動するように筐体3内に配設された可動端子6と、可動端子6の上方に位置するように筐体3内に配設された一対の固定端子5、5と、可動端子6を操作軸4の軸方向に沿って上方に付勢するように筐体3の底壁側に収納した第1コイルバネ7とを備え、筐体3が上ケース1と下ケース2とから成り、下ケース2は、対向する側壁2b、2bを有し、該側壁2b、2bの開放端側には対向する一対の凸部2f、2fが形成され、一対の凸部2f、2fにて可動端子6の両端部側を係止することにより、第1コイルバネ7によって付勢された可動端子6を下ケース2内に仮止めし、可動端子6の上方から固定端子5を下ケース2に取り付け、固定端子5を可動端子6に第1コイルバネ7の付勢力に抗して弾圧することにより、一対の凸部2f、2fと可動端子6との係止を解除し、下ケース2の開放端側に上ケース1を被せ、操作軸4を軸方向に沿って下方に移動し、操作軸4の端部を可動端子6に当接し、第1コイルバネ7の付勢力に抗して、更に操作軸4を押し下げることにより、可動端子6を固定端子5から離間し、操作軸4を戻すことにより、第1コイルバネ7の付勢力で、可動端子6が固定端子5に接触するようにしてあるので、かかる構成によって、組立工程において、第1コイルバネ7と可動端子6とを下ケース2内に仮止めし、組立性の向上を計ることができるものとなっている。
【0036】
次に、この本発明のスイッチ装置の動作について説明する。
図3は、本発明のスイッチ装置の第1動作を説明するための第1説明図、図4は、本発明のスイッチ装置の第2動作を説明するための第2説明図、図5は、本発明のスイッチ装置の第3動作を説明するための第3説明図である。
【0037】
先ず、このスイッチ装置は、可動端子6の第1接点部6g、及び第2接点部6hが、固定端子5の各固定接点部5aに弾接されてオンの状態にある。
次に、この状態から、図3に示すように、スイッチ装置の操作軸4を矢印A方向に例えば約2mm位移動(押圧)する。この矢印A方向への移動は、第1コイルバネ7と第2コイルバネ8との弾発力に抗して成される。
【0038】
この操作軸4の移動によって、操作軸4の基部4aの下端面の一部が可動端子6の基部6aと第1腕部6bの間の折り曲げ部6kに当接し、可動端子6の基部6aを移動(押し下げ)し、この基部6aの移動によって、可動端子6の貴金属から成る第1接点部6gが一方の固定端子5の固定接点部5aから先に離間する。この第1接点部6gの固定接点部5aからの離間によって、スイッチ装置は、オフの状態になる。
【0039】
この固定接点部5aからの第1接点部6gの離間は、このスイッチ装置に比較的大きな直流電流が流れていると、いわゆるアーク放電が生じるのだが、第1接点部6gが貴金属から成ることから、アーク放電による第1接点部6gの損傷は少ない。
【0040】
次に、図4に示すように、スイッチ装置の操作軸4を更に矢印A方向に例えば約3mm位移動(押圧)する。この矢印A方向への移動は、第1コイルバネ7と第2コイルバネ8との弾発力に抗して成される。この合計約5mm(約2mm+約3mm)の操作軸4の移動によって、可動端子6の基部6aを更に移動(押し下げ)し、この基部6aの更なる平行移動によって、可動端子6の第2接点部6hが他方の固定端子5の固定接点部5aから離間する。この第2接点部6hの固定接点部5aからの離間によって、スイッチ装置は、可動端子6が確実に一対の固定端子5から離間し、完全にオフの状態になる。
【0041】
この状態のとき、可動端子6の基部6aは、固定端子5の各固定接点部5aに対して平行な位置に配設されている。
【0042】
この固定接点部5aからの第2接点部6hの離間は、すでにスイッチ装置がオフの状態での離間であることから、固定接点部5aと第2接点部6hとの間でアークは生じない。
【0043】
この後、操作軸4を操作する力を除くと、図5に示すように、スイッチ装置の操作軸4が矢印B方向に例えば約1.5mm位移動(復帰)する。この矢印B方向への移動は、第1コイルバネ7と第2コイルバネ8との自己復帰力によって成される。そして、この移動によって、ピン9(図1参照)の一端部がハートカムを構成するカム凹部4e(図1参照)の所定の個所に係合されて、その約1.5mm位移動(復帰)の個所で操作軸4が留まるように配置される。
【0044】
この状態のとき、可動端子6の第1接点部6g、及び第2接点部6hは固定端子5の各固定接点部5aから離間しており、このスイッチ装置はオフ状態で、この状態が、操作軸4への押圧力を解除しても維持される。いわゆる、プッシュロックの状態を保持する。
【0045】
次に、図5の状態から、操作軸4に矢印A方向の押圧力の加えると、第1コイルバネ7と第2コイルバネ8との弾発力に抗して、操作軸4と可動端子6とが約1.5mm位移動し、前述の図4に示すような初期の操作軸4の位置から約5mm位移動した状態になる。
次に、操作軸4への矢印A方向への押圧力を解除すると、第1コイルバネ7と第2コイルバネ8との自己復帰力によって、初期状態まで戻るが、その途中、前述の図3に示すような操作軸4の初期位置から約2mm位移動した状態になる。
【0046】
この状態のとき、固定接点部5aに第2接点部6hが先に接触する。この接触では、第1接点部6gが固定接点部5aから離間しており、スイッチ装置はオフ状態であることから、固定接点部5aと第2接点部6hとの間でアーク放電は生じない。
次に、操作軸4は図3に示す状態から、矢印B方向に更に移動し、図2に示す初期の位置まで復帰する。このとき、固定接点部5aに第1接点部6gが接触し、スイッチ装置はオン状態になる。
【0047】
このオン状態になるとき、固定接点部5aと第1接点部6gとの間で、いわゆるアーク放電が生じるのだが、第1接点部6gが貴金属から成ることから、アーク放電による第1接点部6gの損傷は少ないように形成されている。
【0048】
【発明の効果】
以上のように、本発明のスイッチ装置は、操作軸の端部を可動端子に当接し、第1コイルバネの付勢力に抗して、更に操作軸を押し下げることにより、可動端子の貴金属にて形成された第1接点部が固定端子の固定接点部から第2接点部よりも先に離れように成し、操作軸を戻すことにより、第1コイルバネの付勢力で、可動端子の第1接点部が第2接点部より後に固定端子の固定接点部に接触するようにしたことによって、片側の第1接点部のみに高価な材料を用いるのみで構成でき、安価で、大電流のスイッチ操作にても安定した長寿命化ができるスイッチ装置を提供する。
【0049】
また、本発明のスイッチ装置は、可動端子は平板状で、第1接点部が設けられた第1腕部は、基部に対して折り曲げ部で下方に折り曲げて設けられ、第1コイルバネの可動端子の基部への付勢力によって、基部が固定接点部に対して傾斜し、折り曲げ部が操作軸の端部に最も近接して、各固定接点部に第1、第2接点部が弾接されたことによって、可動端子を平板で構成し、折り曲げて形成したことから、構成が単純で安価に出来る。
【0050】
また、本発明のスイッチ装置は、第2コイルバネが可動端子の孔を貫通し、第2コイルバネが第1コイルバネの内側に第1コイルバネと同軸上に配設され、第2コイルバネが操作軸を操作軸の軸方向に沿って上方に付勢するようにしたことによって、スペースが有効に活用でき小型化されたスイッチ装置を提供できる。
【0051】
また、本発明のスイッチ装置は、筐体の底壁から垂直に延設された支柱が設けられ、支柱に第1、第2コイルバネを挿通すると共に、支柱の先端部に操作軸が軸方向に上下移動出来るように配設されたことによって、第1、第2コイルバネ、及び操作軸の位置決めが容易なスイッチ装置を提供できる。
【0052】
また、本発明のスイッチ装置は、筐体が上ケースと下ケースとから成り、下ケースは、対向する側壁を有し、該側壁の開放端側には対向する一対の凸部が形成され、一対の凸部にて可動端子の両端部側を係止することにより、第1コイルバネによって付勢された可動端子を下ケース内に仮止めすることによって、組立性の向上を計る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】本発明のスイッチ装置の実施の形態を示す断面図である。
【図3】本発明のスイッチ装置の第1動作を説明するための第1説明図である。
【図4】本発明のスイッチ装置の第2動作を説明するための第2説明図である。
【図5】本発明のスイッチ装置の第3動作を説明するための第3説明図である。
【符号の説明】
1 上ケース(筐体)
1b、1c 側壁
1d 筒部
2 下ケース(筐体)
2a 底壁
2d 支柱
2g 凸部
2f 係止部(凸部)
3 筐体
4 操作軸(スライダー)
4a 基部
4b ツマミ部
4c 第1穴
5 固定端子
5a 固定接点部
6 可動端子
6a 基部
6b 第1腕部
6c 第2腕部
6g 第1接点部
6h 第2接点部
6k 折り曲げ部
7 第1コイルバネ
8 第2コイルバネ
9 ピン
10 リーフスプリング
Claims (3)
- 筐体と、該筐体内に収納される操作軸と、該操作軸の軸方向に移動するように前記筐体内に配設された可動端子と、該可動端子の上方に位置するように前記筐体内に配設された一対の固定端子と、前記可動端子を前記操作軸の軸方向に沿って上方に付勢するように前記筐体の底壁側に収納した第1コイルバネとを備え、
前記可動端子は平板状で、略中央部の基部とその両端部側に設けられた第1、第2接点部を有する第1、第2腕部とから成り、前記第1接点部が貴金属から成ると共に、前記第1接点部が設けられた前記第1腕部は、前記基部に対して折り曲げ部で下方に折り曲げて設けられ、一対の前記固定端子はそれぞれ固定接点部を有し、前記第1コイルバネによる前記可動端子の前記基部への付勢力によって、前記基部が前記固定接点部に対して傾斜し、前記折り曲げ部が前記操作軸の端部に最も近接して、各前記固定接点部に前記第1、第2接点部が弾接され、前記操作軸は軸方向に沿って下方に移動され、前記操作軸の端部を前記可動端子に当接し、前記第1コイルバネの付勢力に抗して、更に前記操作軸を押し下げることにより、前記可動端子の前記第1接点部が前記固定端子の前記固定接点部から前記第2接点部よりも先に離れように成し、前記操作軸を戻すことにより、前記第1コイルバネの付勢力で、前記可動端子の前記第1接点部が前記第2接点部より後に前記固定端子の前記固定接点部に接触するようにしたことを特徴とするスイッチ装置。 - 前記可動端子の中央部には孔が形成されており、第2コイルバネを前記可動端子の前記孔を貫通すると共に、前記第1コイルバネの内側であって且つ前記第1コイルバネと同軸上に配設し、前記第2コイルバネが前記操作軸を前記操作軸の軸方向に沿って上方に付勢するようにしたことを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
- 前記筐体の前記底壁には、前記底壁から垂直に延設された支柱が設けられ、該支柱に前記第1、第2コイルバネを挿通すると共に、前記支柱の先端部に前記操作軸が軸方向に上下移動出来るように配設されたことを特徴とする請求項2記載のスイッチ装置。
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