JPH0730428U - スイッチ - Google Patents
スイッチInfo
- Publication number
- JPH0730428U JPH0730428U JP6164193U JP6164193U JPH0730428U JP H0730428 U JPH0730428 U JP H0730428U JP 6164193 U JP6164193 U JP 6164193U JP 6164193 U JP6164193 U JP 6164193U JP H0730428 U JPH0730428 U JP H0730428U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact member
- movable contact
- free end
- switch
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 極小スペース内に組込むことができながら、
大きいストロークでの接点切り換え操作が行えるスイッ
チを提供する。 【構成】 押しボタン6の押し込み操作によって押圧変
位される可動接点部材3と、この可動接点部材3に対向
する固定接点部材2と、前記固定接点部材2および可動
接点部材3にそれぞれ電気的に接続された2組の外部端
子4,5と、これら部材を支持するケース7とからなる
スイッチであって、前記可動接点部材3を、周部がケー
スに支持固定されるとともに、中心遊端部3aが前記押
しボタン6で押し込み変位される渦巻き状の導電性の弾
性材で構成し、前記固定接点部材2を、中心遊端部2a
が前記可動接点部材3の中心部遊端部3aに対向するよ
うケース7に支持した渦巻き状の導電性の弾性材で構成
してある。
大きいストロークでの接点切り換え操作が行えるスイッ
チを提供する。 【構成】 押しボタン6の押し込み操作によって押圧変
位される可動接点部材3と、この可動接点部材3に対向
する固定接点部材2と、前記固定接点部材2および可動
接点部材3にそれぞれ電気的に接続された2組の外部端
子4,5と、これら部材を支持するケース7とからなる
スイッチであって、前記可動接点部材3を、周部がケー
スに支持固定されるとともに、中心遊端部3aが前記押
しボタン6で押し込み変位される渦巻き状の導電性の弾
性材で構成し、前記固定接点部材2を、中心遊端部2a
が前記可動接点部材3の中心部遊端部3aに対向するよ
うケース7に支持した渦巻き状の導電性の弾性材で構成
してある。
Description
【0001】
本考案は、押しボタンの変位操作によって接点切り換えを行うように構成した スイッチで、特には数ミリ角の大きさに構成した超小型のスイッチに関する。
【0002】
押しボタンの変位操作によって接点切り換えを行うスイッチでは、押しボタン の変位ストロークの大きいもの、いわゆるロングストロークが確実な接点切り換 えを行う上で要求されるものであり、押しボタンの押し込み操作によって押圧変 位される可動接点部材が固定接点部材に接触してから更に押し込み変位が行える ように、可動接点部材や固定接点部材に片持ち状に板バネやコイルバネが用いら れている。
【0003】
しかし、極小サイズのスイッチにおいては片持ち状の板バネのバネアーム長さ が大きく採れないために、弾性復帰が可能なストロークが小さくならざるを得ず 、また、コイルバネでは密着時のバネ高さが大きくなるためにストローク不足を もたらすものであった。
【0004】 本考案は、このような点に着目してなされたものであって、極小スペース内に 組込むことができながら、大きいストロークでの接点切り換え操作が行えるスイ ッチを提供することを目的とする。
【0005】
本考案のスイッチは、 押しボタンの押し込み操作によって押圧変位される可動接点部材と、この可動 接点部材に対向する固定接点部材と、前記可動接点部材および固定接点部材にそ れぞれ電気的に接続された2組の外部端子と、これら部材を支持するケースとか らなるスイッチであって、 前記可動接点部材を、周部がケースに支持固定されるとともに、中心遊端部が 前記押しボタンで押し込み変位される渦巻き状の導電性の弾性材で構成し、前記 固定接点部材を、中心遊端部が前記可動接点部材の中心部遊端部に対向するよう ケースに支持した渦巻き状の導電性の弾性材で構成してある。
【0006】
上記構成によると、押しボタンの初期押し込み変位によって可動接点部材の中 心遊端部が固定接点部材の中心遊端部に接触して接点接続状態となり、さらに押 しボタンが押し込み変位されることによって、可動接点部材の中心遊端部が固定 接点部材の中心遊端部に接触したままで可動接点部材および固定接点部材が渦巻 き状態で大きく変位することになる。この際、各接点部材の固定端から遊端部ま での片持ちレバー長さは大きいものとなり、繰り返される大きい変位に対しても 十分な耐久性をもたらす。
【0007】
図1〜図5に、本考案に係るスイッチの第1の実施例が示されている。
【0008】 このスイッチ1は、固定接点部材2、可動接点部材3、2組の外部端子4,5 、押しボタン6、および、これらを保持するプラスチック製のケース7とで構成 されている。
【0009】 ケース7は、上下に貫通した角筒状のケース本体7aと、これの上端に嵌合装 着されるカバーケース7bとからなり、ケース本体7aに固定接点部材2がイン サート装着されるとともに、下端に大径頭部6aを有する押しボタン6がカバー ケース7bの中心に抜け出し不能にケース内方から挿通装着され、また、ケース 本体7aの下部開口がシールテープ8で封止されている。
【0010】 前記固定接点部材2は、角形の渦巻き状に形成された金属板バネ材からなり、 常態においてその中心遊端部2aが高くなるように階段状に屈曲されるとともに 、この固定接点部材2から一対の外部端子4が一体連設されている。
【0011】 また、前記可動接点部材3は、角形の渦巻き状に打ち抜き形成された導電ゴム あるいは金属板バネ材からなり、その中心遊端部3aが前記押しボタン6の大径 頭部6aに対向配置されるとともに、常態において全体が偏平形状に保持されて いる。
【0012】 そして、この可動接点部材3は、ケース本体7aの上端開口に形成した段部9 に嵌め込み載置される。この段部9には、ケース本体7aにインサート装着した 他方の外部端子5から連設した複数の接触片5aは配備されており、段部9への 可動接点部材3の装着によって外部端子5と外部端子5とが電気的に接続される ようになっている。
【0013】 本考案のスイッチ1は以上のように構成されたものであり、図2に示すように 、押しボタン6に外力を加えない常態では、押しボタン6は可動接点部材3によ って押し上げ突出されるとともに、可動接点部材3の中心遊端部3aは固定接点 部材2の中心遊端部2aから離れてスイッチオフ状態が現出されている。
【0014】 図6に示すように、押しボタン6を一定ストロークだけ押し込み変位させると 、可動接点部材3は螺旋状に弾性変形して中心遊端部3aが固定接点部材2の中 心遊端部2aに接触し、スイッチオン状態がもたらされる。
【0015】 図7に示すように、押しボタン6をさらに大きく押し込み変位させると、可動 接点部材3はさらに螺旋状に大きく弾性変形し、接点接触状態を維持しながら可 動接点部材3が偏平に弾性変形され、もって、ロングストロークのスイッチ操作 特性が現出されるのである。
【0016】 因みに、この構成によると、長さ3.4 mm、幅3.4 mm、高さ2.3 mmのスイッチ寸 法で、接点切り換えストロークS1 が0.5 mm、全ストロークS2 が1.5 mm、の動 作特性が得られる。
【0017】 なお、図8および図9に示すように、前記可動接点部材3を金属バネ線材を渦 巻き状に密着巻きして偏平に構成したものとすることもできる。
【0018】
以上の説明から明らかなように、本考案のスイッチによると、固定接点部材お よび可動接点部材をそれぞれ渦巻き状に構成して、その中心遊端部を接点にして スイッチ作動を行わせるようにしたので、各接点部材の周部固定端から中心遊端 部までの片持ちレバー長さを接点部材の大きさに比較して大きく得ることができ 、その結果、大きいストロークを確保しながら繰り返し変位に対して高い耐久性 を発揮させることができるようになった。
【0019】 特に、超小型でロングストロークのスイッチを構成するのに有効である。
【図1】本考案に係るスイッチの外観斜視図
【図2】スイッチオフ状態の縦断正面図
【図3】可動端子部材の装着状態を示す平面図
【図4】固定端子部材の装着状態を示す平面図
【図5】分解斜視図
【図6】スイッチオン状態の縦断正面図
【図7】スイッチオン後の押し込み操作状態を示す縦断
正面図
正面図
【図8】別実施例の縦断正面図
【図9】別実施例における可動端子部材の装着状態を示
す平面図
す平面図
2 固定接点部材 2a 中心遊端部 3 可動接点部材 3a 中心遊端部 4,5 外部端子 6 押しボタン 7 ケース
Claims (4)
- 【請求項1】 押しボタンの押し込み操作によって押圧
変位される可動接点部材と、この可動接点部材に対向す
る固定接点部材と、前記固定接点部材および可動接点部
材にそれぞれ電気的に接続された2組の外部端子と、こ
れら部材を支持するケースとからなるスイッチであっ
て、 前記可動接点部材を、周部がケースに支持固定されると
ともに、中心遊端部が前記押しボタンで押し込み変位さ
れる渦巻き状の導電性の弾性材で構成し、前記固定接点
部材を、中心遊端部が前記可動接点部材の中心部遊端部
に対向するようケースに支持した渦巻き状の導電性の弾
性材で構成してあることを特徴とするスイッチ。 - 【請求項2】 前記可動接点部材を導電ゴムで形成して
ある請求項1記載のスイッチ。 - 【請求項3】 前記可動接点部材を偏平に密着巻回した
コイルバネで形成してある請求項1記載のスイッチ。 - 【請求項4】 前記可動接点部材を渦巻き状に打ち抜き
形成した金属板バネで形成してある請求項1記載のスイ
ッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164193U JPH0730428U (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6164193U JPH0730428U (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | スイッチ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730428U true JPH0730428U (ja) | 1995-06-06 |
Family
ID=13177048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6164193U Pending JPH0730428U (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0730428U (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005251487A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Alps Electric Co Ltd | スパイラル接触子及びスパイラルシート並びにスパイラル接触子の製造方法 |
CN106229188A (zh) * | 2015-06-02 | 2016-12-14 | 阿尔卑斯电气株式会社 | 开关装置 |
JP2022500127A (ja) * | 2018-09-27 | 2022-01-04 | アイセンス,インコーポレーテッド | 連続血糖測定用身体付着ユニット |
JP2022503482A (ja) * | 2018-07-31 | 2022-01-12 | アイセンス,インコーポレーテッド | 連続血糖測定用身体付着ユニット |
EP4040606A1 (de) * | 2021-02-08 | 2022-08-10 | Rosenberger Hochfrequenztechnik GmbH & Co. KG | Elastische kontaktanordnung, elektrische kontaktierungsvorrichtung und elektrisches kontaktierungssystem |
JP2022166311A (ja) * | 2018-07-31 | 2022-11-01 | アイセンス,インコーポレーテッド | 連続血糖測定用身体付着ユニット |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP6164193U patent/JPH0730428U/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2005251487A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Alps Electric Co Ltd | スパイラル接触子及びスパイラルシート並びにスパイラル接触子の製造方法 |
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JP2022166311A (ja) * | 2018-07-31 | 2022-11-01 | アイセンス,インコーポレーテッド | 連続血糖測定用身体付着ユニット |
JP2022179730A (ja) * | 2018-07-31 | 2022-12-02 | アイセンス,インコーポレーテッド | 身体付着ユニット及びセンサー部材 |
JP2022500127A (ja) * | 2018-09-27 | 2022-01-04 | アイセンス,インコーポレーテッド | 連続血糖測定用身体付着ユニット |
JP2023010823A (ja) * | 2018-09-27 | 2023-01-20 | アイセンス,インコーポレーテッド | 血糖測定用身体付着ユニット |
EP4040606A1 (de) * | 2021-02-08 | 2022-08-10 | Rosenberger Hochfrequenztechnik GmbH & Co. KG | Elastische kontaktanordnung, elektrische kontaktierungsvorrichtung und elektrisches kontaktierungssystem |
WO2022167633A1 (de) | 2021-02-08 | 2022-08-11 | Rosenberger Hochfrequenztechnik Gmbh & Co. Kg | Elastische kontaktanordnung, elektrische kontaktierungsvorrichtung und elektrisches kontaktierungssystem |
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