JPH0319144Y2 - - Google Patents

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JPH0319144Y2
JPH0319144Y2 JP1985035007U JP3500785U JPH0319144Y2 JP H0319144 Y2 JPH0319144 Y2 JP H0319144Y2 JP 1985035007 U JP1985035007 U JP 1985035007U JP 3500785 U JP3500785 U JP 3500785U JP H0319144 Y2 JPH0319144 Y2 JP H0319144Y2
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converter
push rod
coil spring
torsion coil
contact piece
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、小形押釦スイツチに関し、特に、可
動接片を取付けた転換子を揺動させて電路の開閉
を行なう小形押釦スイツチの改良構造に関する。
従来の技術 本考案の先行技術となる従来例は、例えば、本
出願と同一出願人の出願に係る実開昭57−125450
号公報に記載されている。前記公報に開示されて
いる小形押釦スイツチは、第5図に示す如く、押
棒13の下面に可動接片を取付けた転換子15を
配備し、転換子15の下面中央に設けた突起を中
心に傾動し、前記転換子15の上面にコイルばね
16の一方を載置し、他方を押棒下面に挿入し、
前記押棒下面より垂下して作動子14が形成され
て構成される。この構成の作動について説明する
に、押棒13を押圧すると作動子14が下降し、
転換子15の上面を押し下げるとともに、転換子
15は傾動する。そしてコイルばね16は湾曲状
態にてたわむ。押圧を解除すると、作動子14が
上昇し、コイルばね16により転換子15がもと
の状態に復帰する。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、前記したスイツチは、転換子の
下面の突起を中心に円弧を描くように傾動するた
めに、上面に載置したコイルばねは上下方向の圧
縮だけでなく、前後、左右のあらゆる方向に湾曲
するため操作感が一定でなく、さらにはコイルば
ね本来の動きとは異なるために、疲労により折損
し、動作不良となる欠点があつた。
本考案は上記の問題を解決する為になされたも
のであり、従つて本考案の目的は、可動接片を取
付けた転換子がその下面中央の突起を中心として
左右傾動する構造を用い、しかもばね本来の特性
を効果的に使用することによつて、作動を軽快に
し、寿命の長い新規な小形押釦スイツチを提供す
ることにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成する為に、本考案に係る小形押
釦スイツチは、スリーブ内を上下自在とし、且つ
ばねの背圧を受けてなる押棒を押圧することによ
り、その下方に設けた転換子を揺動させて開閉を
行なう押釦スイツチにおいて、前記押棒の下方に
転換子を設け、該転換子の下面の左右間中央部と
基板の上面の何れか一方に突起を他方に対向凹所
を夫々形成して前記転換子を左右傾動自在に配備
し、前記転換子の中央部にねじりコイルばねの円
筒部を載置するとともに、該ねじりコイルばねの
両端のフツク部を押棒下面の一端と前記転換子上
面に当接させ、前記押棒下面の他端部に前記転換
子を作動させる作動子を設け、前記転換子の前後
面に可動接片を配備して構成される。
作用 本考案によれば、押棒を押下げると、ねじりコ
イルばねのフツク部が圧縮されるとともに作動子
の先端は転換子の上面を押すので、転換子は時計
方向に回動し、転換子側面に取付けられた可動接
片も回動するので、第1図より右方へ移動し左の
固定接片より離れて右の固定接片に接触する。押
圧を解除するとフツク部の両端が拡がり、押棒を
押上げるとともに、作動子も上昇し、転換子の左
上面をフツク部により押し下げるので転換子は第
1図の状態に復帰する。
実施例 次に本考案をその好ましい実施例について図面
を参照しながら詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその分解斜視図、第3図はその側断面図、第
4図は本考案の他の実施例を示す概略断面図であ
る。
第1図〜第3図において、スイツチ本体1は基
板2上に載置固定され、本体1の丸形頭部1aの
上面中央の円孔に押棒3がOリング9を介して上
下摺動自在に挿通されている。押棒3は円形上部
3aと角形下部3bとから成り、これらの境界の
上向き段面が対向する本体頭部の内面の下向き段
面と衝当たることにより押棒3の上限位置が規制
される。押棒3の下面の一端部より垂下して作動
子4が一体的に形成されている。転換子5の下面
の左右間中央部に三角形状の凸起5aが形成さ
れ、基板2の上面に設けられた三角形状の凹所2
aに載置され、それにより転換子5は左右傾動自
在となる。転換子5の幅方向の中央に左右に貫通
する溝が設けられ、左右より中央に向かつて下降
する傾斜面5bをなしている。この溝の傾斜面5
bの中央にねじりコイルばね6が載置され、溝の
底面即ち、傾斜面5bの端部に設けられた貫通孔
5cと押棒3の下面の他端部にねじりコイルばね
6の先端フツク部6a,6bが当接されて固定さ
れている。転換子5の両側面5dの下面に幅広い
凹所が設けられ、これらに可動接片7が挿入され
ている。これらに対向して基板2の前後部に各々
3個の下部が端子8aとなる固定接片8が上下に
貫通して固定されている。可動接片7は固定接片
8の内側面を弾性的に押し付けるように形成され
る。なお、可動接片7は、第4図に示す如く、ク
リツプ状に弾性的に挟み付けるように形成しても
良い。また、第1図〜第4図の固定接片は断面角
形であるが、断面円形でもよい。
次に、作動について説明するに、押棒3を押下
げると、ねじりコイルばね6のフツク部6a,6
bが圧縮されると共に、作動子4の先端は転換子
5の上面を押すので、転換子5は時計方向に回動
し、転換子側面に取付けられた可動接片7も回動
することになり、第1図より右方へ移動し、左の
固定接片8より離れて右の固定接片8に接触す
る。押棒3の押圧を解除すると、ねじりコイルば
ね6のフツク部の両端が拡がり、押棒3を押上げ
るとともに、作動子4も上昇し、転換子5の左上
面をフツク部により押し下げるので、転換子5は
第1図の状態に復帰する。
考案の効果 本考案は以上の如く構成され、作用するもので
あり、本考案によれば、以下に示す通りの効果が
得られる。
(1)、先づ、本考案によれば、転換子上面の中央
部にねじりコイルばねを載置し、その両端のフツ
ク部を押棒下面と転換子上面の端部に当接せし
め、押棒下面の作動子により転換子を傾動させる
のでねじりコイルばねの動きが常に一定であり、
ねじりコイルばね本来の働きにて使用するため
に、ばねの弾性疲労がなく、操作感が良好で、安
定した小形押釦スイツチを提供できる。
(2)、ねじりコイルばねを巻方向に対し縦方向に
押棒下面と転換子上面間に設けたので、スペース
を有効に活用でき、高さの低い、即ち薄形のスイ
ツチを得ることができ、さらに転換子下面の中央
部に突起を形成し、転換子はこの突起を中心に傾
動するので、軽快な作動が得られるとともに、よ
りスイツチの高さを低くできて、小型化を益々容
易にする効果がある。
(3)、転換子下面の中央に突起を設け、傾動自在
とし、その側面に可動接片を取付けたので転換子
の傾動により可動接片と固定接片が摺動接触をな
し、従つて、セルフクリーニング作用があり、安
定した接触が得られ、寿命の長い小形押釦スイツ
チが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2
図はその分解斜視図、第3図は本考案による前記
一実施例の側断面図、第4図は本考案の他の実施
例を示す概略断面図、第5図は従来技術を示す断
面図である。 1,11……スイツチ本体、2,12……基
板、3,13……押棒、4,14……作動子、
5,15……転換子、6……ねじりコイルばね、
7……可動接片、8,18……固定接片、9……
Oリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スリーブ内を上下動自在とした押棒を押圧する
    ことによりその下方に設けられた転換子を揺動さ
    せて開閉を行う押釦スイツチにおいて、前記押棒
    の下方に設けた転換子の下面の左右間中央部と基
    板の上面の何れか一方に凸起を他方に前記凸起と
    対向する凹所をそれぞれ形成して凹凸関係による
    支点を設けて該転換子を左右傾動自在に配備し、
    前記転換子の中央部にねじりコイルばねの円筒部
    を載置するとともに、前記ねじりコイルばねの両
    端を前記転換子の左右どちらか一方の上面と前記
    押棒下面間に配備し、その反対側の前記押棒の下
    面に前記転換子を作動させる作動子を設け、且つ
    前記転換子の前後面に可動接片を配備して固定接
    片間を摺動接離することを特徴とする小形押釦ス
    イツチ。
JP1985035007U 1985-03-12 1985-03-12 Expired JPH0319144Y2 (ja)

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JPS61151224U JPS61151224U (ja) 1986-09-18
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JPS6136016Y2 (ja) * 1980-02-12 1986-10-20

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JPS61151224U (ja) 1986-09-18

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