JPS6241343Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6241343Y2 JPS6241343Y2 JP1980135384U JP13538480U JPS6241343Y2 JP S6241343 Y2 JPS6241343 Y2 JP S6241343Y2 JP 1980135384 U JP1980135384 U JP 1980135384U JP 13538480 U JP13538480 U JP 13538480U JP S6241343 Y2 JPS6241343 Y2 JP S6241343Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- keyboard
- chassis
- plate spring
- shaft support
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
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- Input From Keyboards Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は鍵盤軸支機構に関する。
従来の鍵盤軸支機構は、第１図Ａ，Ｂに示すよ
うに、鍵盤ａの支点側の底板ｂに孔ｃを明け、該
孔ｃを鍵盤シヤーシｄの突出部ｅに嵌合して鍵盤
ａの底面と鍵盤シヤーシｄの端面とで鍵盤支点部
ｆを構成する。
うに、鍵盤ａの支点側の底板ｂに孔ｃを明け、該
孔ｃを鍵盤シヤーシｄの突出部ｅに嵌合して鍵盤
ａの底面と鍵盤シヤーシｄの端面とで鍵盤支点部
ｆを構成する。
そして、鍵盤ａの端部と鍵盤シヤーシｄとの間
にコイルスプリングｇを懸架し、鍵盤ａの傾きを
防ぐために、鍵盤シヤーシｄの突出部ｅの先端に
弾性ブツシユｈを嵌合して該弾性ブツシユｈを鍵
盤ａの両側の壁面ｉに接触させている。このもの
は、鍵盤ａと別体に鍵盤復帰用のコイルスプリン
グｇ及び弾性ブツシユｈを必要とするので、部品
点数が多く、組立に時間がかかるという欠点があ
つた。
にコイルスプリングｇを懸架し、鍵盤ａの傾きを
防ぐために、鍵盤シヤーシｄの突出部ｅの先端に
弾性ブツシユｈを嵌合して該弾性ブツシユｈを鍵
盤ａの両側の壁面ｉに接触させている。このもの
は、鍵盤ａと別体に鍵盤復帰用のコイルスプリン
グｇ及び弾性ブツシユｈを必要とするので、部品
点数が多く、組立に時間がかかるという欠点があ
つた。
本考案は、かかる欠点を排除することをその目
的とするもので、復帰用板状ばね１とその両側に
配置する軸支用透孔２ｂを有する側片２ａ−１，
２ａ−１とが支点側の端部に鍵盤本体と一体にモ
ールド成形された鍵盤２と、前記透孔２ｂに嵌合
する２つの軸３ｂ及び前記板状ばね１の先端１ａ
を撓ませる周面３ａを有する部分３ｃ並びにシヤ
ーシ係合用鉤状片３ｅ，３ｅ及びシヤーシに当接
する直立片３ｆから成る係止部分３ｄを具備する
鍵盤軸支部材３とから成る。
的とするもので、復帰用板状ばね１とその両側に
配置する軸支用透孔２ｂを有する側片２ａ−１，
２ａ−１とが支点側の端部に鍵盤本体と一体にモ
ールド成形された鍵盤２と、前記透孔２ｂに嵌合
する２つの軸３ｂ及び前記板状ばね１の先端１ａ
を撓ませる周面３ａを有する部分３ｃ並びにシヤ
ーシ係合用鉤状片３ｅ，３ｅ及びシヤーシに当接
する直立片３ｆから成る係止部分３ｄを具備する
鍵盤軸支部材３とから成る。
以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第２図は分解図、第３図は一部截断側面図、第
４図は鍵盤軸支部分の拡大図である。
４図は鍵盤軸支部分の拡大図である。
図において、鍵盤２の支点側２ａには、中央に
板状ばね１、その両側に側片２ａ−１，２ａ−１
が鍵盤２本体と一体に合成樹脂でモールド成型さ
れる。２ｂは軸支用透孔、２ｃは鍵盤スイツチの
アクチユエータ、２ｄは上限ストツパーである。
鍵盤軸支部材３は、軸３ｂと板状ばね１の先端１
ａを撓ませる周面３ａを有する部分３ｃとシヤー
シ係合用鉤状片３ｅ，３ｅ及びシヤーシに当接す
る直立片３ｆより成るシヤーシ係止部分３ｄとを
具備する。
板状ばね１、その両側に側片２ａ−１，２ａ−１
が鍵盤２本体と一体に合成樹脂でモールド成型さ
れる。２ｂは軸支用透孔、２ｃは鍵盤スイツチの
アクチユエータ、２ｄは上限ストツパーである。
鍵盤軸支部材３は、軸３ｂと板状ばね１の先端１
ａを撓ませる周面３ａを有する部分３ｃとシヤー
シ係合用鉤状片３ｅ，３ｅ及びシヤーシに当接す
る直立片３ｆより成るシヤーシ係止部分３ｄとを
具備する。
シヤーシ４の水平部４ａには、前記鍵盤軸支部
材３のシヤーシ係合用鉤状片３ｅ，３ｅと係合す
る透孔４ｅと下面に固設された鍵盤スイツチ５の
アクチユエータ２ｃが貫通する透孔４ｃが明けら
れ、また鍵盤ガイド片４ｆが切起されており、垂
直部４ｂには鍵盤２の上限ストツパー２ｄが嵌入
する溝孔４ｄが明けられている。
材３のシヤーシ係合用鉤状片３ｅ，３ｅと係合す
る透孔４ｅと下面に固設された鍵盤スイツチ５の
アクチユエータ２ｃが貫通する透孔４ｃが明けら
れ、また鍵盤ガイド片４ｆが切起されており、垂
直部４ｂには鍵盤２の上限ストツパー２ｄが嵌入
する溝孔４ｄが明けられている。
鍵盤２をシヤーシ４上に軸支させるため、先ず
鍵盤２の２つの側片２ａ−１，２ａ−１の間隔を
弾性を利用して広げ、その軸支用透孔２ｂを鍵盤
軸支部材３の軸３ｂに嵌合させる。
鍵盤２の２つの側片２ａ−１，２ａ−１の間隔を
弾性を利用して広げ、その軸支用透孔２ｂを鍵盤
軸支部材３の軸３ｂに嵌合させる。
この場合、鍵盤軸支部材３の周面３ａは、第４
図に示すように、軸３ｂからの距離が漸次増大す
るように形成されており、鍵盤２を水平にして鍵
盤軸支部材３に軸支した時、その板状ばね１は周
面３ａによつて強く撓ませられるので、板状ばね
１の撓みが少ない傾斜位置で嵌合させる。
図に示すように、軸３ｂからの距離が漸次増大す
るように形成されており、鍵盤２を水平にして鍵
盤軸支部材３に軸支した時、その板状ばね１は周
面３ａによつて強く撓ませられるので、板状ばね
１の撓みが少ない傾斜位置で嵌合させる。
次いで、鍵盤２の上限ストツパー２ｄをシヤー
シ４の溝孔４ｄに嵌入し、アクチユエータ２ｃを
シヤーシ４の透孔４ｃに、鍵盤ガイド片４ｆを鍵
盤２の凹溝にそれぞれ嵌合すると共に、鍵盤軸支
部材３のシヤーシ係合用鉤状片３ｅ，３ｅをシヤ
ーシ４の透孔４ｅに係合する。
シ４の溝孔４ｄに嵌入し、アクチユエータ２ｃを
シヤーシ４の透孔４ｃに、鍵盤ガイド片４ｆを鍵
盤２の凹溝にそれぞれ嵌合すると共に、鍵盤軸支
部材３のシヤーシ係合用鉤状片３ｅ，３ｅをシヤ
ーシ４の透孔４ｅに係合する。
第４図において、r1は離鍵時における軸心と周
面３ａ及び板ばね１の接点との距離、r2は押鍵時
の距離で、離鍵時から押鍵時までの軸心と周面３
ａ及び板状ばね１の接点との距離ｒの変化状態
は、鍵盤２のタツチ感として与えられる。したが
つて、この距離ｒの変化状態を変えることによつ
て所望のタツチ感を容易に得ることができる。例
えば、離鍵時から押鍵時までの前記距離ｒの変化
を連続的に増加するようにしないで、途中で急速
に減少させるようにすれば、従来の復帰用コイル
スプリングでは極めて困難なクリツク的なタツチ
感が得られる。
面３ａ及び板ばね１の接点との距離、r2は押鍵時
の距離で、離鍵時から押鍵時までの軸心と周面３
ａ及び板状ばね１の接点との距離ｒの変化状態
は、鍵盤２のタツチ感として与えられる。したが
つて、この距離ｒの変化状態を変えることによつ
て所望のタツチ感を容易に得ることができる。例
えば、離鍵時から押鍵時までの前記距離ｒの変化
を連続的に増加するようにしないで、途中で急速
に減少させるようにすれば、従来の復帰用コイル
スプリングでは極めて困難なクリツク的なタツチ
感が得られる。
尚、上記実施例では、鍵盤２の板状ばね１は合
成樹脂で鍵盤２本体と一体成型したが、金属製板
ばね１を用い、これを鍵盤２の成型時、鍵盤内に
埋め込んでもよい。
成樹脂で鍵盤２本体と一体成型したが、金属製板
ばね１を用い、これを鍵盤２の成型時、鍵盤内に
埋め込んでもよい。
このように本考案によるときは、支点側に復帰
用板状ばねを固設された鍵盤２と該復帰用板状ば
ね１の先端部１ａを撓ませる周面３ａを有する鍵
盤軸支部材３の２部品のみでよいので、組立に時
間がかからないと共に、鍵盤軸支部材３の周面の
形状を変えることによつて望みのタツチ感を得る
ことができる効果がある。
用板状ばねを固設された鍵盤２と該復帰用板状ば
ね１の先端部１ａを撓ませる周面３ａを有する鍵
盤軸支部材３の２部品のみでよいので、組立に時
間がかからないと共に、鍵盤軸支部材３の周面の
形状を変えることによつて望みのタツチ感を得る
ことができる効果がある。
第１図Ａ，Ｂは、従来の鍵盤軸支機構の側面図
及び軸支部の斜視図、第２図、第３図及び第４図
は本考案の一実施例の分解斜視図、一部截断側面
図及び軸支部の一部截断側面図である。 １……板状ばね、２……鍵盤、２ｂ……透孔、
２ａ−１……側片、３……鍵盤軸支部材、３ａ…
…周面、３ｂ……軸、３ｃ……部分、３ｄ……係
止部分、３ｅ……シヤーシ係合用鉤状片、３ｆ…
…直立片、４……シヤーシ、５……鍵盤スイツ
チ。
及び軸支部の斜視図、第２図、第３図及び第４図
は本考案の一実施例の分解斜視図、一部截断側面
図及び軸支部の一部截断側面図である。 １……板状ばね、２……鍵盤、２ｂ……透孔、
２ａ−１……側片、３……鍵盤軸支部材、３ａ…
…周面、３ｂ……軸、３ｃ……部分、３ｄ……係
止部分、３ｅ……シヤーシ係合用鉤状片、３ｆ…
…直立片、４……シヤーシ、５……鍵盤スイツ
チ。
Claims (1)
- 復帰用板状ばね１とその両側に配置する軸支用
透孔２ｂを有する側片２ａ−１，２ａ−１とが支
点側の端部に鍵盤本体と一体にモールド成形され
た鍵盤２と、前記透孔２ｂに嵌合する２つの軸３
ｂ及び前記板状ばね１の先端１ａを撓ませる周面
３ａを有する部分３ｃ並びにシヤーシ係合用鉤状
片３ｅ，３ｅ及びシヤーシに当接する直立片３ｆ
から成る係止部分３ｄを具備する鍵盤軸支部材３
とから成る鍵盤軸支機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980135384U JPS6241343Y2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980135384U JPS6241343Y2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5760191U JPS5760191U (ja) | 1982-04-09 |
| JPS6241343Y2 true JPS6241343Y2 (ja) | 1987-10-22 |
Family
ID=29495549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980135384U Expired JPS6241343Y2 (ja) | 1980-09-25 | 1980-09-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6241343Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0690614B2 (ja) * | 1985-11-08 | 1994-11-14 | ローランド株式会社 | 鍵盤装置 |
| JPH0721707B2 (ja) * | 1989-11-13 | 1995-03-08 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の鍵盤装置 |
| JPH0723998B2 (ja) * | 1989-11-13 | 1995-03-15 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器の鍵盤装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5133210Y2 (ja) * | 1971-02-26 | 1976-08-18 |
-
1980
- 1980-09-25 JP JP1980135384U patent/JPS6241343Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5760191U (ja) | 1982-04-09 |
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