JP2004200002A - スイッチ装置 - Google Patents

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Makoto Sasaki
誠 佐々木
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Abstract

【課題】操作つまみの操作性の向上と自動車における操作つまみ設定スペース周りの設計自由度を高めることができるスイッチ装置を提供する。
【解決手段】筐体27に揺動可能に保持された操作つまみ21と、操作つまみ21によって揺動操作される揺動部材22と、揺動部材22によって押圧操作される独立して動作する被押圧部17b,18bを備えたスイッチユニット26とをもってスイッチ装置を構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車載用パワーウインド装置などに適用されるスイッチ装置に係り、特に、スイッチ装置に備えられる操作つまみの小型化手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
図10に、本願出願人が先に特願2002−170209として提案したスイッチ装置の構成を示す。この図から明らかなように、本例のスイッチ装置は、筐体101に支軸102aを中心として揺動可能に保持された操作つまみ102と、2組(図10には1組のみ図示する。)の固定接点部材群103及び可動接点部材である導体板104が組み込まれ、前記筐体101内に設定されたケース105と、前記操作つまみ102に形成された押圧突起部102b,102cにて押圧操作される被押圧部106a,107a及び前記導体板104を揺動操作する摺動作動部106b,107b並びに前記ケース105に連結される軸部106c,107cとを有し、前記ケース105に昇降可能かつ回動可能に取り付けられた2つの駆動体106,107と、これらの各駆動体106,107を常時一方向に付勢するばね部材108と、前記ケース105の側方に配置され、前記駆動体106,107の被押圧部106a,107aにて操作されるプッシュスイッチ109,110とから主に構成されている。
【0003】
前記駆動体106,107の被押圧部106a,107aは、それぞれ前記ケース105の側壁を貫通して前記ケース105外の相対向する側方に突出されており、前記操作つまみ102の押圧突起部102b,102cは、それぞれ前記ケース105の側壁より突出された前記被押圧部106a,107aの上面に当接可能な間隔に形成される。
【0004】
本例のスイッチ装置は、操作つまみ102の左端を下向きに押圧すると、操作つまみ102が支軸102aを中心として左方に回動し、その押圧力が押圧突起部102bを介して被押圧部106aに伝達され、一方の駆動体106がその軸部106cを中心として反時計方向に回動される。これにより、導体板104が摺動作動部106bの回転動作に伴って時計方向に回動され、導体板104と固定接点部材群103との接触状態が第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えられて、例えば車載用ウインドに開動作を行わせるための第1のスイッチ信号が出力される。この状態からさらに操作つまみ102の左端を下向きに押圧すると、被押圧部106aの下面によってプッシュスイッチ109が押圧操作され、プッシュスイッチ109内に備えられた接点部が第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えられて、例えば車載用ウインドを全開させるための第2のスイッチ信号が出力される。操作つまみ102から手を離せば、ばね部材108の弾性力によって操作つまみ102が中立位置に復帰し、導体板104と固定接点部材群103との接触状態が第2の接触状態から第1の接触状態に切り替えられると共に、プッシュスイッチ109内に備えられた接点部の接触状態が第2の接触状態から第1の接触状態に切り替えられる。
【0005】
操作つまみ102の右端を下向きに押圧した場合には、操作つまみ102が支軸102aを中心として右方に回動し、その押圧力が押圧突起部102cを介して被押圧部107aに伝達され、他方の駆動体107がその軸部107cを中心として時計方向に回動される。これにより、図示しない導体板が反時計方向に回動され、当該導体板と図示しない固定接点部材群との接触状態が第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えられて例えば車載用ウインドに閉動作を行わせるための第3のスイッチ信号が出力される。この状態からさらに操作つまみ102の右端を下向きに押圧すると、被押圧部107aの下面によってプッシュスイッチ110が押圧操作され、プッシュスイッチ110内に備えられた接点部が第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えられて、例えば車載用ウインドを全閉させるための第4のスイッチ信号が出力される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来例に係るスイッチ装置は、ケース105の側方に突出された駆動体106,107の被押圧部106a,107aを直接操作つまみ102の押圧突起部102b,102cにて押圧する構成であるので、必然的に操作つまみ102の全幅Wが、一方の被押圧部106aの先端から他方の被押圧部107aの先端までの距離Lと同等か当該距離Lよりも大きくなり、筐体101の表面に大きな操作つまみ102の設定スペースが必要となって、操作つまみ102の操作性が害されたり、自動車における操作つまみ設定スペースの設計自由度が制限されるという不都合がある。
【0007】
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的は、操作つまみを小型化できて、操作つまみの操作性の向上と自動車における操作つまみ設定スペース周りの設計自由度を高めることができるスイッチ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記の課題を解決するため、スイッチ装置を、押圧突起部を有し、筐体に揺動可能に保持された操作つまみと、当該操作つまみによって揺動操作される揺動部材と、2組の固定接点部材群及び可動接点部材が組み込まれ、前記筐体内に設定されたケースと、前記揺動部材によって押圧操作される被押圧部及び前記可動接点部材を揺動操作する摺動作動部並びに前記ケースに連結される軸部とを有し、前記ケースに昇降可能かつ回動可能に取り付けられ、独立して動作する2つの駆動体と、当該駆動体を常時一方向に付勢するばね部材とを備え、前記2つの駆動体の被押圧部と前記揺動部材の両端部とが前記ケース外で互いに当接され、かつ、前記操作つまみに設けられた2つの押圧突起部が前記揺動部材に当接されているという構成にした。
【0009】
このように、操作つまみと駆動体の被押圧部との間に揺動部材を介在させ、各駆動体の被押圧部と揺動部材の両端部とをケース外で互いに当接させると共に、操作つまみと揺動部材とを当接させると、操作つまみにて各駆動体の被押圧部を直接押圧する場合に比べて、操作つまみに形成される押圧突起部間の距離を小さくできるので、操作つまみの小型化を図ることができて、操作つまみの操作性の改善と自動車における操作つまみ設定スペース周りの設計自由度の向上とを図ることができる。
【0010】
また、本発明は、前記構成のスイッチ装置において、前記揺動部材を、前記操作つまみによって押圧操作される水平部と、当該水平部の両端部より斜め外向きに折り曲げられ、その先端部によって前記駆動体の被押圧部を押圧操作する操作部とから構成した。
【0011】
このように、揺動部材を水平部と当該水平部の両端部より斜め外向きに折り曲げられた操作部とから構成し、操作つまみによって水平部を押圧操作する構成にすると、操作つまみにて揺動部材の水平部の片側を押圧したとき、当該押圧された側の操作部を水平部に対して開く方向に弾性変形させやすくなるので、その弾性変形の分だけ押圧された側の操作部移動距離を大きくすることができて、当該押圧された側の駆動体を確実に押圧操作することができる。これに対して、操作つまみにて押圧されない側の操作部については、押圧された側の操作部が弾性変形する結果、ほとんど弾性変形されないので、当該押圧されない側の駆動体に押圧力にほとんど押圧力を及ぼすことがなく、当該押圧されない側の駆動体の押圧操作を確実に防止することができる。よって、操作つまみの操作により、所望の駆動体のみを確実に操作することができ、スイッチ装置の操作信頼性を高めることができる。
【0012】
また、本発明は、前記構成のスイッチ装置において、前記操作部に、前記被押圧部を押圧する押圧部と、前記被押圧部の側面に配置される位置決め部とを形成するという構成にした。
【0013】
このように、揺動部材の操作部に被押圧部を押圧する押圧部と被押圧部の側面に配置される位置決め部とを形成すると、駆動体に対する揺動部材の設定を容易かつ確実に行うことができるので、スイッチ装置の組立性及び動作信頼性を高めることができる。
【0014】
また、本発明は、前記構成のスイッチ装置において、前記揺動部材を金属板にて形成し、前記押圧部の先端部を2重に折り返すという構成にした。
【0015】
このように、押圧部の先端部を2重に折り返すと、押圧部の先端部に丸みが付けられ、揺動部材と駆動体の被押圧部との間に作用する摩擦力を減少することができるので、揺動部材及び駆動体の動作安定性及び耐久性を高めることができる。また、揺動部材を金属板にて形成すると、薄形にして高強度の揺動部材を作成することができ、かつ押圧部の先端部を2重に折り返す加工を容易に行うことができるので、揺動部材ひいてはスイッチ装置の小型化と低コスト化とを図ることができる。
【0016】
また、本発明は、前記構成のスイッチ装置において、前記可動接点部材が、前記操作つまみの非操作時に前記駆動体の摺動作動部が当接される初期受け部と、当該初期受け部に連接された平坦部と、前記操作つまみの操作時に前記駆動体の摺動作動部が当接される立上り部と、当該立上り部に連接された可動接点部とを含むという構成にした。
【0017】
このように、可動接点部材を初期受け部と平坦部と立上り部と可動接点部とを含む構成にすると、操作つまみの非操作時には、駆動体の摺動作動部に可動接点部材の立上り部に沿って下降しようとする力が作用するので、駆動体の摺動作動部が可動接点部材の初期受け部に確実に当接され、各部材間のガタつきを防止できて操作つまみの操作感を良好なものにすることができる。
【0018】
また、本発明は、前記構成のスイッチ装置において、前記固定接点部材群が、前記可動接点部材と常時接触する第1の固定接点部材と、前記操作つまみの操作時に前記可動接点部材と接触する第2の固定接点部材とからなり、前記第1の固定接点部材が前記可動接点部材の揺動支点になっているという構成にした。
【0019】
このように、固定接点部材群を第1の固定接点部材及び第2の固定接点部材をもって構成し、第1の固定接点部材を可動接点部材の揺動支点として利用すると、第1の固定接点部材と可動接点部材とを常時確実に接触させることができるので、接点切替の確実性を高めることができて、スイッチ装置の信頼性を高めることができる。
【0020】
また、本発明は、前記構成のスイッチ装置において、前記固定接点部材群が、前記可動接点部材と常時接触する第1の固定接点部材と、前記操作つまみの操作時に前記可動接点部材と接触する第2の固定接点部材と、前記操作つまみの非操作時に前記可動接点部材と接触する第3の固定接点部材とからなり、前記第1の固定接点部材が前記第2の固定接点部材と前記第3の固定接点部材との間に配置されて前記可動接点部材の揺動支点になっているという構成にした。
【0021】
このように、固定接点部材群を、第1乃至第3の固定接点部材をもって構成し、第1の固定接点部材を第2の固定接点部材と第3の固定接点部材との間に配置して可動接点部材の揺動支点として利用すると、第1の固定接点部材と可動接点部材とを常時確実に接触させることができるので、接点切替の確実性を高めることができて、スイッチ装置の信頼性を高めることができると共に、固定接点部材群を第1の固定接点部材を中心として左右対称形に形成することができるので、ケース内のスペースを有効に利用できて、スイッチ装置の小型化を図ることができる。
【0022】
また、本発明は、前記構成のスイッチ装置において、前記ケースの側方に前記駆動体の被押圧部によって操作されるプッシュスイッチを配置し、前記操作つまみが操作量の小さな第1の所定位置まで操作されたとき、前記ケース内に組み込まれた前記固定接点部材群と前記可動接点部材との接触状態を第1の接触状態から第2の接触状態に切り替え、前記操作つまみが操作量の大きな第2の所定位置まで操作されたとき、前記ケース内に組み込まれた前記固定接点部材群と前記可動接点部材との接触状態を第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えると共に、前記プッシュスイッチの接点を第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えるという構成にした。
【0023】
このように、ケースの側方に駆動体の被押圧部によって操作されるプッシュスイッチを配置し、所要のタイミングでケース内に組み込まれた固定接点部材群と可動接点部材との接点切替とプッシュスイッチの接点切替とを行うと、ケースの近傍にプッシュスイッチを配置することができ、かつプッシュスイッチを操作するための特別な部材を要しないので、例えば車載用ウインドに開動作を行わせるための第1のスイッチ信号と車載用ウインドを全開させるための第2のスイッチ信号とを出力可能なスイッチ装置を小型に構成することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るスイッチ装置の一実施形態例を、図1乃至図9に基づいて説明する。図1は実施形態例に係るスイッチ装置の分解斜視図、図2は実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるスイッチユニットの組立状態の斜視図、図3は実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるケースの平面図、図4は実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるスイッチユニットのカバーと板ばねとを省略した状態の平面図、図5は実施形態例に係るスイッチ装置に備えられる揺動部材の一方向から見た側面図、図6は実施形態例に係るスイッチ装置に備えられる揺動部材の他方向から見た側面図、図7は実施形態例に係るスイッチ装置の非操作状態を示す断面図、図8は実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるスイッチユニットの接点切替状態を示す断面図、図9は実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるプッシュスイッチの作動状態を示す説明図である。
【0025】
図1乃至図4に示すように、本例のスイッチ装置は、底壁10a上に側壁10b,10c及び仕切り壁10dを立設して一対の接点収納空間S1,S2を形成しているケース10と、インサート成形加工によってケース10の底壁10a上に配設された一対の固定接点部材群11a〜11c及び12a〜12cと、固定接点部材群11a〜11cから延設されてケース10の下方へ突出する3本の外部接続端子13と、固定接点部材群12a〜12cから延設されてケース10の下方へ突出する3本の外部接続端子14と、各接点収納空間S1,S2内で底壁10a上に揺動可能に配置された一対の導体板(可動接点部材)15,16と、昇降動作が許容された状態で各導体板15,16上に配置されて軸部17a,18aを中心に回動可能な一対の駆動体17,18と、これら駆動体17,18の各軸部17a,18aを底壁10aへ向けて弾性付勢している板ばね19と、ケース10に被着されてその上部開口10eを閉止している金属板製のカバー20と、支軸21aを中心に揺動可能に支持された操作つまみ21と、駆動体17,18と操作つまみ21との間に介設された揺動部材22と、回路基板23上に実装された一対のプッシュスイッチ(タクトスイッチ)24,25とから主に構成されている。
【0026】
図中の符号26は、前記ケース10及び前記ケース10に設定又は収納される各種部材11a〜11c,12a〜12c,13,14,15,16,17,18,19並びに前記ケース10に被着される金属板製のカバー20をもって構成されるスイッチユニットを示している。
【0027】
ケース10には、互いに平行な2つの側壁10c及び4つの仕切り壁10dと、長辺側の側壁10cに対し直角な短辺側の2つの側壁10bとが、それぞれ底壁10aから立設されている。2つの側壁10cと2つの仕切り壁10dの各上端部(上部開口10e側の端部)には、駆動体17,18の軸部17a,18aが昇降可能に挿入される切欠き状の凹部10f,10gが形成されている。即ち、図3において左側の凹部10f,10g内に駆動体17の軸部17aが挿入され、右側の凹部10f,10g内に駆動体18の軸部18aが挿入される。また、短辺側の2つの側壁10bには、それぞれの中央部に上端が開放されている切欠き状のスリット10hが形成されている。これらのスリット10hには、駆動体17,18の腕部17c,18cが昇降可能に挿入される。さらに、2つの側壁10cと2つの仕切り壁10dの対向面にはそれぞれ突部10iが形成されており、これら突部10iは上部を円弧状にしてある。
【0028】
固定接点部材群11a〜11cは、ケース10の接点収納空間S1の内底部に一列に並べて配置させており、揺動支点として導体板15に常時接触する第1の固定接点部材11aと、操作つまみ21の操作に伴って導体板15が接離される第2及び第3の固定接点部材11b,11cとからなる。同様に、固定接点部材群12a〜12cは、ケース10の接点収納空間S2の内底部に一列に並べて配置させており、揺動支点として導体板16に常時接触する第1の固定接点部材12aと、操作つまみ21の操作に伴って導体板16が接離される第2及び第3の固定接点部材12b,12cとからなる。これら固定接点部材群11a〜11cと固定接点部材群12a〜12cとは、平面方向から見てケース10の中心部を中心とする点対称の位置に配置されている。また、各固定接点部材11a〜11cから導出された3本の外部接続端子13と、各固定接点部材12a〜12cから導出された3本の外部接続端子14は、回路基板23に形成された図示しない外部回路に接続される。
【0029】
導体板15は、操作つまみ21が取り付けられる前の無負荷状態で駆動体17を支える初期受け部15aと、この初期受け部15aの片側に形成された逆V字形の傾斜面からなる立上り部15bと、初期受け部15aの他方側へ延出している平坦部15cと、立上り部15bの先端部より初期受け部15aから離隔する方向に延出している可動接点部15dとを有する金属板であり、可動接点部15dが固定接点部材11bと接離可能で、平坦部15cが固定接点部材11cと接離可能に構成されている。さらに、導体板15の短手方向両側部には初期受け部15aを挟んで4つの突起15eが形成されており、これら突起15eをケース10の突部10iに係合させることにより、揺動時に導体板15が長手方向へ位置ずれしないように規制している。導体板16は、導体板15と同形状であり、初期受け部16aの両側に立上り部16bと平坦部16cを有し、長手方向の一端側に延設された可動接点部16dが固定接点部材12bと接離可能で、長手方向他端側の平坦部16cが固定接点部材12cと接離可能に構成されている。この導体板16の短手方向両側部にも起点部16aを挟んで4つの突起16eが形成されており、これら突起16eをケース10の突部10iに係合させることにより、揺動時に導体板16が長手方向へ位置ずれしないように規制している。なお、これら一対の導体板15,16も平面方向から見てケース10の中心部を中心とする点対称の位置に配置されている。
【0030】
駆動体17は、軸部17aから下方へ延びて導体板15上に配置される摺動作動部17dと、軸部17aから側方へ延びてケース10の側壁10bに形成された一方のスリット10h内に挿入される腕部17cと、この腕部17cの先端に形成されて側壁10bの外方に配置される被押圧部17bとを有している。同様に、駆動体18は、軸部18aから下方へ延びて導体板16上に配置される摺動作動部18dと、軸部18aから側方へ延びてケース10の側壁10bに形成された他方のスリット10h内に挿入される腕部18cと、この腕部18cの先端に形成されて側壁10bの外方に配置される被押圧部18bとを有している。図4に示すように、これらの駆動体17,18はケース10の中心部を中心とする点対称に組み合わされて、互いの腕部17c,18cが一直線状に配置される。即ち、駆動体17,18をケース10に組み付ける際には、ケース10内で接点収納空間S1,S2の間に存する幅狭空間に腕部17c,18cを配置させて、該幅狭空間を介して対向する一対のスリット10hの外方へそれぞれ被押圧部17b,18bを配置させると共に、対をなす一方の凹部10f,10g内に軸部17aを挿入し、かつ対をなす他方の凹部10f,10g内に軸部18aを挿入する。
【0031】
カバー20は、ケース10の上部開口10eを閉止可能な大きさに形成された平面部20aと、当該平面部20aの相対向する2辺より同一方向に折り下げられた側面部20bと、側面部20bの各端部に形成された係止片20cとから構成されており、平面部20aをケース10の上面に被着し、かつ側面部20bをケース10の側壁外面に当接した後、係止片20cを折り曲げてケース10の四隅部に形成された係止突起10jに係止させることにより、ケース10に被着される。
【0032】
板ばね19は、駆動体17の付勢部19aと、駆動体18の付勢部19bと、これらを一体に連結する連結部19cとから構成されており、駆動体17の摺動作動部17dとカバー20の平面部20aとの間及び駆動体18の摺動作動部18dとカバー20の平面部20aとにそれぞれ弾接される。付勢部19aは、駆動体17の軸部17aを底壁10aへ向けて弾性付勢するので、その付勢力によって駆動体17の摺動作動部17dが導体板15に弾接される。そして、軸部17aを中心に駆動体17を回転させると、摺動作動部17dが導体板15上を摺動して、この導体板15を回転させることができる。同様に、付勢部19bは、駆動体18の軸部18aを底壁10aへ向けて弾性付勢し、その付勢力によって駆動体18の摺動作動部18dが導体板16に弾接される。そして、軸部18aを中心に駆動体18を回転させると、摺動作動部18dが導体板16上を摺動して、この導体板16を回転させることができる。
【0033】
このように、スイッチユニット26は、板ばね19、駆動体17、導体板15及び固定接点部材群11a〜11cを接点収納空間S1内に配置してなる第1のスイッチ素子と、板ばね20、駆動体18、導体板16及び固定接点部材群12a〜12cを接点収納空間S2内に配置してなる第2のスイッチ素子とが、ケース10内に並設された構成になっている。
【0034】
揺動部材22は、図1、図5及び図6に示すように、水平部22aと、水平部22aの両端部より斜め外向きに折り曲げられた操作部22bとから構成されており、操作部22bには、駆動体17,18の被押圧部17b,18bを押圧する押圧部22cと、前記各被押圧部17b,18bの側面に配置される位置決め部22dとが形成されている。また、前記水平部22a及び操作部22bの側辺に沿う部分には補強用のビーディング加工が施されると共に、押圧部22cの先端部には駆動体17,18の摩耗を緩和するためのカーリング加工が施され、押圧部22cの先端部が2重に折り返されている。この揺動部材22は、所要の強度を有する金属板をもって形成され、水平部22aの全長Sは、一方の被押圧部17bの先端から他方の被押圧部18bの先端までの距離Lよりも小さく、より好ましくは、ケース10の横幅Dと同等か、これよりも小さく形成される。一方、押圧部22c間の距離lは、前記各駆動体17,18における被押圧部17b,18bと腕部17c,18cとの境界部分に形成される段部に当接可能な寸法に形成される。
【0035】
操作つまみ21は、図1、図7、図8及び図9に示すように、一辺に指掛け突起21aが形成された倒伏容器状の本体部21bと、本体部21bの天板内面から垂設された揺動操作部21cと、同じく本体部21bの天板内面から垂設され揺動操作部21cと平行に配置された連結部21dと、当該連結部21dの外面に突設された支軸21eとから構成されており、揺動操作部21cの下端部には2つの押圧突起部21f,21gが突設されている。これら2つの押圧突起部21f,21gの間隔は、水平部22aの全長Sよりも小さく設定される。この操作つまみ21は、支軸21eを筐体27に開設された保持孔27a内に挿入することによって、筐体27に揺動可能に取り付けられる。
【0036】
なお、操作つまみ21を筐体27に取り付けたとき、揺動部材22の水平部22aに操作つまみ21の押圧突起部21f,21gが弾接され、揺動部材22の押圧部22cにて各駆動体17,18の被押圧部17b,18bが押し下げられ、各駆動体17,18の軸部17a,18aにプリテンションがかけられる。これにより、固定接点部材11a〜11c,12a〜12cと、導体板15,16と、駆動体17,18と、揺動部材22と、操作つまみ21との間のガタを回避することができるので、固定接点部材11a〜11c,12a〜12cと導体板15,16との接点切替を円滑かつ確実に行わせることができる。
【0037】
プッシュスイッチ24,25としては、タクトスイッチが用いられる。これらのプッシュスイッチ24,25は、スイッチユニット26が実装される回路基板23に実装されており、各プッシュスイッチ24,25の操作部位24a,25aは、それぞれ被押圧部17b,18bの下方に配置されている。
【0038】
本例のスイッチ装置は、スイッチユニット26内に備えられた2組の固定接点部材11a〜11c,12a〜12c及び導体板15,16とスイッチユニット26外に備えられた2つのプッシュスイッチ24,25とをもって、双極・双投型のスイッチ装置として構成されており、例えば車載用パワーウィンド装置の駆動スイッチとして使用される。
【0039】
以下、前記実施形態例に係るスイッチ装置の動作について説明する。
【0040】
操作つまみ21の非操作時には、図7に示すように、駆動体17の摺動作動部17dが導体板15の立上り部15bの下端部(初期受け部15aの近傍)に弾接しているので、固定接点部材11a,11cが導体板15を介して導通され、固定接点部材11a,11b間は非導通状態に保たれている。このとき、駆動体18の摺動作動部18dは導体板16の立上り部16bの下端部(初期受け部16aの近傍)に弾接しているので、固定接点部材12a,12cが導体板16を介して導通され、固定接点部材12a,12b間は非導通状態に保たれている。
【0041】
この状態から指掛け突起21aを押圧操作して操作つまみ21を反時計方向に所定量回転させると、図8に示すように、操作つまみ21の押圧突起部21fが揺動部材22の水平部22aの一端寄りを押圧し、揺動部材22の押圧部22cにより駆動体17の被押圧部17bが押し込まれて、駆動体17の腕部17cが反時計方向に回転する。これにより、駆動体17の軸部17aが若干上昇して板ばね19に形成された付勢部19aの中央部を上向きに押し撓めながら、駆動体17の摺動作動部17dが導体板15の立上り部15b上を摺動していき、摺動作動部17dが固定接点部材11a上を通過した時点で導体板15が時計方向に回転する。そして、導体板15の平坦部15cが固定接点部材11cから離れて可動接点部15dが固定接点部材11bに当接するので、導体板15を介して固定接点部材11aと固定接点部材11bとが導通され、外部接続端子13より固定接点部材11a,11bが導通されたことによるスイッチオン信号が出力される。このスイッチオン信号は、本実施形態例に係るスイッチ装置を車載用パワーウインド装置の操作スイッチとして適用する場合、ウィンドを開方向に動作させるための駆動信号として利用される。なお、操作つまみ21を反時計方向に回転させたときには、操作つまみ21の押圧突起部21gが上昇するため、駆動体18は無負荷状態となり、摺動作動部18dが初期受け部16a上へ移動して被押圧部18bが若干押し上げられる。しかし、摺動作動部18dが立上り部16bから初期受け部16a上へ移動しても導体板18の姿勢は変化しないので、外部接続端子14からの出力信号に変化は起きない。
【0042】
この状態から操作つまみ21への押圧力の付与を断つと、板ばね19の復元力が駆動体17の軸部17aに作用して摺動作動部17dが立上り部15bの傾斜面に沿って逆向きに摺動し、摺動作動部17dが固定接点部材11a上を通過した時点で導体板15が逆向きに回転すると共に被押圧部17bが押圧突起部22bを押し上げて、図7の初期状態に戻る。これにより、導体板15の可動接点部15dが固定接点部材11bから離れて導体板15の平坦部15cが固定接点部材11cに当接するので、固定接点部材11a,11bの導通が遮断されたことによるスイッチオフ信号が外部接続端子13から出力される。このスイッチオフ信号は、本実施形態例に係るスイッチ装置を車載用パワーウインド装置の操作スイッチとして適用する場合、ウィンドの開動作を停止させるための駆動信号として利用される。一方、駆動体18については、被押圧部18bが再び押圧突起部22cに押し込まれて摺動作動部18dが立上り部16b上へ移動するが、導体板16の姿勢は変化しないので、外部接続端子14からの出力信号に変化は起きない。
【0043】
また、図8の状態から操作つまみ21をさらにもう一段押し込むと、駆動体17の摺動作動部17dが導体板15の立上り部15b上をさらに摺動していくので、上昇した軸部17aによって板ばね19に形成された付勢部19aの中央部がさらに上向きに押し撓められると共に、揺動部材22の押圧部22cによって駆動体17の被押圧部17bがさらに下方へ押し込まれる。これにより、図9に示すように、駆動体17の被押圧部17bがプッシュスイッチ24の操作部位24aを押し込み、プッシュスイッチ24より接点切替に伴うスイッチオン信号が出力される。このスイッチオン信号は、実施形態例に係るスイッチ装置を車載用パワーウインド装置の操作スイッチとして適用する場合、ウィンドを全開させるための駆動信号として利用される。この状態から操作つまみ21への操作力の付与を断つと、板ばね19の復元力により摺動作動部17dが立上り部15bの傾斜面に沿って押し戻されるので、図8の状態を経て図7の状態に復帰する。
【0044】
一方、図7の状態から操作つまみ21を時計方向に回転させた場合には、駆動体18の被押圧部18bが揺動部材22の押圧部22cに押し込まれて駆動体18の腕部18cが時計方向に回転し、駆動体18の摺動作動部18dが導体板16の立上り部16b上を摺動するので、摺動作動部18dが固定接点部材12a上を通過した時点で導体板16が回転し、固定接点部材12a,12bが導通されたことによるスイッチオン信号が外部接続端子14から出力される。このスイッチオン信号は、本実施形態例に係るスイッチ装置を車載用パワーウインド装置の操作スイッチとして適用する場合、ウィンドを閉方向に動作させるための駆動信号として利用される。また、この状態から操作つまみ21をさらにもう一段押し込むと、駆動体18の被押圧部18bがプッシュスイッチ25の操作部位25aを押し込み、プッシュスイッチ25より接点切替に伴うスイッチオン信号が出力される。このスイッチオン信号は、実施形態例に係るスイッチ装置を車載用パワーウインド装置の操作スイッチとして適用する場合、ウィンドを全閉させるための駆動信号として利用される。なお、このように操作つまみ21を時計方向に回転した場合には、操作つまみ21の押圧突起部21fが上昇して駆動体17が無負荷状態になるので、摺動作動部17dが初期受け部15a上へ移動して被押圧部17bが若干押し上げられるが、導体板17の姿勢は変化せず、外部接続端子14からの出力信号に変化は起きない。なお、これら一連の動作については、すでに述べた動作説明から容易に推測できるため、詳細な説明は省略する。
【0045】
本実施形態例に係るスイッチ装置は、操作つまみ21と駆動体17,18の被押圧部17b,18bとの間に揺動部材22を介在させ、各駆動体17,18の被押圧部17b,18bと揺動部材22の両端部とをケース10外で互いに当接させると共に、操作つまみ21と揺動部材22とを当接させたので、操作つまみ21にて各駆動体17,18の被押圧部17b,18bを直接押圧する場合に比べて、操作つまみ21に形成される押圧突起部21f,21g間の距離を小さくでき、操作つまみ21の小型化を図ることができて、操作つまみ21の操作性の改善と自動車における操作つまみ設定スペース周りの設計自由度の向上とを図ることができる。
【0046】
また、本実施形態例に係るスイッチ装置は、揺動部材22を水平部22aと当該水平部22aの両端部より斜め外向きに折り曲げられた操作部22bとから構成し、操作つまみ21によって水平部22aを押圧操作するように構成したので、操作つまみ21にて揺動部材22の片側を押圧したとき、当該押圧された側の操作部22bを水平部22aに対して開く方向に弾性変形させやすくなり、その弾性変形の分だけ押圧された側の操作部22bの移動距離を大きくすることができて、当該押圧された側の駆動体17又は18を確実に押圧操作することができる。これに対して、操作つまみ21にて押圧されない側の操作部22bについては、押圧された側の操作部22bが弾性変形する結果、ほとんど弾性変形されないので、当該押圧されない側の駆動体22bに押圧力にほとんど押圧力を及ぼすことがなく、当該押圧されない側の駆動体の押圧操作を確実に防止することができる。よって、操作つまみ21の操作により、所望の駆動体17又は18のみを確実に操作することができ、スイッチ装置の操作信頼性を高めることができる。
【0047】
また、本実施形態例に係るスイッチ装置は、揺動部材22の操作部22bに駆動体17,18の被押圧部17b,18bを押圧する押圧部22cと、被押圧部17b,18bの側面に配置される位置決め部22dとを形成したので、駆動体17,18に対する揺動部材22の設定を容易かつ確実に行うことができ、スイッチ装置の組立性及び動作信頼性を高めることができる。
【0048】
また、本実施形態例に係るスイッチ装置は、揺動部材22に形成された押圧部22cの先端部を2重に折り返したので、押圧部22cの先端部に丸みが付けられ、揺動部材22と駆動体17,18の被押圧部17b,18bとの間に作用する摩擦力を減少することができ、揺動部材22及び駆動体17,18の動作安定性及び耐久性を高めることができる。
【0049】
また、本実施形態例に係るスイッチ装置は、揺動部材22を金属板にて形成したので、薄形にして高強度の揺動部材22を作成することができ、かつ押圧部22cの先端部を2重に折り返す加工を容易に行うことができ、揺動部材22ひいてはスイッチ装置の小型化と低コスト化とを図ることができる。
【0050】
また、本実施形態例に係るスイッチ装置は、可動接点部材である導体板15,16を初期受け部15a,16aと立上り部15b,16bと平坦部15c,16cと可動接点部15d,16dとを含んで構成したので、操作つまみ21の非操作時において、駆動体17,18の摺動作動部17d,18dに導体板15,16の立上り部15b,16bに沿って下降しようとする力を作用させることができ、駆動体17,18の摺動作動部17d,18dを導体板15,16の初期受け部15a,16aに確実に当接することができて、各部材間のガタつきを防止できて操作つまみ21の操作感を良好なものにすることができる。
【0051】
また、本実施形態例に係るスイッチ装置は、固定接点部材群を導体板15,16と常時接触する第1の固定接点部材11a,12aと、操作つまみ21の操作時に導体板15,16と接触する第2の固定接点部材11b,12bと、操作つまみ21の非操作時に導体板15,16と接触する第3の固定接点部材11c,12cとから構成し、第1の固定接点部材11a,12aを第2の固定接点部材11b,12bと第3の固定接点部材11c,12cとの間に配置して導体板15,16の揺動支点としたので、第1の固定接点部材11a,12aと導体板15,16とを常時確実に接触させることができ、接点切替の確実性を高めることができて、スイッチ装置の信頼性を高めることができる。また、固定接点部材群11a〜11c,12a〜12cを第1の固定接点部材11a,12aを中心として左右対称形に形成することができるので、ケース10内のスペースを有効に利用できて、スイッチ装置の小型化を図ることができる。
【0052】
また、本実施形態例に係るスイッチ装置は、ケース10の側方に駆動体17,18の被押圧部17b,18bによって操作されるプッシュスイッチ24,25を配置し、所要のタイミングでスイッチユニット26の接点切替とプッシュスイッチ24,25の接点切替とを行うようにしたので、ケース10の近傍にプッシュスイッチ24,25を配置することができ、かつプッシュスイッチ24,25を操作するための特別な部材を要しないので、例えば車載用ウインドに開動作を行わせるための第1のスイッチ信号と車載用ウインドを全開させるための第2のスイッチ信号とを出力可能なスイッチ装置を小型に構成することができる。
【0053】
なお、前記実施形態例においては、固定接点部材群を導体板15,16と常時接触する第1の固定接点部材11a,12aと、操作つまみ21の操作時に導体板15,16と接触する第2の固定接点部材11b,12bと、操作つまみ21の非操作時に導体板15,16と接触する第3の固定接点部材11c,12cとから構成したが、前記第3の固定接点部材11c,12cについては省略することもできる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のスイッチ装置は、操作つまみと独立して動作する2つの駆動体の被押圧部との間に揺動部材を介在させ、各駆動体の被押圧部と揺動部材の両端部とをケース外で互いに当接させると共に、操作つまみと揺動部材とを当接させたので、操作つまみにて各駆動体の被押圧部を直接押圧する場合に比べて、操作つまみに形成される押圧突起部間の距離を小さくでき、操作つまみの小型化を図ることができて、操作つまみの操作性の改善と自動車における操作つまみ設定スペース周りの設計自由度の向上とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例に係るスイッチ装置の分解斜視図である。
【図2】実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるスイッチユニットの組立状態の斜視図である。
【図3】実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるケースの平面図である。
【図4】実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるスイッチユニットのカバーと板ばねとを省略した状態の平面図である。
【図5】実施形態例に係るスイッチ装置に備えられる揺動部材の一方向から見た側面図である。
【図6】実施形態例に係るスイッチ装置に備えられる揺動部材の他方向から見た側面図である。
【図7】実施形態例に係るスイッチ装置の非操作状態を示す断面図である。
【図8】実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるスイッチユニットの接点切替状態を示す断面図である。
【図9】実施形態例に係るスイッチ装置に備えられるプッシュスイッチの作動状態を示す説明図である。
【図10】従来例に係るスイッチ装置の非操作状態の断面図である。
【符号の説明】
10 ケース
10b,10c 側壁
11a〜11c 固定接点部材群
12a〜12c 固定接点部材群
11a,12a 第1の固定接点部材
11b,12b 第2の固定接点部材
11c,12c 第3の固定接点部材
13,14 外部接続端子
15,16 導体板(可動接点部材)
15a 初期受け部
15b 立上り部
15c 平坦部
15d 可動接点部
17,18 駆動体
17a,18a 軸部
17b,18b 被押圧部
17d,18d 摺動作動部
19 板ばね(ばね部材)
20 カバー
21 操作つまみ
21f,21g 押圧突起
22 揺動部材
22a 水平部
22b 操作部
22c 押圧部
22d 位置決め部
23 回路基板
24,25 プッシュスイッチ
26 スイッチユニット
27 筐体

Claims (8)

  1. 押圧突起部を有し、筐体に揺動可能に保持された操作つまみと、当該操作つまみによって揺動操作される揺動部材と、2組の固定接点部材群及び可動接点部材が組み込まれ、前記筐体内に設定されたケースと、前記揺動部材によって押圧操作される被押圧部及び前記可動接点部材を揺動操作する摺動作動部並びに前記ケースに連結される軸部とを有し、前記ケースに昇降可能かつ回動可能に取り付けられ、独立して動作する2つの駆動体と、当該駆動体を常時一方向に付勢するばね部材とを備え、前記2つの駆動体の被押圧部と前記揺動部材の両端部とが前記ケース外で互いに当接され、かつ、前記操作つまみに設けられた2つの押圧突起部が前記揺動部材に当接されていることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記揺動部材を、前記操作つまみによって押圧操作される水平部と、当該水平部の両端部より斜め外向きに折り曲げられ、その先端部によって前記駆動体の被押圧部を押圧操作する操作部とから構成したことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記操作部に、前記被押圧部を押圧する押圧部と、前記被押圧部の側面に配置される位置決め部とを形成したことを特徴とする請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記揺動部材を金属板にて形成し、前記押圧部の先端部を2重に折り返したことを特徴とする請求項3に記載のスイッチ装置。
  5. 前記可動接点部材が、前記操作つまみの非操作時に前記駆動体の摺動作動部が当接される初期受け部と、当該初期受け部に連接された平坦部と、前記操作つまみの操作時に前記駆動体の摺動作動部が当接される立上り部と、当該立上り部に連接された可動接点部とを含んで構成されていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  6. 前記固定接点部材群が、前記可動接点部材と常時接触する第1の固定接点部材と、前記操作つまみの操作時に前記可動接点部材と接触する第2の固定接点部材とからなり、前記第1の固定接点部材が前記可動接点部材の揺動支点になっていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  7. 前記固定接点部材群が、前記可動接点部材と常時接触する第1の固定接点部材と、前記操作つまみの操作時に前記可動接点部材と接触する第2の固定接点部材と、前記操作つまみの非操作時に前記可動接点部材と接触する第3の固定接点部材とからなり、前記第1の固定接点部材が前記第2の固定接点部材と前記第3の固定接点部材との間に配置されて前記可動接点部材の揺動支点になっていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  8. 前記ケースの側方に前記駆動体の被押圧部によって操作されるプッシュスイッチを配置し、前記操作つまみが操作量の小さな第1の所定位置まで操作されたとき、前記ケース内に組み込まれた前記固定接点部材群と前記可動接点部材との接触状態を第1の接触状態から第2の接触状態に切り替え、前記操作つまみが操作量の大きな第2の所定位置まで操作されたとき、前記ケース内に組み込まれた前記固定接点部材群と前記可動接点部材との接触状態を第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えると共に、前記プッシュスイッチの接点を第1の接触状態から第2の接触状態に切り替えることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
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