JPH0132787Y2 - - Google Patents

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JPH0132787Y2
JPH0132787Y2 JP1982192573U JP19257382U JPH0132787Y2 JP H0132787 Y2 JPH0132787 Y2 JP H0132787Y2 JP 1982192573 U JP1982192573 U JP 1982192573U JP 19257382 U JP19257382 U JP 19257382U JP H0132787 Y2 JPH0132787 Y2 JP H0132787Y2
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JP
Japan
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cover
panel
shaft
opening
housing
Prior art date
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JP1982192573U
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JPS5996876U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はカバーの保持構造に関するもので、特
には電話機のスモークカバー等の保持構造に関す
るものである。
〔考案の技術的背景〕
第1図は電話機本体を示したものである。この
電話機本体1には、外線との通話状態を表示する
ために、筐体2内にLEDを備えた表示器が設置
されている。この筐体2のパネル3上には、上記
LEDの光を外部に透過させるために開口4が形
成され、該開口にはアクリル材等の透明なスモー
クカバー5が配設されている。
このスモークカバー5は、パネル3の上面3a
をシンプルに纒めるため、パネル3の下面3bに
支持させ、かつカバー5の上面5aをパネル3の
上面3aと面一となるようにしている。そのた
め、従来のスモークカバー5では、該カバーの周
側面下方にフランジ5bを形成し、第2図に示し
たように、カバー5の上面5aをパネル3の開口
4から外方に臨ませて、フランジ5bの上面5c
をパネル3の下面3bに当接させ、該パネルの下
面3bとフランジ5bの上面5cとの間隙に接着
剤を流込むことによつて、または熱カシメ、超音
波溶接等によつてカバー5をパネル3に固定した
り、第3図に示したように、パネル3の開口4周
縁に係止片6を突出させ、その開口4側面に爪6
aを形成し、この爪にフランジ5bの下面5dを
係合させてカバー5をパネル3に支持させてい
る。
〔背景技術の問題点〕 ところで、スモークカバー5の上記保持構造に
おいて、第2図に示したカバー5をパネル3に固
定する構造にあつては、カバー5を一旦固定して
しまうと、カバー5を再び取外すことはできない
ばかりか、熱カシメ、超音波溶接等による固定で
はパネル3の上面3aに傷や凹みを付ける虞れが
あり、また第3図に示したカバー5をパネル3に
係止する構造にあつては、パネル3の下面3bと
係止片6の爪6aとの間隙がカバー5のフランジ
5bの厚さより大きい場合には、カバー5がパネ
ル3に対してがたつく虞れがあり、またそれによ
つてカバー5の上面5aとパネル3の上面3aと
を面一に設置できなくなる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、カバーを筐体に対して容易に
着脱でき、しかもカバーを筐体に定着させること
のできるカバーの保持構造を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために本考案では、カバー
の軸周面に突部を形成し、該カバーを回動して筐
体に設置させた際に、前記突部を前記筐体の軸受
部に圧接させてカバーを筐体に定着させるように
している。
〔考案の実施例〕
以下、第4図および第5図に示した実施例を参
照しながら本考案を説明する。第4図はパネル1
1を裏返えした図である。このパネル11の裏面
11aには、開口12の一側縁に軸受片13が突
設されている。この軸受片13にはパネル裏面1
1aに対して平行方向かつ開口12側に開口14
aを有するコ字状軸受凹部14が形成されてい
る。さらに、このパネル11の裏面11aには、
開口12の他側縁に弾性係止手段15が配設され
ている。この弾性係止手段15は、パネル裏面1
1aに弾性舌片16を突設したもので、この舌片
16の自由端部に膨出部16aを形成し、そこに
段部16bを形成している。一方、スモークカバ
ー17には、一方側縁に軸18が形成され、その
軸周面には凸部19が形成されている。さらにス
モークカバー17には、他方側縁に係止片20が
突設されている。この係止片20には、コ字状凹
部21が形成され、その基部両壁には斜面22が
形成されている。
以下に、上記実施例の作用を説明し併せてその
構成をより詳細に説明する。まず第5図aに示し
たように、カバー17の軸18をパネル11の軸
受凹部開口14aから嵌入させ、該軸18を軸受
凹部14に収容させる。その際、軸18の凸部1
9は、カバー17の上記動作姿勢において、軸1
8の中心Oから軸受凹部14の一面14bに下し
た垂線l上から外れた位置に在るため、凸部19
が軸受凹部14の一面14bに当接することはな
い。次いで、第5図bに示したように、カバー1
7を軸18を中心にして回動させ、係止片20の
斜面22で弾性舌片16を撓ませながらパネル1
1に押込む。このようにして、カバー17をパネ
ル11に押込むと、第5図cに示したように、パ
ネル11の弾性舌片16はカバー17の係止片2
0のコ字状凹部21に嵌着し、その段部16bが
係止片20の自由端面20aと係合する。その
際、軸18の凸部19は、軸の中心Oから軸受凹
部14の一面14bに下した垂線l上に位置し、
軸受凹部14の一面14bに圧接する。したがつ
て、この実施例の場合には、カバー17がパネル
11に密着して、カバー17の上面17aがパネ
ル11の上面11aと面一に設置される。
なお、上記実施例では、凸部19を軸18の周
面軸方向に形成しているが、この凸部は、カバー
17をパネル11の軸受凹部14に嵌入させる際
に、その動作の障害にならず、カバー17をパネ
ル11に装着させた際に、楔作用を行なうように
形成すればよく、したがつて、このような条件を
満足する位置および形状であれば、如何なる態様
で形成してもよい。また同様に軸18も必ずしも
円形である必要はない。さらにまた、軸18と反
対側のカバー側端のパネル11への係止手段15
は、軸18が軸受凹部14の開口14bから抜出
さない程度にカバー側端を支持するものであれ
ば、如何なる公知の弾性係合手段であつてもよ
い。さらにまた、上記実施例ではパネル11およ
びカバー17の材質は何ら限定していないが、軸
18の凸部19が軸受凹部14に圧接した際に、
それらの当接面のいずれか一方が塑性変形を起す
ように材料の選定を行なえば、カバー17は、軸
18と軸受凹部14間で確実に固定され、したが
つてカバー17の他方側端を支持する弾性係止手
段15は、カバー17が開かないように軽く支持
するものであればよい。
〔考案の効果〕
上記したように、本考案に係るカバーの保持構
造は、軸受凹部の開口からカバーの軸を着脱さ
せ、かつカバーを回動させることによつて軸の凸
部を軸受凹部に圧接定着させるので、カバーを筐
体にがたつくことなく、しかも容易に装着でき、
かつカバーを筐体から離脱させることも容易であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は電話機本体を示した斜視図、第2図は
従来のスモークカバー保持構造を示した要部斜視
図、第3図は他の従来のスモークカバー保持構造
を示した要部縦断面図、第4図は本考案に係るス
モークカバーの保持構造を示した要部分解斜視
図、第5図a,b,cはカバーの取付順序を示し
た縦断面図である。 11……筐体、12……開口、14……軸受
部、15……弾性係止手段、17……カバー、1
8……軸、19……突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筐体の開口一側縁にカバーの軸を支承する軸受
    部を形成するとともに、前記筐体の開口他側縁に
    弾性係止手段を配設し、前記カバーの軸を前記軸
    受部に嵌合させ、かつ前記軸を中心にして前記カ
    バーを回動させることにより該カバーを前記筐体
    の弾性係止手段に係合させるようにしたカバーの
    保持構造であつて、前記軸の周面に、前記カバー
    を前記弾性係止手段に係合させた際に前記軸受部
    に圧接される突部を形成したことを特徴とするカ
    バーの保持構造。
JP19257382U 1982-12-20 1982-12-20 カバ−の保持構造 Granted JPS5996876U (ja)

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JP19257382U JPS5996876U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 カバ−の保持構造

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JP19257382U JPS5996876U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 カバ−の保持構造

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Publication Number Publication Date
JPS5996876U JPS5996876U (ja) 1984-06-30
JPH0132787Y2 true JPH0132787Y2 (ja) 1989-10-05

Family

ID=30414398

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JP19257382U Granted JPS5996876U (ja) 1982-12-20 1982-12-20 カバ−の保持構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4283163B2 (ja) * 2004-05-24 2009-06-24 矢崎総業株式会社 クランプ、フラットケーブルの固定構造およびフラットケーブルの固定方法
JP5142625B2 (ja) * 2007-08-10 2013-02-13 株式会社 エニイワイヤ ターミナル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615620U (ja) * 1979-07-12 1981-02-10

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JPS5615620U (ja) * 1979-07-12 1981-02-10

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JPS5996876U (ja) 1984-06-30

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