JPS6341676Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6341676Y2 JPS6341676Y2 JP14745383U JP14745383U JPS6341676Y2 JP S6341676 Y2 JPS6341676 Y2 JP S6341676Y2 JP 14745383 U JP14745383 U JP 14745383U JP 14745383 U JP14745383 U JP 14745383U JP S6341676 Y2 JPS6341676 Y2 JP S6341676Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette lid
- cassette
- hole
- tape recorder
- gasket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 6
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 6
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、テープカセツト挿入口を開閉するカ
セツト蓋体を備えたテープレコーダ、特に防水
性、防塵性が要求される車載用に好適なテープレ
コーダのカセツト蓋体装置に関するものである。
セツト蓋体を備えたテープレコーダ、特に防水
性、防塵性が要求される車載用に好適なテープレ
コーダのカセツト蓋体装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点
近年、車載用テープレコーダとしては四輪自動
車のみでなく、自動二輪車用のものが開発される
ようになつてきており、防水性及び防塵性が特に
要求されるようになつてきた。
車のみでなく、自動二輪車用のものが開発される
ようになつてきており、防水性及び防塵性が特に
要求されるようになつてきた。
第1図は防水及び防塵を目的としたカセツト蓋
体の防水パツキンを組み込んだテープレコーダの
部分断面図であり、図中、断面略コの字状のカセ
ツト蓋体6は支点7でテープレコーダ本体1のパ
ネル2の1側面に回動自在に軸支されており、支
点7を中心としてカセツトメカニズム4に装着さ
れるテープカセツト5の挿入口3を開閉する様に
構成されている。さらに、カセツト蓋体6の内部
にはカセツト蓋体6を閉じることにより挿入口3
より水や塵の侵入を防ぐことを目的とし、パネル
2の挿入口全周縁に密着するようにやはりカセツ
ト蓋体6の内部に沿う断面略コの字状をしたパツ
キン9が取付けられている。また、パネル2の天
面には操作ボタン10が設けてある。なお、図中
にては示していないが、カセツト蓋体6はパツキ
ン9がパネル2に当接する様に弾性部材により付
勢されている。
体の防水パツキンを組み込んだテープレコーダの
部分断面図であり、図中、断面略コの字状のカセ
ツト蓋体6は支点7でテープレコーダ本体1のパ
ネル2の1側面に回動自在に軸支されており、支
点7を中心としてカセツトメカニズム4に装着さ
れるテープカセツト5の挿入口3を開閉する様に
構成されている。さらに、カセツト蓋体6の内部
にはカセツト蓋体6を閉じることにより挿入口3
より水や塵の侵入を防ぐことを目的とし、パネル
2の挿入口全周縁に密着するようにやはりカセツ
ト蓋体6の内部に沿う断面略コの字状をしたパツ
キン9が取付けられている。また、パネル2の天
面には操作ボタン10が設けてある。なお、図中
にては示していないが、カセツト蓋体6はパツキ
ン9がパネル2に当接する様に弾性部材により付
勢されている。
第2図は従来の防水パツキンを組み込んだカセ
ツト蓋体の断面図であり、第3図はその部分図で
ある。ここで、断面略コの字状のカセツト蓋体6
の内面には複数のボス14が突出されている。ま
た、カセツト蓋体6の内部に取付けられる防水パ
ツキン9はカセツト蓋体6の端面より突出したパ
ネルへの密着部となる薄肉部16を全周に形成し
ており、ボス14を挿入する透孔13を有してい
る。カセツト蓋体6とパツキン9の取付けは両者
間に接着剤を塗布するとともに、両者を機械的に
取付ける為、A方向よりスピードナツト15をボ
ス14に嵌着させるという両方法により取付けら
れる。しかしながら、上述の構成では、カセツト
蓋体6のa寸法が比較的に大きくなるとパツキン
9の底部の剛性をあげないとパツキン9自体の形
状が不安定となり、取付け性が悪くなるという欠
点があつた。この為、パツキン9の底部の肉厚b
をある程度厚くすると、スピードナツト15の押
し込みにより面圧Pがパツキン9のスピードナツ
ト15の座面に加わることになり、座面周囲のパ
ツキン9には矢印方向にモーメントMが加わり、
パツキン9が変形してしまい、本来の目的とする
防水、防塵性が悪化するという欠点があつた。
ツト蓋体の断面図であり、第3図はその部分図で
ある。ここで、断面略コの字状のカセツト蓋体6
の内面には複数のボス14が突出されている。ま
た、カセツト蓋体6の内部に取付けられる防水パ
ツキン9はカセツト蓋体6の端面より突出したパ
ネルへの密着部となる薄肉部16を全周に形成し
ており、ボス14を挿入する透孔13を有してい
る。カセツト蓋体6とパツキン9の取付けは両者
間に接着剤を塗布するとともに、両者を機械的に
取付ける為、A方向よりスピードナツト15をボ
ス14に嵌着させるという両方法により取付けら
れる。しかしながら、上述の構成では、カセツト
蓋体6のa寸法が比較的に大きくなるとパツキン
9の底部の剛性をあげないとパツキン9自体の形
状が不安定となり、取付け性が悪くなるという欠
点があつた。この為、パツキン9の底部の肉厚b
をある程度厚くすると、スピードナツト15の押
し込みにより面圧Pがパツキン9のスピードナツ
ト15の座面に加わることになり、座面周囲のパ
ツキン9には矢印方向にモーメントMが加わり、
パツキン9が変形してしまい、本来の目的とする
防水、防塵性が悪化するという欠点があつた。
このようなことからスピードナツト15の押し
込み量を制限する必要があり、非常に作業効率の
悪いものであつた。
込み量を制限する必要があり、非常に作業効率の
悪いものであつた。
考案の目的
本考案は上述した問題点を解消するものであ
り、作業に依存せず変形を防ぐことができ、防
水、防塵という本来の目的を効率的に行なうこと
ができるカセツト蓋体装置を提供することを目的
とする。
り、作業に依存せず変形を防ぐことができ、防
水、防塵という本来の目的を効率的に行なうこと
ができるカセツト蓋体装置を提供することを目的
とする。
考案の構成
本考案は、上記目的を達成する為、テープレコ
ーダ本体に形成したカセツト挿入口を開閉する様
にテープレコーダ本体の一側面に回動自在に軸支
された断面略コの字状のカセツト蓋体内面に沿う
ように断面略コの字状の防水パツキンを嵌合し、
この防水パツキンにカセツト蓋体内面に突設した
取付けボスを挿入する透孔とカセツト蓋体との密
着面と対向する面側の上記透孔近傍に溝を設け、
上記透孔より突出した取付けボスにスピードナツ
ト等の締付具を嵌着することによりカセツト蓋体
に防水パツキンを取付けるように構成したことを
特長とするものである。
ーダ本体に形成したカセツト挿入口を開閉する様
にテープレコーダ本体の一側面に回動自在に軸支
された断面略コの字状のカセツト蓋体内面に沿う
ように断面略コの字状の防水パツキンを嵌合し、
この防水パツキンにカセツト蓋体内面に突設した
取付けボスを挿入する透孔とカセツト蓋体との密
着面と対向する面側の上記透孔近傍に溝を設け、
上記透孔より突出した取付けボスにスピードナツ
ト等の締付具を嵌着することによりカセツト蓋体
に防水パツキンを取付けるように構成したことを
特長とするものである。
実施例の説明
第4図は本考案のカセツト蓋体装置の一実施例
における断面図であり、第5図はその部分平面図
である。
における断面図であり、第5図はその部分平面図
である。
図中、23はカセツト蓋体6の接着面と対向す
る面側の透孔13の近傍に設けられた丸い形状の
溝である。なお、第4図乃至第5図において、第
1図乃至第3図に同一符号は同様の構成要素を示
している。
る面側の透孔13の近傍に設けられた丸い形状の
溝である。なお、第4図乃至第5図において、第
1図乃至第3図に同一符号は同様の構成要素を示
している。
このようにカセツト蓋体6に設けた取付けボス
14が挿入されるパツキン9の透孔13の近傍に
丸い形状の溝23を設けると、上記透孔13より
突出した取付けボス14にスピードナツト15を
押し込み、上記カセツト蓋体6内面にパツキン9
を取付けたとき、スピードナツト15の押圧P′に
よる透孔周辺部に生ずる曲げモーメントM′の影
響する範囲を小さくすることができる。したがつ
てパツキン9の変形が小さくなり、本来の目的で
ある防水、防塵を確実なものとすることができ
る。
14が挿入されるパツキン9の透孔13の近傍に
丸い形状の溝23を設けると、上記透孔13より
突出した取付けボス14にスピードナツト15を
押し込み、上記カセツト蓋体6内面にパツキン9
を取付けたとき、スピードナツト15の押圧P′に
よる透孔周辺部に生ずる曲げモーメントM′の影
響する範囲を小さくすることができる。したがつ
てパツキン9の変形が小さくなり、本来の目的で
ある防水、防塵を確実なものとすることができ
る。
なお、上記の実施例では透孔13の近傍に丸い
形状の溝23を設けたが、この溝の形状は他に第
7図イに示すようにパネルとの密着部となる薄肉
部16に近い部分にのみ溝24を設けたり、第7
図ロに示すように透孔13の近傍に四角に形状の
溝25を設けたり、第7図ハに示すように透孔1
3をはさむように平行な2条の溝26a,26b
を設けても同様の効果を発揮するものである。
形状の溝23を設けたが、この溝の形状は他に第
7図イに示すようにパネルとの密着部となる薄肉
部16に近い部分にのみ溝24を設けたり、第7
図ロに示すように透孔13の近傍に四角に形状の
溝25を設けたり、第7図ハに示すように透孔1
3をはさむように平行な2条の溝26a,26b
を設けても同様の効果を発揮するものである。
考案の効果
以上の様に本考案によれば、断面略コの字形の
カセツト蓋体の内面に嵌合する防水パツキンの透
孔近傍に溝を設けたので、上記透孔より突出した
取付けボスに押し込まれるスピードナツトの押圧
による周辺部に生ずる曲げモーメントの影響範囲
を極小域とすることができ、パツキンの変形を防
ぐことができ、本来の目的とするすぐれた防水、
防塵効果を発揮させることができる。そして、パ
ツキン底部の剛性を落とすことがないために容易
に組み込みが出来、更にスピードナツトの押し込
み量を管理する必要もなくなる。特にスピードナ
ツトを嵌着するボスの近傍に取付面から立ち上が
つた面がある時などその効果は非常に大きなもの
がある。
カセツト蓋体の内面に嵌合する防水パツキンの透
孔近傍に溝を設けたので、上記透孔より突出した
取付けボスに押し込まれるスピードナツトの押圧
による周辺部に生ずる曲げモーメントの影響範囲
を極小域とすることができ、パツキンの変形を防
ぐことができ、本来の目的とするすぐれた防水、
防塵効果を発揮させることができる。そして、パ
ツキン底部の剛性を落とすことがないために容易
に組み込みが出来、更にスピードナツトの押し込
み量を管理する必要もなくなる。特にスピードナ
ツトを嵌着するボスの近傍に取付面から立ち上が
つた面がある時などその効果は非常に大きなもの
がある。
第1図は従来のテープレコーダの部分断面図、
第2図は同テープレコーダのカセツト蓋体装置の
断面図、第3図はその部分断面図、第4図は本考
案の一実施例によるカセツト蓋体装置の断面図、
第5図はその部分平面図、第6図はその部分断面
図、第7図は本考案のカセツト蓋体装置の他の実
施例を示す部分平面図である。 6……カセツト蓋体、9……防水パツキン、1
3……透孔、14……ボス、15……スピードナ
ツト、23,24,25,26a,26b……
溝。
第2図は同テープレコーダのカセツト蓋体装置の
断面図、第3図はその部分断面図、第4図は本考
案の一実施例によるカセツト蓋体装置の断面図、
第5図はその部分平面図、第6図はその部分断面
図、第7図は本考案のカセツト蓋体装置の他の実
施例を示す部分平面図である。 6……カセツト蓋体、9……防水パツキン、1
3……透孔、14……ボス、15……スピードナ
ツト、23,24,25,26a,26b……
溝。
Claims (1)
- テープレコーダ本体に形成したカセツト挿入口
を開閉する様に上記カセツトテープレコーダ本体
の一側面に断面略コの字状のカセツト蓋体を回動
自在に軸支し、上記カセツト蓋体内面に沿う断面
略コの字状の形状を有し、かつ上記カセツト蓋体
内面に突設した取付けボスを挿入する透孔と、上
記カセツト蓋体との密着面と対向する面側の上記
透孔近傍に溝を有する防水パツキンを上記カセツ
ト蓋体内面に嵌合し、上記透孔より突出した上記
取付けボスにスピードナツト等の締付具を嵌着す
ることにより上記防水パツキンを上記カセツト蓋
体に取付けたことを特徴とするテープレコーダの
カセツト蓋体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14745383U JPS6056994U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | テ−プレコ−ダのカセット蓋体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14745383U JPS6056994U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | テ−プレコ−ダのカセット蓋体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6056994U JPS6056994U (ja) | 1985-04-20 |
JPS6341676Y2 true JPS6341676Y2 (ja) | 1988-11-01 |
Family
ID=30327897
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14745383U Granted JPS6056994U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | テ−プレコ−ダのカセット蓋体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6056994U (ja) |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP14745383U patent/JPS6056994U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6056994U (ja) | 1985-04-20 |
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