JP4283163B2 - クランプ、フラットケーブルの固定構造およびフラットケーブルの固定方法 - Google Patents
クランプ、フラットケーブルの固定構造およびフラットケーブルの固定方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4283163B2 JP4283163B2 JP2004152782A JP2004152782A JP4283163B2 JP 4283163 B2 JP4283163 B2 JP 4283163B2 JP 2004152782 A JP2004152782 A JP 2004152782A JP 2004152782 A JP2004152782 A JP 2004152782A JP 4283163 B2 JP4283163 B2 JP 4283163B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- cable
- clamp
- fixing
- surface side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
このような従来のフラットケーブルの固定構造として、フラットケーブルに差込穴を設け、ベース部と該ベース部の一端面から突出する頭部と該頭部の側面から前記ベース部の一端面との間にフラットケーブルの厚みスペースを隔てて放射状に突出するアーム部とを有するクランプの、前記頭部とアーム部とを前記差込穴に嵌合した後、このクランプを回転してフラットケーブルを前記ベース部とアーム部とで挟み込み、前記クランプのクリップ部をパネルに係合させて固定するフラットケーブルの固定構造が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
図1は本発明に係るクランプの第一実施形態を示す図であり、図1(A)は正面図、図1(B)は平面図、図2は図1に示すクランプをフラットケーブルに取り付けるときの様子を示す図、図3は図1に示すクランプによってフラットケーブルを固定対象に固定した状態を示す図である。
図4は本発明に係るクランプの第二実施形態を示す図であり、図4(A)は正面図、図4(B)は平面図、図5は図4に示すクランプをフラットケーブルに取り付けるときの様子を示す図、図6は図4に示すクランプによってフラットケーブルを固定対象に固定した状態を示す図である。
2 ベース部
3 ケーブル押え片
4 突起部
5 係止部
7 フラットケーブル
8 ブリッジ部
9 固定対象
10 固定部
Claims (5)
- 一面側及び他面側を有する平板状のベースと、該ベースの前記一面側に設けられる突起部と、前記ベースの前記他面側に設けられ固定対象の固定部に係止される係止部と、を備える合成樹脂製のクランプであって、導体の上に絶縁被覆を施してなる芯線部が同一平面上に複数配置され、隣り合う前記芯線部が絶縁材で形成されたブリッジ部を介して一体に連結される構成のフラットケーブルを前記固定対象に固定するためのクランプにおいて、
前記ベース部は、前記一面側の縁部にケーブル押え片を有し、該ケーブル押え片は、この先端部と前記一面側との間に開口部を有するとともに、該開口部から前記フラットケーブルの幅方向の一端部に位置する前記芯線部を挿入して前記一面側と前記ケーブル押え片との間に前記芯線部を収容する形状に形成され、さらに、前記ケーブル押え片は、これに収容した前記芯線部を中心に前記フラットケーブルを、該フラットケーブルの幅方向の他端部が前記一面側に近づく方向に回転可能となる形状に形成され、
前記突起部は、前記ケーブル押え片に前記芯線部を係合させて前記フラットケーブルの位置決めを行った後に該フラットケーブルを前記方向に回転させると、前記ブリッジ部を突き刺して貫通する形状及び位置に形成配置される
ことを特徴とするクランプ。 - 前記突起部は、この先端部を折り曲げて形成される折れ曲がり部を有するとともに、該折れ曲がり部の基端部分に形成されるくびれ部を有して鉤状に形成され、前記折れ曲がり部は、前記突起部を前記ブリッジ部に突き刺すときに前記くびれ部側となる内側へ撓み、前記ブリッジ部を貫通すると前記折れ曲がり部は樹脂剛性によって元に戻ることを特徴とする請求項1に記載のクランプ。
- クランプによる固定対象へのフラットケーブルの固定構造であって、前記クランプは、一面側及び他面側を有する平板状のベースと、該ベースの前記一面側に設けられる突起部と、前記ベースの前記他面側に設けられ固定対象の固定部に係止される係止部とを備え、前記フラットケーブルは、導体の上に絶縁被覆を施してなる芯線部が同一平面上に複数配置され、隣り合う前記芯線部が絶縁材で形成されたブリッジ部を介して一体に連結される構成の、フラットケーブルの固定構造において、
前記ベース部は、前記一面側の縁部にケーブル押え片を有し、該ケーブル押え片は、この先端部と前記一面側との間に開口部を有するとともに、該開口部から前記フラットケーブルの幅方向の一端部に位置する前記芯線部を挿入して前記一面側と前記ケーブル押え片との間に前記芯線部を収容する形状に形成され、さらに、前記ケーブル押え片は、これに収容した前記芯線部を中心に前記フラットケーブルを、該フラットケーブルの幅方向の他端部が前記一面側に近づく方向に回転可能となる形状に形成され、
前記突起部は、前記ケーブル押え片に前記芯線部を係合させて前記フラットケーブルの位置決めを行った後に該フラットケーブルを前記方向に回転させると、前記ブリッジ部を突き刺して貫通する形状及び位置に形成配置され、
このような前記クランプの前記一面側上に前記フラットケーブルを載置した後に前記クランプの前記係止部を前記固定対象の前記固定部に係止することにより、前記クランプによる前記固定対象への前記フラットケーブルの固定をする
ことを特徴とするフラットケーブルの固定構造。 - 前記突起部は、この先端部を折り曲げて形成される折れ曲がり部を有するとともに、該折れ曲がり部の基端部分に形成されるくびれ部を有して鉤状に形成され、前記折れ曲がり部は、前記突起部を前記ブリッジ部に突き刺すときに前記くびれ部側となる内側へ撓み、前記ブリッジ部を貫通すると前記折れ曲がり部は樹脂剛性によって元に戻ることを特徴とする請求項3に記載のフラットケーブルの固定構造。
- クランプによる固定対象へのフラットケーブルの固定方法であって、前記クランプは、一面側及び他面側を有する平板状のベースと、該ベースの前記一面側に設けられる突起部と、前記ベースの前記他面側に設けられ固定対象の固定部に係止される係止部とを備え、前記フラットケーブルは、導体の上に絶縁被覆を施してなる芯線部が同一平面上に複数配置され、隣り合う前記芯線部が絶縁材で形成されたブリッジ部を介して一体に連結される構成の、フラットケーブルの固定方法において、
前記ベース部は、前記一面側の縁部にケーブル押え片を有し、該ケーブル押え片は、この先端部と前記一面側との間に開口部を有するとともに、該開口部から前記フラットケーブルの幅方向の一端部に位置する前記芯線部を挿入して前記一面側と前記ケーブル押え片との間に前記芯線部を収容する形状に形成され、さらに、前記ケーブル押え片は、これに収容した前記芯線部を中心に前記フラットケーブルを、該フラットケーブルの幅方向の他端部が前記一面側に近づく方向に回転可能となる形状に形成され、
前記突起部は、前記ケーブル押え片に前記芯線部を係合させて前記フラットケーブルの位置決めを行った後に該フラットケーブルを前記方向に回転させると、前記ブリッジ部を突き刺して貫通する形状及び位置に形成配置され、
このような前記クランプを前記フラットケーブルに取り付ける取付工程では、前記ケーブル押え片の前記開口部から前記フラットケーブルの幅方向の一端部に位置する前記芯線部を挿入し、そして該芯線部を前記ケーブル押え片に係合させて位置決めを行った後に、前記フラットケーブルを前記方向に回転させて前記ブリッジ部に前記突起部を突き刺し貫通させることにより、前記クランプの前記一面側上に前記フラットケーブルを載置することを行い、
前記クランプを前記固定対象に固定する固定工程では、前記クランプの前記係止部を前記固定対象の前記固定部に係止することを行う
ことを特徴とするフラットケーブルの固定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004152782A JP4283163B2 (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | クランプ、フラットケーブルの固定構造およびフラットケーブルの固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004152782A JP4283163B2 (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | クランプ、フラットケーブルの固定構造およびフラットケーブルの固定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005341629A JP2005341629A (ja) | 2005-12-08 |
JP4283163B2 true JP4283163B2 (ja) | 2009-06-24 |
Family
ID=35494585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004152782A Expired - Fee Related JP4283163B2 (ja) | 2004-05-24 | 2004-05-24 | クランプ、フラットケーブルの固定構造およびフラットケーブルの固定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4283163B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020241221A1 (ja) * | 2019-05-31 | 2020-12-03 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 偏平配線部材の位置決め構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5996876U (ja) * | 1982-12-20 | 1984-06-30 | 株式会社東芝 | カバ−の保持構造 |
JPS63187382U (ja) * | 1987-05-23 | 1988-11-30 | ||
JPS63187383U (ja) * | 1987-05-23 | 1988-11-30 | ||
JP3444528B2 (ja) * | 1998-04-03 | 2003-09-08 | 矢崎総業株式会社 | フレキシブル・フラット・ケーブルの支持構造 |
JP2001297813A (ja) * | 2000-04-07 | 2001-10-26 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 装着部品の電気的接続構造、コンピュータ装置及び電子機器 |
-
2004
- 2004-05-24 JP JP2004152782A patent/JP4283163B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005341629A (ja) | 2005-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH054297Y2 (ja) | ||
WO2010073872A1 (ja) | クリップ | |
JP2009112092A (ja) | 複数本のワイヤハーネスのクランプ | |
JP2011239514A (ja) | 固定クリップ | |
JP4283163B2 (ja) | クランプ、フラットケーブルの固定構造およびフラットケーブルの固定方法 | |
JP2002225647A (ja) | 固定クリップ | |
JP2008296916A (ja) | ワイヤーハーネス固定具、固定具付ワイヤーハーネス装置及び固定具付ワイヤーハーネス装置の製造方法 | |
JP5910581B2 (ja) | 結束バンドの取付構造 | |
JP5012280B2 (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタおよび該プロテクタのワイヤハーネスへの取付方法 | |
JP3116827U (ja) | 線材保持具 | |
JP2006353000A (ja) | ワイヤーハーネスの固定構造およびワイヤーハーネスの固定方法 | |
JP2009232561A (ja) | ワイヤハーネス固定構造 | |
JP2005341776A (ja) | ベルトクランプ | |
JP2007215386A (ja) | ワイヤーハーネス分岐クランプ及びワイヤーハーネス分岐構造 | |
JP2009303418A (ja) | ワイヤハーネス用プロテクタ | |
JP2008025653A (ja) | クリップ取付構造 | |
JP5085437B2 (ja) | ツーピースクリップ | |
JP2007195291A (ja) | ワイヤハーネス用クランプ | |
JP2007259592A (ja) | フラットハーネスの折曲保持材およびフラットハーネスの折曲保持方法 | |
JP4946968B2 (ja) | カセット型クランプ | |
JP2009126454A (ja) | 蓋の係止構造 | |
JP2005348515A (ja) | クランプ | |
JP2023105701A (ja) | 車両用装飾品の止着部材取付座 | |
JP2000287328A5 (ja) | ||
JP2013158130A (ja) | ワイヤーハーネス用プロテクタ及びプロテクタ付きワイヤーハーネス並びにワイヤーハーネス通線方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061002 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080820 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081020 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090317 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090318 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120327 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130327 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140327 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |