JP2005341776A - ベルトクランプ - Google Patents

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Joji Shimizu
浄司 清水
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Abstract

【課題】パネルに開けられた取付け孔の孔径が異なる場合でも、バックルを選択するだけで、ベルトは一種類で対応可能とする。
【解決手段】ベルト10をバックル20に挿通させてループ状に引き締めることにより、車両用の配線(ワイヤハーネス)をクランプすることができるとともに、バックル20と一体の係止脚30を、車体のパネルに開けられた取付け孔に挿入することで、このパネルに配線を取り付けることが可能なベルトクランプであって、前記ベルト10は、バックル20と別体で、かつ、一種類の共通部品として用意されている。また、バックル20は、取付け孔の孔径に対応させた係止脚30を備えた多種類の専用部品として用意されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用の配線をクランプした状態で、車体のパネルに取り付けることが可能なベルトクランプに関する。
この種のベルトクランプについては、例えば特許文献1に開示された技術が既に知られている。この技術では、ベルトをバックルに挿通させて引き締めることでワイヤハーネスをクランプすることができる。また、バックルと一体に形成された係止脚を、パネルに開けられた取付け孔に挿入することで、このパネル側にワイヤハーネスを取り付けることができる。
特開平7−35269号公報
一般に、クランプの対象となるワイヤハーネスの太さの違いに対しては、ベルトの長さを充分に確保しておけば、一種類で対応可能である。これに対し、係止脚が挿入されるパネルの取付け孔については、その孔径に合わせた多種類の係止脚で対応することになる。このため、取付け孔の孔径に対応できる係止脚を備えた多種類のベルトクランプを用意しておく必要がある。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、パネルに開けられた取付け孔の孔径が異なる場合でも、バックルを選択するだけで、ベルトは一種類で対応可能とすることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのもので、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、ベルトをバックルに挿通させてループ状に引き締めることにより、車両用の配線をクランプすることができるとともに、バックルと一体の係止脚を、車体のパネルに開けられた取付け孔に挿入することで、このパネルに配線を取り付けることが可能なベルトクランプであって、前記ベルトは、バックルと別体で、かつ、一種類の共通部品として用意されている。また、バックルは、取付け孔の孔径に対応させた係止脚を備えた多種類の専用部品として用意されている。
この構成によれば、パネルに開けられた取付け孔の孔径に応じて、その孔径に合った係止脚をもつバックルを選択するだけで、ベルトは一種類で対応することができる。したがって、例えば使用個数は少ない反面、孔径の異なる多種類の取付け孔に対応しなければならないベルトクランプとして最適である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載されたベルトクランプであって、前記バックルの係止脚は、パネルの取付け孔に挿通可能な幹部と、この幹部の長さ方向に関して複数段にわたって設けられた係止爪とを備えている。そして、各係止爪は、パネルの板厚に応じて選択的に取付け孔の縁に係止可能となっている。
これにより、パネルに開けられた取付け孔の孔径の違いに加え、パネルの板厚によっても、それに対応した係止脚をもつバックルを選択するだけで対応することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて説明する。
図1は、ベルトクランプの外観を表した斜視図である。この図面で示すように、本実施の形態におけるベルトクランプは、ベルト10と、バックル20とがそれぞれ別体に構成されており、相互に分離させることができる。そして、バックル20はスタビライザ26および係止脚30(アンカー)を備えており、以下、このバックル20側をベルト10に対して「クランプ本体」とも称する。なお、ベルト10が樹脂による一体成形品であるのはもちろんのこと、クランプ本体も樹脂による一体成形品である。
図1で示すように、ベルト10は、所定の長さをもつ一本の帯状部材であって、その基端部にブロック形状のストッパー12が一体に形成されている。また、ベルト10の片側面には、長さ方向に沿って一定のピッチで係合歯列14が形成されている。この係合歯列14は、つぎに説明するバックル20の係合爪24に対して係合可能である。
図2は、クランプ本体を表した正面図である。図3は、図2の側面図である。図4は、ベルトクランプの使用状態を表した断面図である。これらの図面からも明らかなように、クランプ本体のバックル20は、両側面が開放された箱形状をしており、その内部は状で二段に区切られている。つまり、バックル20は、個々にベルト10を先端側から挿通させることが可能な上段側の第1挿通部22と、下段側の第2挿通部23とを備えている。第1挿通部22に対しては、ベルト10を図1で示すように挿通させる。この第1挿通部22におけるベルト10の入り口側には、バックル20の上壁を一定の範囲で切り欠いた格好の切り込み凹部22aが設けられている。この切り込み凹部22aは、第1挿通部22にベルト10を挿通させたとき、このベルト10のストッパー12が入り込む幅および高さに設定されている。そして、切り込み凹部22aにおける奥側の端面22bで、ストッパー12が受け止められる。この状態において、バックル20の第1挿通部22に対するベルト10の挿通が規制されるとともに、ストッパー12が切り込み凹部22a内に収まる。
バックル20の第2挿通部23に対しては、第1挿通部22に挿通させたベルト10を上方向へループ状に反転させて挿通させることができる(図4)。この第2挿通部23の内部には、係合爪24が位置している。この係合爪24は、ベルト10の係合歯列14と係合可能であるとともに、樹脂の弾性(撓み)によって第2挿通部23内の上下方向へ微少範囲で変位できる。したがって、第2挿通部23にベルト10を挿通させるときの係合歯列14は、係合爪24を撓ませながら移動し、ベルト10を止めたときに、係合爪24と、それに対応する係合歯列14とが係合する。
クランプ本体のスタビライザ26は、バックル20の下面において下向きに開いた皿形状をしており、その中央部から係止脚30が下方向へ突出している。スタビライザ26は、係止脚30を車体パネル40の取付け孔42に差し込んだときに、このパネル40の表面に干渉して弾性変形し(図4)、パネル40に対するクランプ本体の装着状態を安定させる。なお、スタビライザ26は、周方向の相対向する二箇所において、下方で開放したスリット28を備えている。これらのスリット28は、パネル40の表面に干渉したときのスタビライザ26を大きく開かせて、クランプ本体の装着状態をより安定させるためのものである。
係止脚30は、円筒形状の幹部32と、この幹部32の外周面から外方向へ突出した複数個の係止爪34,35とによって構成されている。これらの係止爪34,35は、幹部32の周方向に関して90°の角度をもって交互に配置されている。しかも、係止爪34は幹部32の長さ方向に関して二段に、かつ、係止爪35は一段になっており、各係止爪34,35では三段にわたって配置されている。また、各係止爪34,35は、これらがパネル40の取付け孔42を通過するとき、樹脂の弾性によって幹部32の軸心方向へ弾性で撓むように設定されている(図4)。
このように構成されたベルトクランプの使用にあたっては、まずベルト10をその先端側からバックル20の第1挿通部22に挿通させ、ベルト10基端部のストッパー12がバックル20の切り込み凹部22aに入り込んで受け止められた状態とする。つぎに、図5で示すように、バックル20の上面にワイヤハーネスW(車両用の配線)を位置させた状態において、第1挿通部22から抜け出ている部分のベルト10をワイヤハーネスWの外周に沿わせて反転させる。そして、ベルト10をその先端側からバックル20の第2挿通部23に挿通させて引き締める。このとき、既に説明したようにベルト10の係合歯列14は、第2挿通部23内の係合爪24を撓ませながら係合することなく移動し、ベルト10の引き締めを終えた時点で、係合歯列14と係合爪24とが係合する。この結果、ループ状になったベルト10により、ワイヤハーネスWが緩まないように締め付けられてクランプされる(図4)。
つぎに、図4で示すパネル40の取付け孔42に係止脚30を挿入することにより、パネル40にベルトクランプを通じてワイヤハーネスWが装着されたことになる。なお、取付け孔42に係止脚30を挿入していくことにより、係止脚30の幹部32に対して各係止爪34,35が弾性で撓みながら取付け孔42内を通過する。そして、パネル40の板厚に対応して、各係止爪34,35のうちの幾つかが取付け孔42内からパネル40の反対側に抜け出し、取付け孔42の縁に係止する(図4)。これにより、取付け孔42に対する係止脚30の抜け止めが果たされる。
係止脚30の各係止爪34,35は複数段(三段)にわたって配置されているので、広範囲の板厚のパネル40に対応できるとともに、最も基部寄りの係止爪34と、中断の係止爪35とは、取付け孔42内において押し撓められたままとなる(図4)。このため、取付け孔42内での幹部32の位置が安定し、パネル40に対するベルトクランプの装着状態が安定する。なお、スタビライザ26は、既に説明したようにパネル40の表面に干渉して弾性変形しており、これによってもクランプ本体の装着状態が安定する。
さて、クランプ本体とは別体のベルト10については、その長さを充分に確保しておくことにより、各種寸法のワイヤハーネスWの径に対応できる。これに対し、クランプ本体については、パネル40における取付け孔42の孔径が極端に異なる場合には、一種類の係止脚30で対応できない。そこで、ベルト10については、一種類の共通部品として用意し、クランプ本体(バックル20)については、取付け孔42の孔径に対応させた係止脚30を有する多種類の専用部品として用意しておく。その結果、取付け孔42の孔径に対応した係止脚30をもつクランプ本体(バックル20)を選択するだけで、ベルト10は一種類で対応することができる。
また、クランプ本体(バックル20)を多種類の専用部品とすることで、各係止爪34,35の段数を増加させた係止脚30を用意しておくことも可能である。これにより、パネル40の板厚変化が、三段の係止爪34,35では対応できない場合でも、その板厚に応じた係止脚30をもつクランプ本体(バックル20)を選択することで対応できる。
ベルトクランプの外観を表した斜視図 クランプ本体を表した正面図 図2の側面図 ベルトクランプの使用状態を表した断面図
符号の説明
10 ベルト
20 バックル
30 係止脚
40 パネル
42 取付け孔
W ワイヤハーネス(車両用配線)

Claims (2)

  1. ベルトをバックルに挿通させてループ状に引き締めることにより、車両用の配線をクランプすることができるとともに、バックルと一体の係止脚を、車体のパネルに開けられた取付け孔に挿入することで、このパネルに配線を取り付けることが可能なベルトクランプであって、前記ベルトは、バックルと別体で、かつ、一種類の共通部品として用意され、バックルは、取付け孔の孔径に対応させた係止脚を備えた多種類の専用部品として用意されているベルトクランプ。
  2. 請求項1に記載されたベルトクランプであって、前記バックルの係止脚は、パネルの取付け孔に挿通可能な幹部と、この幹部の長さ方向に関して複数段にわたって設けられた係止爪とを備え、各係止爪は、パネルの板厚に応じて選択的に取付け孔の縁に係止可能となっているベルトクランプ。
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