JPS635020Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS635020Y2 JPS635020Y2 JP10724182U JP10724182U JPS635020Y2 JP S635020 Y2 JPS635020 Y2 JP S635020Y2 JP 10724182 U JP10724182 U JP 10724182U JP 10724182 U JP10724182 U JP 10724182U JP S635020 Y2 JPS635020 Y2 JP S635020Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- back cover
- horizontal piece
- outer frame
- transparent plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002023 wood Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000005034 decoration Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Clocks (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は掛時計、さらに詳しくは、文字板と、
文字板の周縁を囲む外枠と、文字板の前面を覆う
透明板と、文字板の後面を覆う裏蓋と、透明板と
文字板との間に配置される内枠とを具備する掛時
計に関するものであり、その主な目的とするとこ
ろは、内枠と文字板との間に隙間ができないよう
にすることにある。
文字板の周縁を囲む外枠と、文字板の前面を覆う
透明板と、文字板の後面を覆う裏蓋と、透明板と
文字板との間に配置される内枠とを具備する掛時
計に関するものであり、その主な目的とするとこ
ろは、内枠と文字板との間に隙間ができないよう
にすることにある。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。本考案に係る掛時計は、文字板１と、文字板
１の周縁を囲む外枠２と、文字板１の前面を覆う
透明板３と、文字板１の後面を覆う裏蓋４と、透
明板３と文字板１との間に配置される内枠５とを
具備し、外枠２の開口前端縁には内鍔部６が突設
され、内枠５は裏蓋４前面に配置される横片部７
と、横片部７から前方に突出する縦片部８とを有
し、縦片部８前端と内鍔部６との間で透明板３が
挟持されるとともに、横片部７の内側の一端部後
面と裏蓋４との間で文字板１が挟持され、裏蓋４
を外枠２の後端部に圧接するように木ねじのよう
な固定具９にて固定したときに、縦片部５よりも
外側に突出する横片部７の一端部が裏蓋４から受
ける力により前方に押圧されるものである。第１
図および第２図に示すように、文字板１の周囲を
全周に亘つて囲むように外枠２が配置される。文
字板１および外枠２は矩形状に形成される。外枠
２の開口前縁からは全周に亘つて内鍔部６が延出
する。内鍔部６の後面にはガラス板のような透明
板３の周縁部が当接する。外枠２の後端面の内側
には全周に亘つて切欠部１１が形成され、この切
欠部１１内に裏蓋４の周縁部が収められる。裏蓋
４の周縁部後面は、裏蓋４の周縁部を切欠部１１
内に収めることによつて外枠２後端面と略面一と
なる。裏蓋４は文字板１の後面に配置され、その
裏面中央部に時計機構を収めた機構部１２が設け
られている。文字板１前面と透明板３との間には
内枠５が配置される。内枠５は裏蓋４前面に沿つ
て配置される横片部７と横片部７から前方に突出
する縦片部８とで形成される。内枠５の横片部７
の内側端部は外枠２の内鍔部６内側端よりも内側
に位置するように配置され、その後面と裏蓋４と
の間で文字板１が挟持される。したがつて、前方
から見たときには、第１図に示すように文字板１
の周囲が内枠５の横片部７で全周に亘つて囲まれ
ていることになる。内枠５の縦片部８前端は透明
板３の後面に当接する。すなわち、この縦片部８
前端と外枠２の内鍔部６後面との間で透明板３が
挟持される。横片部７の外側の一端部は縦片部８
の突出位置よりも外側に突出している。この横片
部７の外側縁部に対応して裏蓋４には押圧突部１
３が形成されている。押圧突部１３の裏蓋４前面
からの突出量は文字板１の厚みと略等しくなつて
いる。裏蓋４の外枠２への固定は、木ねじのよう
な固定具９を切欠部１１に対応する位置で裏蓋４
を通して外枠２に挿入することによつて行なわれ
る。このとき、第３図に示すように、内枠５の横
片部７の縦片部８突出位置よりも外側の後面が、
押圧突起１３から前方に向かう押圧力P0を受け
ることになり、内枠５は縦片部８前端の透明板３
との接触部を支点として回転力を受けることにな
る。すなわち、横片部７の透明板１を押さえてい
る内側端部が後方に向かつて移動しようとし、そ
の結果、文字板１が横片部７から力PAを受けて
裏蓋４に圧接される。こうすることにより、文字
板１の周縁部は内枠５と裏蓋４との間に確実に保
持されることになり、かつ文字板１と内枠５の横
片部７との間に隙間が生じることがないものであ
る。
る。本考案に係る掛時計は、文字板１と、文字板
１の周縁を囲む外枠２と、文字板１の前面を覆う
透明板３と、文字板１の後面を覆う裏蓋４と、透
明板３と文字板１との間に配置される内枠５とを
具備し、外枠２の開口前端縁には内鍔部６が突設
され、内枠５は裏蓋４前面に配置される横片部７
と、横片部７から前方に突出する縦片部８とを有
し、縦片部８前端と内鍔部６との間で透明板３が
挟持されるとともに、横片部７の内側の一端部後
面と裏蓋４との間で文字板１が挟持され、裏蓋４
を外枠２の後端部に圧接するように木ねじのよう
な固定具９にて固定したときに、縦片部５よりも
外側に突出する横片部７の一端部が裏蓋４から受
ける力により前方に押圧されるものである。第１
図および第２図に示すように、文字板１の周囲を
全周に亘つて囲むように外枠２が配置される。文
字板１および外枠２は矩形状に形成される。外枠
２の開口前縁からは全周に亘つて内鍔部６が延出
する。内鍔部６の後面にはガラス板のような透明
板３の周縁部が当接する。外枠２の後端面の内側
には全周に亘つて切欠部１１が形成され、この切
欠部１１内に裏蓋４の周縁部が収められる。裏蓋
４の周縁部後面は、裏蓋４の周縁部を切欠部１１
内に収めることによつて外枠２後端面と略面一と
なる。裏蓋４は文字板１の後面に配置され、その
裏面中央部に時計機構を収めた機構部１２が設け
られている。文字板１前面と透明板３との間には
内枠５が配置される。内枠５は裏蓋４前面に沿つ
て配置される横片部７と横片部７から前方に突出
する縦片部８とで形成される。内枠５の横片部７
の内側端部は外枠２の内鍔部６内側端よりも内側
に位置するように配置され、その後面と裏蓋４と
の間で文字板１が挟持される。したがつて、前方
から見たときには、第１図に示すように文字板１
の周囲が内枠５の横片部７で全周に亘つて囲まれ
ていることになる。内枠５の縦片部８前端は透明
板３の後面に当接する。すなわち、この縦片部８
前端と外枠２の内鍔部６後面との間で透明板３が
挟持される。横片部７の外側の一端部は縦片部８
の突出位置よりも外側に突出している。この横片
部７の外側縁部に対応して裏蓋４には押圧突部１
３が形成されている。押圧突部１３の裏蓋４前面
からの突出量は文字板１の厚みと略等しくなつて
いる。裏蓋４の外枠２への固定は、木ねじのよう
な固定具９を切欠部１１に対応する位置で裏蓋４
を通して外枠２に挿入することによつて行なわれ
る。このとき、第３図に示すように、内枠５の横
片部７の縦片部８突出位置よりも外側の後面が、
押圧突起１３から前方に向かう押圧力P0を受け
ることになり、内枠５は縦片部８前端の透明板３
との接触部を支点として回転力を受けることにな
る。すなわち、横片部７の透明板１を押さえてい
る内側端部が後方に向かつて移動しようとし、そ
の結果、文字板１が横片部７から力PAを受けて
裏蓋４に圧接される。こうすることにより、文字
板１の周縁部は内枠５と裏蓋４との間に確実に保
持されることになり、かつ文字板１と内枠５の横
片部７との間に隙間が生じることがないものであ
る。
本考案は上述のような構成を有するので、裏蓋
を取り付けるだけで内枠の横片部に文字板の周縁
部を押える力を作用させることができ、文字板の
固定が確実に行なえるという利点を有する。ま
た、掛時計を前方から見たときに内枠の横片部が
文字板の周囲に見える構成であつて、内枠に装飾
を施す場合でも、露出している横片部が文字板に
密着するように力が作用するので、横片部と文字
板との間に隙間が生じることがなく、装飾性の優
れた掛時計が提供できるものである。
を取り付けるだけで内枠の横片部に文字板の周縁
部を押える力を作用させることができ、文字板の
固定が確実に行なえるという利点を有する。ま
た、掛時計を前方から見たときに内枠の横片部が
文字板の周囲に見える構成であつて、内枠に装飾
を施す場合でも、露出している横片部が文字板に
密着するように力が作用するので、横片部と文字
板との間に隙間が生じることがなく、装飾性の優
れた掛時計が提供できるものである。
第１図は本考案の一実施例を示す正面図、第２
図は同上の一部省略断面図、第３図は同上の動作
を説明する要部断面図であり、１は文字板、２は
外枠、３は透明板、４は裏蓋、５は内枠、６は内
鍔部、７は横片部、８は縦片部、９は固定具であ
る。
図は同上の一部省略断面図、第３図は同上の動作
を説明する要部断面図であり、１は文字板、２は
外枠、３は透明板、４は裏蓋、５は内枠、６は内
鍔部、７は横片部、８は縦片部、９は固定具であ
る。
Claims (1)
- 文字板と、文字板の周縁を囲む外枠と、文字板
の前面を覆う透明板と、文字板の後面を覆う裏蓋
と、透明板と文字板との間に配置される内枠とを
具備し、外枠の開口前端縁には内鍔部が突設さ
れ、内枠は裏蓋前面に配置される横片部と、横片
部から前方に突出する縦片部とを有し、縦片部前
端と内鍔部との間で透明板が挟持されるととも
に、横片部の内側の一端部後面と裏蓋との間で文
字板が挟持され、裏蓋を外枠の後端部に圧接する
ように木ねじのような固定具にて固定したとき
に、縦片部よりも外側に突出する横片部の一端部
が裏蓋から受ける力により前方に押圧される掛時
計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10724182U JPS5912079U (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 掛時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10724182U JPS5912079U (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 掛時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5912079U JPS5912079U (ja) | 1984-01-25 |
| JPS635020Y2 true JPS635020Y2 (ja) | 1988-02-10 |
Family
ID=30250648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10724182U Granted JPS5912079U (ja) | 1982-07-15 | 1982-07-15 | 掛時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5912079U (ja) |
-
1982
- 1982-07-15 JP JP10724182U patent/JPS5912079U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5912079U (ja) | 1984-01-25 |
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