JPH0233188Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233188Y2 JPH0233188Y2 JP9044684U JP9044684U JPH0233188Y2 JP H0233188 Y2 JPH0233188 Y2 JP H0233188Y2 JP 9044684 U JP9044684 U JP 9044684U JP 9044684 U JP9044684 U JP 9044684U JP H0233188 Y2 JPH0233188 Y2 JP H0233188Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dial
- wall
- gasket
- cover
- dial plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は屋外の雨などのあたる場所に設置可能
の防滴形時計に関するものである。
の防滴形時計に関するものである。
(従来の技術およびその問題点)
従来の技術として、本願出願人の出願した実公
昭56−34317号公報に示される防滴形時計がある。
この従来技術は第12図示のようにパツキン21
が配設されているが、長期間の使用によりパツキ
ン21が考化すると、雨水が枠22の内面と文字
板23の外周取付部23aとの間からパツキン2
1の後面と文字板23の前面との間に毛細管現象
により侵入し、前面ガラス24の内面が曇つたり
し、時刻が読みにくくなるという問題点があつ
た。
昭56−34317号公報に示される防滴形時計がある。
この従来技術は第12図示のようにパツキン21
が配設されているが、長期間の使用によりパツキ
ン21が考化すると、雨水が枠22の内面と文字
板23の外周取付部23aとの間からパツキン2
1の後面と文字板23の前面との間に毛細管現象
により侵入し、前面ガラス24の内面が曇つたり
し、時刻が読みにくくなるという問題点があつ
た。
本考案は前面カバーと文字板との間に水が侵入
しにくいパツキンを提供し、上記問題点を除去で
きる防滴形時計を提供することを目的とする。
しにくいパツキンを提供し、上記問題点を除去で
きる防滴形時計を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は文字板と前面カバーとを密接させるパ
ツキンを周回状に文字板より後方に延出し、この
周回状延出部に文字板後面より離間して内側に向
つて突出する周回突条部を設けたものである。
ツキンを周回状に文字板より後方に延出し、この
周回状延出部に文字板後面より離間して内側に向
つて突出する周回突条部を設けたものである。
(実施例)
第1〜11図において、枠体1は金属板材より
形成され、外形は円形に形成され、前部は屈成さ
れてカバー押え部1aとなつており、後部は鋭角
的に折返された引掛部1bとなつている。枠体1
内にはゴム製のパツキン2が配設されており、外
周壁部2aより延出形成された前壁部2bの前面
は枠体1のカバー押え部1bの後面と対接しい
る。前壁部2bの後方に前面カバー3の厚さに対
応する間隔をもつて後壁部2cが外周壁部2aよ
り設けてあり、前壁部2bと後壁部2cとの間隔
はカバー溝部2dとなつている。パツキン2の後
壁部2cの後面には文字板4の外周部4aが対接
している。文字板4は外周部4aと文字板面4b
との間の奥行部4cが後方に向けて小径となるよ
うに傾斜されている。パツキン2は外周壁部2a
が後方に周回状に延出され、文字板4の外周部4
aの後面より離間して内周に向けて突出する周回
突条部2eが形成してある。このためパツキン2
の周回突条部2eは文字板4の奥行部4cに対向
して内周に突出している。第5図示のようにパツ
キン2の最下部は切欠部2fとなつており、枠体
1および文字板4には水抜き孔1c,4dが設け
てある。文字板4の外周部4aには本実施例では
8ケ所の突部4e……が後方に屈成されて突出し
ている。そして突部4e……に対応させて8本の
押えバネ5……が文字板4の外周部4aと枠体1
の引掛部1bとの間に圧縮状態に装着してある。
形成され、外形は円形に形成され、前部は屈成さ
れてカバー押え部1aとなつており、後部は鋭角
的に折返された引掛部1bとなつている。枠体1
内にはゴム製のパツキン2が配設されており、外
周壁部2aより延出形成された前壁部2bの前面
は枠体1のカバー押え部1bの後面と対接しい
る。前壁部2bの後方に前面カバー3の厚さに対
応する間隔をもつて後壁部2cが外周壁部2aよ
り設けてあり、前壁部2bと後壁部2cとの間隔
はカバー溝部2dとなつている。パツキン2の後
壁部2cの後面には文字板4の外周部4aが対接
している。文字板4は外周部4aと文字板面4b
との間の奥行部4cが後方に向けて小径となるよ
うに傾斜されている。パツキン2は外周壁部2a
が後方に周回状に延出され、文字板4の外周部4
aの後面より離間して内周に向けて突出する周回
突条部2eが形成してある。このためパツキン2
の周回突条部2eは文字板4の奥行部4cに対向
して内周に突出している。第5図示のようにパツ
キン2の最下部は切欠部2fとなつており、枠体
1および文字板4には水抜き孔1c,4dが設け
てある。文字板4の外周部4aには本実施例では
8ケ所の突部4e……が後方に屈成されて突出し
ている。そして突部4e……に対応させて8本の
押えバネ5……が文字板4の外周部4aと枠体1
の引掛部1bとの間に圧縮状態に装着してある。
すなわち押えバネ5……は前方の係合凹部5a
……が突部4ee……に係合し、後端部5b……が
引掛部1bに引掛けられて取付けられ、文字板4
を前方に付勢することによる枠体1とパツキン2
とを密接させ、パツキン2と前面カバー3および
文字板4とを密接させている。押えバネ5……に
は取外し時にドライバとどを引掛ける外し部5c
……が形成してある。また上下の2本の押えバネ
5,5には中程に裏蓋6を支持する止め具7,8
がリベツトにより固着されている。止め具7の下
向に屈成された係止部7aには裏蓋6の上部が係
止され、裏蓋6の下部が止め具8のガイド部8
a,8aにガイドされ、取付ねじ9が止め具8の
ねじ孔にねじ込まれることにより裏蓋6は枠体1
に支持される。裏蓋6には壁面に掛ける掛孔6a
および壁面にねじ止めする止め孔6bが設けてあ
る。文字板4の中央部後面には機械体ケース10
が設けてあり、時計機械体11の中心固定ねじに
より固定されている。文字板4と機械体ケース1
0との間には防水リング12が介設されている。
機械体ケース10の後方開口には機械体カバー1
3が密封状態に取付けてある。時計機械体11の
指針軸には時分針14,15が取付けてある。
……が突部4ee……に係合し、後端部5b……が
引掛部1bに引掛けられて取付けられ、文字板4
を前方に付勢することによる枠体1とパツキン2
とを密接させ、パツキン2と前面カバー3および
文字板4とを密接させている。押えバネ5……に
は取外し時にドライバとどを引掛ける外し部5c
……が形成してある。また上下の2本の押えバネ
5,5には中程に裏蓋6を支持する止め具7,8
がリベツトにより固着されている。止め具7の下
向に屈成された係止部7aには裏蓋6の上部が係
止され、裏蓋6の下部が止め具8のガイド部8
a,8aにガイドされ、取付ねじ9が止め具8の
ねじ孔にねじ込まれることにより裏蓋6は枠体1
に支持される。裏蓋6には壁面に掛ける掛孔6a
および壁面にねじ止めする止め孔6bが設けてあ
る。文字板4の中央部後面には機械体ケース10
が設けてあり、時計機械体11の中心固定ねじに
より固定されている。文字板4と機械体ケース1
0との間には防水リング12が介設されている。
機械体ケース10の後方開口には機械体カバー1
3が密封状態に取付けてある。時計機械体11の
指針軸には時分針14,15が取付けてある。
本考案は上記構成であり、第6図示のように枠
体1と裏蓋6とのすき間より侵入した雨水など
は、矢印Aのようにパツキン2の周回突条部2e
により導かれ、文字板4の奥行部4cより裏面を
伝わつて下方に導かれる。そしてパツキン2の切
欠部2fを通過し、枠体1の水抜き孔1cより枠
外に排出される。このように雨水はパツキン2の
後壁部2cと文字板4の外周部4aとの対接面に
接近しにくくなつているため、前面カバー3と文
字板4との間の指針回転空間に雨水が侵入しにく
い構造となつている。しかし万一、指針回転空間
に雨水が侵入した場合、下端の水抜き孔4dから
排出される。文字板4の裏面を伝わつた雨水は、
防水リング12により機械体ケース10内に侵入
することはない。
体1と裏蓋6とのすき間より侵入した雨水など
は、矢印Aのようにパツキン2の周回突条部2e
により導かれ、文字板4の奥行部4cより裏面を
伝わつて下方に導かれる。そしてパツキン2の切
欠部2fを通過し、枠体1の水抜き孔1cより枠
外に排出される。このように雨水はパツキン2の
後壁部2cと文字板4の外周部4aとの対接面に
接近しにくくなつているため、前面カバー3と文
字板4との間の指針回転空間に雨水が侵入しにく
い構造となつている。しかし万一、指針回転空間
に雨水が侵入した場合、下端の水抜き孔4dから
排出される。文字板4の裏面を伝わつた雨水は、
防水リング12により機械体ケース10内に侵入
することはない。
この時計を壁面に掛ける場合は、まず裏蓋6だ
けを掛孔6a、止め孔6bを用いて壁面に固定
し、裏蓋6の上部に止め具7を係合させたあと、
止め具8に取付ねじ9をねじ込んで固定する。
けを掛孔6a、止め孔6bを用いて壁面に固定
し、裏蓋6の上部に止め具7を係合させたあと、
止め具8に取付ねじ9をねじ込んで固定する。
電池交換や針回し操作は裏蓋6を外し、機械体
カバー13を外して行なう。
カバー13を外して行なう。
なお実施例では、前面カバーにパツキングを介
して文字板を対接させた例を示したが、パツキン
に文字板受を対接させ、文字板は文字板受に固定
するようにしたものも技術的範囲に含まれること
は当然である。
して文字板を対接させた例を示したが、パツキン
に文字板受を対接させ、文字板は文字板受に固定
するようにしたものも技術的範囲に含まれること
は当然である。
(考案の効果)
本考案によれば、前面カバーと文字板との間の
指針回転空間に水が侵入しにくく、前面カバーの
内面が曇つて時刻が読みにくくなるというような
ことがなくなる。
指針回転空間に水が侵入しにくく、前面カバーの
内面が曇つて時刻が読みにくくなるというような
ことがなくなる。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は一部
破断右側面図、第2〜3図はそれぞれ第1図の上
部および下部の底面図、第4〜5図はそれぞれ第
2図−線、第3図−線に沿う拡大断面
図、第6図は止め具のない部分の拡大断面図、第
7図は突部を示す文字板の一部拡大背面図、第8
〜10図はそれぞれ押えバネの拡大断面図、拡大
平面図、拡大正面図、第11図はパツキンの要部
拡大断面図、第12図は従来例の要部断面図であ
る。 1……枠体、2……パツキン、2a……外周壁
部、2b……前壁部、2c……後壁部、2d……
カバー溝部、2e……周回突条部、3……前面カ
バー、4……文字板。
破断右側面図、第2〜3図はそれぞれ第1図の上
部および下部の底面図、第4〜5図はそれぞれ第
2図−線、第3図−線に沿う拡大断面
図、第6図は止め具のない部分の拡大断面図、第
7図は突部を示す文字板の一部拡大背面図、第8
〜10図はそれぞれ押えバネの拡大断面図、拡大
平面図、拡大正面図、第11図はパツキンの要部
拡大断面図、第12図は従来例の要部断面図であ
る。 1……枠体、2……パツキン、2a……外周壁
部、2b……前壁部、2c……後壁部、2d……
カバー溝部、2e……周回突条部、3……前面カ
バー、4……文字板。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 枠体内にパツキンを介して前面カバーおよび文
字板が取付けてあり、 上記パツキンは、外周壁部とこの外周壁部より
内周に向けて延出された前壁部および後壁部によ
り形成されたカバー溝部と、後方に周回状に延出
され上記後壁部の後面に対接する上記文字板の後
面より離間して内周に向けて突出する周回突条部
とを設けてある ことを特徴とする防滴形時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9044684U JPS616787U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 防滴形時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9044684U JPS616787U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 防滴形時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS616787U JPS616787U (ja) | 1986-01-16 |
JPH0233188Y2 true JPH0233188Y2 (ja) | 1990-09-06 |
Family
ID=30645444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9044684U Granted JPS616787U (ja) | 1984-06-18 | 1984-06-18 | 防滴形時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS616787U (ja) |
-
1984
- 1984-06-18 JP JP9044684U patent/JPS616787U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS616787U (ja) | 1986-01-16 |
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