JPS6336468Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6336468Y2 JPS6336468Y2 JP17201781U JP17201781U JPS6336468Y2 JP S6336468 Y2 JPS6336468 Y2 JP S6336468Y2 JP 17201781 U JP17201781 U JP 17201781U JP 17201781 U JP17201781 U JP 17201781U JP S6336468 Y2 JPS6336468 Y2 JP S6336468Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- case
- packing
- base
- elastic material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000012856 packing Methods 0.000 claims description 21
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 4
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000001934 delay Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Fire Alarms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は防雨形火災発信機に関するものであ
る。
る。
火災発信機を屋外に設ける場合、雨などによる
影響を受けないようにする必要があるが、発信機
自体を防雨構造とするにはどうしても構造が複雑
となるため、従来は屋内に設けられる通常の火災
発信機をそのまま筐体内に納めて雨などが入らな
いようにしていた。したがつて通常の火災発信機
とは、外見上そのイメージが全く異なるため特定
の者を除きその見分けがつきにくく、しかもこの
発信機を操作する場合も、常時雨などが侵入しな
いように閉じられている筐体の蓋をまずあけなけ
ればならないため手間がかかるとともに発報が遅
れる欠点があり、特にこの欠点は上記の操作が火
災発生という緊急時のものである点にかんがみる
とその顕著性が大である。また火災発信機にほか
に筐体がよけい必要となり不経済である。
影響を受けないようにする必要があるが、発信機
自体を防雨構造とするにはどうしても構造が複雑
となるため、従来は屋内に設けられる通常の火災
発信機をそのまま筐体内に納めて雨などが入らな
いようにしていた。したがつて通常の火災発信機
とは、外見上そのイメージが全く異なるため特定
の者を除きその見分けがつきにくく、しかもこの
発信機を操作する場合も、常時雨などが侵入しな
いように閉じられている筐体の蓋をまずあけなけ
ればならないため手間がかかるとともに発報が遅
れる欠点があり、特にこの欠点は上記の操作が火
災発生という緊急時のものである点にかんがみる
とその顕著性が大である。また火災発信機にほか
に筐体がよけい必要となり不経済である。
そこで本考案は、火災発信機をそのまま屋外に
設けても雨などが侵入しない防雨構造のものが簡
単に得られるようにしたもので、その一実施例を
第1図および第2図について説明すると、1は発
信機のケースで、壁面2に直接取り付けられる背
面3の周縁が壁面2側へ尖状に突出しその突出部
に弾性材のパツキング4が嵌着されている。また
5は上記ケース1の開口部にかぶせられるプレー
トで、このプレート5の開口端縁に弾性材のパツ
キング6が嵌着され、そのパツキング6を介して
プレート5がケース1にねじ止め(図示せず)さ
れて弾性的に接合される。そして上記プレート5
にはケース1内の押しボタンスイツチ7と応答表
示灯8に対応する位置とたとえば電話のジヤツク
9に対応する位置とにそれぞれ孔10および11
があけられている。そして孔10はその周縁が内
側へ折り曲げられており、この折り曲げ部に弾性
材のパツキング12が嵌挿されてプレート5の裏
面に当接され、さらにこのパツキング12の段部
に保護板13が当接されてこれらパツキング12
と保護板13とが環状の押え板14によつてプレ
ート5の裏面に弾性的に圧接されて保護板13が
固定される。なお上記押え板14は、上記保護板
13の着脱がしやすいようにたとえばその一端を
回動自在に軸支し他端をちようナツトでねじ止め
するなど適宜の方法が考えられる。また上記孔1
1には口金15がその基部がたとえばかしめられ
て固着され、この口金15にカバー16が螺合さ
れている。なおこのカバー16はその内側に弾性
材のパツキング17が介在され上記螺合が弾性的
に行われるとともに、上記口金15を貫通する鎖
18を通じてプレート5の裏側の適宜の場所に接
続(図示せず)されている。なお19はケース1
内に装備される他の部品を示しそれらはケース1
の背面3から延びる線路(図示せず)を通じて他
の機器と接続される。
設けても雨などが侵入しない防雨構造のものが簡
単に得られるようにしたもので、その一実施例を
第1図および第2図について説明すると、1は発
信機のケースで、壁面2に直接取り付けられる背
面3の周縁が壁面2側へ尖状に突出しその突出部
に弾性材のパツキング4が嵌着されている。また
5は上記ケース1の開口部にかぶせられるプレー
トで、このプレート5の開口端縁に弾性材のパツ
キング6が嵌着され、そのパツキング6を介して
プレート5がケース1にねじ止め(図示せず)さ
れて弾性的に接合される。そして上記プレート5
にはケース1内の押しボタンスイツチ7と応答表
示灯8に対応する位置とたとえば電話のジヤツク
9に対応する位置とにそれぞれ孔10および11
があけられている。そして孔10はその周縁が内
側へ折り曲げられており、この折り曲げ部に弾性
材のパツキング12が嵌挿されてプレート5の裏
面に当接され、さらにこのパツキング12の段部
に保護板13が当接されてこれらパツキング12
と保護板13とが環状の押え板14によつてプレ
ート5の裏面に弾性的に圧接されて保護板13が
固定される。なお上記押え板14は、上記保護板
13の着脱がしやすいようにたとえばその一端を
回動自在に軸支し他端をちようナツトでねじ止め
するなど適宜の方法が考えられる。また上記孔1
1には口金15がその基部がたとえばかしめられ
て固着され、この口金15にカバー16が螺合さ
れている。なおこのカバー16はその内側に弾性
材のパツキング17が介在され上記螺合が弾性的
に行われるとともに、上記口金15を貫通する鎖
18を通じてプレート5の裏側の適宜の場所に接
続(図示せず)されている。なお19はケース1
内に装備される他の部品を示しそれらはケース1
の背面3から延びる線路(図示せず)を通じて他
の機器と接続される。
本考案は、上記のように構成され、その特徴に
ついて述べれば、応答表示灯8が押しボタンスイ
ツチ7と並んで配置され上記保護板13が応答表
示灯8の表示窓を兼ねており、それだけ開口部が
少なくなつている。そしてこの保護板13の取り
付けは、上記のようにプレート5の孔10の周縁
折り曲げ部にパツキング12を嵌挿し、さらにそ
のパツキング12の段部に保護板13を当接して
環状の押え板14で弾性的に圧接するだけで済む
ので、孔10の加工もまた保護板13の着脱も簡
単にでき、またジヤツク9のカバー16も、上記
のようにプレート5の孔11に口金15をたとえ
ばその基部をかしめて固着し、それに螺合すれば
その内側に介在されたパツキング17によつて弾
性的に行われ簡単に防水構造が得られる。なおこ
のカバー16は口金15から取り外したとき鎖1
8によつて支持されるが、この鎖18は常態にお
いてはプレート5の裏側に隠蔽されるので腐食な
どの心配はない。またケース1とプレート5との
接合はパツキング6によつて弾性的に行われる
が、このパツキング6はプレート5の開口端縁に
嵌着されて保持されるので構造が簡単である。な
おこのパツキング6はケース1の開口端縁に嵌着
するようにしてもよい。そしてさらにこの火災発
信機はそのケース1が壁面2に取り付けられる
が、その際この火災発信機の取り付け面となる背
面3の周縁が壁面2側へ尖状に突出しているので
この周縁突出部のみが壁面2と接し、しかもこの
突出部に嵌着されたパツキング4の作用によつて
弾性的に取り付けられるのでケース1と壁面2と
の間にすきまができることがない。
ついて述べれば、応答表示灯8が押しボタンスイ
ツチ7と並んで配置され上記保護板13が応答表
示灯8の表示窓を兼ねており、それだけ開口部が
少なくなつている。そしてこの保護板13の取り
付けは、上記のようにプレート5の孔10の周縁
折り曲げ部にパツキング12を嵌挿し、さらにそ
のパツキング12の段部に保護板13を当接して
環状の押え板14で弾性的に圧接するだけで済む
ので、孔10の加工もまた保護板13の着脱も簡
単にでき、またジヤツク9のカバー16も、上記
のようにプレート5の孔11に口金15をたとえ
ばその基部をかしめて固着し、それに螺合すれば
その内側に介在されたパツキング17によつて弾
性的に行われ簡単に防水構造が得られる。なおこ
のカバー16は口金15から取り外したとき鎖1
8によつて支持されるが、この鎖18は常態にお
いてはプレート5の裏側に隠蔽されるので腐食な
どの心配はない。またケース1とプレート5との
接合はパツキング6によつて弾性的に行われる
が、このパツキング6はプレート5の開口端縁に
嵌着されて保持されるので構造が簡単である。な
おこのパツキング6はケース1の開口端縁に嵌着
するようにしてもよい。そしてさらにこの火災発
信機はそのケース1が壁面2に取り付けられる
が、その際この火災発信機の取り付け面となる背
面3の周縁が壁面2側へ尖状に突出しているので
この周縁突出部のみが壁面2と接し、しかもこの
突出部に嵌着されたパツキング4の作用によつて
弾性的に取り付けられるのでケース1と壁面2と
の間にすきまができることがない。
なお上記の実施例ではケース1の背面3が壁面
2に接するように取り付けられるいわゆる露出形
のものを示したが、上記ケース1を壁面2に埋め
込んで取り付ける場合は、たとえば第3図に示す
ように、上記ケース1の周面20につば21を設
け、そのつば21の周縁を壁面2側へ尖状に突出
するように折り曲げ、その突出部に上記パツキン
グ4に代わるパツキング4′を嵌着して上記ケー
ス1が壁面2にあけられた穴22に遊離的に埋め
込まれるようにすればよい。
2に接するように取り付けられるいわゆる露出形
のものを示したが、上記ケース1を壁面2に埋め
込んで取り付ける場合は、たとえば第3図に示す
ように、上記ケース1の周面20につば21を設
け、そのつば21の周縁を壁面2側へ尖状に突出
するように折り曲げ、その突出部に上記パツキン
グ4に代わるパツキング4′を嵌着して上記ケー
ス1が壁面2にあけられた穴22に遊離的に埋め
込まれるようにすればよい。
以上のように本考案によれば、防雨構造の火災
発信機が簡単に得られ、そのまま屋外に設けるこ
とができるため、従来のものに比べて操作に手間
がかからず、また経済的であるなどすぐれた効果
がある。
発信機が簡単に得られ、そのまま屋外に設けるこ
とができるため、従来のものに比べて操作に手間
がかからず、また経済的であるなどすぐれた効果
がある。
第1図は本考案の一実施例を示す正面図、第2
図は第1図のA−A断面図、第3図は他の実施例
を示す第2図に対応する断面図である。 1……ケース、2……壁面、3……背面、4,
4′,6,12,17……パツキング、5……プ
レート、7……押しボタンスイツチ、8……応答
表示灯、9……ジヤツク、10,11……孔、1
3……保護板、14……押え板、15……口金、
16……カバー、18……鎖、21……つば。
図は第1図のA−A断面図、第3図は他の実施例
を示す第2図に対応する断面図である。 1……ケース、2……壁面、3……背面、4,
4′,6,12,17……パツキング、5……プ
レート、7……押しボタンスイツチ、8……応答
表示灯、9……ジヤツク、10,11……孔、1
3……保護板、14……押え板、15……口金、
16……カバー、18……鎖、21……つば。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 内部に押しボタンスイツチ7、応答表示灯8
および電話等のジヤツク9などが装備されたケ
ース1と、上記押しボタンスイツチ7、応答表
示灯8およびジヤツク9に対応する位置にそれ
ぞれ孔10および11があけられたプレート5
とから成り、上記ケース1の壁面2への取り付
け面の周縁が壁面2側へ尖状に突出し、その突
出部に弾性材のパツキング4または4′が嵌着
され、また上記プレート5の上記押しボタンス
イツチ7および応答表示灯8に対応する孔10
に、保護板13が弾性材のパツキング12を介
して環状の押え板14によつてプレート5の裏
面に弾性的に圧接されて固定され、また上記ジ
ヤツク9に対応する孔11に、口金15が固着
されるとともに、この口金15にそれを貫通す
る鎖18を通じてプレート5の裏側と接続され
たカバー16がその内側に介在された弾性材の
パツキング17を介して弾性的に螺合され、さ
らに上記ケース1とプレート5とが、互いに嵌
合されるそれらの開口端縁のいずれかに嵌着さ
れた弾性材のパツキング6を介して弾性的に接
合されたことを特徴とする防雨形火災発信機。 2 ケース1の壁面2への取り付け面を上記ケー
ス1の背面3とし、その周縁が壁面2側へ尖状
に突出された実用新案登録請求の範囲第1項記
載の防雨形火災発信機。 3 ケース1の壁面2への取り付け面を上記ケー
ス1の周面20に設けられたつば21とし、そ
の周縁が壁面2側へ折り曲げられて尖状に突出
された実用新案登録請求の範囲第1項記載の防
雨形火災発信機。 4 環状の押え板14が、その一端が回動自在に
軸支され他端がねじ止めされた実用新案登録請
求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記載
の防雨形火災発信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17201781U JPS5876989U (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 防雨形火災発信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17201781U JPS5876989U (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 防雨形火災発信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5876989U JPS5876989U (ja) | 1983-05-24 |
JPS6336468Y2 true JPS6336468Y2 (ja) | 1988-09-27 |
Family
ID=29963925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17201781U Granted JPS5876989U (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | 防雨形火災発信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5876989U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4885427B2 (ja) * | 2004-04-22 | 2012-02-29 | ホーチキ株式会社 | 炎検出器 |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP17201781U patent/JPS5876989U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5876989U (ja) | 1983-05-24 |
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