JPS594304Y2 - 防水時計 - Google Patents

防水時計

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Publication number
JPS594304Y2
JPS594304Y2 JP12655879U JP12655879U JPS594304Y2 JP S594304 Y2 JPS594304 Y2 JP S594304Y2 JP 12655879 U JP12655879 U JP 12655879U JP 12655879 U JP12655879 U JP 12655879U JP S594304 Y2 JPS594304 Y2 JP S594304Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front frame
frame
rear frame
backing member
hole
Prior art date
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Expired
Application number
JP12655879U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5643077U (ja
Inventor
孝博 沼田
Original Assignee
株式会社精工舎
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
Priority to JP12655879U priority Critical patent/JPS594304Y2/ja
Publication of JPS5643077U publication Critical patent/JPS5643077U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防水時計に関するものである。
従来防水時計は、前枠と前面ガラス、前枠と後枠および
後枠と裏蓋との三個所のそれぞれの接合部間をバッキン
グ部材にてシールして機械体を保護していた。
しかし上記バッキング部材のシール個所が多ければ、そ
れだけ防水に対する信頼性が低下する。
本考案の目的は、バッキング部材のシール個所を少なく
しかつ防水の信頼性を向上させた防水時計を提供するこ
とにある。
以下本考案の実施例を船の舵輪を形どった掛時計を例に
とって図面に基づいて説明する。
この掛時計の枠体は前枠1と後枠2とで構成されている
前枠1の前方内縁部には文字板受3の周縁部3aをネジ
4・・・・・・で固定しつつ、この周縁部で前面ガラス
5を保持している。
そして前枠1に装着したたとえばリング状のバッキング
部材6で、前枠と前面ガラス5との接合部間をシールし
ている。
文字板受3の裏面には機械体7を支持部材8で固設して
いる。
なお、9は機械体7の針回しツマミ、10は電池、11
は文字板、12は指針軸13に取付けである指針である
前枠1の後方縁部には蝶番14で後枠2を枢着し、リン
グ状のバッキング部材15で前枠と後枠2との接合部間
をシールしている。
後枠2内にはこれと一体的に椀状の保護体16を設けて
あり、この保護体は機械体7を密閉状に覆っている。
前枠1の外周には複数の飾り棒17 a 、17 bを
放射状に固設しである。
飾り棒17a、17bのうちの少くとも1本は蝶番14
と対向する1本の飾り棒17 aで示すように固定用ネ
ジとなっており、下端のネジ部18が前枠1内に深く突
入している。
ネジ部18の先端の円錐部が、保護体16の開口縁部に
設けである穴16 aに係入し、前枠1と後枠2との接
合を保持している。
固定用ネジ2を2,3本設ければ、両者の接合はより強
固となる。
なお、後枠2の後方開口部には、裏蓋19を取付けてあ
り、この裏蓋上部に掛金具20の穴部に連通ずる掛穴1
9 aと、下部に水抜き穴19bとをそれぞれ形成しで
ある。
上記のように後枠2に機械体7を覆う保護体16を一体
的に設けたことにより、従来必要であった後枠と裏蓋と
の間のバッキング部材を不要とすることができ、シール
部分が前枠1と前面ガラス5との間および前枠1と後枠
2との間の二個所で済むようになった。
また裏蓋19の掛は穴19 aなどからたとえ水蒸気が
流入したとしても機械体7が保護体16で覆われている
ので完全に遮断され、したがって裏蓋内に入った水や水
蒸気は水抜き穴19 bから排出される。
時計の電池交換も針回し操作を行うときには、固定用ネ
ジ17 aを緩めてネジ部18の先端を穴16 aから
抜き出せば、前枠1が蝶番14を支点として開放される
ので、上記操作を行うことができる。
前枠1を閉止し固定用ネジ17 aのネジ部18先端を
穴16 aに係入すれば、再び前枠1と後枠2との接合
を得ることができる。
またネジ部18の先端が円錐状になっているので、固定
用ネジ17 aを回してネジを前進させてゆくと、円錐
部が次第に穴16 aに進入してゆくので、その側面に
より前枠1と後枠2とが次第にきつく圧接される。
このためにバッキング部材15により一層確実なシール
状態が得られる。
なお、本考案は上側の掛時計の他種々の時計に広く適用
することが可能である。
以上のように本考案によれば、構成簡単にしてバッキン
グ部材によるシール個所を少なくできるので部品点数を
省略でき、しかも防水の信頼性を向上させることができ
実用上域に好適である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の防水時計の断面図である。 1・・・・・・前枠、2・・・・・・後枠、5・・・・
・・前面ガラス、6・・・・・・バッキング部材、7・
・・・・・機械体、14・・・・・・蝶番、15・・・
・・・バッキング部材、16・・・・・・保護体、16
a・・・・・・穴、17・・・・・・固定用ネジ、1
8・・・・・・ネジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前枠と前面ガラスおよび前枠と後枠とのそれぞれの接合
    部間をバッキング部材にてシールし、上記後枠には機械
    体を密閉状に覆う保護体を一体的に設けたことを特徴と
    する防水時計。
JP12655879U 1979-09-13 1979-09-13 防水時計 Expired JPS594304Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12655879U JPS594304Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 防水時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12655879U JPS594304Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 防水時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5643077U JPS5643077U (ja) 1981-04-20
JPS594304Y2 true JPS594304Y2 (ja) 1984-02-07

Family

ID=29358455

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12655879U Expired JPS594304Y2 (ja) 1979-09-13 1979-09-13 防水時計

Country Status (1)

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JP (1) JPS594304Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156718A (ja) * 2010-04-16 2010-07-15 Rhythm Watch Co Ltd 時計

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010156718A (ja) * 2010-04-16 2010-07-15 Rhythm Watch Co Ltd 時計

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5643077U (ja) 1981-04-20

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