JPS59636Y2 - 携帯時計側 - Google Patents
携帯時計側Info
- Publication number
- JPS59636Y2 JPS59636Y2 JP1978059336U JP5933678U JPS59636Y2 JP S59636 Y2 JPS59636 Y2 JP S59636Y2 JP 1978059336 U JP1978059336 U JP 1978059336U JP 5933678 U JP5933678 U JP 5933678U JP S59636 Y2 JPS59636 Y2 JP S59636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piellonet
- ring
- back cover
- bayonet
- portable watch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、パイヨネット係合固定される裏ブタに有する
携帯時計に関する。
携帯時計に関する。
従来、裏ブタを胴へ固定する手段としては、ネジによる
ものと、喰い付きによる手段が採用されている。
ものと、喰い付きによる手段が採用されている。
しかし前者は外れを防止することからネジ山を多くとら
ねばならず、その結果、胴のネジ切部分が多く必要とな
り時計の厚みに大きな影響があり、さらに電池、時計に
おいて回転ネジ式裏ブタ固定は裏ブタに電池取入口を設
けることができない。
ねばならず、その結果、胴のネジ切部分が多く必要とな
り時計の厚みに大きな影響があり、さらに電池、時計に
おいて回転ネジ式裏ブタ固定は裏ブタに電池取入口を設
けることができない。
これは、電池取入口が常に一定の位置に定めておかなけ
ればならないからである。
ればならないからである。
また、後者の場合は、喰い付き強度を出す必要から胴側
断面図径を大きく必要とし、ケース外径が大きくなりす
ぎる欠点があると同時に、喰い付部の構成により、胴は
もとより、裏ブタに段部を多く形成しなければならず、
ケースおよび裏ブタ外観が著しく損い、しかもケースが
厚く感じる等の欠点がある。
断面図径を大きく必要とし、ケース外径が大きくなりす
ぎる欠点があると同時に、喰い付部の構成により、胴は
もとより、裏ブタに段部を多く形成しなければならず、
ケースおよび裏ブタ外観が著しく損い、しかもケースが
厚く感じる等の欠点がある。
本考案は、上記の欠点を除去すべく意図に創案されたも
ので、裏ブタをパイヨネットによって保合固定したもの
であり、胴の厚みの減少化、裏ブタの小型化および組立
分解の安定化を目的とする。
ので、裏ブタをパイヨネットによって保合固定したもの
であり、胴の厚みの減少化、裏ブタの小型化および組立
分解の安定化を目的とする。
以下、本考案を一実施例に示す図面によって詳細に説明
する。
する。
第1図は胴、裏ブタの一部断面図を示し、この図におい
て、1は胴、2は裏ブタを示す。
て、1は胴、2は裏ブタを示す。
前記裏ブタ2の内側面外端方にはその外周に沿う突起2
aが形成されている。
aが形成されている。
この突起2aの外側には防水パツキン3が定着され、ま
た突起2aの内側には一部両端部をL型に新曲した所謂
一部断面略Z型のバイオネジ) IJング4の一端がロ
ー付等で一体に固定されている。
た突起2aの内側には一部両端部をL型に新曲した所謂
一部断面略Z型のバイオネジ) IJング4の一端がロ
ー付等で一体に固定されている。
従って、裏ブタ2は防水パツキン3を介して胴1を塞ぐ
、このとき前記防水パツキン3は、裏ブタ2の突起2a
によってできた断面り型部と胴1の下部開口縁に形成し
た、型断部とによって圧縮される。
、このとき前記防水パツキン3は、裏ブタ2の突起2a
によってできた断面り型部と胴1の下部開口縁に形成し
た、型断部とによって圧縮される。
一方、バイオネットリング4の先端爪部4aは、胴1の
内壁に形成されたバイオネット係合溝1aへ侵入する。
内壁に形成されたバイオネット係合溝1aへ侵入する。
パイヨネット構造は従前から周知のように、パイヨネッ
トリングを所定角度回転することによって係合するもの
であるから胴1に設けたパイヨネット係合溝の一部には
パイヨネットリング4の先端爪部4aが前記パイヨネジ
ト溝1aへ侵入できるよう案内サライ部1bが形成され
ている(第2図参照)。
トリングを所定角度回転することによって係合するもの
であるから胴1に設けたパイヨネット係合溝の一部には
パイヨネットリング4の先端爪部4aが前記パイヨネジ
ト溝1aへ侵入できるよう案内サライ部1bが形成され
ている(第2図参照)。
前記パイヨネットリング4の裏ブタ2へ固定する端面ば
、時計ムーブメント5に平行する平行面4bが形成され
、中枠6の押し上げ面を構成している。
、時計ムーブメント5に平行する平行面4bが形成され
、中枠6の押し上げ面を構成している。
さらに前記平行面4bは次のような役割を持っている。
すなわち、裏ブタ外表面に形成された斜面2bに斜面打
刻口(図示せず)を施するときの受面の役割を有し、正
確かつ美しくその上刻印型を長寿命化させるため安定し
た受子面4aとなっている。
刻口(図示せず)を施するときの受面の役割を有し、正
確かつ美しくその上刻印型を長寿命化させるため安定し
た受子面4aとなっている。
第2図は、パイヨネジト係止裏ブタ2の廻り止めの一実
施例を示したものである。
施例を示したものである。
通常は、胴に形成したパイヨネット係止溝1aの終端ま
たは別に形成した廻り止め片を利用しているのを、この
実施例では巻真パイプまたはボタンパイプ7を廻り止め
に利用したものである。
たは別に形成した廻り止め片を利用しているのを、この
実施例では巻真パイプまたはボタンパイプ7を廻り止め
に利用したものである。
この場合、パイヨネット係止溝1aを胴内全周に形成す
る単純な作業で出来る利点がある。
る単純な作業で出来る利点がある。
また第3図は裏ブタ2に電池蓋8をさらにパイヨネット
係止構造によって設けた例を示すものである。
係止構造によって設けた例を示すものである。
内国において9はガラス縁、10はガラス、11は文字
板受はリングを示している。
板受はリングを示している。
以上の構成において、本考案によれば、裏ブタをパイヨ
ネットによって胴に係合固定するようにしたから、胴の
厚み、径を余分に必要とすることなく、しかもパイヨネ
ット係止によって、裏ブタ全体をパツキン3で浮かした
状態になっているため、横方向および量ブタ方向からの
衝撃に対して瞬間的にパツキンがその衝撃を吸収し耐衝
撃性を有し、またパイヨネットリング4はバネ性のある
薄板で構成するから上下方向の衝撃に対しても吸収作用
を有し、外部から水圧等の圧力を受けても裏ブタがネジ
等と異なり完全には固定されていないので、圧力が加わ
るほどパツキン3の締代が増えるので防水性は格段と良
くなる利点を有する。
ネットによって胴に係合固定するようにしたから、胴の
厚み、径を余分に必要とすることなく、しかもパイヨネ
ット係止によって、裏ブタ全体をパツキン3で浮かした
状態になっているため、横方向および量ブタ方向からの
衝撃に対して瞬間的にパツキンがその衝撃を吸収し耐衝
撃性を有し、またパイヨネットリング4はバネ性のある
薄板で構成するから上下方向の衝撃に対しても吸収作用
を有し、外部から水圧等の圧力を受けても裏ブタがネジ
等と異なり完全には固定されていないので、圧力が加わ
るほどパツキン3の締代が増えるので防水性は格段と良
くなる利点を有する。
さらにパイヨネットリング4で中枠を押し上げることが
できるので、電池Eの位置がムーブメント外周に設置さ
れても簡単な内面加工挽きで電池蓋部が形成できる利点
を有し、またパイヨネジト裏ブタ係止により、組込み、
分解が簡便になると同時に確実に裏ブタを組み込みこと
ができ、組立、分解に格別な技能を必要としない画点が
ある。
できるので、電池Eの位置がムーブメント外周に設置さ
れても簡単な内面加工挽きで電池蓋部が形成できる利点
を有し、またパイヨネジト裏ブタ係止により、組込み、
分解が簡便になると同時に確実に裏ブタを組み込みこと
ができ、組立、分解に格別な技能を必要としない画点が
ある。
第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は要部
の平面図、第3図は他の実施例を示す断面図である。 1・・・胴、2・・・裏ブタ、3・・・パツキン、4・
・・パイヨネットリング、6・・・中枠、7・・・パイ
プ、8・・・電池蓋。
の平面図、第3図は他の実施例を示す断面図である。 1・・・胴、2・・・裏ブタ、3・・・パツキン、4・
・・パイヨネットリング、6・・・中枠、7・・・パイ
プ、8・・・電池蓋。
Claims (4)
- (1) 裏ブタ内側に一部断面路Z型バイヨネットリ
ングを一体的に設け、前記パイヨネットリングに相対す
る胴側面に、パイヨネット係合溝およびパイヨネットリ
ングの廻り止め部を設けてなるパイヨネット裏ブタ係合
構造となし、前記パイヨネットリングの内側一端は時計
ムーブメントまたは中枠を押し上げ保持するための平端
面を構威しであることを特徴とする携帯時計側。 - (2)パイヨネットリングの平端面は、裏ブタの外側斜
面一部に施される打刻印の受面をなすことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第1項記載による携帯時計側。 - (3)パイヨネットリングの廻り止め部は、胴側面のパ
イヨネット保合溝に突出す巻真パイプである実用新案登
録請求の範囲第1項記載の携帯時計側。 - (4)パイヨネット係合される裏ブタには、さらに電池
蓋がパイヨネットによって係合固定されている実用新案
登録請求の範囲第1項記載による携帯時計側。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978059336U JPS59636Y2 (ja) | 1978-05-01 | 1978-05-01 | 携帯時計側 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978059336U JPS59636Y2 (ja) | 1978-05-01 | 1978-05-01 | 携帯時計側 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54162267U JPS54162267U (ja) | 1979-11-13 |
JPS59636Y2 true JPS59636Y2 (ja) | 1984-01-09 |
Family
ID=28958958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978059336U Expired JPS59636Y2 (ja) | 1978-05-01 | 1978-05-01 | 携帯時計側 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59636Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008083054A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse | 表示リング固定板を備えた時計のムーブメント |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3062218B1 (fr) * | 2017-01-25 | 2020-11-27 | G&G Concept | Fixation de montre "capslock" |
EP4386489A1 (fr) * | 2022-12-15 | 2024-06-19 | ETA SA Manufacture Horlogère Suisse | Bague elastique d'emboitage pour l'emboitage d'un mouvement d'horlogerie et boite de montre comportant une telle bague elastique d'emboitage |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5542381Y2 (ja) * | 1974-04-17 | 1980-10-03 |
-
1978
- 1978-05-01 JP JP1978059336U patent/JPS59636Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008083054A (ja) * | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse | 表示リング固定板を備えた時計のムーブメント |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54162267U (ja) | 1979-11-13 |
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