JPS5916856Y2 - 携帯時計のリユウズ部構造 - Google Patents

携帯時計のリユウズ部構造

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Publication number
JPS5916856Y2
JPS5916856Y2 JP17990179U JP17990179U JPS5916856Y2 JP S5916856 Y2 JPS5916856 Y2 JP S5916856Y2 JP 17990179 U JP17990179 U JP 17990179U JP 17990179 U JP17990179 U JP 17990179U JP S5916856 Y2 JPS5916856 Y2 JP S5916856Y2
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JP
Japan
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crown
ring
winding stem
rattle
backlash
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Expired
Application number
JP17990179U
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English (en)
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JPS5696386U (ja
Inventor
光信 湯浅
元 三田村
Original Assignee
セイコーインスツルメンツ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は携帯時計で、特に高圧防水構造側に使用する
場合のリュウズ部に関するものである。
従来の高圧防水構造側に使用したリュウズ部構造は、通
常使用時においては第1図に示すように胴1の巻真穴1
aに打込み充てん接着された巻真パイプ2の頭部外周に
ネジ部2aを設け、リュウズ3の内面にもネジ部3aを
設はネジ固定するものである。
また、簡易ロックタイプとしては、第2図に示すように
、リュウズ3の内面にプラスチックパツキン3bを設け
、前記プラスチックパツキン3bと巻真パイプ2の外周
とにシメシロをもたせ固定するものが知られている。
しかし、第1図に示すようなリュウズ部構造では、固定
力及び防水性については優れているが、巻真パイプ2の
ネジ部2aとリュウズ内面のネジ部3aさらにリュウズ
バネ4などのスペース確保のため、リュウズ外径は少な
くとも5mm以上、リュウズ厚さは少なくとも3mm以
上と大きくなってしまいケース外観を著しく損う。
また、第2図のようなリュウズ部構造では、第1図のリ
ュウズ部構造よりリュウズ3が小型化、薄型化できる利
点はあるが、プラスチックパツキンを使用するため固定
力が弱く、リュウズの回転がおさえられないため、ユー
ザーに水中下での使用に不安感を与える等の欠点がある
この考案は上記の欠点を除去するために、巻真パイプ頭
部に溝部を設け、この溝部に金属の開口型のガタ止メC
リングの径方向の弾性変形によってリュウズ内径面に喰
付け、さらに前記ガタ止メCリングの開口部先端をリュ
ウズ内径面に喰込ませ、リュウズの回転をおさえること
によって、リュウズの片寄り、水中下における誤回転等
による防水不良を防止し、さらにリュウズ部を小型化、
薄型化することができることから最近の高圧防水構造側
の薄型化傾向に即した外観的にも優れたリュウズを使用
できるようにすることを目的としたものである。
以下第3図、第4図により詳細に説明する。
第3図はこの考案のリュウズ部の断面図であって、この
図において1は胴で巻真パイプ2が打込まれる巻真穴1
aを備えている。
2は巻真パイプで頭部に金属の開口型のガタ止メCリン
グ6を装着する溝部2bを備えている。
第4図は金属の開口型のガタ止めCリングのリュウズ内
径にセットされた状態図である。
その考案は上述のような構造になっており、組立てる際
には、胴1の巻真穴1aに巻真パイプ2を打込みロー付
は又は、充てん接着する。
さらに巻真パイプ2の溝部2bに金属の開口型のガタ止
メCリング6を装着し、リュウズ3の外周の溝に防水パ
ツキン5を装着し、巻真パイプ2にリュウズ3を組込み
喰付ける。
この時、ガタ止メCリング6は、弾性変形により、リュ
ウズ3の内径面を常に外へ押しつづけている。
またガタ止メCリング6の開口部先端6aをリュウズ3
の内径面に喰込みリュウズ3の回転をおさえている。
以上述べたように、この考案は巻真パイプの溝部に金属
の開口型のガタ止メCリングを装着し、ノユウズを喰付
は固定し防水パツキンによって防水するため、リュウズ
の径l及び厚さtが大幅に減少し、かつ喰付は固定後リ
ュウズが片寄りも回転もせず防水効率が大きく、リュウ
ズの引出し、押込み、喰付けを繰返し行なっても噴材強
度に変化はなく常に安定した保持力、防水効果を有する
さらに、リュウズの径l及び厚さtを小さくできること
によって、最近の携帯時計の高圧防水構造側の薄形化傾
向に即した外観的に優れたリュウズを使用することがで
きる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来の高圧防水構造側のリュウズ部の
断面図、第3図はこの考案の高圧防水構造側のリュウズ
部の断面図、第4図はこの考案の金属の開口型のガタ止
メCリングのリュウズ内径にセットされた状態の参考例
である。 1・・・・・・胴、2・・・・・・巻真パイプ、3・・
・・・・リュウズ、4・・・・・・リュウズバネ、5・
・・・・・防水パツキン、6・・・・・・ガタ止メCリ
ング、1a・・・・・・巻真穴、2a 、3 a・・・
・・・ネジ部、2b・・・・・・溝部、3b・・・・・
・パツキン、6a・・・・・・ガタ止メCリングの開口
部先端。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)胴に一体的に嵌め合わされた巻真パイプの頭部に
    環状溝部を設けると共に、この環状溝部に金属性の開ロ
    型ガタ止メCリングを装着し、前記ガタ止メCリングの
    径方向の弾性変形により、リュウズ内径面と前記ガタ止
    メリングとにシメシロを持たせリュウズ固定することを
    特徴とする携帯時計の高圧防水構造側のリュウズ部構造
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項において、前記ガ
    タ止メCリングの径方向の弾性変形により、リュウズを
    固定すると共に、前記ガタ止メCリングの開口部先端を
    リュウズ内径面に喰込ませ、リュウズの回転をおさえた
    ことを特徴とする携帯時計の高圧防水側のリュウズ部構
    造。
JP17990179U 1979-12-25 1979-12-25 携帯時計のリユウズ部構造 Expired JPS5916856Y2 (ja)

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JP17990179U JPS5916856Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 携帯時計のリユウズ部構造

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Publication Number Publication Date
JPS5696386U JPS5696386U (ja) 1981-07-30
JPS5916856Y2 true JPS5916856Y2 (ja) 1984-05-17

Family

ID=29690360

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JP17990179U Expired JPS5916856Y2 (ja) 1979-12-25 1979-12-25 携帯時計のリユウズ部構造

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JPS5696386U (ja) 1981-07-30

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