JP2515736Y2 - 時計リューズのネジロック構造 - Google Patents
時計リューズのネジロック構造Info
- Publication number
- JP2515736Y2 JP2515736Y2 JP12393690U JP12393690U JP2515736Y2 JP 2515736 Y2 JP2515736 Y2 JP 2515736Y2 JP 12393690 U JP12393690 U JP 12393690U JP 12393690 U JP12393690 U JP 12393690U JP 2515736 Y2 JP2515736 Y2 JP 2515736Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- crown
- screw
- pipe
- wall
- screw lock
- Prior art date
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は頭部及び軸部よりなるリューズと巻真とより
構成され、前記頭部に形成されている摺動穴内を前記巻
真が摺動することにより、前記摺動穴の先端で前記巻真
とが係合する時計リューズのネジロック構造に関するも
のである。
構成され、前記頭部に形成されている摺動穴内を前記巻
真が摺動することにより、前記摺動穴の先端で前記巻真
とが係合する時計リューズのネジロック構造に関するも
のである。
本考案に関する従来技術としては実開平1−81589号
公報に開示されているものがある。この従来構造は第3
図に示す様に、リューズ10の頭部内側に形成されたネジ
部10aとパイプ11の外周に形成されたネジ部11aとのネジ
係合によりロック固定される。また、パイプ11内部と軸
部12に装着したパッキン13とで防水をとっている。
公報に開示されているものがある。この従来構造は第3
図に示す様に、リューズ10の頭部内側に形成されたネジ
部10aとパイプ11の外周に形成されたネジ部11aとのネジ
係合によりロック固定される。また、パイプ11内部と軸
部12に装着したパッキン13とで防水をとっている。
しかし、パイプ内で防水をとり、外部でネジロックを
するリューズのネジロック構造は、リューズがネジロッ
ク位置に有る無いに関らず、時計を腕に携帯し潜水した
場合、リューズのネジ部及びパイプのネジ部が海水又は
水に常に触れ、腐食の可能性が極めて高く、ネジ部の腐
食が起こればリューズをネジロックすることができなく
なる等の問題があった。
するリューズのネジロック構造は、リューズがネジロッ
ク位置に有る無いに関らず、時計を腕に携帯し潜水した
場合、リューズのネジ部及びパイプのネジ部が海水又は
水に常に触れ、腐食の可能性が極めて高く、ネジ部の腐
食が起こればリューズをネジロックすることができなく
なる等の問題があった。
本考案の目的は、上記問題点を解決し、特にリューズ
のネジ部及びパイプのネジ部を防水し、腐食の防止と小
型のネジロック構造を提供するものである。
のネジ部及びパイプのネジ部を防水し、腐食の防止と小
型のネジロック構造を提供するものである。
本考案の構成は、胴に水密に固定されたパイプと、略
中央部の外壁に防水用のパッキングが装着された軸部と
頭部とを有するリューズと、巻真とで構成され、前記リ
ューズの軸部が前記パイプ内を摺動し、前記軸部に形成
されている摺動穴内を前記巻真が摺動すると共に、前記
摺動穴の先端で前記巻真とが係合するリューズのネジロ
ック構造において、胴の貫通穴に固定されているパイプ
の内端部の内壁にネジ部を形成し、該ネジ部に前記軸部
の先端部の外壁に形成したネジ部を螺合したことを特徴
とする時計リューズのネジロック構造である。
中央部の外壁に防水用のパッキングが装着された軸部と
頭部とを有するリューズと、巻真とで構成され、前記リ
ューズの軸部が前記パイプ内を摺動し、前記軸部に形成
されている摺動穴内を前記巻真が摺動すると共に、前記
摺動穴の先端で前記巻真とが係合するリューズのネジロ
ック構造において、胴の貫通穴に固定されているパイプ
の内端部の内壁にネジ部を形成し、該ネジ部に前記軸部
の先端部の外壁に形成したネジ部を螺合したことを特徴
とする時計リューズのネジロック構造である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は、時計リューズのネジロック構造を示す要部
断面図、第2図は、時計リューズのネジロック解除の状
態を示す要部断面図である。
断面図、第2図は、時計リューズのネジロック解除の状
態を示す要部断面図である。
胴3の外壁より内部に貫通する貫通穴5に、内端部の
内壁6aにネジ部8を形成したパイプ6がロー付け、接着
等により水密的に固着されている。
内壁6aにネジ部8を形成したパイプ6がロー付け、接着
等により水密的に固着されている。
一方、リューズ1は、頭部1aと軸部1bとよりなり、該
軸部1bには、巻真4が摺動する摺動穴2と、先端部の外
壁1cに前記パイプ6のネジ部8に螺着されるネジ部9
と、略中央部の外壁1cに防水用のパッキングを装着する
溝部10がそれぞれ形成されている。
軸部1bには、巻真4が摺動する摺動穴2と、先端部の外
壁1cに前記パイプ6のネジ部8に螺着されるネジ部9
と、略中央部の外壁1cに防水用のパッキングを装着する
溝部10がそれぞれ形成されている。
次に、前記リューズ1の摺動穴2内を摺動し、該摺動
穴2の先端で係合する様に巻真4を取付けると共に(詳
細は図示せず)、前記溝部10にパッキングを装着したリ
ューズ1を前記パイプ6内に挿入させる。次に、挿入し
たリューズ1を胴1の内部方向に押圧した状態で回転操
作させると、軸部1bに形成したネジ部9がパイプ6のネ
ジ部8に螺着されリューズ1はロックされる。
穴2の先端で係合する様に巻真4を取付けると共に(詳
細は図示せず)、前記溝部10にパッキングを装着したリ
ューズ1を前記パイプ6内に挿入させる。次に、挿入し
たリューズ1を胴1の内部方向に押圧した状態で回転操
作させると、軸部1bに形成したネジ部9がパイプ6のネ
ジ部8に螺着されリューズ1はロックされる。
上記の構成によリ、リューズ1がパイプ6と螺合する
しないに関らずリューズ1のネジ部9及びパイプ6のネ
ジ部8はパッキングにより防水されているので、ネジ部
の腐食は避けられる。更に軸部1bにネジ部9を形成した
ことにより、頭部1aの小型化が図れると共に、リューズ
1のロック解除時のガタも極めて小さくなる。
しないに関らずリューズ1のネジ部9及びパイプ6のネ
ジ部8はパッキングにより防水されているので、ネジ部
の腐食は避けられる。更に軸部1bにネジ部9を形成した
ことにより、頭部1aの小型化が図れると共に、リューズ
1のロック解除時のガタも極めて小さくなる。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、リュ
ーズ軸部の略中央部の外壁に装着された防水用のパッキ
ングとパイプの内壁とにより、パッキングが装着された
ところから内端側の軸部は防水化されている。即ち、リ
ューズとパイプの螺合部がパイプの内端部で防水化され
ているので、ネジ部の腐食を防止することができ、信頼
性の高いネジロック構造を提供することができる。
ーズ軸部の略中央部の外壁に装着された防水用のパッキ
ングとパイプの内壁とにより、パッキングが装着された
ところから内端側の軸部は防水化されている。即ち、リ
ューズとパイプの螺合部がパイプの内端部で防水化され
ているので、ネジ部の腐食を防止することができ、信頼
性の高いネジロック構造を提供することができる。
また、ネジ部をリューズの軸部の先端部に設けたこと
により、リューズの頭部が小型出来、更に、ロック解除
時もリューズのガタを極めて小さくすることができる。
により、リューズの頭部が小型出来、更に、ロック解除
時もリューズのガタを極めて小さくすることができる。
第1図及び第2図は本考案の実施例で第1図は、時計リ
ューズのネジロック構造を示す要部断面図、第2図は時
計リューズのネジロック解除の状態を示す要部断面図、
第3図は従来例で、時計リューズのネジロック構造を示
す要部断面図である。 1……リューズ、1a……頭部、1b……軸部、1c……外
壁、2……摺動穴、3……胴、4……巻真、5……貫通
穴、6……パイプ、6a……内壁、7……パッキン、8、
9……ネジ部、10……溝部。
ューズのネジロック構造を示す要部断面図、第2図は時
計リューズのネジロック解除の状態を示す要部断面図、
第3図は従来例で、時計リューズのネジロック構造を示
す要部断面図である。 1……リューズ、1a……頭部、1b……軸部、1c……外
壁、2……摺動穴、3……胴、4……巻真、5……貫通
穴、6……パイプ、6a……内壁、7……パッキン、8、
9……ネジ部、10……溝部。
Claims (1)
- 【請求項1】胴に水密に固定されたパイプと、略中央部
の外壁に防水用のパッキングが装着された軸部と頭部と
を有するリューズと、巻真とで構成され、前記リューズ
の軸部が前記パイプ内を摺動し、前記軸部に形成されて
いる摺動穴内を前記巻真が摺動すると共に、前記摺動穴
の先端で前記巻真とが係合するリューズのネジロック構
造において、胴の貫通穴に固定されているパイプの内端
部の内壁にネジ部を形成し、該ネジ部に前記軸部の先端
部の外壁に形成したネジ部を螺合したことを特徴とする
時計リューズのネジロック構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12393690U JP2515736Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 時計リューズのネジロック構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12393690U JP2515736Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 時計リューズのネジロック構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0479293U JPH0479293U (ja) | 1992-07-10 |
JP2515736Y2 true JP2515736Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31871614
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12393690U Expired - Fee Related JP2515736Y2 (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 時計リューズのネジロック構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515736Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3929859B2 (ja) * | 2002-09-06 | 2007-06-13 | セイコーインスツル株式会社 | 携帯時計 |
EP3736641A1 (fr) * | 2019-05-08 | 2020-11-11 | Omega SA | Tige-couronne d'une boîte de montre étanche, et boîte de montre la comprenant |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP12393690U patent/JP2515736Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0479293U (ja) | 1992-07-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |