JPS5848638Y2 - 回転ペゼル装置 - Google Patents
回転ペゼル装置Info
- Publication number
- JPS5848638Y2 JPS5848638Y2 JP6930978U JP6930978U JPS5848638Y2 JP S5848638 Y2 JPS5848638 Y2 JP S5848638Y2 JP 6930978 U JP6930978 U JP 6930978U JP 6930978 U JP6930978 U JP 6930978U JP S5848638 Y2 JPS5848638 Y2 JP S5848638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating bezel
- rotating
- bezel
- protection member
- outer periphery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Clocks (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は携帯時計の回転ベゼル装置に関し、特に着脱性
、再現性を改良した回転ベゼル装置に関する。
、再現性を改良した回転ベゼル装置に関する。
本考案の目的は、潜水用腕時計などの回転ベゼルを有す
る携帯時計において、回転ベゼルを容易に胴に対して着
脱でき、その着脱により、回転ベゼルに不要な変形や回
転トルクムラなどの機能異常などの影響を及ぼさない回
転ベゼル装置を得ることにある。
る携帯時計において、回転ベゼルを容易に胴に対して着
脱でき、その着脱により、回転ベゼルに不要な変形や回
転トルクムラなどの機能異常などの影響を及ぼさない回
転ベゼル装置を得ることにある。
従来の回転ベゼルを有する携帯時計側においては、第１
図の一実施例に示すとおり、胴１の外周部に設けられた
回転ベゼル２を着脱可能かつ回転可能に装着するための
喰付突起部１ａにこれに対応して前記回転ベゼル２に設
けられた喰付突起２ａを喰付係合させることにより、回
転ベゼル２を回転可能でしかも着脱可能に胴１に装着す
る構造であった。
図の一実施例に示すとおり、胴１の外周部に設けられた
回転ベゼル２を着脱可能かつ回転可能に装着するための
喰付突起部１ａにこれに対応して前記回転ベゼル２に設
けられた喰付突起２ａを喰付係合させることにより、回
転ベゼル２を回転可能でしかも着脱可能に胴１に装着す
る構造であった。
この構造においては、回転ベゼルの押込力が大きかった
り、コジアケ時に回転ベゼルに変形を生じ、回転トルク
を規制する回転ベゼルパツキン４とクリックボール３．
クリックバネ５の力が微妙に変化して回転トルクのバラ
ツキやクリック感が損なわれるなどの不具合が生じる危
険性があり、着脱再現性の点で好ましくなかった。
り、コジアケ時に回転ベゼルに変形を生じ、回転トルク
を規制する回転ベゼルパツキン４とクリックボール３．
クリックバネ５の力が微妙に変化して回転トルクのバラ
ツキやクリック感が損なわれるなどの不具合が生じる危
険性があり、着脱再現性の点で好ましくなかった。
本考案は、従来の欠点を除去するもので、ガラスの外周
を回転する回転ベゼルを有する携帯時計において、胴の
外周段部上に配置される前記回転ベゼルの外周部に保合
段部を設けるとともに、前記回転ベゼルの外側に回転ベ
ゼル保護部材を設け、該回転ベゼル保護部材は胴の前記
外周段部に載置される載置段部と、その上方内周部に回
転ベゼルの前記係合段部と係合して回転ベゼルを回転可
能に保持する保合段部とを設けるとともに、側方より回
転ベゼル保護部材を胴にネジにより固定し、その際、胴
の下方に押し下げる力を加えるよう構成したことにより
、簡単な構造で回転ベゼルに変形を与えることなく回転
ベゼルを胴に装着できる携帯時計の回転ベゼル装置を得
たものである。
を回転する回転ベゼルを有する携帯時計において、胴の
外周段部上に配置される前記回転ベゼルの外周部に保合
段部を設けるとともに、前記回転ベゼルの外側に回転ベ
ゼル保護部材を設け、該回転ベゼル保護部材は胴の前記
外周段部に載置される載置段部と、その上方内周部に回
転ベゼルの前記係合段部と係合して回転ベゼルを回転可
能に保持する保合段部とを設けるとともに、側方より回
転ベゼル保護部材を胴にネジにより固定し、その際、胴
の下方に押し下げる力を加えるよう構成したことにより
、簡単な構造で回転ベゼルに変形を与えることなく回転
ベゼルを胴に装着できる携帯時計の回転ベゼル装置を得
たものである。
本考案の一実施例を第２図により説明すると、１４は胴
で、外周に外周段部１４ｂを有し、その上に回転ベゼル
１３が配置される。
で、外周に外周段部１４ｂを有し、その上に回転ベゼル
１３が配置される。
１１は回転ベゼル保護部材で、下部に外周段部１４ｂに
載置する載置段部１１ Ｃを有し、上方内周に係合段部
１１ ａを有し、部分的に手で回転ベゼルを回すための
切欠部が２ケ所設けられており、側方より固定ネジ１２
で胴１４に着脱可能に固定されている。
載置する載置段部１１ Ｃを有し、上方内周に係合段部
１１ ａを有し、部分的に手で回転ベゼルを回すための
切欠部が２ケ所設けられており、側方より固定ネジ１２
で胴１４に着脱可能に固定されている。
１３は回転ベゼルで、係合段部１３ａが回転ベゼル保護
部材１１の係合段部１１ ａに係合し、胴に回転可能に
保持されている。
部材１１の係合段部１１ ａに係合し、胴に回転可能に
保持されている。
保護部材１１の固定ネジ用サラ４部１１ ｂの中心は、
固定ネジ穴中心１２ ａに対して、回転ベゼル側に偏心
テープがかけられてあり、固定ネジを締めてゆくと、固
定ネジ１２のツバ部１２ｂが保護部材のサライ部１１
ｂのテーパ部に当り、回転ベゼル保護部材１１を下方に
押し下げることにより、胴１４に対する定位置に回転ベ
ゼル保護部材１１を確実にしかも簡単に固定し得る。
固定ネジ穴中心１２ ａに対して、回転ベゼル側に偏心
テープがかけられてあり、固定ネジを締めてゆくと、固
定ネジ１２のツバ部１２ｂが保護部材のサライ部１１
ｂのテーパ部に当り、回転ベゼル保護部材１１を下方に
押し下げることにより、胴１４に対する定位置に回転ベ
ゼル保護部材１１を確実にしかも簡単に固定し得る。
１５は回転ベゼルパツキンで回転ベゼル１３を胴１４に
装着するための結合機構を設ける必要のない仕上りが良
好な胴１４の単一な外周円筒面１４ ａと胴装着時にも
変形することのない回転ベゼル１３の内周溝部１３ｂと
で構成されるパツキンボックスに収められており、バラ
ツキの少い締代とボックス比により、回転ベゼル１３を
回転させる際に、より安定した回転トルクを与えること
ができる。
装着するための結合機構を設ける必要のない仕上りが良
好な胴１４の単一な外周円筒面１４ ａと胴装着時にも
変形することのない回転ベゼル１３の内周溝部１３ｂと
で構成されるパツキンボックスに収められており、バラ
ツキの少い締代とボックス比により、回転ベゼル１３を
回転させる際に、より安定した回転トルクを与えること
ができる。
胴１４には下部にクリックバネ調整ネジ１９を有するス
リーブパイプ１６が固定されており、内部にステンレス
鋼線などの耐蝕性合金より戊るコイルバネ１７と、超硬
合金より戊るクリックボール１８が装着され、クリック
ボール１８は胴１４より飛び出して、回転ベゼル１３の
底面に設けられた１２０等分割もしくは６０等分割の溝
に係合し、位置決めされてクリック装置の役目を果して
いる。
リーブパイプ１６が固定されており、内部にステンレス
鋼線などの耐蝕性合金より戊るコイルバネ１７と、超硬
合金より戊るクリックボール１８が装着され、クリック
ボール１８は胴１４より飛び出して、回転ベゼル１３の
底面に設けられた１２０等分割もしくは６０等分割の溝
に係合し、位置決めされてクリック装置の役目を果して
いる。
本考案は上記の構成の様に、回転ベゼルの回転を円滑に
かつ安定したものにする効果が大きく、回転ベゼルを装
着するための係合機構が単純である為、回転ベゼルの着
脱が容易であり、またその際の各部材の変形もなく最終
的な結合固定をネジで行うために、衝撃に対しても信頼
性が高く、シかも回転ベゼル保護部材に下方に押し上げ
る力が加わっているから、載置段部１１ Ｃは胴の外周
段部１４ｂに隙間なく載置され、従って係合段部１１
ａの高さ位置も極めて安定することから、回転ベゼル１
３の係合段部１３ａの係合段部１３ ａの係合位置、係
合強さも安定し、回転力も安定した優れた回転ベゼル構
造を得たものであり、組込分解性、再現性が良く特に長
期的に良好に操作性が要求される回転ベゼル装置を有す
る携帯時計において実に有用なものである。
かつ安定したものにする効果が大きく、回転ベゼルを装
着するための係合機構が単純である為、回転ベゼルの着
脱が容易であり、またその際の各部材の変形もなく最終
的な結合固定をネジで行うために、衝撃に対しても信頼
性が高く、シかも回転ベゼル保護部材に下方に押し上げ
る力が加わっているから、載置段部１１ Ｃは胴の外周
段部１４ｂに隙間なく載置され、従って係合段部１１
ａの高さ位置も極めて安定することから、回転ベゼル１
３の係合段部１３ａの係合段部１３ ａの係合位置、係
合強さも安定し、回転力も安定した優れた回転ベゼル構
造を得たものであり、組込分解性、再現性が良く特に長
期的に良好に操作性が要求される回転ベゼル装置を有す
る携帯時計において実に有用なものである。
第１図は従来の構造の一実施例を示す部分縦断面図。
第２図は本考案の一実施例を示す部分縦断面図。
１１・・・・・・回転ベゼル保護部材、１１ ａ・・・
・・・回転ベゼル保護部材の係合段部、１１ Ｃ・・・
・・・回転ベゼル保護部材の載置段部、１２・・・・・
・固定ネジ、１３・・・・・・回転ベゼル、１３ａ・・
・・・・回転ベゼルの係合段部、１４・・・・・・胴、
１４ａ・・・・・・胴の外周段部、１５・・・・・・回
転ベゼルパツキン。
・・・回転ベゼル保護部材の係合段部、１１ Ｃ・・・
・・・回転ベゼル保護部材の載置段部、１２・・・・・
・固定ネジ、１３・・・・・・回転ベゼル、１３ａ・・
・・・・回転ベゼルの係合段部、１４・・・・・・胴、
１４ａ・・・・・・胴の外周段部、１５・・・・・・回
転ベゼルパツキン。
Claims (1)
- ガラスの外周を回転する回転ベゼルを有する携帯時計に
おいて、胴の外周段部上に配置される前記回転ベゼルの
外周部に保合段部を設けるとともに、前記回転ベゼルの
外側に回転ベゼル保護部材を設け、該回転ベゼル保護部
材は胴の前記外周段部に載置される載置段部と、その上
方内周部に回転ベゼルの前記保合段部と係合して回転ベ
ゼルを回転可能に保護する保合段部とを設けるとともに
、側方より回転ベゼル保護部材を胴にネジより固定し、
その際、胴の下方に押し下げる力を加えるよう構成した
ことを特徴とする回転ベゼル装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6930978U JPS5848638Y2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 回転ペゼル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6930978U JPS5848638Y2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 回転ペゼル装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54170871U JPS54170871U (ja) | 1979-12-03 |
| JPS5848638Y2 true JPS5848638Y2 (ja) | 1983-11-07 |
Family
ID=28978000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6930978U Expired JPS5848638Y2 (ja) | 1978-05-22 | 1978-05-22 | 回転ペゼル装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5848638Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-22 JP JP6930978U patent/JPS5848638Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54170871U (ja) | 1979-12-03 |
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