JPH0530151Y2 - - Google Patents

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JPH0530151Y2
JPH0530151Y2 JP6018287U JP6018287U JPH0530151Y2 JP H0530151 Y2 JPH0530151 Y2 JP H0530151Y2 JP 6018287 U JP6018287 U JP 6018287U JP 6018287 U JP6018287 U JP 6018287U JP H0530151 Y2 JPH0530151 Y2 JP H0530151Y2
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JP
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movement
operating knob
needle
rotating shaft
hole
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JP6018287U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアナログ時計における指針を修正する
針回し装置の改良に関するものである。
(従来技術) 従来一般に用いられている針回し装置は第5図
に示すように、ムーブメント50の針回し部材と
しての針回し軸52を地板50aより突出し、こ
の針回し軸52に係合部52aと段部52bを設
けており、係合部52aを嵌合する嵌合穴54a
を操作つまみ54に設け、操作つまみ54を、そ
の端部54bが針回し軸52の段部52bと係合
するまで圧入し、針回し軸52と操作つまみ54
を一体に結合し、操作つまみ54を枠体外へ回転
自在に支承していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記針回し装置においては、操作
つまみ54の抜け防止のため、操作つまみ54を
針回し軸52に圧入しなければならず、その圧入
作業が容易ではないという欠点があり、また、操
作つまみ54を針回し軸52に一体に結合してい
るため、軸長さが長いと、操作つまみ54に揺ら
つきが生じてしまうという問題があつた。
本考案は上記従来の欠点を解決するために為さ
れたものであり、その目的は、操作つまみと針回
し部材の結合が容易であり、かつ、操作つまみの
揺らつきを防止できる針回し装置を提供すること
である。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案では、針回し
軸を貫通可能な穴を有するムーブメントと、この
ムーブメントを取り付けた前枠と、この前枠と結
合する後枠と、前記針回し軸と結合する操作つま
みと、を具備した時計において、操作つまみに設
けたつば部のムーブメント方向側と、ムーブメン
トの穴の近傍と、のどちらか一方に係合凸部を設
け、後枠に、先端が前記つば部と係合可能であ
り、前記操作つまみを回転自在に挿入するパイプ
部を設けたことを特徴とする。
(実施例) 以下図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第
2図は第1図の要部拡大背面図、第3図は第1図
で用いられているムーブメントの背面図である。
時計体2は、前枠4と後枠6とをねじ(図示せ
ず)にて結合することにより形成されている。前
枠4には文字板受け8が設けられており、文字板
受け8の裏側に、ムーブメント10をねじ12に
て取り付け、表側に文字板14を粘着テープなど
によつて貼着したのち、ムーブメント10の各指
針パイプに指針16をそれぞれ取り付け、更にカ
バーガラス18を嵌着している。
20は歯車20aを有した目安合せ軸・時刻修
正軸などの針回し軸であり、前地板22に突設し
た突起22aと、中板24に穿設した穴24a
と、により支承され、端部20bが後地板26よ
りも突出し、枠体内28に在る。
針回し軸20を操作する操作つまみ30は、針
回し軸20の断面形状を四角形としている端部2
0bを挿入嵌合する嵌合穴32と、つば部34を
有しており、針回し軸20を嵌合後、後枠6を前
枠4に結合することにより、後枠6に設けたパイ
プ部36によつて枠体外へ回転自在に支承されて
いる。
この際、操作つまみ30のつば部34が、後地
板26に穿設した穴26aの近傍に周設した係合
凸部38と、パイプ部36の先端36aにより挟
持されているため、操作つまみ30は、その抜け
及び揺らつきが防止されている。
尚、つば部34が係合凸部38とパイプ部36
の先端36aにより挟持された状態にあるが、操
作つまみ30は十分に回転可能な状態にあり、指
針修正時に、操作つまみ30が回しずらいなどの
影響がでる恐れはない。
更に、本実施例において、後地板26より突出
した針回し軸20の端部20bの断面形状を四角
形としているが、端部20bの断面形状はこの形
状に限定されるものではなく、操作つまみ30が
針回し軸20を回転可能に係合できる形状であれ
ばよい。
また、本実施例では、係合凸部38を後地板2
6の穴26a近傍に周設しているが、第4図に示
すようにつば部40のムーブメント方向側に係合
凸部42を周設し、操作つまみ44の針回し軸4
6との結合時に、前記係合凸部42が後地板48
と係合する実施であつてもよい。
(考案の効果) 本考案の針回し装置によれば、従来の如く、操
作つまみを針回し軸に圧入結合することなく、操
作つまみの抜けが防止されるため、組立作業性が
著しく向上し、また、操作つまみの揺らつきが防
止できるという効果がある。更に、時計体の組立
終了時において、操作つまみに設けたつば部が、
ムーブメントに穿設した穴を覆うため、ムーブメ
ント内へのゴミや埃の進入を防止するという効果
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す断面図。第2
図は第1図の要部拡大背面図。第3図は第1図で
用いられているムーブメントの背面図、第4図は
本考案の他の実施例を示す断面図。第5図は従来
例を示す断面図。 4……前枠、6……後枠、10……ムーブメン
ト、20,46……針回し軸、26a……穴、3
0,44……操作つまみ、34,40……つば
部、36……パイプ部、36a……先端、38,
42……係合凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 非円形の針回し軸を貫通可能な穴を背面に有す
    るムーブメントと、このムーブメントを取り付け
    た前枠と、この前枠と結合する後枠と、前記針回
    し軸と嵌合する操作つまみと、を具備し、操作つ
    まみに設けたつば部のムーブメント側と、ムーブ
    メントの穴の近傍と、のどちらか一方に係合凸部
    を設け、後枠には先端が前記つば部と係合可能で
    あり、前記操作つまみを回転自在に挿入可能なパ
    イプ部を設けたことを特徴とする時計の針回し装
    置。
JP6018287U 1987-04-21 1987-04-21 Expired - Lifetime JPH0530151Y2 (ja)

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JP6018287U JPH0530151Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JP6018287U JPH0530151Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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Publication Number Publication Date
JPS63167289U JPS63167289U (ja) 1988-10-31
JPH0530151Y2 true JPH0530151Y2 (ja) 1993-08-02

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