JPH0530152Y2 - - Google Patents

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JPH0530152Y2
JPH0530152Y2 JP6018387U JP6018387U JPH0530152Y2 JP H0530152 Y2 JPH0530152 Y2 JP H0530152Y2 JP 6018387 U JP6018387 U JP 6018387U JP 6018387 U JP6018387 U JP 6018387U JP H0530152 Y2 JPH0530152 Y2 JP H0530152Y2
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JP
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hole
movement
needle
knob
operation knob
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JP6018387U
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JPS63167290U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はアナログ時計における指針を修正する
針回し装置の改良に関するものである。
(従来技術) 従来一般に用いられている針回し装置は、第4
図に示すように、ムーブメント56の針回し部材
としての針回し軸58を突出し、この針回し軸5
8に係合部58aと段部58bを設けており、係
合部58aを嵌合する嵌合穴60aを操作つまみ
60に設け、操作つまみ60を、その端部60b
が針回し軸58の段部58bと係合するまで圧入
し、針回し軸58と操作つまみ60を一体に結合
し、操作つまみ60を枠体62に設けた穴62a
より、枠体62外へ突出していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記針回し装置では、針回し軸5
8と操作つまみ60の結合時の長さが一定に設定
されているため、ムーブメント56を厚さの違う
時計体に用いる場合においては、時計体の厚さに
伴つて、長さの違う操作つまみを用いなければな
らず、コストが高くなつてしまうという問題があ
つた。
本考案は上記従来の問題を解決するために為さ
れたものであり、その目的は、厚さの違う時計体
であつても、操作つまみを変える必要のない針回
し装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案では、ムーブ
メントを前面から収納可能な収納凹部を有した前
枠と、この前枠と結合する後枠と、前記ムーブメ
ントの針回し部材と結合する操作つまみと、を具
備した時計において、収納凹部に穴部を穿設する
と共に、この穴部近傍に係合凸部を設け、操作つ
まみに前記係合凸部と係合するつば部を設け、後
枠に、先端が前記つば部と係合可能であり、前記
操作つまみを回転自在に挿入するパイプ部を設け
たことを特徴とする。
(実施例) 以下図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。第1図は本考案の針回し装置を厚さL1の時
計体に用いた実施例を示す断面図、第2図は本考
案の針回し装置を厚さL2の時計体に用いた実施
例を示す断面図をそれぞれ示している。
第1図に示す時計体2は、前枠4と後枠6とを
ねじ8にて結合することにより形成され、その厚
さはL1である。この前枠4には、ムーブメント
10を前面から収納する収納凹部12が設けられ
ており、前枠4は、収納凹部12にムーブメント
10をねじ(図示せず)により取り付けたのち、
文字板14を粘着テープなどにより貼着し、ムー
ブメント10の各指針パイプに指針16をそれぞ
れ取り付け、最後にカバーガラス18を嵌着す
る。
ムーブメント10は、収納凹部12に開口部2
0を設けることにより、枠体内22に配置した図
示を省略する鳴止めスイツチ、ブザー、電池ホル
ダー、とそれぞれリード線(図示せず)を介して
接続される。ムーブメント10の針回し部材とし
ての針回し軸24は、収納凹部12に穴部26を
穿設することにより、枠体内22に突出してい
る。
操作つまみ28には、針回し軸24を挿入嵌合
可能な嵌合穴30と、つば部32が設けられてお
り、嵌合穴30は針回し軸24を十分に挿入可能
な深さに穿設され、つば部32は、操作つまみ2
8の針回し軸24との結合時において、収納凹部
12に設けた穴部26の近傍に周設した高さl1
係合凸部34と係合するものである。
36は後枠6に設けたパイプ部であり、このパ
イプ部36には、操作つまみ28が回転自在に挿
入され、後枠6の前枠4との結合時において、パ
イプ部36の先端36aが、操作つまみ28のつ
ば部32と係合するものである。
よつて、操作つまみ28は、つば部32が、係
合凸部34とパイプ部36の先端36aにより挟
持されるため、抜けが防止される。尚、この状態
において、操作つまみ28は十分に回転可能な状
態にあり、指針修正時に指針が回しずらいなどの
影響がでる恐れはない。
次に第2図に示す時計体38について説明す
る。尚、第2図において、第1図と同一部材には
同一符号を付し、その説明を省略する。
時計体38は、前枠40と後枠6とから形成さ
れ、その厚さはL2である。
前枠40に設けた収納凹部42には、ムーブメ
ント10の針回し軸24を突出するための穴部4
4が穿設されており、この穴部44の近傍には、
高さl2の係合凸部46が周設されている。
よつて、操作つまみ28の針回し軸24との結
合時において、操作つまみ28のつば部32が、
係合凸部46とパイプ部36の先端36aにより
挟持され、抜けが防止される。
このように、本実施例において、時計体2の厚
さL1と時計体38の厚さL2との差は、係合凸部
34の高さl1と係合凸部46の高さl2との差であ
り、時計体2,38の厚さを変えても、同じ操作
つまみ28を用いることができる。
第3図には本考案の他の実施例を示している。
この実施における操作つまみ48には、ムーブメ
ント10の針回し部材としての針回しつまみ50
に設けられた係合穴52に挿入嵌合可能な嵌合部
54を突設しており、針回しつまみ50を操作す
るものである。
尚、上記実施例において、リング状の係合凸部
を穴部近傍に周設しているが、本考案に用いられ
る係合凸部はその形状がリング状に限定されるも
のではなく、例えば、穴部の近傍に複数の支柱を
突設した実施であつてもよい。
(考案の効果) 本考案の針回し装置によれば、厚さの違う時計
体であつても、同じ操作つまみを用いることがで
きるため、コストを安くすることができるという
効果があるばかりでなく、従来のように、操作つ
まみを針回し部材に圧入結合しなくとも、操作つ
まみに設けたつば部が係合凸部とパイプ部の先端
とにより挟持されることにより、操作つまみの抜
けが防止でき、これにより組立作業性が向上する
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の一実施例の断面図
を示し、第1図は厚さL1の時計体、第2図は厚
さL2の時計体をそれぞれ示している。第3図は
本考案の他の実施例を示す断面図。第4図は従来
例を示す断面図。 4,40……前枠、6……後枠、10……ムー
ブメント、12……収納凹部、24……針回し
軸、26,44……穴部、28,48……操作つ
まみ、32……つば部、34,46……係合凸
部、36……パイプ部、36a……先端、50…
…針回しつまみ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ムーブメントを前面から収納可能な収納凹部を
    有した前枠と、この前枠と結合する後枠と、前記
    ムーブメントの針回し部材と結合する操作つまみ
    と、を具備した時計において、収納凹部に前記針
    回し部材と同軸に穴部を穿設すると共に、この穴
    部近傍に係合凸部を設け、操作つまみに前記係合
    凸部と係合するつば部を設け、後枠には先端が前
    記つば部と係合可能であり、前記操作つまみを回
    転自在に挿入可能なパイプ部を設けたことを特徴
    とする時計の針回し装置。
JP6018387U 1987-04-21 1987-04-21 Expired - Lifetime JPH0530152Y2 (ja)

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JP6018387U JPH0530152Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JP6018387U JPH0530152Y2 (ja) 1987-04-21 1987-04-21

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JPS63167290U JPS63167290U (ja) 1988-10-31
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JPH089666Y2 (ja) * 1989-12-07 1996-03-21 リズム時計工業株式会社 時計体

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JPS63167290U (ja) 1988-10-31

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