JPH0648465Y2 - 防水時計 - Google Patents

防水時計

Info

Publication number
JPH0648465Y2
JPH0648465Y2 JP1986025927U JP2592786U JPH0648465Y2 JP H0648465 Y2 JPH0648465 Y2 JP H0648465Y2 JP 1986025927 U JP1986025927 U JP 1986025927U JP 2592786 U JP2592786 U JP 2592786U JP H0648465 Y2 JPH0648465 Y2 JP H0648465Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dial
packing
retainer
frame
exterior frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1986025927U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62140380U (ja
Inventor
孝司 菊地
一雄 飯塚
Original Assignee
株式会社精工舎
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社精工舎 filed Critical 株式会社精工舎
Priority to JP1986025927U priority Critical patent/JPH0648465Y2/ja
Publication of JPS62140380U publication Critical patent/JPS62140380U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0648465Y2 publication Critical patent/JPH0648465Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、屋外などに設置される防水時計に関するもの
である。
(従来の技術) 従来から屋外などに設置される時計では、雨水が外装枠
とガラスとの間隙から侵入するのを防ぐための防水構造
を有している。この構成は、外装枠の先端と文字板の先
端との間で、前面ガラスの外周部を支持するパッキンを
挟持し、文字板の背面を押え金具で押圧し、この押え金
具をねじで外装枠に固定するものである。また、この押
え金具は、コ字状のもので、前片、中央片、後片とを一
体的に形成したもので、この押え金具の前片で、文字板
の先端を押圧し、また中央片の長孔と外装枠のねじ孔に
は、ねじを貫通させ、このねじにナットを螺合するよう
になっている。
そして、組立に際して、押え金具の前片を文字板の先端
に人の力で押圧し、ガラスのパッキンを外装枠方向に押
し付け、この押圧状態を保ちながら固定ねじを外装枠の
ねじ孔とこの押え金具の長孔を貫通させ、このねじにナ
ットを螺合させてこの押え金具を固定するものである
(実開昭58−74178号公報)。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、従来技術では、押え金具を文字板の方へ指先で
押し付け、この押圧状態を保ちながら、ねじをねじ込む
ので作業性が悪いという問題がある。
そこで本考案の目的は、組立の作業性が良く、構成が簡
単で、安価な防水時計を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴は、外装枠とねじ手段と文字板押え金具と
を不可分的に結合させたもので、この文字板押え金具
を、その一端部と他端部とが鈍角に屈成して略L字状に
形成されている。当該文字板押え金具の他端部は、文字
板の背後に配設され、ねじ手段は、文字板押え金具の他
端部が前進して文字板の背面を押圧しパッキンを外装枠
へ密着させるべく、外装枠の側壁に形成された透孔を遊
びを持って貫通して、文字板押え金具の一端部にねじ込
まれるところにある。
(作用) そのため、文字板押え金具の一端部に、ねじ手段を外装
枠の透孔を貫通してねじ込んでゆくと、文字板押え金具
の他端部は自動的に前進し、文字板の背面を押圧し、文
字板をパッキン方向に移動させて、パッキンを外装枠へ
密着させる。
(実施例) 第1図において、文字板1は断面ほぼコ字状をなしてお
り、その背面にムーブメント2を取り付けてある。ムー
ブメント2から文字板1を貫通して前面に突出する指針
軸(図示せず。)には、指針3,3が固着してある。文字
板1の外周部1aの前面と外装枠4の前端部4aとの間に
は、パッキン5が挟持されている。パッキン5は、前面
ガラス6の外周部6aに嵌合しており、この前面ガラス6
を支持している。外装枠4内であって文字板1の背後に
は、文字板押え金具7が配設されている。
文字板押え金具7は、側面形状が鈍角をなす略L字状の
板体であって、その一端部7aには外装枠4の側壁に開け
られた透孔4bを遊びを持って貫通するねじ手段8がねじ
合わされている。文字板押え金具7の一端部7aと鈍角を
なす他端部7bは、このねじ手段8のねじ込みにより前進
し、文字板1の背面を前方へ押しており、パッキン5の
前面を外装枠4の前端部4aに強く押し付け、密着させて
いる。また、ゴム座9は、ねじ手段8と外装枠4との間
に介装され、透孔4bからの水滴などの侵入を防いでい
る。
組立に際しては、第2図に示すように、外装枠4の背後
から、外周にパッキン5を備えた前面ガラス6を挿入
し、ムーブメント2および指針3,3を備えた文字板1を
挿入する。ついで複数個の文字板押え金具7を挿入し、
それぞれの一端部7aに、外装枠4の側壁に形成された透
孔4bを貫通したねじ手段8を、均等にねじ込んでゆく。
これにより、文字板押え金具7の他端部7bは次第に前進
してゆき、文字板1の背面を前方へ、つまり矢印Fのよ
うに押圧する。それによって、文字板1をパッキン5の
方向に移動させ、文字板1の外周部1aを介してパッキン
5を押圧し、このパッキンの前面を外装枠4の前端部4a
に強圧して、第1図示のように両者間を密着させる。
(考案の効果) 以上の構成を有する本考案は、外装枠と、ねじ手段と、
文字板押え金具とが有機的に結合しているため、この外
装枠の透孔を貫通したねじ手段が、文字板押え金具の一
端部にねじ合わせるのみによって、自動的に文字板を前
方へ押し出して、パッキンを外装枠に密着させるので、
防水性が安定しており、組込作業が容易であり、構成が
簡単で、安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例であって、第1図は一部切欠側
面図、第2図は組込作業の状態を説明する断面図、第3
図は文字板押え金具の斜視図である。 1……文字板、 1a……外周部、 2……ムーブメント、 4……外装枠、 4a……前端部、 4b……透孔、 5……パッキン、 6……前面ガラス、 6a……外周部、 7……文字板押え金具、 7a……文字板押え金具の一端部、 7b……文字板押え金具の他端部、 8……ねじ手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装枠と、前面ガラスと、背面にムーブメ
    ントを取り付けてある文字板と、パッキンと、複数の文
    字板押え金具と、複数のねじ手段とよりなり、 上記パッキンは、上記前面ガラスの外周部を支持するも
    ので、当該パッキンは、上記外装枠の前端部と上記文字
    板の外周部との間で挟持されており、 上記文字板押え金具は、その一端部と他端部とが鈍角に
    屈成して略L字状に形成されたもので、当該文字板押え
    金具のこの他端部は、上記文字板の背後に配設され、 上記ねじ手段は、上記文字板押え金具の上記他端部が前
    進して上記文字板の背面を押圧し上記パッキンを上記外
    装枠へ密着させるべく、上記外装枠の側壁に形成された
    透孔を遊びを持って貫通して、上記文字板押え金具の上
    記一端部にねじ込まれる ことを特徴とする防水時計。
JP1986025927U 1986-02-25 1986-02-25 防水時計 Expired - Lifetime JPH0648465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986025927U JPH0648465Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 防水時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986025927U JPH0648465Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 防水時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62140380U JPS62140380U (ja) 1987-09-04
JPH0648465Y2 true JPH0648465Y2 (ja) 1994-12-12

Family

ID=30826531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986025927U Expired - Lifetime JPH0648465Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25 防水時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0648465Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5874178U (ja) * 1981-11-14 1983-05-19 松下電工株式会社 時計の文字板取付構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62140380U (ja) 1987-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0648465Y2 (ja) 防水時計
JPS6231409U (ja)
JPS635562Y2 (ja)
JPH0535347Y2 (ja)
JPH0138549Y2 (ja)
JPS635021Y2 (ja)
JPH0120884Y2 (ja)
JPH0530151Y2 (ja)
JPS6240585U (ja)
JPS61201235U (ja)
JPS62140165U (ja)
JPS6393673U (ja)
JPS61162194U (ja)
JPS61158890U (ja)
JPS63108138U (ja)
JPH02118974U (ja)
JPS6426564U (ja)
JPH0339980U (ja)
JPS61188013U (ja)
JPS62117587U (ja)
JPH03109114U (ja)
JPS62135922U (ja)
JPS6367895U (ja)
JPS6361182U (ja)
JPS62143282U (ja)