JPH0535347Y2 - - Google Patents

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JPH0535347Y2
JPH0535347Y2 JP2744788U JP2744788U JPH0535347Y2 JP H0535347 Y2 JPH0535347 Y2 JP H0535347Y2 JP 2744788 U JP2744788 U JP 2744788U JP 2744788 U JP2744788 U JP 2744788U JP H0535347 Y2 JPH0535347 Y2 JP H0535347Y2
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center
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は時計の文字板固定構造に関する。
(従来の技術) 従来、時計機構体を前板に固定する手段として
第4図に示すような中心ネジによる螺着手段が知
られている。
これは、表示パイプ2が貫通するボルト4を時
計機構体6に設け、該ボルト4を前板8の前板中
心孔10及び文字板12の文字板中心孔14に貫
通させ、中心ネジ(ナツト)16を前記ボルト4
に螺着するものである。
(考案が解決しようとする問題点) 第4図において、文字板中心孔14の周囲は中
心ネジ16によつて強固に押えられているので文
字板が指針18方向に浮き上がることはない。し
かしながら、中心ネジ16との係合部分は締め付
けの際に、中心ネジ16によつて塗装面が擦れる
ので塗装がはがれて塵が発生する。また、前板8
の材質が合板の様な歪み易い材質であると第4図
の様に文字板12自体も歪むために、中心ネジ1
6の周辺に隆起部が生じて見栄えが悪くなつてし
まうという問題があつた。更に、中心ネジ16で
固定しただけでは文字板12の外周近傍を軽く回
すだけで文字板12が回つてしまうので、文字板
12の背面に両面粘着テープを貼りつけて文字板
12の回転止めをしなければならなかつた。
本考案の目的は、簡単な構成にて文字板の中心
ネジ近傍の見栄えを損うことなく前板に時計機構
体を固定でき、かつ、文字板の回転止めも果たす
ことができる時計の文字板固定構造を提供するこ
とである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために本考案では、時計機
構体の表示パイプと同軸に設けられた螺着部を文
字板や前板に設けた各中心孔に貫通し、該螺着部
に中心ネジを螺着固定する時計機構体の固定構造
において、前記文字板中心孔内に突出する突部が
設けられた文字板と、前記螺着部に螺着固定され
た際に前記突部のみを前記前板中心孔内に押圧固
定可能なテーパ面を有する中心ネジと、を備えた
ことを特徴とする。
(実施例) 第1〜3図には本考案に係る時計機構体と文字
板及び前板の結合構造が示されている。
前板20の前板中心孔22には2個の傾斜面2
4を有する係止溝26が設けてあり、文字板28
の文字板中心孔30内には前記係止溝26と係止
する突部32が突設されている。該突部32の先
端間は第1図の中心ネジ34の小径部36よりも
若干大きく設定されている。また前記前板20の
係止溝26は第1図の様に中心ネジ34の大径部
38の下面に隠れる大きさに設定されている。中
心ネジ34には、前記大径部38と小径部36の
間にテーパ面40が設けられ、該テーパ面40の
大径面は前板中心孔22の径より大きく設定され
ている。
次に時計機構体6と文字板28及び前板20の
結合状態を説明する。
第1図において、時計機構体6のボルト4に中
心ネジ34が螺着されると、テーパ面40が文字
板28の突部32を押圧し、これによつて該突部
32は前板20の係止溝24内に押圧固定され
る。中心ネジ34の大径部38の下面は文字板2
8の表面と間隙42を介した位置で結合が完了す
るので、中心ネジ34によつて文字板28が擦れ
ることがない。また、突部32の側面が係止溝2
6の側面に係合した状態で前板20と文字板28
は結合される。
図示実施例において、前板20の前板中心孔2
2に係止溝26を設けたが、前板20の材質が例
えば合板等の押圧力によつて変形し易い部材で構
成されている場合では、前記係止溝26が設けて
なくても、文字板28の突部32が前板中心孔2
2内に食い込むので文字板28の前板20に対す
る回転は防止できる。また、前記突部32の先端
を食い込み易いように鋭角に成形したり、前板中
心孔22方向に折曲形成してもよい。更に、中心
ネジを雄ネジとし、時計機構体側に雌ネジを設け
た構成でもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、従来の様に中心孔周囲に歪み
が生じないので、表面に艶をつけて見栄えをよく
した文字板を装着しても外観を損うことはない。
また、前板に文字板中心孔の突部が食い込んだ
り、前板中心孔の係止溝と係合したりするので、
文字板が前板に対して回転しない。従つて、従来
の様に文字板背面に粘着テープを貼つて回転止め
を行う等の作業が不要となるので、組立作業工数
の大幅な低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る文字板固定構造の断面
図。第2図aは前板中心孔の平面図。第2図bは
第2図aのA−A線断面図。第3図は文字板中心
孔の平面図。第4図は従来の文字板固定構造の断
面図である。 6……時計機構体、20……前板、22……前
板中心孔、28……文字板、30……文字板中心
孔、32……突部、34……中心ネジ、40……
テーパ面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 時計機構体の表示パイプと同軸に設けられた螺
    着部を文字板や前板に設けた各中心孔に貫通し、
    該螺着部に中心ネジを螺着固定する時計機構体の
    固定構造において、 前記文字板中心孔内に突出する突部が設けられ
    た文字板と、 前記螺着部に螺着固定された際に前記突部のみ
    を前記前板中心孔内に押圧固定可能なテーパ面を
    有する中心ネジと、 を備えた時計の文字板固定構造。
JP2744788U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0535347Y2 (ja)

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JP2744788U JPH0535347Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

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JPH01131189U JPH01131189U (ja) 1989-09-06
JPH0535347Y2 true JPH0535347Y2 (ja) 1993-09-08

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JPH01131189U (ja) 1989-09-06

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