JPH0118611Y2 - - Google Patents

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JPH0118611Y2
JPH0118611Y2 JP9005283U JP9005283U JPH0118611Y2 JP H0118611 Y2 JPH0118611 Y2 JP H0118611Y2 JP 9005283 U JP9005283 U JP 9005283U JP 9005283 U JP9005283 U JP 9005283U JP H0118611 Y2 JPH0118611 Y2 JP H0118611Y2
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JP
Japan
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plate
enamel
finished
back side
stud
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JP9005283U
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JPS60365U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ホーロー仕上された薄板を溶植ス
タツドにて取り付ける際に溶植スタツドの引つ張
りによる歪が表面に直接発生しないようにしたホ
ーロー仕上の板構造に関する。
まず、第1図によつて従来のホーロー仕上の板
構造を説明する。図中、1はホーロー仕上板で、
このホーロー仕上板1の表面にホーロー層1bが
焼成されており、ホーロー仕上板1の裏面にスタ
ツドネジ2が溶接されている。
このようなホーロー仕上板1を取付部材6に取
り付ける際に、取付部材6の裏面側に平座金5、
バネ座金4を順次スタツドネジ2に挿入して、ナ
ツト3をスタツドネジ2に螺着するようにしてい
る。
この際、ナツト3をネジ込むと、スタツドネジ
2が右方へ引つ張られ、ホーロー仕上板1のスタ
ツドネジ2との接合個所に局部的な歪が発生す
る。この歪が大きくなると、ホーロー仕上板1の
表面に焼成された硬くてもろい性質を有するホー
ロー層1bが破壊されて、ヒビ割れや、かける不
具合が発生するおそれがある。
ホーロー層1bの破壊をささせるためには、ス
タツドネジ2を強く締めることをさけねばなら
ず、その場合、ホーロー仕上板1を取付部材6に
強固に固定することが困難である。
さらに、ナツト3を注意して締めねばならず、
作業時間を多く要するばかりか、強固に締め付け
るためには、溶植スタツドの取付数を多くする必
要があつた。
また、ホーロー仕上板1のコーナー部1cが均
一な厚さに仕上げできず、意匠的にも見映えのし
ないものである。
この考案は、上記従来の欠点を解消するために
なされたもので、ホーロー仕上板を取付部材に強
固に固定した場合でも、ホーロー仕上板の表面の
ホーロー層が破壊しないばかりか、取付部材に強
固にホーロー仕上板を取付けることができるホー
ロー仕上の板構造を提供することを目的とする。
以下、この考案のホーロー仕上の板構造の実施
例について図面に基づき説明する。第2図はその
一実施例の構成を示す断面図、第3図は第2図の
正面図である。この第2図および第3図の両図に
おいて、第1図と同一部分には同一符号を付して
その説明を省略し、従来とは異なる部分を重点的
に述べる。
この第2図において、1aはホーロー仕上板1
を180度折り曲げて構成された裏側板であり、ホ
ーロー仕上板1と裏側板1aとは、スタツドネジ
2の取付位置から、取付部材6に設けられたスタ
ツドネジ2の貫通する穴の直径の3倍以上の距離
にて点溶接で接合されている。
すなわち、ナツト3をスタツドネジ2にネジ込
むことによつて生じるホーロー仕上板1の歪は裏
側板1aの部分に発生し、ホーロー仕上板1の表
面のホーロー層1bには、歪が発生しないため、
ホーロー仕上板1を取付部材6に強固に固定する
ことが可能となる。
また、コーナ部1cが曲面になることにより、
この部分のホーロー層を均一な厚さで仕上ること
ができ、コーナ部1cの意匠的見映えの向上とも
なる。
第4図はこの考案のホーロー仕上の板構造の他
の実施例を示す断面図で、図中、第2図は同一部
分は同一符号を付してその説明を省略する。7は
ホーロー仕上板1の裏面にスタツドネジ2の取付
位置から、取付部材6に設けられたスタツドネジ
2の貫通する穴の直径の3倍以上離れた位置に
て、点溶接で接合された座板である。
この実施例も第2図の場合と同様に、ナツト3
をスタツドネジ2にネジ込むことによつて、生じ
る歪は座板7の部分に発生し、表面のホーロー層
には歪が発生しないため、ホーロー仕上板1を取
付部材6に強固に固定することが可能となる。
以上説明したように、この考案のホーロー仕上
の板構造によれば、ホーロー仕上板の裏面にスタ
ツドネジを取り付けるための板を設けてナツトを
スタツドネジに強くネジ込む際に発生するホーロ
ー仕上板の歪を生じないようにしたので、表面の
ホーロー層の破壊が生じなくなり、ホーロー仕上
板は取付部材に強固に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホーロー仕上の板構造を示す断
面図、第2図はこの考案のホーロー仕上の板構造
の一実施例を示す断面図、第3図は第2図の正面
図、第4図はこの考案のホーロー仕上の板構造の
他の実施例を示す断面図である。 1……ホーロー仕上板、1a……裏側板、1b
……ホーロー層、1c……コーナ部、2……スタ
ツドネジ、3……ナツト、4……バネ座金、5…
…平座金、6……取付部材、7……座板。なお、
図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表面にホーロー加工したホーロー仕上板と、
    このホーロー仕上板の裏面に当接されスタツド
    ネジを取り付けるための板とを有するホーロー
    仕上の板構造。 (2) スタツドネジを取り付けるための板は1枚の
    ホーロー仕上板を180度に折り曲げて裏面に裏
    側板を有する構造とすることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のホーロー仕上
    の板構造。 (3) スタツドネジを取り付けるための板はホーロ
    ー仕上板の裏面に溶接される座板であることを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    のホーロー仕上の板構造。
JP9005283U 1983-06-13 1983-06-13 ホ−ロ−仕上の板構造 Granted JPS60365U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9005283U JPS60365U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 ホ−ロ−仕上の板構造

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JP9005283U JPS60365U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 ホ−ロ−仕上の板構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60365U JPS60365U (ja) 1985-01-05
JPH0118611Y2 true JPH0118611Y2 (ja) 1989-05-31

Family

ID=30219957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9005283U Granted JPS60365U (ja) 1983-06-13 1983-06-13 ホ−ロ−仕上の板構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS60365U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437969Y2 (ja) * 1985-05-31 1992-09-07
JPS6266937U (ja) * 1985-10-16 1987-04-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60365U (ja) 1985-01-05

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