JPS6017533Y2 - ワツシヤ付ねじ - Google Patents
ワツシヤ付ねじInfo
- Publication number
- JPS6017533Y2 JPS6017533Y2 JP1978148726U JP14872678U JPS6017533Y2 JP S6017533 Y2 JPS6017533 Y2 JP S6017533Y2 JP 1978148726 U JP1978148726 U JP 1978148726U JP 14872678 U JP14872678 U JP 14872678U JP S6017533 Y2 JPS6017533 Y2 JP S6017533Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washer
- screw
- periphery
- short sleeve
- short
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボルトやナツトなどのねじにスプリングワッシ
ャ、ウェーブワッシャその他のワツシャヲ組み付けたワ
ッシャ付ねじの改良に関するものである。
ャ、ウェーブワッシャその他のワツシャヲ組み付けたワ
ッシャ付ねじの改良に関するものである。
ナツトの座面にねじ孔を中心として短筒部を設けて該短
筒部にワッシャを嵌装保持させたワッシャ付ナツトやボ
ルトの頭部とねじ部との間にワッシャを嵌装したワッシ
ャ付ボルトなどのワッシャ付ねじは戻り止めねじとして
広く使用されているが、在来のこの種ワッシャ付ねじは
いずれも締付時にワッシャが外方に拡がってワッシャと
しての機能が劣化し、充分な戻り止め機能を発揮しなく
なる場合があり、このような問題のないワッシャ付ねじ
の開発が強く要望されている。
筒部にワッシャを嵌装保持させたワッシャ付ナツトやボ
ルトの頭部とねじ部との間にワッシャを嵌装したワッシ
ャ付ボルトなどのワッシャ付ねじは戻り止めねじとして
広く使用されているが、在来のこの種ワッシャ付ねじは
いずれも締付時にワッシャが外方に拡がってワッシャと
しての機能が劣化し、充分な戻り止め機能を発揮しなく
なる場合があり、このような問題のないワッシャ付ねじ
の開発が強く要望されている。
本考案は前記のような要望に応えたワッシャ付ねじを目
的として完成されたもので、図示の実施例に示すように
、座面1の周縁に下端を内向きのワッシャ受は部4とし
た短套部2を設けて該短套部2内にワッシャ3をその下
面周縁に設けた傾斜面部5が前記ワッシャ受は部4に回
動自在に支承されたものとして保持させたことを特徴と
するものである。
的として完成されたもので、図示の実施例に示すように
、座面1の周縁に下端を内向きのワッシャ受は部4とし
た短套部2を設けて該短套部2内にワッシャ3をその下
面周縁に設けた傾斜面部5が前記ワッシャ受は部4に回
動自在に支承されたものとして保持させたことを特徴と
するものである。
なお、ワッシャ3の下面周縁に設けた傾斜面部5をワッ
シャ3の上面周縁にも設けた場合には、ワッシャ3を短
套部2内に組み付ける際にワッシャ3の表裏を考慮する
必要をなくして作業性が良くなるものである。
シャ3の上面周縁にも設けた場合には、ワッシャ3を短
套部2内に組み付ける際にワッシャ3の表裏を考慮する
必要をなくして作業性が良くなるものである。
また、6はワッシャ3に設けられる切割である。
このように構成されたものは、ワッシャ3が座面1の周
縁に設けた短套部2内に保持されているから、締付作業
時にワッシャをねじに組み込む手数がないものであり、
また、従来のワッシャ付ねじと同様に締付作業を行えば
、下端を内向きのワッシャ受は蔀4としてこれにワッシ
ャ3をその下面周縁に設けた傾斜面部5をもって回動自
在に支承している短套部2はワッシャ3が座面1により
被締付部材に押付けられた際に生ずる外方への拡がりを
阻止するストッパーとして働くこととなり、ワッシャ3
は締付終了まで短套部2内において外方に拡がることを
阻止された状態で座面1と被締付部材間に全面的に圧接
されることとなるが、この締付は時にワッシャ受は部4
に下面周縁の傾斜面部5をもって回動自在に支承された
ワッシャ3はその下面が被締付部材に接した時点におい
て若干の回動を許されるため、締付けは円滑に行われる
とともに被締付部材面をワッシャ3の下面をもって徒ら
に損傷させることがなく、最終的には両者間に生ずる大
きな摩擦力とワッシャ3の備える弾発力とによりワッシ
ャ3は戻り止め効果を充分に発揮して適確な締付状態を
確実に保持することとなる。
縁に設けた短套部2内に保持されているから、締付作業
時にワッシャをねじに組み込む手数がないものであり、
また、従来のワッシャ付ねじと同様に締付作業を行えば
、下端を内向きのワッシャ受は蔀4としてこれにワッシ
ャ3をその下面周縁に設けた傾斜面部5をもって回動自
在に支承している短套部2はワッシャ3が座面1により
被締付部材に押付けられた際に生ずる外方への拡がりを
阻止するストッパーとして働くこととなり、ワッシャ3
は締付終了まで短套部2内において外方に拡がることを
阻止された状態で座面1と被締付部材間に全面的に圧接
されることとなるが、この締付は時にワッシャ受は部4
に下面周縁の傾斜面部5をもって回動自在に支承された
ワッシャ3はその下面が被締付部材に接した時点におい
て若干の回動を許されるため、締付けは円滑に行われる
とともに被締付部材面をワッシャ3の下面をもって徒ら
に損傷させることがなく、最終的には両者間に生ずる大
きな摩擦力とワッシャ3の備える弾発力とによりワッシ
ャ3は戻り止め効果を充分に発揮して適確な締付状態を
確実に保持することとなる。
なお、短音部2は図示のような筒状とせずに複数の脚片
をもってしてもよい。
をもってしてもよい。
しかして、このようなワッシャ付ねじを製造するには、
ボルトやナツトなどのねじの座面に肉薄の短音部を圧造
した後、該短音部内にスプリングワッシャやウェーブワ
ッシャなどのワッシャを嵌装して短音部の下端を内方に
かしめればよいから、量産が容易で安価に提供できる利
点もある。
ボルトやナツトなどのねじの座面に肉薄の短音部を圧造
した後、該短音部内にスプリングワッシャやウェーブワ
ッシャなどのワッシャを嵌装して短音部の下端を内方に
かしめればよいから、量産が容易で安価に提供できる利
点もある。
従って、本考案は締付時におけるワッシャの外方への拡
がりを阻止して充分な戻り止め効果を発揮できるもので
あって、在来のワッシャ付ねじの問題点を解決したもの
として実用的価値極めて大なものである。
がりを阻止して充分な戻り止め効果を発揮できるもので
あって、在来のワッシャ付ねじの問題点を解決したもの
として実用的価値極めて大なものである。
第1図は本考案の第1の実施例を示す一部切欠正面図、
第2図は本考案の第2の実施例を示す一部切欠正面図で
ある。 1・・・・・・座面、2・・・・・・短音部、3・曲・
ワッシャ、4・・・・・・ワッシャ受は部、5・・・・
・・傾斜面部。
第2図は本考案の第2の実施例を示す一部切欠正面図で
ある。 1・・・・・・座面、2・・・・・・短音部、3・曲・
ワッシャ、4・・・・・・ワッシャ受は部、5・・・・
・・傾斜面部。
Claims (1)
- 座面1の周縁に下端を内向きのワッシャ受は部4とした
短套部2を設けて該短套部2内にワッシャ3をその下面
周縁に設けた傾斜面部5が前記ワッシャ受は部4に回動
自在に支承されたものとして保持させたことを特徴とす
るワッシャ付ねじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978148726U JPS6017533Y2 (ja) | 1978-10-28 | 1978-10-28 | ワツシヤ付ねじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978148726U JPS6017533Y2 (ja) | 1978-10-28 | 1978-10-28 | ワツシヤ付ねじ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5564517U JPS5564517U (ja) | 1980-05-02 |
JPS6017533Y2 true JPS6017533Y2 (ja) | 1985-05-29 |
Family
ID=29131393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978148726U Expired JPS6017533Y2 (ja) | 1978-10-28 | 1978-10-28 | ワツシヤ付ねじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017533Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004187748A (ja) * | 2002-12-09 | 2004-07-08 | Maruzen Byora:Kk | ゴルフ靴用スパイクの取付ナット |
JP2011038596A (ja) * | 2009-08-11 | 2011-02-24 | Marunaka:Kk | 座金付き螺子類 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1086493B (de) * | 1956-07-27 | 1960-08-04 | Illinois Tool Works | Schraubensicherung |
GB1308454A (en) * | 1969-05-01 | 1973-02-21 | Wild Mfg Co W J Glynwed Distri | Lock nut |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4838258U (ja) * | 1971-09-14 | 1973-05-11 |
-
1978
- 1978-10-28 JP JP1978148726U patent/JPS6017533Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1086493B (de) * | 1956-07-27 | 1960-08-04 | Illinois Tool Works | Schraubensicherung |
GB1308454A (en) * | 1969-05-01 | 1973-02-21 | Wild Mfg Co W J Glynwed Distri | Lock nut |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5564517U (ja) | 1980-05-02 |
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