JPS647381Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS647381Y2 JPS647381Y2 JP1983149828U JP14982883U JPS647381Y2 JP S647381 Y2 JPS647381 Y2 JP S647381Y2 JP 1983149828 U JP1983149828 U JP 1983149828U JP 14982883 U JP14982883 U JP 14982883U JP S647381 Y2 JPS647381 Y2 JP S647381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circular
- knob
- component
- hole
- decorative panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案は、摘子の取付装置に関するものであ
る。
る。
(ロ) 従来技術
音響器機等においては、デザイン面の要求によ
り、装飾パネルに設けられた凹部に摘子の一部を
収容させて、部品の回転軸に前記摘子を取付固定
している。第1図は、その様な摘子取付装置を示
す断面図で、回転軸1を有するボリユーム等の部
品2は、前面パネル3にナツト4により強固に固
定され、円形摘子5の脚部5aは、装飾パネル6
の孔6aに挿入され、前記脚部5aの孔に前記部
品2の回転軸1が挿入されている。しかして、前
記円形摘子5は、第2図に示す如く、前記円形摘
子5の径よりも大なる装飾パネル6の円形凹部6
bに部分的に収容され、前記円形摘子5の円形脚
部5aは、その径よりも大なる径を有する装飾パ
ネル6の円形孔6aに挿入されている。その為、
各構成品自体の寸法のバラツキや組立て時の取付
誤差等により、装飾パネル6の円形凹部6bの中
心軸と摘子5の中心軸とが一致しなくなり、例え
ば第1図における間隔Aと間隔Bとが異つてしま
い、偏心が生じて美感が損なわれるという欠点を
有していた。
り、装飾パネルに設けられた凹部に摘子の一部を
収容させて、部品の回転軸に前記摘子を取付固定
している。第1図は、その様な摘子取付装置を示
す断面図で、回転軸1を有するボリユーム等の部
品2は、前面パネル3にナツト4により強固に固
定され、円形摘子5の脚部5aは、装飾パネル6
の孔6aに挿入され、前記脚部5aの孔に前記部
品2の回転軸1が挿入されている。しかして、前
記円形摘子5は、第2図に示す如く、前記円形摘
子5の径よりも大なる装飾パネル6の円形凹部6
bに部分的に収容され、前記円形摘子5の円形脚
部5aは、その径よりも大なる径を有する装飾パ
ネル6の円形孔6aに挿入されている。その為、
各構成品自体の寸法のバラツキや組立て時の取付
誤差等により、装飾パネル6の円形凹部6bの中
心軸と摘子5の中心軸とが一致しなくなり、例え
ば第1図における間隔Aと間隔Bとが異つてしま
い、偏心が生じて美感が損なわれるという欠点を
有していた。
(ハ) 考案の目的
本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、部
品の前面パネルへの取付及び装飾パネルの構造を
工夫することにより、偏心の生じない摘子取付装
置を提供せんとするものである。
品の前面パネルへの取付及び装飾パネルの構造を
工夫することにより、偏心の生じない摘子取付装
置を提供せんとするものである。
(ニ) 考案の構成
本考案に係る摘子取付装置は、回転軸を有する
部品と、該部品を前面パネルに移動可能に取付け
る取付部材と、円形操作部と円形脚部とから成る
円形摘子と、前記円形脚部が挿入される角形孔を
有する装飾パネルとによつて構成される。
部品と、該部品を前面パネルに移動可能に取付け
る取付部材と、円形操作部と円形脚部とから成る
円形摘子と、前記円形脚部が挿入される角形孔を
有する装飾パネルとによつて構成される。
(ホ) 実施例
第3図は、本考案の一実施例を示す断面図で、
7は回転軸8を有するボリユーム等の部品、9は
該部品7を前面パネル10に移動可能に取付ける
為の取付部材、11は円形操作部11aと前記部
品7の回転軸8が挿入される孔を有する円形脚部
11bとから成る円形摘子、及び12は該円形摘
子11の円形脚部11bが挿入される孔12a及
び前記円形摘子11の円形操作部11aが部分的
に収容される円形凹部12bを有する装飾パネル
である。しかして、前記取付部材9は、図示の如
き断面形状を有し、部品7との間で前面パネル1
0をゆるく挾持する様に成されている。また、装
飾パネル12の孔12aは、第4図図示の如く、
四角形状を有しており、円形摘子11の円形脚部
11bが内接する径と成されている。そして前記
孔12aは、円形凹部12bの中心軸と一致する
中心軸を有する様に穿設されている。
7は回転軸8を有するボリユーム等の部品、9は
該部品7を前面パネル10に移動可能に取付ける
為の取付部材、11は円形操作部11aと前記部
品7の回転軸8が挿入される孔を有する円形脚部
11bとから成る円形摘子、及び12は該円形摘
子11の円形脚部11bが挿入される孔12a及
び前記円形摘子11の円形操作部11aが部分的
に収容される円形凹部12bを有する装飾パネル
である。しかして、前記取付部材9は、図示の如
き断面形状を有し、部品7との間で前面パネル1
0をゆるく挾持する様に成されている。また、装
飾パネル12の孔12aは、第4図図示の如く、
四角形状を有しており、円形摘子11の円形脚部
11bが内接する径と成されている。そして前記
孔12aは、円形凹部12bの中心軸と一致する
中心軸を有する様に穿設されている。
部品7の回転軸8に円形摘子11を取付ける場
合は、まず取付部材9を用いて、部品7を前面パ
ネル10に移動可能に取付ける。その場合、第3
図図示の如く、ナツト13を締め付けることによ
り、前面パネル10が部品7と取付部材9とによ
り挾持されるが、前記取付部材9の鍔の背面から
先端迄の長さを前面パネル10の厚みと略等しい
か少許大としておけば、部品7が前面パネル10
に強固に固定されることは無い。その状態で、円
形摘子11の円形脚部11bを、装飾パネル12
の前方から孔12aに挿入すれば、円形摘子11
の中心軸と前記孔12aの中心軸とが一致する。
円形摘子11の円形脚部11bを装飾パネル12
の孔12aに挿入したとき、部品7が正しく前面
パネル10に取付けられていれば、前記部品7の
回転軸8が円形摘子11の円形脚部11bの孔に
挿入され、取付は完了する。一方、部品7が前面
パネル10に正しく取付けられていない場合は、
前記円形摘子11の中心軸と前記部品7の回転軸
8の中心軸とが一致せず、前記回転軸8を前記円
形脚部11bの孔に挿入することが出来ない。し
かしながら、その様な場合には、部品7が前面パ
ネル10に移動可能に取付けられているので、前
記前面パネル10に対して部品7を移動させ、前
記回転軸8を前記円形脚部11bの孔に挿入すれ
ばよい。
合は、まず取付部材9を用いて、部品7を前面パ
ネル10に移動可能に取付ける。その場合、第3
図図示の如く、ナツト13を締め付けることによ
り、前面パネル10が部品7と取付部材9とによ
り挾持されるが、前記取付部材9の鍔の背面から
先端迄の長さを前面パネル10の厚みと略等しい
か少許大としておけば、部品7が前面パネル10
に強固に固定されることは無い。その状態で、円
形摘子11の円形脚部11bを、装飾パネル12
の前方から孔12aに挿入すれば、円形摘子11
の中心軸と前記孔12aの中心軸とが一致する。
円形摘子11の円形脚部11bを装飾パネル12
の孔12aに挿入したとき、部品7が正しく前面
パネル10に取付けられていれば、前記部品7の
回転軸8が円形摘子11の円形脚部11bの孔に
挿入され、取付は完了する。一方、部品7が前面
パネル10に正しく取付けられていない場合は、
前記円形摘子11の中心軸と前記部品7の回転軸
8の中心軸とが一致せず、前記回転軸8を前記円
形脚部11bの孔に挿入することが出来ない。し
かしながら、その様な場合には、部品7が前面パ
ネル10に移動可能に取付けられているので、前
記前面パネル10に対して部品7を移動させ、前
記回転軸8を前記円形脚部11bの孔に挿入すれ
ばよい。
尚、実施例においては、装飾パネル12の孔1
2aを四角形としたが、六角形や八角形等の角形
の孔を用いてもよい。
2aを四角形としたが、六角形や八角形等の角形
の孔を用いてもよい。
(ヘ) 考案の効果
以上述べた如く、本考案に依れば、装飾パネル
の円形凹部の中心軸と一致する中心軸を有する角
形孔に、円形摘子の円形脚部を挿入し、しかも前
記円形脚部は前記角形孔に内接しているので、前
記円形凹部の中心軸と前記円形脚部の中心軸とを
一致させることが出来、偏心が生ぜず美感を損な
わないという利点を有する。また、前記円形脚部
が挿入される孔を角形としているので、前記円形
脚部と前記孔の壁面との間の摩擦を小とするとが
出来、円形摘子をスムーズに回転させることが出
来るという利点を有する。特に実施例の如く、前
記孔を四角形とすれば、接触部は4ケ所だけとな
り、摩擦は極く小となる。更に、本考案に依れ
ば、取付部材を用いて、前面パネルに部品を移動
可能に取付けているので、偏心の無い円形摘子
に、部品の位置を一致させることが出来、前記部
品の取付誤差を吸収出来るという利点を有する。
の円形凹部の中心軸と一致する中心軸を有する角
形孔に、円形摘子の円形脚部を挿入し、しかも前
記円形脚部は前記角形孔に内接しているので、前
記円形凹部の中心軸と前記円形脚部の中心軸とを
一致させることが出来、偏心が生ぜず美感を損な
わないという利点を有する。また、前記円形脚部
が挿入される孔を角形としているので、前記円形
脚部と前記孔の壁面との間の摩擦を小とするとが
出来、円形摘子をスムーズに回転させることが出
来るという利点を有する。特に実施例の如く、前
記孔を四角形とすれば、接触部は4ケ所だけとな
り、摩擦は極く小となる。更に、本考案に依れ
ば、取付部材を用いて、前面パネルに部品を移動
可能に取付けているので、偏心の無い円形摘子
に、部品の位置を一致させることが出来、前記部
品の取付誤差を吸収出来るという利点を有する。
第1図は、従来の摘子取付装置を示す断面図、
第2図はその装飾パネルの孔と円形摘子の円形脚
部との関係を示す正面図、第3図は本考案の一実
施例を示す断面図、及び第4図はその装飾パネル
の孔と円形摘子の円形脚部との関係を示す正面図
である。 主な図番の説明、7……部品、9……取付部
材、10……前面パネル、11……円形摘子、1
1b……円形脚部、12……装飾パネル、12a
……孔、12b……凹部。
第2図はその装飾パネルの孔と円形摘子の円形脚
部との関係を示す正面図、第3図は本考案の一実
施例を示す断面図、及び第4図はその装飾パネル
の孔と円形摘子の円形脚部との関係を示す正面図
である。 主な図番の説明、7……部品、9……取付部
材、10……前面パネル、11……円形摘子、1
1b……円形脚部、12……装飾パネル、12a
……孔、12b……凹部。
Claims (1)
- 回転軸を有する部品と、前面パネルに前記部品
を移動可能に取付ける為の取付部材と、円形の操
作部及び前記部品の回転軸が挿入される孔を有す
る円形脚部から成る円形摘子と、該円形摘子の円
形脚部が挿入される角形の孔及び前記円形摘子の
操作部を部分的に収容する凹部を有する装飾パネ
ルとから構成され、前記装飾パネルの角形の孔に
接する様に、前記円形摘子の円形脚部の径を定め
たことを特徴とする摘子取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14982883U JPS6057829U (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 摘子取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14982883U JPS6057829U (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 摘子取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6057829U JPS6057829U (ja) | 1985-04-22 |
JPS647381Y2 true JPS647381Y2 (ja) | 1989-02-28 |
Family
ID=30332485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14982883U Granted JPS6057829U (ja) | 1983-09-27 | 1983-09-27 | 摘子取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057829U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914698A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | 株式会社東芝 | 操作部品の取付装置 |
-
1983
- 1983-09-27 JP JP14982883U patent/JPS6057829U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5914698A (ja) * | 1982-07-15 | 1984-01-25 | 株式会社東芝 | 操作部品の取付装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6057829U (ja) | 1985-04-22 |
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