JPH0131069Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0131069Y2 JPH0131069Y2 JP1986183238U JP18323886U JPH0131069Y2 JP H0131069 Y2 JPH0131069 Y2 JP H0131069Y2 JP 1986183238 U JP1986183238 U JP 1986183238U JP 18323886 U JP18323886 U JP 18323886U JP H0131069 Y2 JPH0131069 Y2 JP H0131069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- upper cover
- fixing
- camera body
- screw
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 18
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 18
- 230000001154 acute effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Accessories Of Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「技術分野」
本考案は、カメラの吊金具の固定構造に関す
る。
る。
「従来技術およびその問題点」
カメラの吊金具は一般に、カメラボデイの上部
を覆う上カバーから突出する形で設けるのが普通
であるが、従来品においては、吊金具と上カバー
とは別個にカメラボデイに固定されていた。第5
図および第6図は、従来のカメラの吊金具の固定
構造の一般例を示すものである。
を覆う上カバーから突出する形で設けるのが普通
であるが、従来品においては、吊金具と上カバー
とは別個にカメラボデイに固定されていた。第5
図および第6図は、従来のカメラの吊金具の固定
構造の一般例を示すものである。
吊金具11は、カメラボデイ10に固定ねじ1
3で固定されている。カメラボデイ10の上部を
覆う上カバー14には、下方の開いた切欠15が
形成されていて、この切欠15から吊金具11が
突出する。上カバー14は、固定ねじ13とは別
の固定ねじ16によつてカメラボデイ10に固定
され、切欠15の吊金具11の下部には、上カバ
ー14とは別部材からなる飾板17が接着剤によ
り、あるいはさらに別の固定ねじによつて固定さ
れる。18は吊金具11の挿通孔19に挿通され
た吊下げストラツプである。
3で固定されている。カメラボデイ10の上部を
覆う上カバー14には、下方の開いた切欠15が
形成されていて、この切欠15から吊金具11が
突出する。上カバー14は、固定ねじ13とは別
の固定ねじ16によつてカメラボデイ10に固定
され、切欠15の吊金具11の下部には、上カバ
ー14とは別部材からなる飾板17が接着剤によ
り、あるいはさらに別の固定ねじによつて固定さ
れる。18は吊金具11の挿通孔19に挿通され
た吊下げストラツプである。
しかしながら以上の従来の吊金具の固定構造
は、部品点数が多く、組立作業性が悪い。また上
カバー14と飾板17が別部材であることから、
外観的にも優れたものとは言えなかつた。飾板1
7は、吊金具11の位置や形状の設定、および切
欠15を浅く形成することにより、省略すること
も可能であるが、この場合にも吊金具11と上カ
バー14とを別個に固定しなければならないとい
う問題は解消されない。
は、部品点数が多く、組立作業性が悪い。また上
カバー14と飾板17が別部材であることから、
外観的にも優れたものとは言えなかつた。飾板1
7は、吊金具11の位置や形状の設定、および切
欠15を浅く形成することにより、省略すること
も可能であるが、この場合にも吊金具11と上カ
バー14とを別個に固定しなければならないとい
う問題は解消されない。
「考案の目的」
本考案は、従来の吊金具の固定構造についての
以上の問題意識に基づき、吊金具と上カバーを共
締めすることができる、構造が簡単で組立作業性
および外観とも優れた吊金具の固定構造を得るこ
とを目的とする。
以上の問題意識に基づき、吊金具と上カバーを共
締めすることができる、構造が簡単で組立作業性
および外観とも優れた吊金具の固定構造を得るこ
とを目的とする。
「考案の概要」
本考案は、吊金具と上カバーを共用の固定ねじ
で固定することができないかという発想に基づき
研究の結果完成されたもので、カメラボデイの上
部を覆う上カバーには、吊金具の突出孔と、ねじ
挿通孔とを穿設する一方、吊金具には、上カバー
の上記突出孔から突出する吊下げ部と、上カバー
とカメラボデイとの間に位置する、ねじ挿通孔を
有する固定部とを設け、この上カバーと吊金具
を、それぞれのねじ挿通孔に跨がらせて挿通した
共用の固定ねじで、カメラボデイに固定するよう
にしたことを特徴としている。
で固定することができないかという発想に基づき
研究の結果完成されたもので、カメラボデイの上
部を覆う上カバーには、吊金具の突出孔と、ねじ
挿通孔とを穿設する一方、吊金具には、上カバー
の上記突出孔から突出する吊下げ部と、上カバー
とカメラボデイとの間に位置する、ねじ挿通孔を
有する固定部とを設け、この上カバーと吊金具
を、それぞれのねじ挿通孔に跨がらせて挿通した
共用の固定ねじで、カメラボデイに固定するよう
にしたことを特徴としている。
「考案の実施例」
以下図示実施例について本考案を説明する。第
1図ないし第3図において、カメラボデイ0の上
部を覆う上カバー20には、吊金具30の吊下げ
部31が突出する突出孔21が穿けられ、この突
出孔21の下部にさらにねじ挿通孔22が穿けら
れている。このねじ挿通孔22は、小径孔23と
座ぐり部24を有する段付孔である。この突出孔
21とねじ挿通孔22は、上カバー20に形成し
た図示形状の吊金具固定部(凹部)25に設けら
れている。
1図ないし第3図において、カメラボデイ0の上
部を覆う上カバー20には、吊金具30の吊下げ
部31が突出する突出孔21が穿けられ、この突
出孔21の下部にさらにねじ挿通孔22が穿けら
れている。このねじ挿通孔22は、小径孔23と
座ぐり部24を有する段付孔である。この突出孔
21とねじ挿通孔22は、上カバー20に形成し
た図示形状の吊金具固定部(凹部)25に設けら
れている。
吊金具30は、上記吊下げ部31と、この吊下
げ部31に対し直角をなす固定部32とを有し、
略L字状をしている。この固定部32は、上カバ
ー20の吊金具固定部25とカメラボデイ10と
の間に挟着(位置)するもので、上カバー20の
ねじ挿通孔22と位置の合致するねじ挿通孔33
が形成されている。34は、吊下げ部31に穿け
た、吊り下げストラツプ18の挿通孔である。
げ部31に対し直角をなす固定部32とを有し、
略L字状をしている。この固定部32は、上カバ
ー20の吊金具固定部25とカメラボデイ10と
の間に挟着(位置)するもので、上カバー20の
ねじ挿通孔22と位置の合致するねじ挿通孔33
が形成されている。34は、吊下げ部31に穿け
た、吊り下げストラツプ18の挿通孔である。
本考案は、以上の上カバー20と吊金具30
を、共用の固定ねじ40によりカメラボデイ10
に締付固定するものである。固定ねじ40は、カ
メラボデイ10のねじ孔12に螺合される雄ねじ
部41と、この雄ねじ部41より大径で、吊金具
30のねじ挿通孔33周縁に当接する段付部42
と、この段付部42より大径で、上カバー20の
ねじ挿通孔22(小径孔23)の周縁(座ぐり部
24)に当接する頭部43とを有する段付ねじか
らなつている。段付部42の長さlは、吊金具3
0の固定部32をカメラボデイ10に密着させた
とき、上カバー20にカメラボデイ10に対する
適当な締付力が加わるように設定される。
を、共用の固定ねじ40によりカメラボデイ10
に締付固定するものである。固定ねじ40は、カ
メラボデイ10のねじ孔12に螺合される雄ねじ
部41と、この雄ねじ部41より大径で、吊金具
30のねじ挿通孔33周縁に当接する段付部42
と、この段付部42より大径で、上カバー20の
ねじ挿通孔22(小径孔23)の周縁(座ぐり部
24)に当接する頭部43とを有する段付ねじか
らなつている。段付部42の長さlは、吊金具3
0の固定部32をカメラボデイ10に密着させた
とき、上カバー20にカメラボデイ10に対する
適当な締付力が加わるように設定される。
上記構成の本固定構造は、共用の固定ねじ40
により、上カバー20と吊金具30が最終的に第
1図ないし第3図の状態でカメラボデイ10に固
定される。その固定手順は問うものではないが、
例えば突出孔21から吊下げ部31を突出させた
状態で、両面テープ等の仮止め手段を用いて上カ
バー20と吊金具30を仮止めする。この際、さ
らにねじ挿通孔22および33に固定ねじ40を
挿通して仮止めしてもよい。そしてこの状態にお
いて、上カバー20をカメラボデイ10に被せ、
固定ねじ40の雄ねじ部41をカメラボデイ10
のねじ孔12に螺合させると、段付部42により
吊金具30がカメラボデイ10に締付固定され、
さらに頭部43により上カバー20がカメラボデ
イ10に締付固定される。すなわち共用の固定ね
じ40により、上カバー20と吊金具30を同時
にカメラボデイ10に固定することができる。
により、上カバー20と吊金具30が最終的に第
1図ないし第3図の状態でカメラボデイ10に固
定される。その固定手順は問うものではないが、
例えば突出孔21から吊下げ部31を突出させた
状態で、両面テープ等の仮止め手段を用いて上カ
バー20と吊金具30を仮止めする。この際、さ
らにねじ挿通孔22および33に固定ねじ40を
挿通して仮止めしてもよい。そしてこの状態にお
いて、上カバー20をカメラボデイ10に被せ、
固定ねじ40の雄ねじ部41をカメラボデイ10
のねじ孔12に螺合させると、段付部42により
吊金具30がカメラボデイ10に締付固定され、
さらに頭部43により上カバー20がカメラボデ
イ10に締付固定される。すなわち共用の固定ね
じ40により、上カバー20と吊金具30を同時
にカメラボデイ10に固定することができる。
吊金具30および上カバー20の吊金具固定部
25の形状は、種々変形が可能である。第4図は
その実施例で、吊金具30は、その吊下げ部31
aと固定部32aが鈍角状をなしており、固定部
25aは、凹部としてではなく、凸部として形成
されている。吊金具30はこの他、デザインによ
つて、その吊下げ部と固定部を鋭角状に曲折形成
したものも使用できる。
25の形状は、種々変形が可能である。第4図は
その実施例で、吊金具30は、その吊下げ部31
aと固定部32aが鈍角状をなしており、固定部
25aは、凹部としてではなく、凸部として形成
されている。吊金具30はこの他、デザインによ
つて、その吊下げ部と固定部を鋭角状に曲折形成
したものも使用できる。
「考案の効果」
以上のように本考案のカメラの吊金具の固定構
造は、共用の固定ねじでで上カバーと吊金具をカ
メラボデイに固定できるようにしたので、部品点
数および固定ねじの締付工数を減少させ、組立作
業性の向上、コストの低減を図ることができる。
また上カバーには、これと別部材からなる飾板を
必要としないので、外観的にも優れた吊金具固定
構造が得られる。
造は、共用の固定ねじでで上カバーと吊金具をカ
メラボデイに固定できるようにしたので、部品点
数および固定ねじの締付工数を減少させ、組立作
業性の向上、コストの低減を図ることができる。
また上カバーには、これと別部材からなる飾板を
必要としないので、外観的にも優れた吊金具固定
構造が得られる。
第1図は本考案カメラの吊金具の固定構造の実
施例を示す、第3図の−線に沿う断面図、第
2図は第1図の左側面図、第3図は同外観を示す
側面図、第4図は本考案の他の実施例を示す第1
図に対応する断面図、第5図は従来の固定構造を
示す、第1図に対応する断面図、第6図は第5図
の左側面図である。 10……カメラボデイ、20……上カバー、2
1……突出孔、22……ねじ挿通孔、23……小
径孔、24……座ぐり部、25,25a……吊金
具固定部、30……吊金具、31,31a……吊
下げ部、32,32a……固定部、33……ねじ
挿通孔、40……固定ねじ、41……雄ねじ部、
42……段付部、43……頭部。
施例を示す、第3図の−線に沿う断面図、第
2図は第1図の左側面図、第3図は同外観を示す
側面図、第4図は本考案の他の実施例を示す第1
図に対応する断面図、第5図は従来の固定構造を
示す、第1図に対応する断面図、第6図は第5図
の左側面図である。 10……カメラボデイ、20……上カバー、2
1……突出孔、22……ねじ挿通孔、23……小
径孔、24……座ぐり部、25,25a……吊金
具固定部、30……吊金具、31,31a……吊
下げ部、32,32a……固定部、33……ねじ
挿通孔、40……固定ねじ、41……雄ねじ部、
42……段付部、43……頭部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カメラボデイに固定される吊金具を、該カメ
ラボデイの上部を覆う上カバーから突出させる
カメラにおいて、 上記上カバーに、吊金具の突出孔と、ねじ挿
通孔とを穿設するとともに、 上記吊金具に、上カバーの上記突出孔から突
出する吊下げ部と、上カバーとカメラボデイと
の間に位置する、ねじ挿通孔を有する固定部と
を設け、 この上カバーと吊金具を、それぞれのねじ挿
通孔に跨がらせて挿通した共用の固定ねじで、
カメラボデイに固定したことを特徴とするカメ
ラの吊金具の固定構造。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、固
定ねじは、カメラボデイに螺合される雄ねじ部
と、この雄ねじ部より大径で、吊金具の固定部
のねじ挿通孔周縁に当接する段付部と、この段
付部より大径で、上カバーのねじ挿通孔周縁に
当接する頭部とを有する段付ねじであるカメラ
の吊金具の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986183238U JPH0131069Y2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986183238U JPH0131069Y2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6388127U JPS6388127U (ja) | 1988-06-08 |
JPH0131069Y2 true JPH0131069Y2 (ja) | 1989-09-22 |
Family
ID=31129791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986183238U Expired JPH0131069Y2 (ja) | 1986-11-28 | 1986-11-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0131069Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536694B2 (ja) * | 1971-12-17 | 1980-09-22 | ||
JPS5746192B2 (ja) * | 1977-04-11 | 1982-10-01 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536694U (ja) * | 1978-08-31 | 1980-03-08 | ||
JPS6025035Y2 (ja) * | 1980-08-29 | 1985-07-26 | 京セラ株式会社 | カメラホルダ |
JPS61190666U (ja) * | 1985-05-21 | 1986-11-27 |
-
1986
- 1986-11-28 JP JP1986183238U patent/JPH0131069Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5536694B2 (ja) * | 1971-12-17 | 1980-09-22 | ||
JPS5746192B2 (ja) * | 1977-04-11 | 1982-10-01 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6388127U (ja) | 1988-06-08 |
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