JPH0750635Y2 - 屋内露出配管用給水栓固定ユニット - Google Patents

屋内露出配管用給水栓固定ユニット

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JPH0750635Y2
JPH0750635Y2 JP7613690U JP7613690U JPH0750635Y2 JP H0750635 Y2 JPH0750635 Y2 JP H0750635Y2 JP 7613690 U JP7613690 U JP 7613690U JP 7613690 U JP7613690 U JP 7613690U JP H0750635 Y2 JPH0750635 Y2 JP H0750635Y2
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JP
Japan
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fixed block
elbow
straight pipe
cheese
pipe portion
Prior art date
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Application number
JP7613690U
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JPH0434580U (ja
Inventor
恒夫 青井
哲夫 門馬
哲 岡田
博樹 妹尾
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THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
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  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、屋内露出配管用の給水栓固定ユニットに関す
るものである。
〔従来技術とその課題〕
本考案の考案者等は先に、住宅のリフォーム等を行うと
きに美観を損なわずに屋内の露出配管が行えるものとし
て図−11および図−12に示すような屋内露出配管材を考
案した(特願平1−259975号、実願平2−23746号)。
この配管材11は、給水または給湯用のプラスチック製パ
イプ12と、その外周にそれと接触しないように被せらせ
た断面正方形のプラスチック製外装シース13と、パイプ
12と外装シース13の間に介在させた発泡プラスチック製
断熱部材14とからなるものである。
この配管材11は、壁や、壁と天井の隅部などにはわせて
露出配管を行うものであるが、外装シース13が断面正方
形であるため納まりがよく、また外装シース13に室内に
マッチする色調、模様を施すことができるので、露出配
管でも美観を損なわないという利点がある。
このような配管材を用いて露出配管を行う場合にも、給
水栓(蛇口)の取付けが必要になる場合がある。給水栓
取付け部は、コックの開閉時などに大きな力がかかるの
で、それに耐える構造とする必要がある。しかし上記の
ような外装シース付きの配管材では、外装シースの中心
部に位置するパイプにエルボやチーズを介して給水栓を
取り付ける構造となり、エルボやチーズが壁面から浮い
た状態になるため、エルボやチーズを壁などに強固に固
定することが難しく、また単にエルボやチーズに給水栓
を取り付けただけでは、給水栓取付け部が露出してしま
い、外観がわるくなるという問題がある。
〔課題の解決方法〕
本考案は、上記のような課題を解決した屋内露出配管用
給水栓固定ユニットを提供するもので、その構成は、一
端に給水栓ねじ込み口を有するエルボと、このエルボの
他端側の直管部を固定支持し、その直管部の両側にねじ
挿通孔を有する固定ブロックと、前記エルボの給水栓ね
じ込み口の端面のみを露出させて、前記固定ブロックと
前記エルボに接続される屋内露出配管材の外装シースの
端部とを覆うカバー部材とからなり、前記エルボの直管
部の中心軸線から固定ブロックの背面までの距離を、屋
内露出配管材の中心軸線から外装シースの外面までの距
離に一致させてあることを特徴とするものである。
またエルボではなく、直管部の中間に給水栓ねじ込み口
を有するチーズを用いる場合は、カバー部材が、固定ブ
ロックと、チーズの両端に接続される屋内露出配管材の
外装シースの端部とを覆う構造となる。
〔作用〕
この給水栓固定ユニットは、エルボまたはチーズを屋内
露出配管材のパイプに取り付け、固定ブロックを壁面等
にねじ止めした後、カバー部材を被せると、給水栓取付
け部が構成できるものである。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
図−1ないし図−5は本考案の一実施例に係る屋内露出
配管用給水栓固定ユニットを示す。この給水栓固定ユニ
ット21は、図−1に示すようにエルボ22と、固定ブロッ
ク23と、カバー部材24とから構成される。
エルボ22は一端側に給水栓ねじ込み口25を有し、他端側
が直管部26となっている市販のプラスチック水道管用の
ものである。
固定ブロック23は図−2に示すように、幅方向中央部に
前記エルボ22の直管部26が装着される溝27を有し、その
両側にねじ挿通孔28を有するプラスチック製のブロック
である。溝27はエルボ22の直管部26がゆるみなく嵌合す
るサイズに形成されており、その内周面の周長は直管部
26の外周面を半周以上覆うように形成されている。
エルボ22は、その直管部26を図−3のように固定ブロッ
ク23の溝27に挿入した状態で、接着剤により固定ブロッ
ク23に固着されている。この状態で、エルボ22の直管部
26の中心軸線から固定ブロック23の背面までの距離A
は、図−11、12に示した屋内露出配管材11の中心軸線か
ら外装シース13の外面までの距離Bに一致させてある。
したがって、この固定ブロック23付きのエルボ22を図−
1のように屋内露出配管材11の端部に取り付けると、固
定ブロック23の背面と屋内露出配管材11の背面が一致
し、固定ブロック23を壁などに強固にねじ止めすること
ができる。
次にカバー部材24は図−1および図−4に示すように、
固定ブロック23とエルボ22の直管部26とを覆う本体部29
と、エルボ22の給水栓ねじ込み口25の周囲を覆う円筒部
31と、屋内露出配管材11の外装シース13の端部を覆う裾
部32とを一体に形成した、プラスチックの射出成形品か
らなるものである。円筒部31には給水栓ねじ込み口25の
フランジ25aが嵌合する穴33が形成されており、このカ
バー部材24を被せると、給水栓ねじ込み口25の端面のみ
が露出するようになる。またカバー部材24の高さCは、
図−3に示す固定ブロック23付きエルボ22の高さDと一
致させてある。したがって固定ブロック23を壁などにね
じ止めした後に、カバー部材24を被せると、円筒部31の
端面と給水栓ねじ込み口25の端面が同一面にそろうこと
になる。
図−5はカバー部材24を被せた後、給水栓ねじ込み口25
に給水栓34を取り付けた状態を示している。このように
屋内露出配管材11の給水栓取付け部がカバー部材24によ
り覆われるため、その部分の外観を良好に保つことがで
きる。
図−6ないし図−9は本考案に係る給水栓固定ユニット
の他の実施例を組立順に示す。この実施例はチーズ35を
用いた場合である。チーズ35は図−6に示すように直管
部26の中間に給水栓ねじ込み口25を有するもので、市販
品である。
このチーズ35を固定支持する固定ブロック23は、その長
さがチーズ35の直管部26と同じ長さになっていること以
外は前記実施例と同じである。チーズ35は、その直管部
26を固定ブロック23の溝27に挿入した状態で、固定ブロ
ック23に接着固定される。
一体化された固定ブロック23とチーズ35は図−7のよう
な状態となり、その直管部26の両端にそれぞれ屋内露出
配管材11のパイプ12を挿入、固定し、さらに固定ブロッ
ク23をねじ36により壁などに固定すると図−8のような
状態となる。これにカバー部材24を被せると、図−9の
ような状態となり、給水栓取付け部が完成する。このカ
バー部材24は本体部29の両端に、屋内露出配管材11の外
装シース13の端部を覆う裾部32が形成されているもので
ある。
なお、チーズ35の直管部26の中心軸線から固定ブロック
23の背面までの距離を、屋内露出配管材11の中心軸線か
ら外装シース13の外面までの距離に一致させてある点、
カバー部材24の高さを固定ブロック23付きチーズ35の高
さと一致させてある点などは前記実施例と同様である。
またカバー部材24としては図−10に示すように裾部32が
両側から斜めに狭まる形のものを使用することもでき
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、給水栓を取り付け
るエルボやチーズが固定ブロックに固定支持され、かつ
エルボやチーズの直管部の中心軸線から固定ブロックの
背面までの距離が、屋内露出配管材の中心軸線から外装
シースの外面までの距離に一致させてあるため、固定ブ
ロックを壁などにねじ止めすることにより、外力に対し
て強固な給水栓取付け部を構成することができる。また
固定ブロック付きエルボから屋内露出配管材の端部にか
けて、給水栓ねじ込み口の端面だけが露出するカバー部
材を被せるようになっているので、給水栓取付け部の外
観を良好に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図−1は本考案の一実施例に係る給水栓固定ユニットの
使用状態を示す斜視図、図−2は同ユニットに用いた固
定ブロックの斜視図、図−3(a)〜(e)は同じく固
定ブロック付きエルボの正面図、側面図、背面図、平面
図および底面図、図−4(a)〜(e)は同じくカバー
部材の正面図、側面図、背面図、平面図および底面図、
図−5は同ユニットに給水栓を取り付けた状態を示す斜
視図、図−6ないし図−9は本考案の他の実施例に係る
給水栓固定ユニットを組立順に示す斜視図、図−10は同
ユニットに用いられるカバー部材の他の例を示す斜視
図、図−11は屋内露出配管材の一部切開正面図、図−12
は図−11のX−X線における横断面図である。 11:屋内露出配管材、12:パイプ 12:外装シース、14:断熱部材 21:給水栓固定ユニット、22:エルボ 23:固定ブロック、24:カバー部材 25:給水栓ねじ込み口、26:直管部 27:溝、28:ねじ挿通孔、33:穴 34:給水栓、35:チーズ、36:ねじ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に給水栓ねじ込み口を有するエルボ
    と、このエルボの他端側の直管部を固定支持し、その直
    管部の両側にねじ挿通孔を有する固定ブロックと、前記
    エルボの給水栓ねじ込み口の端面のみを露出させて、前
    記固定ブロックと前記エルボに接続される屋内露出配管
    材の外装シースの端部とを覆うカバー部材とからなり、
    前記エルボの直管部の中心軸線から固定ブロックの背面
    までの距離を、屋内露出配管材の中心軸線から外装シー
    スの外面までの距離に一致させてあることを特徴とする
    屋内露出配管用給水栓固定ユニット。
  2. 【請求項2】直管部の中間に給水栓ねじ込み口を有する
    チーズと、このチーズの直管部を固定支持し、その直管
    部の両側にねじ挿通孔を有する固定ブロックと、前記チ
    ーズの給水栓ねじ込み口の端面のみを露出させて、前記
    固定ブロックと前記チーズの両端に接続される屋内露出
    配管材の外装シースの端部とを覆うカバー部材とからな
    り、前記チーズの直管部の中心軸線から固定ブロックの
    背面までの距離を、屋内露出配管材の中心軸線から外装
    シースの外面までの距離に一致させてあることを特徴と
    する屋内露出配管用給水栓固定ユニット。
JP7613690U 1990-07-19 1990-07-19 屋内露出配管用給水栓固定ユニット Expired - Lifetime JPH0750635Y2 (ja)

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JP7613690U JPH0750635Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 屋内露出配管用給水栓固定ユニット

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JPH0434580U JPH0434580U (ja) 1992-03-23
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JP7613690U Expired - Lifetime JPH0750635Y2 (ja) 1990-07-19 1990-07-19 屋内露出配管用給水栓固定ユニット

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JP4535532B2 (ja) * 1999-09-22 2010-09-01 因幡電機産業株式会社 給水栓取付部材
JP5734815B2 (ja) * 2011-11-18 2015-06-17 未来工業株式会社 管継手収容カバー、及び配管方法

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