JP4535532B2 - 給水栓取付部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給水栓と給水配管とを壁面の給水栓取付位置に固定する固定部材、および、前記給水栓と前記給水配管との接続部を覆うカバー部材からなる給水栓取付部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば、建物の壁面に給水栓を後から取り付ける場合に、当該壁面に沿って給水配管を配設し、当該給水配管に給水栓を取り付けることがある。通常、このような給水配管と給水栓との接続部は、美観を維持する等の目的からカバー部材を有する給水栓取付部材で覆われる。その際には、前記壁面に配設した給水配管を前記カバー部材の内部に挿通するために、前記カバー部材の側壁に切欠部を設ける必要がある。そして、給水栓の取付位置に対する給水配管の配設方向は夫々の取付箇所によって異なるから、前記カバー部材に対しては、取付箇所毎に切欠部を形成する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の給水栓取付部材を用いる場合、前記切欠部は、給水栓の取付現場において形成していたから、切欠部の周縁部が必ずしも美しく仕上がるとは限らなかった。特に、前記給水栓を使用する際に、目につき易い部分に前記切欠部が形成される場合には、前記給水栓取付部材の美観が損なわれる場合があった。
【0004】
本発明の目的は、上記従来の不都合を解消し、給水栓を取付ける部分の美観を損なうことのない給水栓取付部材を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(構成1)
本発明の給水栓取付部材は、請求項1に示すごとく、給水栓と給水配管とを壁面の給水栓取付位置に固定する固定部材、および、前記給水栓と前記給水配管との接続部を覆うカバー部材からなる給水栓取付部材であって、
前記カバー部材の側壁部に、前記給水配管を挿通するための複数の切欠部が形成され、前記切欠部を閉塞するキャップ部材が備えられていると共に、前記固定部材が、前記壁面に取り付けるベース部材と、このベース部材に前記給水配管を取り付けるブラケットとから構成され、前記ブラケットには、前記給水配管に取付けたエルボを抱持するエルボ抱持部と、前記エルボのうち前記給水配管側の直線部分を挿通可能で、且つ、その挿通方向の中間部分に前記エルボ抱持部が連通するエルボ用溝部とが形成されている点に特徴を有する。
(作用・効果)
本構成のごとく、カバー部材の側壁部に、給水配管を挿通するための切欠部を形成してあれば、給水配管をカバー部材の内部に引き込む際に、カバー部材に対して何ら加工を施す必要がない。よって、給水栓の取付作業の効率を向上させることができる。
また、給水配管を挿通した切欠部については、その縁部が、当該給水栓の使用時に見えることとなる。しかし、この縁部は、予め加工してあるものであるから、当該縁部が見えることで給水栓取付部材の外観が損なわれることはない。
さらに、本発明の給水栓取付部材は、前記切欠部を閉塞するキャップ部材を備えているから、カバー部材の内部が見えることはなく、給水栓取付部材の外観を良好に維持することができる。
その他に、前記キャップ部材を備えることで、カバー部材の内部に水が侵入するのを防止することもできる。
【0006】
(構成2)
本発明の給水栓取付部材は、請求項2に示すごとく、前記キャップ部材を、前記固定部材および前記カバー部材とは別体に構成してあり前記カバー部材の切欠部の周縁部には、前記キャップ部材を前記カバー部材の側壁部に沿って差し込むことで、前記キャップ部材に設けた係合部を前記カバー部材の内壁面とで挾持する状態で係合する被係合部が設けられている
(作用・効果)
本構成のごとく、キャップ部材を、前記固定部材および前記カバー部材と別体に構成しておけば、混合栓の取付作業時に、カバー部材あるいはベース部材に何ら加工を施す必要がなくなる。つまり、当初より切欠部を形成しておき、使用しない切欠部にキャップ部材を取り付けるだけでよいから、混合栓等の取付作業を効率的に行うことができる。
【0007】
(構成3)
本発明の給水栓取付部材は、請求項3に示すごとく、給水栓と給水配管とを壁面の給水栓取付位置に固定する固定部材、および、前記給水栓と前記給水配管との接続部を覆うカバー部材からなる給水栓取付部材であって、
前記カバー部材の側壁部に、前記給水配管を挿通するための切欠部が形成され、前記切欠部を閉塞するキャップ部材が備えられていると共に、前記カバー部材を前記固定部材に取り付け際に、前記カバー部材の側壁と前記キャップ部材とが面一な状態で位置合わせされるよう、前記キャップ部材が前記固定部材に一体形成してあり、前記切欠部に前記給水配管を挿通する場合には、当該切欠部に対応する前記キャップ部材を前記固定部材から切り取り可能に構成してある
(作用・効果)
本構成のごとく、固定部材の側にキャップ部材を一体成形しておき、給水配管を挿通する切欠部に対応するキャップ部材を切り取ることとすれば、当該切り取り部分が、外部から視認し難いものとなる。即ち、当該切り取り部分は、当該切欠部に挿通される給水配管によって隠されることとなるからである。
また、前記切欠部は、予め加工してあるから、切欠部の縁部は美しく仕上げられている。よって、本構成の場合にも、カバー本体の外観が損なわれることはない。
【0008】
(構成4)
本発明の給水栓取付部材は、請求項4に示すごとく、前記固定部材Fに複数の給水栓取付部6を備えると共に、前記カバー部材Cに複数の切欠部16を備えて構成することができる。
(作用・効果)
本構成のごとく、本構成によれば、例えば、給水栓取付部材に混合栓を取り付けることが容易となる。しかも、カバー部材には複数の切欠部を備えているから、前記混合栓に連接する給水配管および給湯配管を任意の方向から配設することができる。この結果、混合栓を任意の位置に容易に設けることができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(概要)
本発明の給水栓取付部材は、給水栓1と給水配管2とを壁部3の給水栓取付位置に固定するためのものである。図1には、本発明に係る給水栓取付部材の使用態様を示す。
当該給水栓取付部材は、例えば、建物の壁部3に給水配管2を後付けする場合に用いるものである。具体的には、前記給水栓1と前記給水配管2との接続部を、給水栓取付位置である前記壁部3に固定すると共に、美観上の観点から当該接続部を覆うために用いる。
【0011】
(固定部材)
本発明に係る給水栓取付部材は、主に、固定部材Fとカバー部材Cとからなる。このうち、固定部材Fは、前記給水栓1と前記給水配管2とを壁部3の給水栓取付位置に固定するためのもである。
前記固定部材Fは、さらにベース部材F1とブラケットF2とで構成される。前記ベース部材F1は、前記壁部3に取り付ける略板状の部材であり、当該ベース部材F1に前記給水配管2が取り付けられる。そして、この給水配管2の前記ベース部材F1への取付けをブラケットF2により行う。具体的には、図2に示すごとく、前記給水配管2の端部に取り付けた略L字状のエルボ4等に前記ブラケットF2を外挿し、このブラケットF2に設けたフランジ5を前記ベース部材F1に固定することで、前記給水配管2を固定する。前記給水配管2を壁部3に取り付けた状態の側方断面図を図3に示す。
【0012】
図2に示すごとく、本実施形態に係るベース部材F1には、二つの給水栓取付部6を設けてある。当該ベース部材F1には二つの給水配管2を固定することができる。例えば、予め設けられている水道の給水栓と、新たに壁部に設ける給湯栓とを固定する場合、あるいは、壁部に水道配管と給湯配管とを新たに配設して混合栓を設ける場合など、種々の状況に応じてベース部材F1を使用可能である。
【0013】
ベース部材F1の中央には、仮止用孔部7を設けてある。例えば、前記壁部3に給水配管2である水道配管2aと給湯配管2bとを新たに配設する場合には、まず、水道配管2a及び給湯配管2bの取り付け位置を確認した後、前記仮止用孔部7を利用してベース部材F1を壁部3に取り付ける。このとき、前記仮止用孔部7はベース部材F1の中央に位置しているから、ベース部材F1は任意の姿勢で静止可能である。よって、ベース部材F1の取り付け姿勢を容易に且つ確実に決定することができる。
また、仮に、壁部3に既に水道配管2aが敷設してある場合には、ベース部材F1の一方の給水栓取付部の位置が決定されるから、ベース部材F1の取付姿勢も一義的に決定される。この場合にも、前記仮止用孔部7を利用してベース部材F1を所定の姿勢に仮固定すればよい。
【0014】
前記ベース部材F1のうち、二カ所の給水栓1取付部の周囲には、夫々、四つのねじ挿通孔8をもうけてある。これらのねじ挿通孔8を利用してベース部材F1を壁部3にねじ止めする。
【0015】
平面視において、夫々の給水栓1取付部の周囲には、夫々三つの凹部9を形成してある。当該凹部9は、後述するキャップ部材10を取り付けたカバー部材Cを前記ベース部材F1に取り付ける場合に、ベース部材F1とキャップ部材10との干渉を避けるためのものである。
【0016】
ベース部材F1に設けた夫々の凹部9の奥部には、給水配管2を受ける受け部11を形成してある。当該受け部11は、図3に示すごとく、後述するブラケットF2と協同して前記給水配管2を挟持するものである。よって、当該受け部11のうち、給水配管2に当接する当接縁部12は、給水配管2の断面外径に合わせて円弧状に形成してある。
【0017】
図2に示すごとく、前記給水配管2を前記ベース部材F1に固定するには、まず、その先端に取り付けたエルボ4をブラケットF2によって抱持する。そして、ブラケットF2に形成した固定用のフランジ5を用いて前記ベース部材F1に固定する。
前記フランジ5に形成したフランジ孔13は、単なるねじ挿通用の孔部である。通常は、固定用のねじ部材を、前記フランジ孔13と前記ベース部材F1のねじ挿通孔8とに貫通させ、壁部3に螺入して固定する。
【0018】
本実施形態では、給水栓1に対するエルボ4のねじ部の外周形状を六角形断面とし、同様に、当該部分に外挿するブラケットF2のうち、その内周部分を六角形断面に形成してある。ブラケットF2の当該六角断面の部分をエルボ抱持部14と称する。当該エルボ抱持部14を備えることで、壁部3に固定した給水配管2に給水栓1を固定する際に、給水栓1の側に設けた螺合ねじを前記エルボ4に設けたねじ部に螺合させ易くするためである。即ち、給水栓1側の螺合ねじを締め付ける際に、前記エルボ4が伴回りしないように、ベース部材F1に固定したブラケットF2によって反力を得るものである。
【0019】
前記ブラケットF2のうち、前記エルボ抱持部14の裏面側には、前記エルボ4のうち前記給水配管2の側の直線部分を挿通可能なエルボ用溝部15を形成してある。前記エルボ抱持部14は、ちょうど、当該エルボ用溝部15の中間部分に連通した構成となっている。このようにエルボ抱持部14を構成しておけば、通常のL型のエルボ4に限らず、T型のエルボ4を取り付けることも可能となる。このように、二方向に給水配管2を連通可能なブラケットF2とすることは、後述するごとく、複数の切欠部16を形成した本発明に係るカバー部材Cを有効に利用するためにも好都合である。
【0020】
前記カバー部材Cおよび前記ブラケットF2は、各種の樹脂で構成することができる。本発明の給水栓取付部材は混合栓の取付けに用いるため、100℃程度の熱に十分耐え得る樹脂で構成するのが好ましい。例えば、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリアクリロニトリル等の熱可塑性プラスチックを用いることができる。これらの樹脂であれば、上記耐熱性を備えているほか、射出成形法などによる成形も容易である。
【0021】
(カバー部材)
図1に示すごとく、給水栓1と給水配管2との接続部は、カバー部材Cにより覆われる。これにより、こららの接続部の外観が損なわれるのを防止する。
前記カバー部材Cには、二つの給水栓1の基端部を挿通するために二つの開口部17を形成してある。本構成によれば、例えば、混合栓を取り付けることが容易となる。
【0022】
また、前記カバー部材Cの側壁部18には、例えば、合計六つの切欠部16を形成してある。当該切欠部16は、壁部3に沿って配設する水道配管2aあるいは給湯配管2bをカバー部材Cの内部に挿通させるためのものである。つまり、給水配管2である水道配管2aあるいは給湯配管2bの夫々は、上下二方向と横一方向との合計三方向から取り付けることができる。これにより、給水配管2の配設の自由度を高めることができる。
【0023】
また、図示は省略するが、上記のごとく多くの切欠部16を形成しておけば、当該カバー部材Cの位置まで配設した給水配管2あるいは給湯配管2bを、さらに他の場所まで配設することも容易となる。例えば、前記エルボ4をT形の部材で構成することで、当該位置に混合栓を取り付けると共に、他の場所においても混合栓を取り付けることが可能となる。
【0024】
尚、ベース部材F1に対するカバー部材Cの取付けは、図4に示すごとく、ベース部材F1の一対の側縁部19に設けた係合溝部20と、前記カバー部材Cの一対の底縁部21の近傍に設けた係合堤部22とを互いに係合させることで行う。図4(イ)は、係合前の状態を示し、図4(ロ)は係合させた状態を示す。
【0025】
(キャップ部材)
図5および図6に示すごとく、前記切欠部16にはキャップ部材10を取付可能である。当該キャップ部材10は、カバー部材Cに形成した複数の切欠部16のうち、使用しない切欠部16を閉塞するためのものである。これにより、カバー部材Cの内部を見えなくすることができるうえに、カバー部材Cの内部に水が侵入するのを防止することもできる。
【0026】
本実施形態では、当該キャップ部材10は、前記固定部材Fおよび前記カバー部材Cとは別体に構成してある。つまり、当初よりこれらの部材を個々に構成しておき、使用しない切欠部16にキャップ部材10を取り付けることとすれば、混合栓の取付作業時に、カバー部材Cあるいはベース部材F1に何ら加工を施す必要がなくなる。よって、混合栓等を取付ける際の作業効率を向上させることができる。
また、特に、切欠部16が予め形成してあるから、切欠部16の縁部16aは美しく仕上げられている。よって、混合栓の使用者の側から開口した前記切欠部16が見える場合でも、カバー部材Cの外観が損なわれることがない。
【0027】
前記切欠部16に対する前記キャップ部材10の取付けは、当該キャップ部材10をカバー部材Cの側壁部18に沿って差し込むことで行う。前記キャップ部材10には、図4に示すごとく三カ所に係合部23を設けてある。
一方、前記カバー部材Cの切欠部16の周縁部16aには、前記係合部23に対応する被係合部24を設けてある。
このように、カバー部材Cの側壁部18に沿ってキャップ部材10をさし込む構成にした場合、取り付けられたキャップ部材10に対して、キャップ部材10の表面に垂直な方向から何らかの外力が作用しても、キャップ部材10がカバー部材Cから離脱し難いものとなる。
また、図6(イ)(ロ)に示すごとく、キャップ部材10に設けた係合部23は、前記カバー部材Cの内壁面25と前記被係合部24とで挟持される構成となっている。よって、前記キャップ部材10は、カバー部材Cに対してガタなく取り付けることができる。
【0028】
(効果)
以上のごとく、本発明の給水栓取付部材は、給水配管2を挿通するための切欠部16をカバー部材Cの側壁部18に形成してあるから、給水配管2をカバー部材Cの内部に引き込む際に、カバー部材Cに対して何ら加工を施す必要がない。よって、給水栓1の取付作業の効率を向上させることができる。
また、給水配管2を挿通した切欠部16については、当該切欠部16の縁部16aは予め加工してあるから、当該縁部16aが見えることで給水栓取付部材の外観が損なわれることがない。
さらに、本発明の給水栓取付部材は、前記切欠部16を閉塞するキャップ部材10を備えているから、カバー部材Cの内部が見えることはなく、給水栓取付部材の外観を良好に維持することができる。
【0029】
〔別実施形態〕
本発明に係る給水栓取付部材は、図7に示すごとく構成することもできる。
即ち、キャップ部材10を前記固定部材Fであるベース部材F1に一体形成しておくことができる。具体的には、ベース部材F1のうち、前記カバー部材Cの切欠部16に対応する位置にキャップ部材10を切り取り自在な状態で一体形成しておく。前記キャップ部材10は、二枚の板の縁部どうしを互いに直角に接合した形状に構成する。この二枚の板状部分のうち、一方の板部分がベース部材F1の底面と略面一となる状態にとし、他方の板部分が、カバー部材Cの側壁部18と同一平面上に位置するものとする。
【0030】
ベース部材F1とキャップ部材10との連接部26は、図8に示すごとく、断面形状をV字状の溝部に構成し、キャップ部材10をベース部材F1に対して数回揺動させることで、前記連接部26が疲労破壊する構成としてある。
【0031】
本構成では、前記連接部26が、カバー部材Cの切欠部16から奥まった部分に位置する。このことは、前記キャップ部材10をベース部材F1から切り取った際に、前記連接部26が、外部から視認し難い位置にあることとなる。しかも、切り取った後のベース部材F1の側の前記連接部26は、切欠部16に挿通される給水配管2によって隠されることとなる。よって、キャップ部材10を切り取った後のベース部材F1側の連接部26にバリ等が残っていても、給水栓取付部材の外観を損なうことはない。
また、前記切欠部16は、予め加工してあるから、切欠部16の縁部16aは美しく仕上げられている。よって、本構成の場合にも、第1の実施形態と同様にカバー本体の外観が損なわれることはない。
【0032】
尚、ベース部材F1にカバー部材Cを取り付けた際には、ベース部材F1に残置したキャップ部材10は、カバー部材Cの切欠部16に嵌合する。これにより、給水配管2の挿通に用いない切欠部16は閉塞されることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給水栓取付部材の使用態様を示す説明図
【図2】給水配管の取付態様を示す分解斜視図
【図3】給水配管の取付け状態を示す側方断面図
【図4】ベース部材とカバー部材との取付態様を示す説明図
【図5】キャップ部材の取付態様を示す説明図
【図6】キャップ部材の取付態様を示す側方断面図
【図7】別実施形態に係る給水栓取付部材を示す説明図
【図8】別実施形態に係るキャップ部材とベース部材との連接部を示す断面図
【符号の説明】
1 給水栓
2 給水配管
3 壁部
6 給水栓取付部
10 キャップ部材
16 切欠部
18 カバー部材の側壁部
23 係合部
24 被係合部
C カバー部材
F 固定部材

Claims (4)

  1. 給水栓と給水配管とを壁面の給水栓取付位置に固定する固定部材、および、前記給水栓と前記給水配管との接続部を覆うカバー部材からなる給水栓取付部材であって、
    前記カバー部材の側壁部に、前記給水配管を挿通するための複数の切欠部形成され、前記切欠部を閉塞するキャップ部材備えられていると共に、前記固定部材が、前記壁面に取り付けるベース部材と、このベース部材に前記給水配管を取り付けるブラケットとから構成され、前記ブラケットには、前記給水配管に取付けたエルボを抱持するエルボ抱持部と、前記エルボのうち前記給水配管側の直線部分を挿通可能で、且つ、その挿通方向の中間部分に前記エルボ抱持部が連通するエルボ用溝部とが形成されている給水栓取付部材。
  2. 前記キャップ部材を、前記固定部材および前記カバー部材とは別体に構成してあり、前記カバー部材の切欠部の周縁部には、前記キャップ部材を前記カバー部材の側壁部に沿って差し込むことで、前記キャップ部材に設けた係合部を前記カバー部材の内壁面とで挾持する状態で係合する被係合部が設けられている請求項1に記載の給水栓取付部材。
  3. 給水栓と給水配管とを壁面の給水栓取付位置に固定する固定部材、および、前記給水栓と前記給水配管との接続部を覆うカバー部材からなる給水栓取付部材であって、
    前記カバー部材の側壁部に、前記給水配管を挿通するための切欠部が形成され、前記切欠部を閉塞するキャップ部材が備えられていると共に、前記カバー部材を前記固定部材に取り付けた際に、前記カバー部材の側壁と前記キャップ部材とが面一な状態で位置合わせされるよう、前記キャップ部材が前記固定部材に一体形成してあり、前記切欠部に前記給水配管を挿通する場合には、当該切欠部に対応する前記キャップ部材を前記固定部材から切り取り可能に構成してある給水栓取付部材。
  4. 前記固定部材に複数の給水栓取付け部を備えると共に、前記カバー部材に複数の切欠部を備えている請求項3記載の給水栓取付部材。
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