JP2001090129A - 給水栓取付部材 - Google Patents

給水栓取付部材

Info

Publication number
JP2001090129A
JP2001090129A JP26821199A JP26821199A JP2001090129A JP 2001090129 A JP2001090129 A JP 2001090129A JP 26821199 A JP26821199 A JP 26821199A JP 26821199 A JP26821199 A JP 26821199A JP 2001090129 A JP2001090129 A JP 2001090129A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
supply pipe
water supply
cover member
mounting
cap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26821199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4535532B2 (ja
Inventor
Masahiro Ota
昌浩 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inaba Denki Sangyo Co Ltd filed Critical Inaba Denki Sangyo Co Ltd
Priority to JP26821199A priority Critical patent/JP4535532B2/ja
Publication of JP2001090129A publication Critical patent/JP2001090129A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4535532B2 publication Critical patent/JP4535532B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 給水栓を取付ける部分の美観を損なうことの
ない給水栓取付部材を提供する。 【解決手段】 給水栓1と給水配管2とを壁部3の給水
栓取付位置に固定する固定部材、および、給水栓1と給
水配管2との接続部を覆うカバー部材Cからなる給水栓
取付部材であって、カバー部材Cの側壁部18に、給水
配管2を挿通するための切欠部16を形成してあると共
に、切欠部16を閉塞するキャップ部材10を備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水栓と給水配管
とを壁面の給水栓取付位置に固定する固定部材、およ
び、前記給水栓と前記給水配管との接続部を覆うカバー
部材からなる給水栓取付部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、建物の壁面に給水栓を後
から取り付ける場合に、当該壁面に沿って給水配管を配
設し、当該給水配管に給水栓を取り付けることがある。
通常、このような給水配管と給水栓との接続部は、美観
を維持する等の目的からカバー部材を有する給水栓取付
部材で覆われる。その際には、前記壁面に配設した給水
配管を前記カバー部材の内部に挿通するために、前記カ
バー部材の側壁に切欠部を設ける必要がある。そして、
給水栓の取付位置に対する給水配管の配設方向は夫々の
取付箇所によって異なるから、前記カバー部材に対して
は、取付箇所毎に切欠部を形成する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の給水栓取付部材を用いる場合、前記切欠部は、給水
栓の取付現場において形成していたから、切欠部の周縁
部が必ずしも美しく仕上がるとは限らなかった。特に、
前記給水栓を使用する際に、目につき易い部分に前記切
欠部が形成される場合には、前記給水栓取付部材の美観
が損なわれる場合があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来の不都合を解消
し、給水栓を取付ける部分の美観を損なうことのない給
水栓取付部材を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(構成1)本発明の給水
栓取付部材は、請求項1に示すごとく、カバー部材Cの
側壁部18に、給水配管2を挿通するための切欠部16
を形成してあると共に、前記切欠部16を閉塞するキャ
ップ部材10を備えている点に特徴を有する。 (作用・効果)本構成のごとく、カバー部材の側壁部
に、給水配管を挿通するための切欠部を形成してあれ
ば、給水配管をカバー部材の内部に引き込む際に、カバ
ー部材に対して何ら加工を施す必要がない。よって、給
水栓の取付作業の効率を向上させることができる。ま
た、給水配管を挿通した切欠部については、その縁部
が、当該給水栓の使用時に見えることとなる。しかし、
この縁部は、予め加工してあるものであるから、当該縁
部が見えることで給水栓取付部材の外観が損なわれるこ
とはない。さらに、本発明の給水栓取付部材は、前記切
欠部を閉塞するキャップ部材を備えているから、カバー
部材の内部が見えることはなく、給水栓取付部材の外観
を良好に維持することができる。その他に、前記キャッ
プ部材を備えることで、カバー部材の内部に水が侵入す
るのを防止することもできる。
【0006】(構成2)本発明の給水栓取付部材は、請
求項2に示すごとく、前記キャップ部材10を、前記固
定部材Fおよび前記カバー部材Cとは別体に構成し、前
記キャップ部材10を前記カバー部材Cの側壁部18に
沿って差し込むことで、前記キャップ部材10に設けた
係合部23を、前記カバー部材Cに設けた被係合部24
に係合させるよう構成することができる。 (作用・効果)本構成のごとく、キャップ部材を、前記
固定部材および前記カバー部材と別体に構成しておけ
ば、混合栓の取付作業時に、カバー部材あるいはベース
部材に何ら加工を施す必要がなくなる。つまり、当初よ
り切欠部を形成しておき、使用しない切欠部にキャップ
部材を取り付けるだけでよいから、混合栓等の取付作業
を効率的に行うことができる。
【0007】(構成3)本発明の給水栓取付部材は、請
求項3に示すごとく、前記カバー部材Cを前記固定部材
Fに取り付ける際に、前記カバー部材Cの側壁と前記キ
ャップ部材10とが面一な状態で位置合わせされるよ
う、前記キャップ部材10を前記固定部材Fに一体形成
してあり、前記切欠部16に前記給水配管2を挿通する
場合に、当該切欠部16に対応する前記キャップ部材1
0を前記固定部材Fから切り取り可能に構成することが
できる。 (作用・効果)本構成のごとく、固定部材の側にキャッ
プ部材を一体成形しておき、給水配管を挿通する切欠部
に対応するキャップ部材を切り取ることとすれば、当該
切り取り部分が、外部から視認し難いものとなる。即
ち、当該切り取り部分は、当該切欠部に挿通される給水
配管によって隠されることとなるからである。また、前
記切欠部は、予め加工してあるから、切欠部の縁部は美
しく仕上げられている。よって、本構成の場合にも、カ
バー本体の外観が損なわれることはない。
【0008】(構成4)本発明の給水栓取付部材は、請
求項4に示すごとく、前記固定部材Fに複数の給水栓取
付部6を備えると共に、前記カバー部材Cに複数の切欠
部16を備えて構成することができる。 (作用・効果)本構成のごとく、本構成によれば、例え
ば、給水栓取付部材に混合栓を取り付けることが容易と
なる。しかも、カバー部材には複数の切欠部を備えてい
るから、前記混合栓に連接する給水配管および給湯配管
を任意の方向から配設することができる。この結果、混
合栓を任意の位置に容易に設けることができるようにな
る。
【0009】尚、上述のように、図面との対照を便利に
するために符号を記したが、該記入により本発明は添付
図面の構成に限定されるものではない。
【0010】
【発明の実施の形態】(概要)本発明の給水栓取付部材
は、給水栓1と給水配管2とを壁部3の給水栓取付位置
に固定するためのものである。図1には、本発明に係る
給水栓取付部材の使用態様を示す。当該給水栓取付部材
は、例えば、建物の壁部3に給水配管2を後付けする場
合に用いるものである。具体的には、前記給水栓1と前
記給水配管2との接続部を、給水栓取付位置である前記
壁部3に固定すると共に、美観上の観点から当該接続部
を覆うために用いる。
【0011】(固定部材)本発明に係る給水栓取付部材
は、主に、固定部材Fとカバー部材Cとからなる。この
うち、固定部材Fは、前記給水栓1と前記給水配管2と
を壁部3の給水栓取付位置に固定するためのもである。
前記固定部材Fは、さらにベース部材F1とブラケット
F2とで構成される。前記ベース部材F1は、前記壁部
3に取り付ける略板状の部材であり、当該ベース部材F
1に前記給水配管2が取り付けられる。そして、この給
水配管2の前記ベース部材F1への取付けをブラケット
F2により行う。具体的には、図2に示すごとく、前記
給水配管2の端部に取り付けた略L字状のエルボ4等に
前記ブラケットF2を外挿し、このブラケットF2に設
けたフランジ5を前記ベース部材F1に固定すること
で、前記給水配管2を固定する。前記給水配管2を壁部
3に取り付けた状態の側方断面図を図3に示す。
【0012】図2に示すごとく、本実施形態に係るベー
ス部材F1には、二つの給水栓取付部6を設けてある。
当該ベース部材F1には二つの給水配管2を固定するこ
とができる。例えば、予め設けられている水道の給水栓
と、新たに壁部に設ける給湯栓とを固定する場合、ある
いは、壁部に水道配管と給湯配管とを新たに配設して混
合栓を設ける場合など、種々の状況に応じてベース部材
F1を使用可能である。
【0013】ベース部材F1の中央には、仮止用孔部7
を設けてある。例えば、前記壁部3に給水配管2である
水道配管2aと給湯配管2bとを新たに配設する場合に
は、まず、水道配管2a及び給湯配管2bの取り付け位
置を確認した後、前記仮止用孔部7を利用してベース部
材F1を壁部3に取り付ける。このとき、前記仮止用孔
部7はベース部材F1の中央に位置しているから、ベー
ス部材F1は任意の姿勢で静止可能である。よって、ベ
ース部材F1の取り付け姿勢を容易に且つ確実に決定す
ることができる。また、仮に、壁部3に既に水道配管2
aが敷設してある場合には、ベース部材F1の一方の給
水栓取付部の位置が決定されるから、ベース部材F1の
取付姿勢も一義的に決定される。この場合にも、前記仮
止用孔部7を利用してベース部材F1を所定の姿勢に仮
固定すればよい。
【0014】前記ベース部材F1のうち、二カ所の給水
栓1取付部の周囲には、夫々、四つのねじ挿通孔8をも
うけてある。これらのねじ挿通孔8を利用してベース部
材F1を壁部3にねじ止めする。
【0015】平面視において、夫々の給水栓1取付部の
周囲には、夫々三つの凹部9を形成してある。当該凹部
9は、後述するキャップ部材10を取り付けたカバー部
材Cを前記ベース部材F1に取り付ける場合に、ベース
部材F1とキャップ部材10との干渉を避けるためのも
のである。
【0016】ベース部材F1に設けた夫々の凹部9の奥
部には、給水配管2を受ける受け部11を形成してあ
る。当該受け部11は、図3に示すごとく、後述するブ
ラケットF2と協同して前記給水配管2を挟持するもの
である。よって、当該受け部11のうち、給水配管2に
当接する当接縁部12は、給水配管2の断面外径に合わ
せて円弧状に形成してある。
【0017】図2に示すごとく、前記給水配管2を前記
ベース部材F1に固定するには、まず、その先端に取り
付けたエルボ4をブラケットF2によって抱持する。そ
して、ブラケットF2に形成した固定用のフランジ5を
用いて前記ベース部材F1に固定する。前記フランジ5
に形成したフランジ孔13は、単なるねじ挿通用の孔部
である。通常は、固定用のねじ部材を、前記フランジ孔
13と前記ベース部材F1のねじ挿通孔8とに貫通さ
せ、壁部3に螺入して固定する。
【0018】本実施形態では、給水栓1に対するエルボ
4のねじ部の外周形状を六角形断面とし、同様に、当該
部分に外挿するブラケットF2のうち、その内周部分を
六角形断面に形成してある。ブラケットF2の当該六角
断面の部分をエルボ抱持部14と称する。当該エルボ抱
持部14を備えることで、壁部3に固定した給水配管2
に給水栓1を固定する際に、給水栓1の側に設けた螺合
ねじを前記エルボ4に設けたねじ部に螺合させ易くする
ためである。即ち、給水栓1側の螺合ねじを締め付ける
際に、前記エルボ4が伴回りしないように、ベース部材
F1に固定したブラケットF2によって反力を得るもの
である。
【0019】前記ブラケットF2のうち、前記エルボ抱
持部14の裏面側には、前記エルボ4のうち前記給水配
管2の側の直線部分を挿通可能なエルボ用溝部15を形
成してある。前記エルボ抱持部14は、ちょうど、当該
エルボ用溝部15の中間部分に連通した構成となってい
る。このようにエルボ抱持部14を構成しておけば、通
常のL型のエルボ4に限らず、T型のエルボ4を取り付
けることも可能となる。このように、二方向に給水配管
2を連通可能なブラケットF2とすることは、後述する
ごとく、複数の切欠部16を形成した本発明に係るカバ
ー部材Cを有効に利用するためにも好都合である。
【0020】前記カバー部材Cおよび前記ブラケットF
2は、各種の樹脂で構成することができる。本発明の給
水栓取付部材は混合栓の取付けに用いるため、100℃
程度の熱に十分耐え得る樹脂で構成するのが好ましい。
例えば、ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、ポリアク
リロニトリル等の熱可塑性プラスチックを用いることが
できる。これらの樹脂であれば、上記耐熱性を備えてい
るほか、射出成形法などによる成形も容易である。
【0021】(カバー部材)図1に示すごとく、給水栓
1と給水配管2との接続部は、カバー部材Cにより覆わ
れる。これにより、こららの接続部の外観が損なわれる
のを防止する。前記カバー部材Cには、二つの給水栓1
の基端部を挿通するために二つの開口部17を形成して
ある。本構成によれば、例えば、混合栓を取り付けるこ
とが容易となる。
【0022】また、前記カバー部材Cの側壁部18に
は、例えば、合計六つの切欠部16を形成してある。当
該切欠部16は、壁部3に沿って配設する水道配管2a
あるいは給湯配管2bをカバー部材Cの内部に挿通させ
るためのものである。つまり、給水配管2である水道配
管2aあるいは給湯配管2bの夫々は、上下二方向と横
一方向との合計三方向から取り付けることができる。こ
れにより、給水配管2の配設の自由度を高めることがで
きる。
【0023】また、図示は省略するが、上記のごとく多
くの切欠部16を形成しておけば、当該カバー部材Cの
位置まで配設した給水配管2あるいは給湯配管2bを、
さらに他の場所まで配設することも容易となる。例え
ば、前記エルボ4をT形の部材で構成することで、当該
位置に混合栓を取り付けると共に、他の場所においても
混合栓を取り付けることが可能となる。
【0024】尚、ベース部材F1に対するカバー部材C
の取付けは、図4に示すごとく、ベース部材F1の一対
の側縁部19に設けた係合溝部20と、前記カバー部材
Cの一対の底縁部21の近傍に設けた係合堤部22とを
互いに係合させることで行う。図4(イ)は、係合前の
状態を示し、図4(ロ)は係合させた状態を示す。
【0025】(キャップ部材)図5および図6に示すご
とく、前記切欠部16にはキャップ部材10を取付可能
である。当該キャップ部材10は、カバー部材Cに形成
した複数の切欠部16のうち、使用しない切欠部16を
閉塞するためのものである。これにより、カバー部材C
の内部を見えなくすることができるうえに、カバー部材
Cの内部に水が侵入するのを防止することもできる。
【0026】本実施形態では、当該キャップ部材10
は、前記固定部材Fおよび前記カバー部材Cとは別体に
構成してある。つまり、当初よりこれらの部材を個々に
構成しておき、使用しない切欠部16にキャップ部材1
0を取り付けることとすれば、混合栓の取付作業時に、
カバー部材Cあるいはベース部材F1に何ら加工を施す
必要がなくなる。よって、混合栓等を取付ける際の作業
効率を向上させることができる。また、特に、切欠部1
6が予め形成してあるから、切欠部16の縁部16aは
美しく仕上げられている。よって、混合栓の使用者の側
から開口した前記切欠部16が見える場合でも、カバー
部材Cの外観が損なわれることがない。
【0027】前記切欠部16に対する前記キャップ部材
10の取付けは、当該キャップ部材10をカバー部材C
の側壁部18に沿って差し込むことで行う。前記キャッ
プ部材10には、図4に示すごとく三カ所に係合部23
を設けてある。一方、前記カバー部材Cの切欠部16の
周縁部16aには、前記係合部23に対応する被係合部
24を設けてある。このように、カバー部材Cの側壁部
18に沿ってキャップ部材10をさし込む構成にした場
合、取り付けられたキャップ部材10に対して、キャッ
プ部材10の表面に垂直な方向から何らかの外力が作用
しても、キャップ部材10がカバー部材Cから離脱し難
いものとなる。また、図6(イ)(ロ)に示すごとく、
キャップ部材10に設けた係合部23は、前記カバー部
材Cの内壁面25と前記被係合部24とで挟持される構
成となっている。よって、前記キャップ部材10は、カ
バー部材Cに対してガタなく取り付けることができる。
【0028】(効果)以上のごとく、本発明の給水栓取
付部材は、給水配管2を挿通するための切欠部16をカ
バー部材Cの側壁部18に形成してあるから、給水配管
2をカバー部材Cの内部に引き込む際に、カバー部材C
に対して何ら加工を施す必要がない。よって、給水栓1
の取付作業の効率を向上させることができる。また、給
水配管2を挿通した切欠部16については、当該切欠部
16の縁部16aは予め加工してあるから、当該縁部1
6aが見えることで給水栓取付部材の外観が損なわれる
ことがない。さらに、本発明の給水栓取付部材は、前記
切欠部16を閉塞するキャップ部材10を備えているか
ら、カバー部材Cの内部が見えることはなく、給水栓取
付部材の外観を良好に維持することができる。
【0029】〔別実施形態〕本発明に係る給水栓取付部
材は、図7に示すごとく構成することもできる。即ち、
キャップ部材10を前記固定部材Fであるベース部材F
1に一体形成しておくことができる。具体的には、ベー
ス部材F1のうち、前記カバー部材Cの切欠部16に対
応する位置にキャップ部材10を切り取り自在な状態で
一体形成しておく。前記キャップ部材10は、二枚の板
の縁部どうしを互いに直角に接合した形状に構成する。
この二枚の板状部分のうち、一方の板部分がベース部材
F1の底面と略面一となる状態にとし、他方の板部分
が、カバー部材Cの側壁部18と同一平面上に位置する
ものとする。
【0030】ベース部材F1とキャップ部材10との連
接部26は、図8に示すごとく、断面形状をV字状の溝
部に構成し、キャップ部材10をベース部材F1に対し
て数回揺動させることで、前記連接部26が疲労破壊す
る構成としてある。
【0031】本構成では、前記連接部26が、カバー部
材Cの切欠部16から奥まった部分に位置する。このこ
とは、前記キャップ部材10をベース部材F1から切り
取った際に、前記連接部26が、外部から視認し難い位
置にあることとなる。しかも、切り取った後のベース部
材F1の側の前記連接部26は、切欠部16に挿通され
る給水配管2によって隠されることとなる。よって、キ
ャップ部材10を切り取った後のベース部材F1側の連
接部26にバリ等が残っていても、給水栓取付部材の外
観を損なうことはない。また、前記切欠部16は、予め
加工してあるから、切欠部16の縁部16aは美しく仕
上げられている。よって、本構成の場合にも、第1の実
施形態と同様にカバー本体の外観が損なわれることはな
い。
【0032】尚、ベース部材F1にカバー部材Cを取り
付けた際には、ベース部材F1に残置したキャップ部材
10は、カバー部材Cの切欠部16に嵌合する。これに
より、給水配管2の挿通に用いない切欠部16は閉塞さ
れることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給水栓取付部材の使用態様を示す
説明図
【図2】給水配管の取付態様を示す分解斜視図
【図3】給水配管の取付け状態を示す側方断面図
【図4】ベース部材とカバー部材との取付態様を示す説
明図
【図5】キャップ部材の取付態様を示す説明図
【図6】キャップ部材の取付態様を示す側方断面図
【図7】別実施形態に係る給水栓取付部材を示す説明図
【図8】別実施形態に係るキャップ部材とベース部材と
の連接部を示す断面図
【符号の説明】
1 給水栓 2 給水配管 3 壁部 6 給水栓取付部 10 キャップ部材 16 切欠部 18 カバー部材の側壁部 23 係合部 24 被係合部 C カバー部材 F 固定部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水栓と給水配管とを壁面の給水栓取付
    位置に固定する固定部材、および、 前記給水栓と前記給水配管との接続部を覆うカバー部材
    からなる給水栓取付部材であって、 前記カバー部材の側壁部に、前記給水配管を挿通するた
    めの切欠部を形成してあると共に、前記切欠部を閉塞す
    るキャップ部材を備えている給水栓取付部材。
  2. 【請求項2】 前記キャップ部材を、前記固定部材およ
    び前記カバー部材とは別体に構成してあり、 前記キャップ部材を前記カバー部材の側壁部に沿って差
    し込むことで、前記キャップ部材に設けた係合部を、前
    記カバー部材に設けた被係合部に係合させるよう構成し
    てある請求項1に記載の給水栓取付部材。
  3. 【請求項3】 前記カバー部材を前記固定部材に取り付
    けた際に、前記カバー部材の側壁と前記キャップ部材と
    が面一な状態で位置合わせされるよう、前記キャップ部
    材が前記固定部材に一体形成してあり、 前記切欠部に前記給水配管を挿通する場合には、当該切
    欠部に対応する前記キャップ部材を前記固定部材から切
    り取り可能に構成してある請求項1に記載の給水栓取付
    部材。
  4. 【請求項4】 前記固定部材に複数の給水栓取付け部を
    備えると共に、前記カバー部材に複数の切欠部を備えて
    いる請求項2又は3に記載の給水栓取付部材。
JP26821199A 1999-09-22 1999-09-22 給水栓取付部材 Expired - Fee Related JP4535532B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26821199A JP4535532B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 給水栓取付部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26821199A JP4535532B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 給水栓取付部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001090129A true JP2001090129A (ja) 2001-04-03
JP4535532B2 JP4535532B2 (ja) 2010-09-01

Family

ID=17455470

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26821199A Expired - Fee Related JP4535532B2 (ja) 1999-09-22 1999-09-22 給水栓取付部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4535532B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009235759A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mirai Ind Co Ltd 継手収容ボックス、及び湯水混合水栓の配管構造
KR101287503B1 (ko) * 2011-06-03 2013-07-19 김영규 혼합수전 체결장치
JP2018104922A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 株式会社ケーブイケー カバー及びカバーを備えた水栓
KR20220050476A (ko) * 2020-10-16 2022-04-25 박명수 수전박스의 무타공 시공용 고정브라켓

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5562677U (ja) * 1978-10-17 1980-04-28
JPS59107522U (ja) * 1982-12-28 1984-07-19 松下電工株式会社 露出スイツチボツクス
JPS6318579U (ja) * 1986-07-17 1988-02-06
JPH0380623U (ja) * 1989-12-04 1991-08-19
JPH0434580U (ja) * 1990-07-19 1992-03-23
JPH0561588U (ja) * 1992-01-31 1993-08-13 株式会社クボタ 給水栓エルボの取付構造
JPH0716119A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toto Ltd キッチンキャビネット用配管ユニット
JPH0725059U (ja) * 1993-10-15 1995-05-12 松下電工株式会社 水栓金具の配管カバー
JP2000220173A (ja) * 1999-02-01 2000-08-08 Cleanup Corp 給水給湯用分岐管ユニットおよびこれを用いた給水給湯システム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5562677U (ja) * 1978-10-17 1980-04-28
JPS59107522U (ja) * 1982-12-28 1984-07-19 松下電工株式会社 露出スイツチボツクス
JPS6318579U (ja) * 1986-07-17 1988-02-06
JPH0380623U (ja) * 1989-12-04 1991-08-19
JPH0434580U (ja) * 1990-07-19 1992-03-23
JPH0561588U (ja) * 1992-01-31 1993-08-13 株式会社クボタ 給水栓エルボの取付構造
JPH0716119A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toto Ltd キッチンキャビネット用配管ユニット
JPH0725059U (ja) * 1993-10-15 1995-05-12 松下電工株式会社 水栓金具の配管カバー
JP2000220173A (ja) * 1999-02-01 2000-08-08 Cleanup Corp 給水給湯用分岐管ユニットおよびこれを用いた給水給湯システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009235759A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mirai Ind Co Ltd 継手収容ボックス、及び湯水混合水栓の配管構造
KR101287503B1 (ko) * 2011-06-03 2013-07-19 김영규 혼합수전 체결장치
JP2018104922A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 株式会社ケーブイケー カバー及びカバーを備えた水栓
KR20220050476A (ko) * 2020-10-16 2022-04-25 박명수 수전박스의 무타공 시공용 고정브라켓
KR102544586B1 (ko) 2020-10-16 2023-06-15 박명수 수전박스의 무타공 시공용 고정브라켓

Also Published As

Publication number Publication date
JP4535532B2 (ja) 2010-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7150439B2 (en) Configurable clamp assembly
US5761934A (en) Cable lock and an universal hold-down support
JPH05503141A (ja) 衛生上の水せん取付け具
JP2001090129A (ja) 給水栓取付部材
TW201344021A (zh) 鎖具基座組合構造
JP2003092820A (ja) ケーブル取付構造
JP4805727B2 (ja) ヘッダー用保温部材、およびヘッダー用保温部材の取付方法
KR20160093480A (ko) 회전 방지용 가이드캡이 구비되는 버클락 조립구조
JP5352126B2 (ja) 給水配管構造
JP6143497B2 (ja) 埋設型ガス栓の取付金具
KR200398872Y1 (ko) 건축용 개구부 덮개 구조물
JP6381237B2 (ja) 配管カバー、その取り付け方法及び水栓
JP6452499B2 (ja) 埋設式ガス栓
JP4527840B2 (ja) 給水栓ボックス
JP3570097B2 (ja) 水栓用ジョイントエルボの取付構造
KR102570031B1 (ko) 수전 연결구 고정 구조 및 수전 장치
JP3161336U (ja) 扉開閉用ハンドル
JP2006207735A (ja) 配管カバーの端末取付具
JP2013210037A (ja) 内側部材と外側部材の固定構造
CN211820921U (zh) 一种出水装置水管的定位结构
CN210888363U (zh) 门锁
JP3763920B2 (ja) 軒天井取付ドレン
JP2002061363A (ja) 手摺用取付具
JP4114268B2 (ja) 固定装置
JP2005245169A (ja) 防気カバー

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060907

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100615

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130625

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4535532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees