JP2013210037A - 内側部材と外側部材の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】内側部材と外側部材の隙間に異物が侵入しても、内側部材を外側部材から容易に取外すことのできる内側部材と外側部材の固定構造を提供する。
【解決手段】外側部材2の内部に内側部材1を挿入して固定する固定構造であって、内側部材1は、外側部材2の内部に挿入する挿入部1aを備えたものであり、該挿入部1aの外面又は内面に係止部1cが設けられていて、外側部材2は、上記内側部材1をその内部に挿入する筒状体2aであり、該筒状体2aの内部に上記内側部材1の挿入部2aを挿入した状態で、内側部材1の係止部1cと係止する被係止部2cが設けられていて、内側部材1の係止部1cには、係止状態を解除する係止解除部1eが、内側部材1の係止部1cの背面側であって、内側部材1の内側方向に向って設けらた構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、外側部材の内部に内側部材を挿入して固定する内側部材と外側部材の固定構造に関するものである。
従来の外流し用排水栓は、上端にフランジを備えると共に外周面に雄ネジが形成された上側部材と、内周面に雌ネジが形成された下側部材の二つの部材から構成されるものが多い(例えば特許文献1)。
上記のような外流し用排水栓は、下側部材の上端面を外流しの裏面に当接させた状態で上側部材を下側部材の内部に挿入すると共に、上側部材の雄ネジを下側部材の雌ネジに螺合し、上側部材のフランジ部と下側部材の上端面で外流しの底面を挟持することによって取付けられる。
特開2005−133473号公報
しかしながら、上記のような外流し用排水栓は、外流しを設置してから年月が経過すると、上側部材と下側部材のネジ山に砂などの細かい異物が侵入し、上側部材と下側部材の分離が困難となることが多かった。この下側部材は、排水管と接着接続されているため、外流しの移動や交換の際には、外流し用排水栓や外流しを破壊しなければならず、コストや施工面でも好ましいものではなかった。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題は、相当数の年月が経過して内側部材と外側部材の隙間に異物が侵入しても、内側部材を外側部材から容易に取外すことのできる内側部材と外側部材の固定構造を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る内側部材と外側部材の固定構造は、外側部材の内部に内側部材を挿入して固定する固定構造であって、内側部材は、外側部材の内部に挿入する挿入部を備えたものであり、該挿入部の外面又は内面に係止部又は/及び被係止部が設けられていて、外側部材は、上記内側部材をその内部に挿入する筒状体であり、該筒状体の内部に上記内側部材の挿入部を挿入した状態で、内側部材の係止部又は/及び被係止部と係止する被係止部又は/及び係止部が設けられていて、内側部材又は外側部材の係止部又は被係止部には、係止状態を解除する係止解除部が、内側部材又は外側部材の係止部又は/及び被係止部のうち、内側に位置する係止部又は/及び被係止部の背面側であって、内側部材又は外側部材の内側方向に向って設けられていることを特徴とするものである。
本発明の内側部材と外側部材の固定構造においては、内側部材の一端にフランジ部が形成されており、そのフランジ部と外側部材の一端によって被挟持物を挟持することが好ましい。また、係止部が係止爪であり、被係止部が凹部であることが好ましく、係止部の両側が切欠かれていることがより好ましい。更に、係止解除部がブリッジ状に形成されていることが好ましい。
次に、本発明の内側部材と外側部材の固定及び固定解除方法は、上記いずれかの外側部材の内部に内側部材の挿入部を挿入し、内側部材の係止部又は/及び被係止部と外側部材の被係止部又は/及び係止部を係止させて内側部材と外側部材を固定し、係止解除部によって、内側部材の係止部又は/及び被係止部と外側部材の被係止部又は/及び係止部の係止状態を解除して、内側部材と外側部材を分離することを特徴とするものである。
本発明の内側部材と外側部材の固定構造は、内側部材の挿入部と外側部材の筒状体に、それぞれ互いに係止する係止部又は/及び被係止部が設けられているので、内側部材を外側部材の内部に挿入し、該係止部又は/及び被係止部同士を係止させるだけで、簡単に内側部材と外側部材を固定することができる。
一方、内側部材と外側部材を分離する際には、内側部材又は外側部材の係止部又は/及び被係止部のうち、内側に位置する係止部又は/及び被係止部の背面側であって、内側部材又は外側部材の内側方向に向って設けられた係止解除部によって、簡単に係止部又は/及び被係止部の係止状態を解除して内側部材と外側部材を分離することができる。
従って、従来のような雄ネジ・雌ネジによる固定構造ではないため、相当数の年月が経過して内側部材と外側部材の隙間に異物が侵入したとしても、内側部材や外側部材を破壊することなく、内側部材と外側部材を容易に分離することができるので、コスト面でも施工面でも好ましい。
また、内側部材の一端にフランジ部が形成されており、そのフランジ部と外側部材の一端によって被挟持物を挟持する内側部材と外側部材の固定構造は、流しの排水栓などに好適に利用される固定構造である。
更に、係止部が係止爪であり、被係止部が凹部であると、係止部と被係止部を簡単且つ確実に係止させることができる。
特に、係止部の両側が切欠かれていると、係止部と被係止部を係止させたり、その係止状態を解除して分離する際に、係止部が撓み易くなるので、作業性がより向上する。
更に、係止解除部がブリッジ状に形成されていると、内側部材或いは外側部材の内部に手を挿入した際、係止解除部を手で掴み易く、また、係止部に力が作用し易くなるので、内側部材と外側部材の分離作業がより容易となる。
次に、本発明の内側部材と外側部材の固定及び固定解除方法は、上記のような固定構造に使用される内側部材と外側部材を用いるので、内側部材と外側部材を容易に固定でき、また、容易に分離することもできるものである。
本発明の一実施形態に係る内側部材と外側部材の固定構造を示す断面図である。 同固定構造に用いる内側部材を示すものであって、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図である。 同固定構造に用いる外側部材を示すものであって、(a)は平面図、(b)はB−B断面図である。 本発明の一実施形態に係る内側部材と外側部材の固定及び固定解除方法を説明する断面図である。 同固定及び固定解除方法を説明する断面図である。 同固定及び固定解除方法を説明する断面図である。 本発明の他の実施形態に係る内側部材と外側部材の固定構造を示す断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る内側部材と外側部材の固定構造を示す断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る内側部材と外側部材の固定構造に用いる内側部材の斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
本発明の内側部材と外側部材の固定構造は、図1に示すように、外側部材2の内部に内側部材1を挿入し、内側部材1と外側部材2を固定する固定構造であって、主として外流しの排水栓等に採用される固定構造である。
この内側部材1は、図1に示すように、外側部材2の内部に挿入する挿入部1aを備えたものであり、この挿入部1aは、その外径が外側部材2の内径に略等しい円筒体となっている。図2の(a),(b)に示すように、挿入部1aの上端にはフランジ部1bが形成されると共に、挿入部1aの外周面には係止部1cが設けられている。このフランジ部1bは、被挟持物3の排水口3aよりも外径が大きいものであり、このフランジ部1bと外側部材2のフランジ部2bによって被挟持物3を挟持している。
上記挿入部1aの外周面に設けられた係止部1cは、図2の(b),(c)に示すように、その先端(下端)に爪部10cが設けられた係止爪であって、図2の(a)に示すように、挿入部1aの一側面(右側面)とそれに対面する挿入部1aのもう一側面(左側面)の計2箇所に設けられている。この係止部1cの爪部10cは、係止部1cの先端から外側へ斜め上方に立ち上がる略直角三角形状をしたものであり、この爪部10cが、外側部材2の被係止部2cに嵌まり込んで係止することによって、内側部材1と外側部材2は強固に連結固定される。また、挿入部1aの係止部1cが設けられている周壁は、他の挿入部1aの周壁よりも肉薄に形成されていると共に、係止部1cの両側が切欠かれて、2つの切欠部1dが設けられている。このように、係止部1cが肉薄に形成されているのに加えて、係止部1cの両側に切欠部1dを設けることにより、係止部1cが撓み易くなっている。
尚、係止部1cをより撓み易くするために、係止部1cだけを撓み易い別の樹脂で成形することもできる。
上記係止部1cには、図2の(a),(c)に示すように、内側部材1の係止部1cと外側部材2の被係止部2cの係止状態を解除する係止解除部1eが設けられている。この係止解除部1eは、一方の係止部1c(右側面)ともう一方の係止部1c(左側面)を架橋すると共に、その架橋片と直交するように、係止部1cが設けられていない挿入部1aの周壁(前側面)とそれに対面する周壁(後側面)を架橋したものである。このように、係止解除部1eを平面視略十字形のブリッジ状に形成すると、係止解除部1eの交点部分を手で掴み易くなると共に、係止解除部1eの交点部分を手で掴んで上方へ引っ張ると、挿入部1aの周壁全体に内側方向へと引っ張られる力が作用するので、係止部1cが内側に撓み易くなって、内側部材1の係止部1cと外側部材2の被係止部2cの係止状態を解除し易くなる。
尚、この係止解除部1eにツマミを設けて、より手で掴み易くなるようにしてもよい。また、係止解除部1eをより撓み易くするために、係止部1cが設けられていない側の架橋片の先端の両側を切り欠いて切欠部を設けてもよい。本実施形態のように、内側部材1が外流しの排水栓として採用される場合、係止解除部1eを目皿部として兼用することができるので、この場合、係止解除部1eは上記のような平面視略十字形が好ましい。
一方、外側部材2は、図1に示すように、上記内側部材1をその内部に挿入する円筒状体であって、図3の(b)に示すように、該筒状体2aの上端には、フランジ部2bが形成されている。この外側部材2のフランジ部2bは、上記内側部材1のように、フランジ部1bがないと被挟持物3の排水口3aより落下することはないので必ずしも必要なものではないが、本実施形態のように、筒状体2aの上端にフランジ部2bを形成することによって、内側部材1のフランジ部1bと外側部材2のフランジ部2bによって被挟持物3を安定的に挟持することができるようになる。
また、外側部材2の筒状体2aの内部には、図3の(b)に示すように、上記内側部材1の係止部1cと係止する被係止部2cが、対面する位置に計2箇所設けられている。この被係止部2cは、筒状体2aの内周面に設けられた、上記係止部1cの爪部10cを嵌め入れるための凹入部であって、上記内側部材1の挿入部1aを筒状体2aの内部に挿入し、内側部材1のフランジ部1bと外側部材2のフランジ部2bによって被挟持物3を挟持した状態で、上記係止部1cと係止する位置に形成する必要がある。従って、この被係止部2cは、内側部材1のフランジ部1b下端面から係止部1cの爪部10c上端までの寸法より、被挟持物3の厚みを差し引いた寸法分、外側部材2のフランジ部2b上端面より下方に形成されている。
尚、上記のような構成の内側部材1と外側部材2は、金属や合成樹脂など弾性変形可能で、且つ、復元力を有する材料(特に内側部材1)で成形されたものであれば特に材質は限定されるものではないが、本実施形態のように、内側部材1と外側部材2が外流しの排水栓として用いられる場合は、耐候性や耐食性を考慮すると合成樹脂製のものが好ましく、更に排水管4などとの接着性を考慮すれば、ポリ塩化ビニルやABS樹脂、AES樹脂などで好適に成形される。
上記構成の内側部材1と外側部材2によって挟持される被挟持物3は、本実施形態では屋外に設置される外流しを想定しているが、内側部材1と外側部材2によって挟持されるものであればこれに限定されるものではなく、また、本発明には必ずしも必要なものでもない。
次に、上記構成の内側部材1と外側部材2の固定及び固定解除方法を説明する。
図4に示すように、上記外側部材2のフランジ部2bの上端面を、被挟持物3の裏面に当接させて、内側部材1の挿入部1aを、被挟持物3の排水口3aより外側部材2の筒状体2aの内部に挿入していく。内側部材1の係止部1cの爪部10cは、外側部材2の筒状体2aの内壁面より外側へ出っ張っているので、爪部10cが筒状体2aの内壁面に当接して内側へと押し込まれることで係止部1cが内側へ弾性変形する。その状態で更に内側部材1を下方へと挿入すると、内側部材1のフランジ部1bの裏面が被挟持物3の表面に当接すると共に、係止部1cが、その弾性力によって元の形状に戻ることで爪部10cが元の位置に戻って外側部材2の被係止部2cに嵌まり込むので、係止部1cと被係止部2cは確実に係止して、内側部材1と外側部材2は強固に連結固定される。内側部材1と外側部材2が連結固定されると、次いで、外側部材2の外周面に排水管4を接着接続して施工は完了する。
尚、場合によっては、先に外側部材2の外周面に排水管4を接着接続してから、内側部材1と外側部材2を連結固定してもよい。
一方、被挟持物3を新しいものに交換したい場合は、内側部材1と外側部材2を分離する必要が生じる。その際は、まず、内側部材1の開口から内部に手を挿入し、係止解除部1eの交点部分を手で掴んで上方へ引っ張る。係止解除部1eを上方へ引っ張ると、その先端にある係止部1cには内側方向に引っ張られる力が作用するので、図5に示すように、係止解除部1eが上方へ撓むと共に係止部1cは内側に撓む。係止部1cが内側に撓むと、爪部10cが被係止部2cから抜け出して、係止部1cと被係止部2cの係止状態が解除されるので、そのまま内側部材1を上方へ引き上げるだけで、簡単に内側部材1と外側部材2を分離することができる。
以上のような構成の本発明の内側部材1と外側部材2の固定構造は、内側部材1の挿入部1aを外側部材2の筒状体2a内部に挿入するだけで、係止部1cと被係止部2cが確実に係止するので、簡単に内側部材1と外側部材2を連結固定することができる。
また、内側部材1と外側部材2を分離する際には、内側部材1に設けられた係止解除部1eを上方へ引っ張るだけで、内側部材1の係止部1cが内側へと撓んで、係止部1cと被係止部2cの係止状態が解除されるので、相当数の年月が経過して内側部材1と外側部材2の隙間に異物が侵入しても、内側部材1、外側部材2や被挟持物3を破壊することなく、内側部材1と外側部材2を容易に分離することができる。
尚、本発明の内側部材1と外側部材2の固定構造は、前述した実施形態に限定されるものではない。
即ち、内側部材1と外側部材2を強固に連結固定できて、且つ、その固定を容易に解除できるのであればよいのである。例えば、図7に示すように、内側部材1の挿入部1aの外周面に、前述した図1〜図6に示す外側部材2の被係止部2cと同様の被係止部11cを設けて、外側部材2の筒状体2aの内周面に、前述した図1〜図6に示す内側部材1の係止部1cと同様の係止部21cを設けたものでもよい。また、係止部1c,21cや被係止部11c,2cを設ける箇所も、前述した図1〜図6に示す実施形態では、内側部材1の下端部と外側部材2のそれに対応する位置に設けているが、これに限定されるものではなく、内側部材1の中段部や上端部と、外側部材2のそれに対応する位置に設けてもよい。更に、図示はしないが、内側部材1の挿入部1aの外周面に係止部1cと被係止部11cの双方を設けて、外側部材2のそれに対応する位置に被係止部2cと係止部21cを設けてもよいし、或いは、係止部1c,21cと被係止部11c,2cをそれぞれ一つずつ設けてもよい。
また、内側部材1と外側部材2の固定を解除する係止解除部1eも、前述した図1〜図6に示す実施形態のように、必ずしも内側部材1に設ける必要はなく、図8に示すように、外側部材2に設けることもできる。この図8に示す固定構造は、内側部材1の挿入部1aの内周面に被係止部11cを設け、外側部材2の筒状体2aの内周面より、内側部材1の挿入部1aの下端部を嵌入する断面形状が略凹型の溝部を突設すると共に、その溝部の先端(上端)に係止部21cを2箇所設け、その係止部21cと係止部21cを架橋することによりブリッジ状の係止解除部20eを形成したものである。
上記のように、外側部材2に係止解除部20eを設けた場合、係止部21cと被係止部11cの係止状態を解除するには、前述した図1〜図6に示す実施形態とは異なり、係止解除部20eを下方へ押し込むことによって係止解除部20eを下方に撓ませると共に、係止部21cを内側に撓ますことにより行う。
このように、内側部材1と外側部材2の係止状態を解除する係止解除部1e,20eは、内側部材1又は外側部材2の係止部1c,21c又は/及び被係止部11c,2cのうち、内側に位置する係止部1c,21c又は/及び被係止部11c,2cの背面側であって、内側部材1又は外側部材2の内側方向に向って設けられていれば、内側部材1と外側部材2の係止状態を容易に解除することができる。
また、前述した図1〜図8に示す係止解除部1e,20eはいずれも、内側部材1或いは外側部材2と一体的に形成されているが、係止解除部1e,20eを別体で形成し、後から上記のような関係で係止部1c,21cに取付けることもできる。
更に、内側部材1の挿入部1aは、前述した図1〜図8に示す実施形態のように、必ずしも円筒体である必要はなく、図9に示すような、フランジ部1bの裏面より下方へ突設された垂下片10aであってもよい。そして、係止部1cが設けられたこの垂下片10aとそれに対面する垂下片10aは、係止部1cが設けられた垂下片10aを撓み易くするため、係止解除部1eによって完全には繋がっておらず、若干の隙間が開くように形成されている。
また、前述した実施形態はいずれも、上側の部材(内側部材1)と下側の部材(外側部材2)に関する固定構造であったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば右側の部材(内側部材1)と左側の部材(外側部材2)においても適用可能な固定構造であることはいうまでもない。
1 内側部材
1a 挿入部
1b フランジ部
1c 係止部(係止爪)
10c 爪部
1d 切欠部
1e 係止解除部
11c 被係止部
2 外側部材
2a 筒状体
2b フランジ部
2c 被係止部
21c 係止部
20e 係止解除部
3 被挟持物
3a 排水口
4 排水管

Claims (6)

  1. 外側部材の内部に内側部材を挿入して固定する固定構造であって、
    内側部材は、外側部材の内部に挿入する挿入部を備えたものであり、該挿入部の外面又は内面に係止部又は/及び被係止部が設けられていて、
    外側部材は、上記内側部材をその内部に挿入する筒状体であり、該筒状体の内部に上記内側部材の挿入部を挿入した状態で、内側部材の係止部又は/及び被係止部と係止する被係止部又は/及び係止部が設けられていて、
    内側部材又は外側部材の係止部又は被係止部には、係止状態を解除する係止解除部が、内側部材又は外側部材の係止部又は/及び被係止部のうち、内側に位置する係止部又は/及び被係止部の背面側であって、内側部材又は外側部材の内側方向に向って設けられていることを特徴とする内側部材と外側部材の固定構造。
  2. 内側部材の一端にフランジ部が形成されており、そのフランジ部と外側部材の一端によって被挟持物を挟持することを特徴とする請求項1に記載の内側部材と外側部材の固定構造。
  3. 係止部が係止爪であり、被係止部が凹部であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内側部材と外側部材の固定構造。
  4. 係止部の両側が切欠かれていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の内側部材と外側部材の固定構造。
  5. 係止解除部がブリッジ状に形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに内側部材と外側部材の固定構造。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の外側部材の内部に内側部材の挿入部を挿入し、内側部材の係止部又は/及び被係止部と外側部材の被係止部又は/及び係止部を係止させて内側部材と外側部材を固定し、係止解除部によって、内側部材の係止部又は/及び被係止部と外側部材の被係止部又は/及び係止部の係止状態を解除して、内側部材と外側部材を分離することを特徴とする内側部材と外側部材の固定及び固定解除方法。
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