JP2005230467A - 点検口に蓋体を取り付けるための取付具及びこの取付具を用いた蓋体の取り付け・取り外し方法 - Google Patents

点検口に蓋体を取り付けるための取付具及びこの取付具を用いた蓋体の取り付け・取り外し方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 蓋体の着脱操作が容易で、蓋体を確実に係止でき、取付具を背板側或は蓋体側の何れの方に保持させても蓋体の着脱が可能な点検口に蓋体を取り付けるための取付具及びこの取付具を用いた蓋体取り付け或は取り外し方法を提供する。
【解決手段】 板体に形成された点検口を閉じる蓋体の取付具を、基板と、該基板の一方端部から表面側へと延設された係止弾片部と、基板の他方端部から裏面側へと延設された略凹状に形成された挟持弾片部と、から構成し、係止弾片部の終端部には、蓋板の厚さ寸法よりも若干大きな幅寸法を有する段片部が上下方向に弾性を有して形成され、該取付具の挟持弾片部を点検口の相対向する周縁部に嵌合係止させ、蓋体の一方縁部を、一方の取付具の係止弾片部の段片部に係止させた後、蓋板を押し付け、蓋体の他方縁部を他方の取付具の係止弾片部の段片部に嵌合係止させる。
【選択図】図9

Description

この発明は、背板や底板に形成した点検口に対し蓋体を着脱自在に取り付けるための取付具及びこの取付具を用いた蓋体取り付け・取り外し方法に関する。
流し台や洗面台等のキャビネットの背面若しくは底板部には、この流し台や洗面台が設置される建物側に配置された設備との間で給水管や給湯管、或は排水管の接続工事を行ったり、あるいはその点検、補修を行うための点検口が形成されている。
このような点検口に対し、該点検口を塞ぐための蓋体を着脱自在に取り付けるために用いられる取付具として、従来、特許文献1に示す取付具が知られている。
特許第2961502号公報
この従来の取付具8は、図14に示すように、金属板或は可撓性を有する合成樹脂材の両端を表面側と裏面側にそれぞれ折り返して、断面ほぼS字形に形成したものであり、中央の基板8bの裏面側にこの基板8bとほぼ同じ大きさの弾性を有する挟持片8aを形成すると共に、基板8bの表面側に前記挟持片8aよりも短い掛支片8cを形成している。
このように構成された取付具8で蓋体7を取り付ける場合には、まず取付具8を、中央の基板8bと裏面側の挟持片8aとの間に点検口6aを形成した背板6の端縁を挟持するように差し込む。このようにして取付具8を点検口6aの上下に取り付ける。この時、取付具8の表面側(掛支片8cを設けた側)を背板6の前面に位置させる。これにより、基板8bに対し短く形成された掛支片8cは、点検口6aの周囲端縁のさらに外側に位置することとなるので、この状態で、蓋体7の下端縁を下方の取付具8の掛支片8cに差し込み、その後、蓋体7の上側を背板6の方向に押し付ける。そして、点検口6aを塞ぐように蓋体7を背板6の前面に接触させる。次に、上方の取付具8を下方に押し下げると、蓋体7の上端縁がこの取付具8の掛支片8cの内側に侵入し、このことにより、蓋体7は、上下の取付具8の掛支片8cでその上下端縁が掛支され、点検口6aを塞いだ状態に取り付けられる。
また、蓋体7を取り外す必要が生じた場合は、上記と全く反対に上方の取付具8を上方に押し上げればよく、このことで蓋体7の上端縁の掛支状態が解除される。この後、蓋体7の上端を手前(キャビネットの内部側)に引き出した後、蓋体7を上方に引き上げると、蓋体7と下方の取付具8との掛支状態も解除され、蓋体7が背板6から取り外され、点検口6aが開放される。
しかしながら、このような構成からなる従来の取付具8を用いた場合には、蓋体7を取付け或は取り外すときに、途中で取付具8を水平方向或は垂直方向に移動操作しなければならず、着脱操作に手間がかかるばかりでなく、蓋体7の取付けが完了したとき、上方の取付具8を垂下方向に押し下げることとなり、上方の取付具8の背板6に対する保持力が弱まり、蓋体7に少しの外力が加わることで容易に外れてしまうという虞も有し、さらには、剛性がない背板には取り付けられない、という問題を有していた。しかも、上記従来の取付具8では、蓋体7に当該取付具8を保持させて背板6に嵌めこむことはできない構造であるため、蓋体7の取り付け作業が煩雑である、という問題も有していた。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、蓋体の着脱操作に手間がかからず、かつ蓋体を確実に係止でき、しかも、取付具を背板側あるいは蓋体側の何れの方に保持させても蓋体の着脱が可能な点検口に蓋体を取り付けるための取付具及びこの取付具を用いた蓋体取り付け或は取り外し方法を提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明にあっては、板体に形成された点検口を閉じる蓋体の取付具を、基板と、該基板の一方端部から表面側へと延設された係止弾片部と、上記基板の他方端部から裏面側へと延設された略凹状に形成された挟持弾片部と、から構成し、上記係止弾片部の終端部には、蓋板の厚さ寸法よりも若干大きな幅寸法を有する段片部が、該段片部平面部に対して上下方向に弾性を有して形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の取付具を技術的前提とし、上記係止弾片部の水平面部に、指掛け用の凸片部を突設したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の取付具の挟持弾片部を点検口の相対向する周縁部に嵌合して係止させ、次に、蓋体の一方縁部を、一方の取付具の係止弾片部の段片部に係止させた後、蓋板を点検口側に押し付け、蓋体の他方縁部を他方の取付具の係止弾片部の段片部に嵌合係止させることで蓋体を点検口に取り付けることを特徴とする取付具を用いた蓋体取り付け方法。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の方法によって取り付けられた蓋体を点検口から取り外す場合に、いずれかの取付具の係止弾片部に突設された凸片部を指で押圧し、蓋体をキャビネット内部方向に引き出すことを特徴とする取付具を用いた蓋体取り外し方法。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の取付具の挟持弾片部を蓋体の相対向する周縁部に嵌合して係止させ、次に、蓋体を点検口方向に押し付けることで、蓋体に嵌合係止された取付具の係止弾片部が点検口の周縁部に当たって撓み変形した後、その弾性により復動し、該係止弾片部の段片部が点検口の周縁部に係止させることで、蓋体を点検口に取り付けることを特徴とする取付具を用いた蓋体取り付け方法。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の方法によって取り付けられた蓋体を点検口から取り外す場合に、いずれか一方の取付具を他の取付具方向へと押圧し、該一方の取付具の係止弾片部の段片部と点検口の周縁部との弾性係止状態を解除して、蓋体をキャビネット内部方向に引き出すことを特徴とする取付具を用いた蓋体取り外し方法。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明にあっては、板体に形成された点検口を閉じる蓋体の取付具を、基板と、該基板の一方端部から表面側へと延設された係止弾片部と、上記基板の他方端部から裏面側へと延設された略凹状に形成された挟持弾片部と、から構成し、上記係止弾片部の終端部には、蓋板の厚さ寸法よりも若干大きな幅寸法を有する段片部が、該段片部平面部に対して上下方向に弾性を有して形成したので、取付具を背板側(底板側)あるいは蓋体側の何れの方に保持させても、工具等を用いることなく蓋体を点検口に押し付けるだけで確実に、かつ容易に取り付けることができ、また、蓋体をスライドさせたり背板を後方へ押し込む力を加えずに取り付けることも可能であるため、背板を剛性がない材質で形成することができるため、製品コストを大幅に低減することができる。さらに、この発明にあっては、蓋体や取付具をビス止めしないので、背板側にビス止め用の下地材を取り付けたり、ビス穴を設けたりする必要が無くなると共に、出荷時における蓋体のねじ止め作業も不要となり、点検口を設けた製品の生産性が向上すると共に、そのコストダウンも図ることができる。またさらに、この発明に係る取付具は、合成樹脂の一体成形や金属板を屈曲するだけで形成できるので、寸法精度を要する複雑な加工を要さず、容易に製作でき、しかも可撓性を有するのである程度の寸法誤差が許容できると共に、各種点検口蓋の取り付けにも流用でき、コストダウンが図られる。また、ビス止めのように着脱を繰り返すことによる取付強度の低下も生じにくく、耐久性を経時保持することができる、という優れた効果を奏する。
また、請求項2に記載の発明にあっては、上記係止弾片部の水平面部に、指掛け用の凸片部を突設したので、この凸片部に指を掛けて係止弾片部を上方向に押し上げることで、蓋体を該係止弾片部の段片部に装着し、或は、取り外すことができるので、蓋体の着脱作業を工具を用いることなく簡単に行なうことができる。
請求項3に記載の方法の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の取付具の挟持弾片部を点検口の相対向する周縁部に嵌合して係止させ、次に、蓋体の一方縁部を、一方の取付具の係止弾片部の段片部に係止させた後、蓋板を点検口側に押し付け、蓋体の他方縁部を他方の取付具の係止弾片部の段片部に嵌合係止させることで蓋体を点検口に取り付けるように構成したので、工具を用いることなく、蓋体を点検口に押し付けるだけで確実に、かつ容易に取り付けることができる。
請求項4に記載の方法の発明は、請求項3に記載の方法によって取り付けられた蓋体を点検口から取り外す場合に、いずれかの取付具の係止弾片部に突設された凸片部を指で押圧し、蓋体をキャビネット内部方向に引き出すように構成したので、工具を用いることなく簡単に蓋体を点検口から取り外すことができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の取付具の挟持弾片部を蓋体の相対向する周縁部に嵌合して係止させ、次に、蓋体を点検口方向に押し付けることで、蓋体に嵌合係止された取付具の係止弾片部が点検口の周縁部に当たって撓み変形した後、その弾性により復動し、該係止弾片部の段片部が点検口の周縁部に係止させることで、蓋体を点検口に取り付けるように構成したので、工具を用いることなく、蓋体を点検口に押し付けるだけで確実に、かつ容易に取り付けることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の方法によって取り付けられた蓋体を点検口から取り外す場合に、いずれか一方の取付具を他の取付具方向へと押圧し、該一方の取付具の係止弾片部の段片部と点検口の周縁部との弾性係止状態を解除して、蓋体をキャビネット内部方向に引き出すように構成したので、工具を用いることなく簡単に蓋体を点検口から取り外すことができる。
以下、添付図面に示す発明の実施例に基づき、この発明を詳細に説明する。
図1乃至図7は、この発明の実施例1に係る取付具Tを示しており、図1は、この取付具Tの斜視図、図2は同取付具Tの正面図、図3は同取付具Tの背面図、図4は同取付具Tの平面図、図5は同取付具Tの底面図、図6は同取付具Tの右側面図、図7は同取付具Tの左側面図である。
本実施例1に係る取付具Tは、金属材或は弾性を有する合成樹脂材で形成されており、平面状の基板10と、該基板10の上端部から表面側へと延設された係止弾片部11と、上記基板10の下端部から裏面側へと延設された略凹状に形成された挟持弾片部12と、から構成されている。
係止弾片部11は、基板10の上端部から表面側へと延設された水平片部13と、該水平片部13の終端部から基板方向に延設された傾斜片部14と、この傾斜片部14の終端部から上方向に延設された短寸の立上げ片部15と、該立上げ片部15の終端部から基板方向に延設され後記する蓋板Fの厚さ寸法よりも若干大きな幅寸法を有する段片部16と、から構成されており、上記水平片部13の終端部近傍には指掛け用の凸片部17が突設されている。
このように構成されてなる係止弾片部11は、上記段片部16が上下方向に弾性変形可能に構成されているので、図10及び図11の場合のように、蓋体Fの上下寸法に誤差がある場合であっても、該蓋体Fの寸法誤差を吸収し、蓋体Fをがたつきがない状態で弾持される。
また、上記挟持弾片部12は、上記基板10の下端部から裏面側へと延設された水平片部18と、該水平片部18から上方向に略S字状に延設された弾片部19と、から構成されており、上記基板10と弾片部19との間に、後記する点検口Hの周縁背板部Sが挟持される。
このように構成されてなる取付具Tを用いて蓋体Fを背板Sに開設された点検口Hを塞ぐ場合には、図8に示すように、点検口Hの上縁部及び下縁部に夫々取付具Tの挟持弾片部12を押し込んで嵌合係止させ、次に、蓋体Fの下方縁部を、下側に取り付けた取付具Tの係止弾片部11の段片部16に係止させた後、該蓋板Fを点検口側に押し付け、蓋体Fの上縁部を、図9に示すように、上側に取り付けた取付具Tの係止弾片部11の段片部16に嵌合係止させることで、蓋体Fを背板Sに取り付け点検口Hを塞ぐことができる。
尚、上記実施例1では、取付具Tを点検口Hの上下縁部に装着して蓋体Fを取り付けた場合を例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、図12に示すように、点検口Hの上下左右4箇所に装着して蓋体Fを取り付けてもよく、或は、該蓋体Fは、背板Sに脱落不可にこの取付具Tで掛支されて点検口Hを閉じていれば、蓋体Fの下端を蝶番などを用いて背板Sに回動自在に取り付け、蓋体Fの上端縁のみをこの取付具Tで掛支してもよい。また、実施例では2個或は4個の本取付具Tを用いて蓋体Fを背板Sに取り付けた例を示したが、取付具Tの幅が、蓋体Fをがたつきなく保持するのに十分な長さを有していれば、上下一対若しくは1個だけ使用しても構わない。
また、上記のように取り付けられた蓋体Fを点検口Hから取り外す場合には、上側に装着された取付具Tの係止弾片部11に突設されてなる凸片部17を指で押圧しつつ、蓋体Fを手前側に引き出すことで、工具を用いることなく簡単に蓋体Fを点検口Hから取り外すことができる。
図13は、上記実施例1に係る取付具Tで蓋体Fを取り付ける別の方法を示しており、この例では、取付具Ta,Tbの挟持弾片部12を蓋体Fの相対向する周縁部に嵌合して係止させ、次に、蓋体Fを点検口方向に押し付けることで、蓋体Fに嵌合係止された取付具Ta,Tbの係止弾片部11が点検口Hの周縁背板部Sに当たって撓み変形した後、その弾性により復動し、該係止弾片部11の段片部16が点検口Hの周縁背板部Sに係合させることで、蓋体Fを点検口Hに、工具を用いることなく極めて簡単に取り付けることができる。
このような取り付け方法によれば、取付具Ta,Tbの挟持弾片部12のキャビネット方向への突出量が、取付具Ta,Tbの係止弾片部11の突出量よりも小さいので、キャビネット内を広く利用することができる。また、点検口Hをキャビネットの底板側に形成し、その上部に抽斗をスライド自在に配設する場合には、抽斗の取り付け位置を下げることができ、抽斗の収納容量を大きくすることができる、という効果が得られる。
また、上記方法によって取り付けられた蓋体Fを点検口Hから取り外す場合には、一方の取付具Taを他の取付具Tb方向へと押圧し、該取付具Taの係止弾片部11の段片部16と点検口Hの周縁背板部Sとの弾性係止状態を解除した後、蓋体Fを手前側に引き出すことで、工具を用いることなく簡単に蓋体Fを点検口Hから取り外すことができる。
尚、上記実施例では、蓋体Fを板状に形成したものを例にとり説明したが、この発明にあってはこれに限定されるものではなく、蓋体に排水管などの挿通孔などが形成されたものを用いてもよい。
この発明の実施例1に係る点検口を閉じる蓋体の取付具の斜視図である。 同取付具の正面図である。 同取付具の背面図である。 同取付具の平面図である。 同取付具の底面図である。 同取付具の右側面図である。 同取付具の左側面図である。 同取付具を用いて蓋体を点検口に装着する前の状態を示す断面図である。 同取付具を用いて蓋体を点検口に装着した状態を示す断面図である。 同取付具の係止弾片部における蓋体の弾持状態の第1例を示す断面図である。 同取付具の係止弾片部における蓋体の弾持状態の第2例を示す断面図である。 同取付具の蓋体への装着例を示す説明図である。 同取付具による蓋体の取り付け・取り外し手順の他例を示す断面説明図である。 従来の取付具を用いて蓋体を点検口に装着した状態を示す断面図である。
符号の説明
F 蓋体
H 点検口
S 背板
T,Ta,Tb 取付具
10 基板
11 係止弾片部
12 挟持弾片部
16 段片部
17 凸片部

Claims (6)

  1. 板体に形成された点検口を閉じる蓋体の取付具を、基板と、該基板の一方端部から表面側へと延設された係止弾片部と、上記基板の他方端部から裏面側へと延設された略凹状に形成された挟持弾片部と、から構成し、上記係止弾片部の終端部には、蓋板の厚さ寸法よりも若干大きな幅寸法を有する段片部が、該段片部平面部に対して上下方向に弾性を有して形成されていることを特徴とする点検口に蓋体を取り付けるための取付具。
  2. 前記係止弾片部の水平面部に、指掛け用の凸片部を突設したことを特徴とする請求項1に記載の点検口に蓋体を取り付けるための取付具。
  3. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の取付具の挟持弾片部を点検口の相対向する周縁部に嵌合して係止させ、次に、蓋体の一方縁部を、一方の取付具の係止弾片部の段片部に係止させた後、蓋板を点検口側に押し付け、蓋体の他方縁部を他方の取付具の係止弾片部の段片部に嵌合係止させることで蓋体を点検口に取り付けることを特徴とする取付具を用いた蓋体取り付け方法。
  4. 請求項3に記載の方法によって取り付けられた蓋体を点検口から取り外す場合に、いずれかの取付具の係止弾片部に突設された凸片部を指で押圧し、蓋体をキャビネット内部方向に引き出すことを特徴とする取付具を用いた蓋体取り外し方法。
  5. 請求項1又は請求項2のいずれかに記載の取付具の挟持弾片部を蓋体の相対向する周縁部に嵌合して係止させ、次に、蓋体を点検口方向に押し付けることで、蓋体に嵌合係止された取付具の係止弾片部が点検口の周縁部に当たって撓み変形した後、その弾性により復動し、該係止弾片部の段片部が点検口の周縁部に係止させることで、蓋体を点検口に取り付けることを特徴とする取付具を用いた蓋体取り付け方法。
  6. 請求項5に記載の方法によって取り付けられた蓋体を点検口から取り外す場合に、いずれか一方の取付具を他の取付具方向へと押圧し、該一方の取付具の係止弾片部の段片部と点検口の周縁部との弾性係止状態を解除して、蓋体をキャビネット内部方向に引き出すことを特徴とする取付具を用いた蓋体取り外し方法。
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