JP5352126B2 - 給水配管構造 - Google Patents

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Description

本発明は、給水配管構造に関する。
建物外から水道管を介して供給される水道水や建物外に設けられた給湯器から供給される温水を建物内の各機器に給水するために、図10に示すように、建物の基礎100に設けられた通気孔となる孔や上部開口の切欠等の開口部110を臨むように基礎100の外壁面にボックス200を設け、ボックス200内に給水ヘッダー管300を設置し、水道水や給湯機から供給される温水をこの給水ヘッダー管300に供給し、給水ヘッダー管300の分岐口310に接続された架橋ポリエチレン樹脂やポリブテン樹脂製の分岐管400を開口部110を通して建物内に引き込み、浴室、洗面室、トイレ、キッチン等の各水回り機器(図示せず)に接続するようにした給水配管構造が採用されている(特許文献1参照)。
ところで、一般戸建て住宅においては、二世帯住宅等に関わらず、トイレや洗面所など
が各階に設けられるなど、多数の水回り機器が設けられているため、分岐管400も水回り機器の数だけ必要となる。
一方、上記従来の給水配管構造の場合、給水ヘッダー管300の分岐口310が建物側に向かって管軸方向に水平に並んで設けられているため、上記のように、多数の分岐管400を接続しなければならないときには、給水ヘッダー管300を長いものにするか、複数の給水ヘッダー管300を、高さを異ならせて設けるなどしなければならない。
しかし、給水ヘッダー管300を長くした場合、基礎100の開口部110も水平方向に長いものにしなければならず、基礎100の強度にも影響を及ぼす恐れがあるとともに、建物外部に突出して設けられるボックス200も水平方向に長いものとしなければならず、邪魔になったり、外観上見苦しくなる恐れがある。また、図10に示すように、複数の給水ヘッダー管300を、高さを異ならせて設ける場合、ボックス200を高さ方向に大きなものとしなければならない。
特開2001−207490号公報
本発明は、上記事情に鑑みて、コンパクトな給水ヘッダー管で、給水ヘッダー管を収納するためのボックスを大きくすることなく、多数の分岐管に分岐配管することができる給水配管構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明にかかる給水配管構造は、建物外から水または温水が供給される給水ヘッダー管が、建物の基礎に設けられた開口部に臨むように前記基礎の外壁に取り付けられたボックス内に収容されるとともに、建物内の水回り機器に水または温水を供給する複数の分岐管がその一端を前記ボックス内で前記給水ヘッダー管に設けられた複数の分岐口に接続されて前記開口部から建物内に導入される給水配管構造において、前記給水ヘッダー管は、前記複数の分岐口が給水ヘッダー管の管軸に平行に2列に並び、一方の列の分岐口が他方の列の分岐口に対して給水ヘッダー管の管軸方向にずれた位置で、その中心軸が他方の列の分岐口の中心軸とV字をなすように形成されているとともに、各分岐口が給水ヘッダー管の管軸を通る水平面より上側で、一方の列と他方の列とが給水ヘッダー管の管軸を通る垂直面を挟んで配置され、給水ヘッダー管の管軸及び一方の列の各分岐口の中心軸に直交する方向から見た場合に、隣り合う分岐口が重なり合うように各分岐口が配置されていることを特徴としている。
本発明の給水配管構造は、特に限定されないが、例えば、給水ヘッダー管を、6つの平面部を有する略断面六角形の外面形状をした管本体を備え、分岐口が前記平面部から外側に突設されているとともに、隣接する列の分岐口が、他方の列の分岐口に対し前記管本体の軸方向にずれた状態で交互に配設されている構成とすること、また、ヘッダー管支持金具のクランプ部によって給水ヘッダー管がクランプされ、支持金具の脚部がボックス内に設けられた支持レールに、給水ヘッダー管の管軸に平行な方向にスライド自在に支持されている構成とすることが好ましい。
上記分岐管に用いられる管としては、特に限定されないが、たとえば、架橋ポリエチレン樹脂管、ポリエチレン樹脂管、ポリブテン樹脂管、樹脂金属複合管、ポリ塩化ビニル樹脂管、銅管、ステンレス鋼管などを挙げることができ、中でも可撓性、耐熱性および耐久性の観点から、架橋ポリエチレン樹脂管が好適である。
上記継手としては、特に限定されないが、分岐管が架橋ポリエチレン樹脂管やポリブテン樹脂管である場合、たとえば、接続作業性に優れた積水化学工業(株)製の商品名エスロカチット(登録商標)等のワンタッチ継手を用いることができる。
給水ヘッダー管への給水は、水道水等の上水をそのまま、あるいは、上水を給湯器等で加熱して温水状態で行われる。
本発明にかかる給水配管構造は、以上のように、分岐口が給水ヘッダー管の管軸に平行に2列に並び、一方の列の分岐口が他方の列の分岐口に対して給水ヘッダー管の管軸方向にずれた位置で、その中心軸が他方の列の分岐口の中心軸とV字をなすように形成されているとともに、各分岐口が給水ヘッダー管の管軸を通る水平面より上側で、一方の列と他方の列とが給水ヘッダー管の管軸を通る垂直面を挟んで配置されている構成されているので、給水ヘッダー管の長さが短くても多くの分岐管を接続することができ、コンパクト化が図れる。
したがって、建物外部に突出するように設けられるボックスを小さくすることができるようになる。
また、給水ヘッダー管を、6つの平面部を有する略断面六角形の外面形状をした管本体を備え、分岐口が前記平面部から外側に突設されているとともに、隣接する列の分岐口が、他方の列の分岐口に対し前記管本体の軸方向にずれた状態で交互に配設されている構成とすれば、分岐口を設けるために管本体に穿設する貫通孔と貫通孔との間隔をある程度確保しつつ、隣り合う列に属する分岐口の突設方向の角度差を、60度程度に、小さくすることができる。
すなわち、隣り合う列の分岐口を管本体の軸方向の同一位置に配置すると、分岐口を設けるために管本体に穿設される貫通孔と貫通孔とが繋がらず、かつ貫通孔と貫通孔との間隔を必要な強度が確保されるだけ広くするには、隣り合う列に属する分岐口の突設方向の角度差を、大きく(たとえば90度以上に)する必要がある。これに対して、隣り合う列に属する分岐口を管本体の軸方向に交互に配置(2列の場合には千鳥状に配置)すれば、一方の列に属する貫通孔と貫通孔との間に他方の列に属する貫通孔を逃がして穿設することができる。したがって、隣り合う列に属する分岐口の突設方向の角度差を略60度の小さいものとすることができる。そして、隣り合う列に属する分岐口の角度差を略60度の小さなものとすることによって、接続される分岐管の左右への広がりが少なくなり、省スペース化できるとともに、2階への給水管となる分岐管も1階への給水管となる分岐管も同一給水ヘッダー管を用いて分岐接続することができるようになり、ボックスをよりコンパクトなものにすることができる。
さらに、ヘッダー管支持金具のクランプ部によって給水ヘッダー管がクランプされ、支持金具の脚部がボックス内に設けられた支持レールに、給水ヘッダー管の管軸に平行な方向にスライド自在に支持されている構成とすれば、ヘッダー管支持金具を支持レールに支持させるとともに、支持レールに沿ってスライドさせてヘッダー管支持金具をボックスの長手方向の自由な位置に配置させることができる。したがって、分岐管の数に応じた口数の給水ヘッダー管を自由に選択することができる。
以下に、本発明を、その実施の形態をあらわす図面を参照しつつ詳しく説明する。
図1〜図4は、本発明にかかる給水配管構造の1つの実施の形態をあらわしている。
この給水配管構造においては、図1〜図3に示すように、建物の基礎1に設けた上部開口の切欠状をした開口部11を臨むように基礎1の外壁面にボックス2が取り付けられ、このボックス2内に給水ヘッダー管3が収容されている。また、後述する分岐管P2の傷つき防止およびガイドとなる樹脂製スペーサ12が開口部11のボックス側の下端縁に沿って両面粘着テープ等によって基礎1に固定されている
すなわち、ボックス2は、AES(アクリロニトリル /エチレン‐プロピレン‐ジエン/ スチレン共重合体)樹脂製であって、ボックス本体2aと、蓋2bとを備えている。
ボックス本体2aは、底板部21と、基礎1に固定される後壁部22と、2つの側壁部23とを備えている。
底板部21は、長方形の底板本体21aと、底板本体21aの前縁に立ち上がる蓋2bの固定用ビス孔21bを有する蓋固定部21cと、底板本体21aの上面に設けられ、後述するヘッダー管支持金具6を支持する支持レール24とを備えている。
支持レール24は、断面直角クランク状をした2つの板材24aが、底板本体21aとの間に対称かつ平行に固定されることによって形成された2つのガイド溝24bを備えている。
側壁部23は、図3に示すように、底板本体21aの長手方向の端縁から上方に立ち上がる側壁本体23aと、蓋受部23bとを備えている。
側壁本体23aは、上側のボックス前面側コーナー部が湾曲した形状をしていて、外部から給水ヘッダー管3への給水管(図示せず)の導入孔23cが穿設されている。
導入孔23cは、通常一方しか使用されないので、使用されない側壁部23側の導入孔23cは図1に示すようにキャップ23dによって封止されるようになっている。
蓋受部23bは、側壁本体23aの上部から底板部21の蓋固定部22aに到る部分でボックス2の内側に向かって鍔状に設けられている。
後壁部22は、図2に示すように、後壁本体22aと、係止突条22bとを備えている。
後壁本体22aは、底板本体21aの後端縁から側壁本体23aより上方まで立ち上り、開口部11を臨む位置に配管挿通孔22cが穿設されている。
係止突条22bは、配管挿通孔22cより上側で後壁本体22aとの間に隙間を形成するように設けられている。
蓋2bは、側壁本体23aの蓋受部23bおよび底板部21の蓋固定部に沿う断面形状をしていて、後壁部22側の端縁に沿って係止突条22bが嵌り込む長手方向の両端が開口した係合溝25が設けられている。
給水ヘッダー管3は、図5及び図6に示すように、管本体31と、先端にファスナ接続する際に用いる係止フランジ32aを有する分岐口となる9個の受口32とを備えている。
管本体31は、長手方向に連続する6つの平面部31aを有する略断面六角形の外面形状をしていて、管端に後述するファスナ接続する際に用いる係止フランジ31bが設けられており、六角形をした砲金製の連続鋳造管を切断するとともに、切断端部の外周面を削ることによって係止フランジ31bが形成されている。
9個の受口32のうち、5つの受口32は、管本体31の6つの平面部31aのうちの1つの平面部31aに管本体31の軸方向に等ピッチで設けられ、残りの4つの受口32は、この平面部31aに隣接する一方の平面部31aに等ピッチかつ先の5つの受口32と軸方向にずれて設けられている。すなわち、給水ヘッダー管3は、一方の列の5つの受口32と、他方の列の4つの受口32とが給水ヘッダー管3の管軸方向にずれた位置で、その中心軸が他方の列の受口32の中心軸と約60度の角度でV字をなすように配置されている。
そして、この受口32は、図5に示すように管本体31の受口形成部にまず貫通孔31cを穿設し、係止フランジ32aつきの受口形状を備えた筒体の差口32cを貫通孔31cに嵌合するとともに、この嵌合部の周囲を管本体31の壁面にろう付けすることによって管本体31に一体化されている。
なお、各受口32に後述するワンタッチ継手4a,4b,4cを介して接続される分岐管P1が隣接する分岐管P1の配管作業の障害とならないかぎり、受口32間のピッチを、できるだけ小さくすることが望ましい。
また、給水ヘッダー管3は、受口32部分を残して保温材9によって覆われている。
そして、一方の平面部31aに設けられた4つの受口32には、90度エルボ型のワンタッチ継手4aがそれぞれ接続され、他方の平面部31aに設けられた5つの受口32のうち、3つの受口32には、片ソケット型ワンタッチ継手4bが接続され、残りの端の2つの受口32には、コック付きの片ソケット型ワンタッチ継手4cが接続されている。
すなわち、ワンタッチ継手4aは、図7に示すように、一端に分岐管Pの管端部を挿入することによってジャンパーピン41aが離脱して縮径リング41bが縮径することによって挿入された管端部を水密に接続可能になった継手本体部41を有し、他端に受口32内に嵌合される差口42を備え、継手本体部41の差口42側の端部には係止フランジ43が設けられている。
そして、係止フランジ43が受口32の係止フランジ32aに受けられるまで差口42を受口32内に挿入嵌合させたのち、弾性接続金具5を装着することによって給水ヘッダー管3に固定されている。
弾性接続金具5は、図8に示すように、バネ板材を折曲することによって全体として正面より見て略Ω状に形成されたものであり、略半円形状の一対の本体部51 と、本体部51 の各一端にそれぞれ連設された一対のガイド部52 と、一対の本体部51 の他端間にわたって連設された連結部53 とを有し、本体部51および本体部近傍の連結部53 の一部にかけて係止フランジ32a,43 を係入するため、係止フランジ32a,43 を合わせた厚みに対応する幅の係入溝54 が周方向に形成され、ガイド部52側を受口32およびワンタッチ継手4aの側方から係止フランジ32a、43に臨ませてして受口32およびワンタッチ継手4aの一部が本体部51内に抱持されるまで押し込むことによって、係入溝54内に係止フランジ32a,43が入り込み、係止フランジ32a、43を係止してワンタッチ継手4aの離脱を阻止するようになっている。
また、装着された弾性接続金具5は、両側のガイド部52の先端が離脱防止具8に対向するように設けられた2つの係止爪にそれぞれ係止されることによって離脱するのを防止されている。
ワンタッチ継手4b、4cもワンタッチ継手4aと同様にして受口32に接続されている。
また、管本体31の一方の管端には、ワンタッチ継手4a〜4cより大口径の90度エルボ型のワンタッチ継手4dが他のワンタッチ継手4a〜4cと同様にして弾性接続金具5を用いてファスナ接続されている。
そして、上記のようにしてワンタッチ継手4a〜4dおよび保温材9が装着された給水ヘッダー管3は、以下のようにして2つのヘッダー管支持金具6によってボックス2内で支持されている。
すなわち、ヘッダー管支持金具6は、図9に示すように、クランプ部6aと脚部6bとを備えている。クランプ部6aは、ヒンジ61を介して連結された分割された上部バンド62と,下部バンド63とからなり、図1および図9(b)に示すように、上部バンド62の開放端部に設けられた係止部62aを下部バンド63に設けられた切欠部(図示せず)に嵌合係止させることによってクランプ状態を保持できるようになっている。
脚部6bは、下部バンド63の受けとなる水平部64と、この水平部64の両端からハ字形に斜め下方に延びる脚65と、この脚65の先端から外側に水平に伸びるスライド部66とを備えている。
そして、支持レール24のガイド溝24bにスライド部66を挿入し、所定位置まで支持レール24に沿ってスライドさせるとともに、上部バンド62を、ヒンジ61を中心に回動させて、下部バンド63の上方を開放状態にして、すべての受口32が斜め上方を向くとともに、管本体31の中心軸を通る垂直面に対し5つの受口32が建物側、4つの受口32が建物外部側に位置するように、保温材9で被覆された給水ヘッダー管3をその所望部分で下部バンド63に受けさせたのち、上部バンド62を回転させて、係止部62aを下部バンド63の切欠部に嵌合係止させてしっかりとクランプ部6aでクランプする。
このようにボックス2内に固定された給水ヘッダー管3には、以下のようにして分岐管P1,P2、給水管P3が接続されている。なお、この実施の形態では、分岐管P1,P2は、架橋ポリエチレン樹脂管やポリブテン樹脂管などの管本体の周囲に保護管が外嵌されている。
すなわち、1階の水回り機器(図示せず)に接続される分岐管P1は、その管端部が建物の床下から開口部11を介してボックス2内に引き込込まれて、先端部の保護管を取り除いた状態で管本体部分がワンタッチ継手4aあるいはワンタッチ継手4b内に挿入されることによってワンタッチ継手4aあるいはワンタッチ継手4bにワンタッチ接続される。
2階の水回り機器への給水ヘッダー管(図示せず)の給水口に接続される分岐管P2は、建物外壁Wの内面側に沿って設けられた配管スペースを通して2階側から垂らされ、管端部が開口部11の上部開口を覆った開口部蓋7に設けられた分岐管挿通用長孔71および開口部11を介してボックス2内に引き込まれ、先端部の保護管を取り除いた状態で管本体部分がワンタッチ継手4d内に挿入されることによってワンタッチ継手4dに接続される。
また、2階の水回り機器へ直接接続される分岐管P2は、建物外壁Wの内面側に沿って設けられた配管スペースを通して2階側から垂らされ、管端部が開口部11の上部開口を覆った開口部蓋7に設けられた分岐管挿通用長孔71および開口部11を介してボックス2内に引き込まれ、先端部の保護管を取り除いた状態で管本体部分がワンタッチ継手4c内に挿入されることによってワンタッチ継手4cに接続される。
水道本管や給湯器等からの給水管P3は、ボックス2の側壁部22に設けられた配管挿通孔22cからボックス本体2a内に引き込まれ、給水ヘッダー管3の管本体31の一端(ワンタッチ継手4dが接続されていない側)にファスナ接続される。
そして、このように給水管P3および分岐管P1,P2が給水ヘッダー管3に接続されたのち、つぎのようにして蓋2bがボックス本体2aに取り付けられる。
すなわち、蓋2bがボックス本体2aの開口部を完全に塞ぐまで蓋2bの係合溝25を係止突条22bの一方の側壁部23側から係止突条22bにスライド嵌合させ、蓋2bの下端部を、ビスBをボックス本体2aの固定用ビス孔21bにねじ込むことによって固定する。
上記給水配管構造によれば、短い給水ヘッダー管3で多くの分岐管P1,P2に分岐することができ、多数の分岐管P1,P2に分岐する場合にも嵩張らない小さなボックス2で済むようになる。
しかも、ヘッダー管支持金具6を支持レール24にスライド自在に支持するようにしたので、ヘッダー管支持金具6の固定位置が自由に選べ、結果として分岐管P1,P2の数に応じた口数の長さの異なる給水ヘッダー管3を自由に選択することができる。
また、樹脂製スペーサ12を開口部11のボックス側の下端縁に沿って両面粘着テープ等によって固定するようにしたので、2階から垂らした分岐管P2の管端部が基礎1のコンクリート面に直接触れることなく、約45度の角度でスムーズにボックス2内に入り込む。したがって、一人作業で分岐管P2を傷めることなくワンタッチ継手4c,4dに接続できる。
本発明の給水配管構造は、上記の実施の形態に限定されない。たとえば、上記の実施の形態では、継手と給水ヘッダー管のノズルとの接続がファスナ式であったが、ねじ式でも構わない。
上記の実施の形態では、分岐口が等ピッチに設けられていたが、必要に応じてピッチを代えても構わない。
上記の実施の形態では、分岐口が9個であったが、管軸方向に隣接する分岐口が管周方向に位置がずれて所謂千鳥状に配置されていれば、その個数は特に限定されず、また、偶数個設けるようにしても構わない。
上記の実施の形態では、ボックス内に水道水用の給水ヘッダー管のみ収容されていたが、給湯器からの温水用給水ヘッダー管も同じボックス内に収容するようにしても構わない。
上記の実施の形態では、給水ヘッダー管が保温材によって被覆されていたが、凍結の心配のない温暖地であれば、保温材はなくても構わない。
上記の実施の形態では、全ての受口にワンタッチ継手を介して分岐管が接続されていたが、接続される分岐管が少ない場合は、使用されない受口をファスナ接続式キャップで閉鎖しておいても構わない。
本発明にかかる給水配管構造の1例であって、そのボックス部分の水平方向の断面図である。 図1の給水配管構造のボックス部分の垂直方向の断面図である。 図1の給水配管構造のボックスの蓋開放状態の斜視図である。 図1の給水配管構造のボックスを閉じた状態の斜視図である。 給水ヘッダー管の一部切欠断面正面図である。 図5の給水ヘッダー管の側面図である。 90度エルボ型ワンタッチ継手の半断面図である。 弾性接続金具の斜視図である。 ヘッダー管支持金具であって、同図(a)が開放状態の正面図、同図(b)がクランプ状態の正面図である。 従来の給水配管構造のボックス部分の断面図である。
符号の説明
1 基礎
11 開口部
2 ボックス
24 支持レール
3 給水ヘッダー管
31 管本体
31a 平面部
32 受口(分岐口)
4a,4b,4c,4d ワンタッチ継手
6 ヘッダー管支持金具
6a クランプ部
6b 脚部
P1,P2 分岐管

Claims (3)

  1. 建物外から水または温水が供給される給水ヘッダー管が、建物の基礎に設けられた開口部に臨むように前記基礎の外壁に取り付けられたボックス内に収容されるとともに、
    建物内の水回り機器に水または温水を供給する複数の分岐管がその一端を前記ボックス内で前記給水ヘッダー管に設けられた複数の分岐口に接続されて前記開口部から建物内に導入される給水配管構造において、
    前記給水ヘッダー管は、前記複数の分岐口が給水ヘッダー管の管軸に平行に2列に並び、一方の列の分岐口が他方の列の分岐口に対して給水ヘッダー管の管軸方向にずれた位置で、
    その中心軸が他方の列の分岐口の中心軸とV字をなすように形成されているとともに、
    各分岐口が給水ヘッダー管の管軸を通る水平面より上側で、一方の列と他方の列とが給水ヘッダー管の管軸を通る垂直面を挟んで配置され
    給水ヘッダー管の管軸及び一方の列の各分岐口の中心軸に直交する方向から見た場合に、隣り合う分岐口が重なり合うように各分岐口が配置されていることを特徴とする給水配管構造。
  2. 前記給水ヘッダー管は、6つの平面部を有する略断面六角形の外面形状をした管本体を備え、分岐口が前記平面部から外側に突設されているとともに、隣接する列の分岐口が、他方の列の分岐口に対し前記管本体の軸方向にずれた状態で交互に配設されている請求項1に記載の給水配管構造。
  3. ヘッダー管支持金具のクランプ部によって給水ヘッダー管がクランプされ、支持金具の脚部がボックス内に設けられた支持レールに、給水ヘッダー管の管軸に平行な方向にスライド自在に支持されている請求項1または請求項2に記載の給水配管構造。
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