JP2532944Y2 - 中性極開閉器の中間金具 - Google Patents

中性極開閉器の中間金具

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JP2532944Y2
JP2532944Y2 JP9537290U JP9537290U JP2532944Y2 JP 2532944 Y2 JP2532944 Y2 JP 2532944Y2 JP 9537290 U JP9537290 U JP 9537290U JP 9537290 U JP9537290 U JP 9537290U JP 2532944 Y2 JP2532944 Y2 JP 2532944Y2
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neutral pole
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啓也 桧垣
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河村電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 産業上の利用分野 本考案は、分電盤における中性極開閉器の中間金具に
関するものである。
ロ 従来の技術 従来、分電盤における中性極開閉器の中間金具とし
て、第5図示のように、ナット20aを溶接した中間金具2
0を銅バー6の下側に設け、その中間金具20を左右の中
性極開閉器本体7、7に差し込んで固定し、位置決めを
行なったその状態において、母線締め付けネジ10と前記
中間金具20のナット20aとにより、中性母線9を銅バー
6に締着させるものがあった。
又、第6図示のように、銅バー6にネジ6aを刻設し、
中央部に母線締め付けネジ挿通孔30aを穿設した平板状
の中間金具30を、前記銅バー6の上側に設け、左右の中
性極開閉器本体7、7で挟持固定して位置決めを行なう
ものがあって、その状態において、母線締め付けネジと
前記銅バーのネジとにより、中性母線を銅バーに締着さ
せていた。
ハ 考案が解決しようとする課題 上記従来技術において、前者は中間金具にナットを溶
接しなければならないので、加工が煩雑となる欠点を有
していた。
後者は、中間金具を母線締め付けネジにより銅バーに
ネジ止めして出荷するため、現場施工時その母線締め付
けネジを一度取り外さなければならないので作業性が悪
く、又、中性母線を取り付ける時、誤って中間金具と中
性母線とを上下反対位置にして、中性母線を中間金具に
取り付ける虞れがあった。又、中間金具を紛失したり、
或いは、中間金具を取り外したまま取り付けを忘れて、
中間金具無しに中性母線を取り付けることがあり、一応
中性母線は取り付けられるものの、ハンドル7aを倒すこ
とによって銅バーへの固定が解除されるタイプの中性極
開閉器本体7では、中性極開閉器本体7、7、・・が銅
バー上の左右方向へ動いてバラバラになるという問題が
あった。
ニ 課題を解決するための手段 本考案は、上記従来技術の問題点に鑑み、加工が容易
で且つ作業性に富み、しかも組み付け誤り、組み付け忘
れ及び紛失等を防止する中間金具を提供するもので、そ
の構成は、基板の中央にネジ先端の逃げ部を裏面へ貫通
させて設けると共に、基板の両端部に垂設した対向側板
の各々に、銅バーが挿通可能な挿通窓を夫々設けたこと
にある。
又、前記基板の裏面中央部に母線締め付けネジを締着
するナットを固着したことにある。
ホ 作用 中間金具の基板の両端部に垂設した対向側板の挿通窓
に銅バーが挿通され、その中間金具によって左右の中性
極開閉器本体が位置決めされ、その状態において、母線
締め付けネジと前記銅バーのネジとにより、中性母線が
直接銅バーに締着される。この時、母線締め付けネジの
先端は中間金具の逃げ部に挿入されるのでネジ締めが確
実に行なわれる。
又、上記と同様に、対向側板の挿通窓に銅バーが挿通
され、その中間金具によって左右の中性極開閉器本体が
位置決めされ、その状態において、母線締め付けネジと
前記基板の裏面中央部ナットとにより、中性母線が直接
銅バーに締着される。
ヘ 実施例 本考案に係る中性極開閉器の中間金具の実施例を添付
図面に基づいて説明する。
第1図(a)において、中間金具1は、基板2の両端
部に対向側板3、3を垂設し、その対向側板3に後述す
る銅バー6の挿通を可能とする挿通窓4を夫々設けて構
成されている。
更に、基板2の中央には、後述する母線締め付けネジ
10の先端の逃げ部としての挿通孔5が穿設されている。
第1図(b)及び第1図(c)は中間金具1の変更実
施例を示したもので、第1図(b)示の中間金具1は、
第1図(a)示のものと基板2の形状以外は全く同じで
ある。第1図(c)示の中間金具1は、その基板2の中
央部にネジ先端の逃げ部として開放窓5aが設けられてい
る。このように、いずれも基板2の裏面にナットを溶接
することがないので加工が容易である。
上記の如く構成された中間金具1は、第2図及び第3
図示のように使用される。
即ち、中間金具1の挿通窓4、4に銅バー6を挿通
し、その銅バー6に左右の中性極開閉器本体7、7を取
り付け、母線締め付けネジ10によって中間金具1を銅バ
ー6に固定すると共に銅バー6を銅バー取り付け台8に
取り付け、左右の中性極開閉器本体7、7を銅バー6上
に固定する。そして、現場施工時、母線締め付けネジ10
のみを取り外し、銅バー6の上に中性母線9を重ね、母
線締め付けネジ10と銅バー6のネジ6aとにより、中性母
線9を直接銅バー6に締着する。この時、母線締め付け
ネジ10の先端は中間金具1の挿通孔5又は開放窓5aに挿
入されるのでネジ締めが確実に行なわれる。
このように、現場施工においては、母線締め付けネジ
10のみを取り外し中間金具1は取り外す必要が無いの
で、作業が容易で、且つ中間金具1を紛失したり、或い
は取り付けを忘れたりする事が防止される。又、対向側
板3に銅バー6を挿通しているので、保管又は運搬時、
中間金具1が落下したり、紛失したりすることが無い。
そのため、中間金具1を落下させないように中性極開閉
器本体7で挟持固定する必要が無く、しかも基板2を銅
バー6の下側に設けているので、施工時誤って中性母線
9を中間金具1に取り付けることが防止される。
次に、本考案に係る中性極開閉器の中間金具の別実施
例を第4図により説明する。
中間金具11は、第1図(a)示の中間金具1の基板2
の裏面中央部に、母線締め付けネジ10を締着するナット
11aを溶接したもので、このナット11a以外の他の構成
は、第1図(a)示の中間金具1と全く同じであるの
で、説明を省略する。
上記のように構成された中間金具11は、母線締め付け
ネジ10とナット11aとにより、中性母線9を直接銅バー
6に締着するが、それ以外は、第1図(a)示の中間金
具1と同様に使用される。又、その効果もナット11aの
溶接工数が殖える以外は、第1図(a)示の中間金具1
と全く同じである。
ト 考案の効果 以上説明のように、本考案に係る中性極開閉器の中間
金具は、基板の中央にネジ先端の逃げ部を裏面へ貫通さ
せると共に、基板の対向側板の各々に銅バーが挿通可能
な挿通窓を設け、或いはその基板の中央部に母線締め付
けネジを締着するナットを固着したものであるから、加
工及び取り付け作業が容易で、しかも組み付け誤り、組
み付け忘れ及び紛失等が防止される等、頗る実用性に富
むものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案に係る中性極開閉器の中間金具の
実施例の斜視図、第1図(b)及び第1図(c)はいず
れも中性極開閉器の中間金具の変更実施例の斜視図、第
2図及び第3図は中間金具の使用状態を示す斜視図及び
一部縦断正面図、第4図は本考案に係る中性極開閉器の
中間金具の別実施例の使用状態を示す一部縦断正面図、
第5図及び第6図は夫々従来の中性極開閉器の中間金具
の一部縦断正面図である。 1……中間金具、2……基板、3……対向側板、4……
挿通窓、5……挿通孔、5a……開放窓、6……銅バー、
6a……ネジ、7……中性極開閉器本体、7a……ハンド
ル、8……取り付け台、9……中性母線、10……母線締
め付けネジ、11……中間金具、11a……ナット。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の中央にネジ先端の逃げ部を裏面へ貫
    通させて設けると共に、基板の両端部に垂設した対向側
    板の各々に、銅バーが挿通可能な挿通窓を夫々設けたこ
    とを特徴とする中性極開閉器の中間金具。
  2. 【請求項2】前記基板の裏面中央部に母線締め付けネジ
    を締着するナットを固着したところの請求項1に記載の
    中性極開閉器の中間金具。
JP9537290U 1990-09-10 1990-09-10 中性極開閉器の中間金具 Expired - Lifetime JP2532944Y2 (ja)

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JPH0454405U JPH0454405U (ja) 1992-05-11
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JP2520519B2 (ja) * 1991-04-05 1996-07-31 春日電機株式会社 ニュ―トラルスイッチ

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JPH0454405U (ja) 1992-05-11

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