JPH0340997Y2 - - Google Patents

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JPH0340997Y2
JPH0340997Y2 JP5209586U JP5209586U JPH0340997Y2 JP H0340997 Y2 JPH0340997 Y2 JP H0340997Y2 JP 5209586 U JP5209586 U JP 5209586U JP 5209586 U JP5209586 U JP 5209586U JP H0340997 Y2 JPH0340997 Y2 JP H0340997Y2
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fitting
column
fitted
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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車庫に関するものである。
(従来の技術) 第4,5図は従来の車庫を示し、第4図はその
斜視図、第5図はその要部斜視図である。
第4,5図において、1は柱で、左右対称に全
部で6本ある。2は左桁、3は右桁で、いずれも
支柱1に取り付けてある。4,5は左右両桁2,
3に取り付けた梁、6は前枠、7は後枠、8は梁
4,5の上に張設したユニツト屋根板、9は前後
両枠6,7の屋根隅部における突き合わせ部分に
装着したコーナーキヤツプ、10は樋である。
左右両桁2,3は、第5図のように、その内側
面にボルト・ナツト11で仮締めした取付け金具
12に柱1を挿入し、柱1のネジ穴13と取付け
金具12のネジ穴14を合わせてネジ15で固定
するとともに、仮締めした上記ボルト・ナツト1
1を本締めすることによつて、柱1に取り付けて
ある。仮締めするのは柱1を挿入し易くするため
である。
(考案が解決しようとする問題点) このような従来の車庫にあつては、梁4,5を
柱1に取り付ける場合、梁4,5にボルト・ナツ
ト11で仮締めした取付け金具12に柱1を挿入
し、互いに連通する柱1のネジ穴13と取付け金
具12のネジ穴14にネジ15を螺入するととも
に、仮締めした上記ボルト・ナツト11を本締め
する構成となつているので、次のような問題があ
つた。
(1) 仮締めした状態の取付け金具12に柱1を挿
入してネジ穴14,13の合わせをしていると
きに、取付け金具12が横方向にずれるおそれ
があり、柱1と梁4,5の位置決めがむずかし
い。
(2) 柱1と梁4,5の位置決めがむずかしく、決
まつてもすぐずれ易いので、ネジ止め作業が面
倒で手間がかかる。
この考案はこのような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、柱と梁との間の位置決め
と、それらの連結を容易にする連結金物を備えた
車庫を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 梁を中空孔を有する筒状の柱に梁受け金具と連
結金具とて取り付けてなる車庫があつて、前記柱
は、その頂端部に梁を嵌合するための切欠き部を
有し、前記梁受け金具は、柱の頂端部の中空孔に
嵌合し、側方に突出させた突起部を柱の頂端面に
係止することによつて位置決めされ、かつその位
置決め状態において前記切欠き部に連通する梁嵌
合凹部を有する金具であり、前記連結金具は、柱
と、この柱に嵌合した梁受け金具と、この梁受け
金具の梁嵌合凹部に嵌合した梁とを、互いに連通
するボルト孔において、一体に連結するボルト・
ナツトであることを特徴とするものである。
〔作用〕
この考案における梁受け金具は、柱の中空孔に
嵌合したとき、突起部が柱の頂端面に係止されて
柱に対する上下方向と横方向の位置が同時に決ま
る。また、柱に位置決めされた梁受け金具の梁嵌
合凹部に梁を嵌合すると、梁受け金具に対する梁
の少なくとも上下方向の位置が決まる。あとは、
梁の長さ方向の位置を決めるだけで柱と梁の相対
位置が決まる。このようにして決まつた柱と梁の
相対位置はボルト・ナツトによつて固定される。
(実施例) 第1〜3図はこの考案の実施例を示したもので
ある。第1図aはその平面図、同図bはその側面
図、同図cはその正面図、第2図および第3図は
その要部断面図である。
第1図において、21は中空孔を有する筒状の
柱で、左右対称に全部で4本ある。22,23は
柱21に取り付けた梁、24と25は梁22,2
3に取り付けた左桁と右桁、26,27は左右両
桁24,25の間に架構した梁、28は前枠、2
9は後枠で、いずれも左右両桁24,25にネジ
止めしてある。30は梁22,23,26,27
に後述するクリツプCを介して張設したユニツト
屋根板、31は前後枠28,29と左右両桁2
4,25の突き合わせ部に従来と同じ要領で装着
したコーナーキヤツプ、32は樋である。なお、
Gは基礎部である。
さらに詳述すると、上記梁22,23は、第2
図のように、連結金物Kを介して柱21に取り付
けてある。この連結金物Kは、梁22の場合につ
いて説明すれば、上方から梁22を嵌合する梁嵌
合凹部33を有し、かつ柱21の頂端面に突起部
34を係止して柱21の中空孔に嵌合した梁受け
金物Hと、この梁受け金物Hとこれを嵌合した柱
21と前記梁受け金具Hの梁嵌合凹部33に嵌め
た梁22とを一体に連結した連結金具、すなわち
ボルト・ナツトVとより構成されている。ボル
ト・ナツトVは、梁受け金具Hと柱21と梁22
とを相互に嵌合状態にしたとき、互いに連通する
ボルト孔に挿通して緊締してある。ここにいうボ
ルト孔は、上記嵌合状態の下では互いに連通する
ようにあらかじめ設けてある。この実施例の梁受
け金具Hは、柱21に嵌めたとき、その中空孔の
中に隠れる。このため、そのままでは、梁嵌合凹
部33に梁22を嵌めようとすると、柱21と干
渉するので、干渉しないように、その柱21に前
記凹部33に対応する、梁22を嵌合するための
切欠き部が設けてある。
左桁24は、第2,3図のように、柱21に取
り付けた梁22のブラケツト22aにボルト・ナ
ツト35で取り付けてある。ボルト・ナツト35
は、左桁24の梁嵌合凹部33の上下に設けたボ
ルト取付部、すなわち、ボルト取付け溝36にボ
ルトの頭部を嵌めて取り付けてあり、ブラケツト
22aには、このボルト・ナツト35のボルト
に、桁24の長さ方向から嵌められる切欠き部3
7が設けてある。したがつて、桁24は、そのボ
ルト取付け溝36に嵌めたボルト・ナツト35の
ボルトを、ブラケツト22aの切欠き部37に嵌
め、ナツトで締めて梁22に固定してある。右桁
25の梁33への取付けも同様である。
梁22と梁23の間の他の梁26,27は、左
右両桁24,25の間に架構してあり、それらの
取付構造は、第2図の梁26について示すよう
に、上述した梁22,23と両桁24,25との
それと同様である。
ユニツト屋根板30は、第2,3図のように、
クリツプCを介して下地材である梁22,23,
26,27に張設してある。クリツプCは、基板
部38とその一端に低く、他端に高く立ち上げた
一対の爪係合部39,40とより構成されてい
る。ユニツト屋根板30は、断面が凹形、この実
施例ではV字形の板部41と、この板部41の谷
部裏面に設けられ、かつ、クリツプCの爪係合部
39,40に、その低い方の爪係合部39の側か
ら係合可能な一対の係合爪42,43と、板部4
1の幅方向両側端部にそれぞれ設けられ、かつ他
のユニツト屋根板30の幅方向両側端部の係合凸
部45および係合凹部44とそれぞれ係合する係
合凹部44および係合凸部45とより構成されて
いる。
ユニツト屋根板30の張設は次の手順による。
まず、クリツプCをユニツト屋根板30の張設状
態における係合爪42,43の位置に対応する間
隔で梁22,23,26,27の上面にネジで固
定する。クリツプCの一対の爪係合部39,40
は梁22,23,26,27の軸方向に向ける。
このとき、低い方(または高い方)の爪係合部3
9,40を同一方向に向ける。ついで、1枚目の
ユニツト屋根板30を、その係合爪42,43を
クリツプCの爪係合部39,40に、その低い方
の爪係合部39の側から係合し、2枚目以降は、
その直前のユニツト屋根板30の係合凸部45に
係合凹部44を係合しながら、上述と同じ要領で
係合爪42,43を爪係合部39,40に係合し
ていく。最終のユニツト屋根板30に係合を終え
たところで、これを梁22,23,26,27に
ネジで固定する。
上記実施例における梁受け金具Hは、柱21に
嵌合したとき、その中空孔の中に没入してしまう
が、梁嵌合凹部33の部分を柱21から突出させ
る構造にしてもよい。その場合は柱21への取付
け部分と上記梁嵌合凹部33とは上下に分離した
構造になる。
上述のように、実施例における梁受け金具H
は、柱21の中空孔に嵌合したとき、その突起部
34が柱21の頂端面に係止されるので、その時
点で柱21に対する上下方向と横方向の位置が同
時に決まる。また、このように位置決めされた梁
受け金具Hの梁嵌合凹部33に梁22,23を嵌
合すると、梁受け金具Hに対する梁22,23の
少なくとも上下方向の位置が決まるので、あとは
梁22,23の横方向、すなわち、その長さ方向
の位置を決めるだけで柱21と梁22,23の相
対位置が決まる。柱21と梁22,23の相対位
置は、それらの間で互いに連通したボルト孔にボ
ルト・ナツトVを挿通、緊締すれば容易に固定で
きる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、柱と
梁との間の位置決めと、それらの連結を容易にす
る連結金物を備えた車庫を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例である車庫を示し、
同図aは平面図、同図bは側面図、同図cは正面
図、第2図は第1図aの−断面図、第3図は
第1図aの−断面図、第4,5図は従来の車
庫を示し、第4図はその斜視図、第5図は第4図
の要部拡大斜視図である。 21……柱、22,23,26,27……梁、
24……左桁、25……右桁、28……前枠、2
9……後枠、30……ユニツト屋根板、C……ク
リツプ、K……連結金物、H……梁受け金具、3
3……梁嵌合凹部、34……突起部、V……ボル
ト・ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 梁を中空孔を有する筒状の柱に梁受け金具と連
    結金具とて取り付けてなる車庫であつて、前記柱
    は、その頂端部に梁を嵌合するための切欠き部を
    有し、前記梁受け金具は、柱の頂端部の中空孔に
    嵌合し、側方に突出させた突起部を柱の頂端面に
    係止することによつて位置決めされ、かつその位
    置決め状態において前記切欠き部に連通する梁嵌
    合凹部を有する金具であり、前記連結金具は、柱
    と、この柱に嵌合した梁受け金具と、この梁受け
    金具の梁嵌合凹部に嵌合した梁とを、互いに連通
    するボルト孔において、一体に連結するボルト・
    ナツトであることを特徴とする車庫。
JP5209586U 1986-04-09 1986-04-09 Expired JPH0340997Y2 (ja)

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JPS62176349U JPS62176349U (ja) 1987-11-09
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