JPH0333143Y2 - - Google Patents

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JPH0333143Y2
JPH0333143Y2 JP12842386U JP12842386U JPH0333143Y2 JP H0333143 Y2 JPH0333143 Y2 JP H0333143Y2 JP 12842386 U JP12842386 U JP 12842386U JP 12842386 U JP12842386 U JP 12842386U JP H0333143 Y2 JPH0333143 Y2 JP H0333143Y2
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JP
Japan
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cable rack
bottom plate
cable
bent
rack
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JP12842386U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、梯子形のケーブルラツクの下面間
隙部分を閉塞するケーブルラツク用底板に関す
る。
(従来の技術) 従来から、ビル、工場その他の建築構造物に各
種ケーブルを纏めて配線する場合、ケーブルラツ
クを建築構造物に布設し、その中にケーブルを通
線収納する。
この種のケーブルラツクの多くは、それ自身の
軽量化、多様な分岐形態の選択容易性、取扱性そ
の他を考慮していわゆる梯子形式の構造とされ
る。すなわち、相対峙させた左右一対の親桁相互
間に所定間隔毎に複数の子桁を渡設して成る構造
である。
ところが、こうした梯子形式のケーブルラツク
であると、子桁相互間での間隙でケーブルが露出
されているから、例えば火災時での火災からケー
ブルは保護されず、また、ケーブルが垂れさがる
こともあつて危険であり、不体裁なものであつ
た。
こうした点を改善すべく、実開昭58−43119号
公報、同58−159818号公報、同59−47216号公報
等によつての保護構造を有するケーブルラツクが
提案されている。その第一のものはケーブルラツ
クの上面、下面を基板、保護板にて覆うものと
し、第二のものは下面の子桁底面に遮蔽板を貼着
するものとし、第三のものは下面を被覆する遮蔽
体を親桁上縁からスプリングを介して吊持するも
のとしてある。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のような従来の保護構造にあつては、特に
第一のものでは、下面に配置される保護板を親桁
内側に並設した2個の水平突片間の嵌着溝に装着
させるために、ケーブルラツク自身の組立時にし
か保護板を配置できず、既設のケーブルラツクへ
の付設は困難である。第二のものでは、既設のケ
ーブルラツクへの付設は貼着手段によつて可能で
あつても、一旦、貼着すると、それの取外しは困
難であり、例えば、ケーブルラツク途中からでの
下方へのケーブルの分岐を必要とするときには対
応できない。第三のものでは、スプリングの弾撥
力を利用した吊持構造であるために、長期の使用
はスプリングの疲労によつて吊持状態を不安定な
ものとし、仮りに、遮蔽体にケーブル荷重が加え
られるとスプリングの負担が大きく、長期使用に
は耐えない。
そこで、この考案は上述した従来の諸事情に鑑
み案出されたもので、既設のケーブルラツクでも
簡単に取付けることができ、必要があれば取外し
て、例えばケーブルの下方への再分岐を容易と
し、ケーブルラツク内で通線収納されるケーブル
荷重が加わつてもしつかりと強固に支持でき、防
災上、体裁上に極めて良好なケーブルラツク用底
板の提供を目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) この考案におけるケーブルラツク用底板にあつ
ては、相対峙した左右一対の親桁相互間に所定間
隔毎に複数の子桁を渡設して成るケーブルラツク
の下面問隙を閉塞するケーブルラツク用底板であ
つて、ケーブルラツク下面間隙を閉塞してケーブ
ルラツク下面に当接されると共に、ケーブルラツ
ク幅員に比し稍幅広で、両側縁部を略直角に折曲
立脚して側片を形成した底板本体と、前記側片を
上下方向から挟持する断面略横向きU字形状に折
曲された挟持金具と、一端がケーブルラツクの親
桁先端部を抱持するよう略鉤状に折曲されたフツ
ク部に形成されると共に、他端が前記挟持金具に
挿通されてナツトにて締め付け固定されることに
より、挟持金具を前記側片に固定する取付けボル
トとを備えて成ることを特徴とする。
(作用) 叙上のようなこの考案にあつては、底板本体を
ケーブルラツク下面に当てがい、底板本体側片
に、断面略横向きU字形状に折曲された挟持金具
を側方外側から上下方向で挟持するように取付け
る。
次いで、取付ボルト先端の略鉤状に折曲された
フツク部を、ケーブルラツクの親桁先端部に抱持
させる一方、取付ボルト基端を前記挾持金具の折
曲部に貫挿させ、上下方向からナツトを介して締
め付け固定する。
すると挾持金具は、上下のナツトを締め付ける
ことにより、取付ボルトに固定されると同時に、
底板本体側片を上下から挟み込む力が加わる。そ
の結果、挾持金具は底板本体の側片に固定される
と共に、挾持金具に固定された取付ボルトのフツ
ク部にてケーブルラツクの親桁先端部を抱持固定
するから、底板本体はケーブルラツク下面に取付
け、固定される。
(実施例) 以下、図面を参照してこの考案の実施例を説明
する。
この考案ケーブルラツク用底板が取付けられる
ケーブルラツクLは、図示のように、相対峙した
左右一対の親桁L1相互間に所定間隔毎に複数の
子桁L2を渡設して成り、全体形状は、いわゆる
梯子形を呈する。このケーブルラツクLが、ビ
ル、工場その他の建築構造物において、例えば所
定の吊ボルトの如き吊杆部材Bを介して吊持され
ることで布設される。
しかして、ケーブルラツクL下面には、下面間
隙を閉塞する底板本体1が配置されるようになつ
ており、この底板本体1は、ケーブルラツクL幅
員に比し稍幅広で、両側縁部を略直角に折曲立脚
して側片2が形成されることにより、断面がほぼ
溝形の浅底状に形成されている。ケーブルラツク
L下面に配置された底板本体1は、ケーブルラツ
クL下面における子桁L2相互の間隙をケーブル
ラツクL全体にわたつて閉塞するも、その1個の
長さは1個のケーブルラツクL長さに必ずしも対
応している必要はない。
底板本体1をケーブルラツクLに固定するに
は、底板本体1をケーブルラツクL下面に当てが
い、底板本体1の側片2を上下方向で挾持するよ
うに、側片2の側方外側から断面略横向きU字形
状に折曲された挾持金具3を取付ける。そして、
取付ボルト4先端の略鉤状に折曲されたフツク部
5をケーブルラツクLの親桁L1先端部に抱持さ
せ、取付ボルト4基端に螺刻されたネジ部6を挾
持金具3の折曲部7に貫挿し、この折曲部7を上
下からナツト8にて締め付け固定することで行な
う。
すなわち、挾持金具3は、断面略横向きU字形
状に折曲されてなり、この挾持金具3の折曲部7
下片には取付ボルト4が貫挿される挿通孔9が穿
孔され、上片には先端から挿通孔9に対応する位
置まで切欠かれた切欠部10が設けられている。
そして挾持金具3の折曲部7上片先端には、断面
略下向きU字形状に折曲された押え片11が形成
され、この押え片11と挾持金具3折曲部7の下
片との間で底板本体1の側片2上端部及び底板本
体1底面側部を上下方向から挟み込むようになつ
ている。
取付ボルト4は、先端を、ケーブルラツクLの
親桁L1先端部を外側から抱持できるよう略鉤状
に折曲してフツク部5と成す一方、基端を螺刻し
てネジ部6に形成し、このネジ部6を挾持金具3
の折曲部7に貫挿して上下からナツト8で締め付
け固定されるよう形成されている。
叙上のように構成されたこの考案の使用に際し
ては、底板本体1をケーブルラツクL下面に当て
がい、挾持金具3の折曲部7の上片に設けられた
押え片11を底板本体1の側片2上端に、下片先
端を底板本体1底面側部に当接させることによつ
て側片2を上下から挾持する。次いで取付ボルト
4先端のフツク部5をケーブルラツクLの親桁L
1先端に抱持させつつ、基端の上方にナツト8が
螺合されたネジ部6を、切欠部10及び挿通孔9
を介して上方から挾持金具3に貫通する。しかる
後、この取付ボルト4のネジ部6に下方からナツ
ト8を螺合して、上下のナツト8により挾持金具
3を上下方向から締め付けて挾持金具3を底板本
体1の側片2に固定すると共に、取付ボルト4の
フツク部5を、ケーブルラツクLの親桁L1先端
にしつかりと係止させる。この際、挾持金具3は
断面略横向きU字形状に形成されると共に、この
挾持金具3の折曲部7上片先端を、図示するよう
に下向き略U字形状に折曲して押え片11を形成
することで、この押え片11で底板本体1の側片
2上端を安定して効率良く押えることができる。
そして、その結果、底板本体1はケーブルラツク
L下面に取付け、固定される。
底板本体1のケーブルラツクLへの取付け、固
定とは別に、ケーブルラツクL内にはケーブルW
が通線、収納される。なお、底板本体1は既設の
ケーブルラツクLにも、新設のケーブルラツクL
にも取付け可能である。
また、取外す場合には、挾持金具3を上下方向
から締め付けているナツト8を緩めればよく、こ
うすることで簡単に挾持金具3を底板本体1の側
片2から外し、取付ボルト4のフツク部5をケー
ブルラツクLの親桁L1先端から外すことができ
る。
〔考案の効果〕
この考案は叙上のように構成されており、これ
がため、既設、新設を問わず、いずれのケーブル
ラツクLでも、また、ケーブルラツクL内にケー
ブルWが通線収納されていても、ケーブルラツク
L下面間隙を簡単に閉塞でき、防災上はもとよ
り、下方からみての体裁を良好なものとする。
ケーブルラツクLへの取付けは、ケーブルラツ
クLの下方から底板本体1を当てがい、断面略横
向U字形状に折曲した挾持金具3を、その折曲部
7の上片と下片とで底板本体1の側片2を上下に
挾持するように側片2の側方外方から取付け、取
付ボルト4先端の略鉤状に折曲されたフツク部5
をケーブルラツクLの親桁L1先端部に抱持させ
ると共に、取付ボルト4基端のネジ部6を挾持金
具3の折曲部7に貫挿して上下からナツト8で締
め付けることで、底板本体1をケーブルラツクL
下面に容易にしつかりと取付けることができる。
以上説明したように、この考案によれば、既設
のケーブルラツクでも簡単に取付けることがで
き、必要があれば取外して、例えばケーブルの下
方への再分岐を容易とし、ケーブルラツク内で通
線収納されるケーブル荷重が加わつてもしつかり
と強固に支持でき、防災上、体裁上に極めて良好
である等実用上極めて有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
はケーブルラツクへの取付前における分解斜視
図、第2図は一部切欠要部分解斜視図、第3図は
その取付時での要部断面図である。 L……ケーブルラツク、L1……親桁、L2…
…子桁、W……ケーブル、B……吊杆部材、1…
…底板本体、2……側片、3……挾持金具、4…
…取付ボルト、5……フツク部、6……ネジ部、
7……折曲部、8……ナツト、9……挿通孔、1
0……切欠部、11……押え片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対峙した左右一対の親桁相互間に所定間隔毎
    に複数の子桁を渡設して成るケーブルラツクの下
    面間隙を閉塞するケーブルラツク用底板であつ
    て、ケーブルラツク下面間隙を閉塞してケーブル
    ラツク下面に当接されると共に、ケーブルラツク
    幅員に比し稍幅広で、両側縁部を略直角に折曲立
    脚して側片を形成した底板本体と、前記側片を上
    下方向から挟持する断面略横向きU字形状に折曲
    された挟持金具と、一端がケーブルラツクの親桁
    先端部を抱持するよう略鉤状に折曲されたフツク
    部に形成されると共に、他端が前記挟持金具に挿
    通されてナツトにて締め付け固定されることによ
    り、挟持金具を前記側片に固定する取付けボルト
    とを備えて成ることを特徴とするケーブルラツク
    用底板。
JP12842386U 1986-08-23 1986-08-23 Expired JPH0333143Y2 (ja)

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JP12842386U JPH0333143Y2 (ja) 1986-08-23 1986-08-23

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JPS6336118U JPS6336118U (ja) 1988-03-08
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