JPH0521915Y2 - - Google Patents

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JPH0521915Y2
JPH0521915Y2 JP14525488U JP14525488U JPH0521915Y2 JP H0521915 Y2 JPH0521915 Y2 JP H0521915Y2 JP 14525488 U JP14525488 U JP 14525488U JP 14525488 U JP14525488 U JP 14525488U JP H0521915 Y2 JPH0521915 Y2 JP H0521915Y2
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  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、部品取付構造に係り、特に、各種部
品をブラケツトの表面と裏面とに分けて配置し、
両部品を同一の締結部材を用いて固定するのに好
適な部品取付構造を関する。
〔従来の技術〕
電磁リレーおよびサーキツトブレーカ等の電気
部品を同一のブラケツトに固定する場合、従来、
第9図および第10図に示されているように構成
されている部品取付構造が採用されている。
すなわち、第9図および第10図において、ブ
ラケツト1の表面側にリレーのような第1部品2
が配置され、ブラケツト1の裏面側にサーキツト
ブレーカのような第2部品3が配置されている。
第1部品2の上部側には貫通孔を有するステー4
が固着されており、第2部品3には上部に貫通孔
を有するステー5が固着されている。各ステー
4,5はブラケツト1の表面、または裏面にそれ
ぞれ当接され、各ステー4,5の貫通孔内にはボ
ルト6が挿通されている。そして、ボルト6の先
端側にはワツシヤ7とナツト8とが挿着され、ボ
ルト6とナツト8との締結によりステー4,5が
ブラケツト1に固定されている。
この部品取付構造によれば、1組の締結部材に
より第1部品2と第2部品3とがブラケツト1に
固定されることになる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような部品取付構造においては、
第1部品2の下部側がブラケツト1に支持されて
いないため、ボルト6により締結される際に、第
1部品2が回転されてしまう。
そこで、第10図に示されているように、第1
部品2のステー4に回り止め用の突起9を形成
し、さらに、ブラケツト1に回り止めを受ける切
り起こし部10を形成しなければならないため、
第1部品2が専用部品となり、汎用性が欠けると
いう不具合がある。さらに、ステー4,5をブラ
ケツト1に固定するときには、締結部材としてボ
ルト6の他にワツシヤ7、ナツト8を用いなけれ
ばならないため、部品点数が多くなるという不具
合がある。
本考案の目的は、部品に回り止め機能を設ける
ことなく、ブラケツトの表面および裏面に部品を
それぞれ固定することができる部品取付構造を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係る部品取付構造は、ブラケツトの一
部に段差部が形成され、この段差部には雌ねじ予
備部とステー挿通孔が開設されており、ブラケツ
トの一方の面に配置された第1部品には貫通孔を
有する第1ステーが固着され、ブラケツトの他方
の面に配置された第2部品には貫通孔を有し段差
部に沿つて延在する第2ステーが固着されてお
り、第1ステーが前記ステー挿通孔内を挿通され
て前記ブラケツトの他方の面側の前記段差部内に
沿つて配置され、かつ、前記ブラケツトの段差部
と前記第2ステーとで挟着され、タツピングスク
リユーがこの第2ステーと前記第1ステーの各貫
通孔内を挿通されて前記雌ねじ予備部に螺入さ
れ、このタツピングスクリユーの締結により第1
ステーと第2ステーがブラケツトに固定されてい
ることを特徴とする。
〔作用〕
前記した手段によれば、第1ステーがステー挿
通孔内を挿通されて、ブラケツトの他面側の段差
部内に沿つて配置され、第1ステーが段差部と係
合されるため、タツピングスクリユーによつて第
1ステーと第2ステーとがブラケツトに固定され
る際に、第1部品の回り止めが実行される。さら
に、タツピングスクリユーを第1ステーと第2ス
テーとの各貫通孔内を挿通して段差部の雌ねじ予
備部にねじ込むだけで、第1ステーと第2ステー
とがブラケツトに固定されるため、ワツシヤおよ
びナツトが不要となり、部品点数を低減化させる
ことができる。
〔実施例〕
第1図は本考案の一実施例である部品取付構造
を示す側面断面図、第2図はその正面図、第3図
はその平面図、第4図はその底面図、第5図はブ
ラケツトを示す平面図、第6図はその正面図、第
7図は第6図の−線に沿う断面図、第8図は
同じく底面図である。
本実施例において、本考案に係る部品取付構造
はブラケツト11の一方の面に第1部品としての
リレー12が固定され、ブラケツト11の他方の
面に第2部品としてのサーキツトブレーカ13が
固定されるように構成されている。このブラケツ
ト11は平板状の板材で構成されており、略L字
形に折曲されて部品装着部11aと固定部11b
とが形成されている。部品装着部11aの上部側
には段差部14がリレー装着面側に突出されて略
長方形形状に形成されている。この段差部14の
上部側には雌ねじ予備部15が、適度の深さを有
する孔形状にバーリング加工等のような適当な手
段により形成されており、下部側には長方形形状
のステー挿通孔16が横長に配されて開設されて
いる。部品装着部11aの下部側には突起17が
サーキツトブレーカ装着面側に折曲されて形成さ
れており、突起17と部品装着部11aとの間の
屈曲部には長孔18が横長に配されて開設されて
いる。固定部11bの上部側にはブラケツト11
をパネル等に固定するためのボルト挿通孔19が
開設されている。
リレー12の頂部壁面には断面形状が略L字形
の第1ステー20が固着されている。この第1ス
テー20はステー挿通孔16内を挿通されて段差
部14の凹部側と係合するように構成されてい
る。他方、サーキツトブレーカ13の周囲には第
2ステー21が直交するように配されて固着され
ている。この第2ステー21はブラケツト11の
上部側から下部側にわたつて延在されており、上
部側と下部側とがそれぞれ固定部22よりもブラ
ケツト11側に折曲され、上部と下部とに折曲部
23,24がそれぞれ形成されている。上部折曲
部23は段差部14の凹部側を覆うように形成さ
れており、略中心部に貫通孔25が開設されてい
る。下部折曲部24はブラケツト11の長孔18
内に挿通されるように形成されている。
次に、組付作業、並びにその作用を説明する。
ブラケツト11の一方の面にリレー12が配置
され、第1ステー20がステー挿通孔16内に挿
通される。そして、第1ステー20が段差部14
の凹部側に係合される。続いて、ブラケツト11
の他方の面にサーキツトブレーカ13が配置さ
れ、第1ステー20の折曲部24が長孔18内に
挿通されるとともに、折曲部23が第1ステー2
0に当接され、第1ステー20がブラケツト11
と第2ステー21とにより挟着される。
次いで、第1ステー20の貫通孔27内と、第
2ステー21の貫通孔25内とにタツピングスク
リユー26が挿通されるとともに、このタツピン
グスクリユー26が雌ねじ予備部15にねじ切り
しながら螺入され、第1ステー20と第2ステー
21とがブラケツト11に固定される。
タツピングスクリユー26がねじ込まれる際、
第1ステー20が段差部14の凹部側と係合され
ているため、リレー12の下部側がブラケツト1
1に支持されなくてもリレー12が回転すること
なく、第1ステー20および第2ステー21がブ
ラケツト11に固定されることになる。このた
め、リレー12に回り止め機構を設ける必要はな
くなる。さらに、タツピングスクリユー26を雌
ねじ予備部15にねじ込む作業のみにより、第1
ステー20と第2ステー21をブラケツト11に
固定させることができるため、ワツシヤおよびナ
ツトが不要となり、部品点数を低減化させること
ができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において、
種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施例では、リレーおよびサーキ
ツトブレーカをブラケツトに固定する場合につき
説明したが、本考案は他の電気部品等のような物
品をブラケツトに複数個固定する部品取付構造全
般に適用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、ブラケ
ツトに段差部を形成し、この段差部に雌ねじ予備
部とステー挿通孔とを開設し、この段差部で第1
ステーと第2ステーをブラケツトに固定するよう
に構成したため、部品に回り止め機構を設けるこ
となく、また、雌ねじ予備部にタツピングスクリ
ユーを螺入することによつて2個の部品をブラケ
ツトの表面および裏面に固定することができるた
め、部品点数を低減化させることができるととも
に、部品の汎用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例である部品取付構造
を示す側面断面図、第2図はその正面図、第3図
はその平面図、第4図はその底面図、第5図はブ
ラケツトを示す平面図、第6図はその正面図、第
7図は第6図の−線に沿う断面図、第8図は
同じく底面図である。第9図は従来例を示す側面
断面図、第10図はその要部側面図である。 11……ブラケツト、12……リレー(第1部
品)、13……サーキツトブレーカ(第2部品)、
14……段差部、15……雌ねじ予備部、16…
…ステー挿通孔、17……突起、18……長孔、
20……第1ステー、21……第2ステー、2
3,24……折曲部、25,27……貫通孔、2
6……タツピングスクリユー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブラケツトの一部に段差部が形成され、この段
    差部には雌ねじ予備部とステー挿通孔が開設され
    ており、ブラケツトの一方の面に配置された第1
    部品には貫通孔を有する第1ステーが固着され、
    ブラケツトの他方の面に配置された第2部品には
    貫通孔を有し段差部に沿つて延在する第2ステー
    が固着されており、第1ステーが前記ステー挿通
    孔内を挿通されて前記ブラケツトの他方の面側の
    前記段差部内に沿つて配置され、かつ、前記ブラ
    ケツトの段差部と前記第2ステーとで挟着され、
    タツピングスクリユーがこの第2ステーと前記第
    1ステーの各貫通孔内を挿通されて前記雌ねじ予
    備部に螺入され、このタツピングスクリユーの締
    結により第1ステーと第2ステーがブラケツトに
    固定されていることを特徴とする部品取付構造。
JP14525488U 1988-11-07 1988-11-07 Expired - Lifetime JPH0521915Y2 (ja)

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JP14525488U JPH0521915Y2 (ja) 1988-11-07 1988-11-07

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JPH0265391U JPH0265391U (ja) 1990-05-16
JPH0521915Y2 true JPH0521915Y2 (ja) 1993-06-04

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