JP2553981Y2 - 電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構造 - Google Patents
電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構造Info
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- JP2553981Y2 JP2553981Y2 JP3438692U JP3438692U JP2553981Y2 JP 2553981 Y2 JP2553981 Y2 JP 2553981Y2 JP 3438692 U JP3438692 U JP 3438692U JP 3438692 U JP3438692 U JP 3438692U JP 2553981 Y2 JP2553981 Y2 JP 2553981Y2
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- auxiliary panel
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主パネル以外に電気機
器を取り付けるときに使用される補助パネルを固定する
ための電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構
造に関する。
器を取り付けるときに使用される補助パネルを固定する
ための電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図7に示すように、制御盤、操作
盤等の電気機器収納用箱体21は、本体21A、扉21
B、及びブレ−カ22、電磁開閉器23、及び配線ダク
ト24等の電気部品が取り付けられた主パネル25など
から成り、主パネル25の電気部品取り付けスペ−スが
不足する場合には、板金加工するか、または盤メ−カ−
オプションの補助パネル28,29に重量の軽い端子台
26,27を取り付けたうえ、複数のネジ30、及びナ
ット31を用いて補助パネル28,29を主パネル25
の側面(折り返し面)あるいは本体21Aの底面部等に
固定することにより、電気機器収納用箱体21の大きさ
が大きくならないようにしている。
盤等の電気機器収納用箱体21は、本体21A、扉21
B、及びブレ−カ22、電磁開閉器23、及び配線ダク
ト24等の電気部品が取り付けられた主パネル25など
から成り、主パネル25の電気部品取り付けスペ−スが
不足する場合には、板金加工するか、または盤メ−カ−
オプションの補助パネル28,29に重量の軽い端子台
26,27を取り付けたうえ、複数のネジ30、及びナ
ット31を用いて補助パネル28,29を主パネル25
の側面(折り返し面)あるいは本体21Aの底面部等に
固定することにより、電気機器収納用箱体21の大きさ
が大きくならないようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の補助パネル
取り付け手段によれば、補助パネル28,29を主パネ
ル25の側面(折り返し面)あるいは本体21Aの底面
部等に固定するため、主パネル25の側面、及び本体2
1Aの底面部等に穴明加工しなければならない。即ち、
穴明加工と、その穴部を補修塗装する塗装作業の2次加
工が必要になるという問題がある。また、補助パネル2
9を本体21Aの底面部に固定した場合には、主パネル
25を本体21Aの正面に溶接された4本のボルト21
Cに挿通し、4個のナット21Dで固定したあと、ブレ
−カ22、電磁開閉器23等の電気部品と補助パネル2
9に取り付けられた端子台27との間の結線作業が必要
になるため、作業性が悪いという問題がある。
取り付け手段によれば、補助パネル28,29を主パネ
ル25の側面(折り返し面)あるいは本体21Aの底面
部等に固定するため、主パネル25の側面、及び本体2
1Aの底面部等に穴明加工しなければならない。即ち、
穴明加工と、その穴部を補修塗装する塗装作業の2次加
工が必要になるという問題がある。また、補助パネル2
9を本体21Aの底面部に固定した場合には、主パネル
25を本体21Aの正面に溶接された4本のボルト21
Cに挿通し、4個のナット21Dで固定したあと、ブレ
−カ22、電磁開閉器23等の電気部品と補助パネル2
9に取り付けられた端子台27との間の結線作業が必要
になるため、作業性が悪いという問題がある。
【0004】そこで本考案では、上記のような2次加工
をしなくても主パネルに直接的に補助パネルを固定でき
るようにして、取り付け、及び結線の作業性を向上させ
ることを解決すべき技術的課題とするものである。
をしなくても主パネルに直接的に補助パネルを固定でき
るようにして、取り付け、及び結線の作業性を向上させ
ることを解決すべき技術的課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題解決のための技
術的手段は、電気機器収納用箱体の正面部に装備される
主パネルの外縁部に挟み込まれる挟み込み部と、前記主
パネルの他に取り付けられる電気部品を取着する電気部
品取着部と、前記挟み込み部に螺着され、その挟み込み
部が前記主パネルの外縁部に挟み込まれた状態で、その
挟み込み部を主パネルに固定するネジ部材とを一体的に
備えた補助パネルを構成し、その補助パネルを前記ネジ
部材で前記主パネルに直接的に固定することである。
術的手段は、電気機器収納用箱体の正面部に装備される
主パネルの外縁部に挟み込まれる挟み込み部と、前記主
パネルの他に取り付けられる電気部品を取着する電気部
品取着部と、前記挟み込み部に螺着され、その挟み込み
部が前記主パネルの外縁部に挟み込まれた状態で、その
挟み込み部を主パネルに固定するネジ部材とを一体的に
備えた補助パネルを構成し、その補助パネルを前記ネジ
部材で前記主パネルに直接的に固定することである。
【0006】
【作用】上記のような構成により、補助パネルの挟み込
み部を主パネルの外縁部に挟み込み、その挟み込み部に
螺着されたネジ部材で補助パネルを主パネルに固定する
ことができるため、主パネルを電気機器収納用箱体の正
面部に取り付ける前に補助パネルの電気部品と主パネル
の電気部品間の結線が可能になり、取り付け、及び結線
の作業性を向上させる作用をする。
み部を主パネルの外縁部に挟み込み、その挟み込み部に
螺着されたネジ部材で補助パネルを主パネルに固定する
ことができるため、主パネルを電気機器収納用箱体の正
面部に取り付ける前に補助パネルの電気部品と主パネル
の電気部品間の結線が可能になり、取り付け、及び結線
の作業性を向上させる作用をする。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は主パネル1以外に電気機器を取り付け
るときに使用される補助パネル2を主パネル1の外縁部
に固定するための取付構造の構成を示した斜視分解図で
あり、図2は上記取付構造を電気機器収納用箱体3の本
体3Aの底面方向から見た取り付け説明図である。図
1、図2に示すように、電気機器収納用箱体3の本体3
Aに装着される主パネル1は外縁部が折り返されてお
り、その折り返し部1Aに対して補助パネル2を固定す
るものである。
説明する。図1は主パネル1以外に電気機器を取り付け
るときに使用される補助パネル2を主パネル1の外縁部
に固定するための取付構造の構成を示した斜視分解図で
あり、図2は上記取付構造を電気機器収納用箱体3の本
体3Aの底面方向から見た取り付け説明図である。図
1、図2に示すように、電気機器収納用箱体3の本体3
Aに装着される主パネル1は外縁部が折り返されてお
り、その折り返し部1Aに対して補助パネル2を固定す
るものである。
【0008】補助パネル2は、主パネル1の折り返し部
1Aに挟み込まれるU字形の挟み込み部2Aと、主パネ
ル1に取り付けられる電気部品とは別の、例えば端子台
TBを取着する電気部品取着部2Bと、挟み込み部2A
に明けられたネジ穴4,5に螺着され、その挟み込み部
2Aが主パネル1の折り返し部1Aに挟み込まれた状態
で、その挟み込み部2Aを主パネル1に固定するネジ
6,7とを一体的に構成したものである。尚、主パネル
1は、電気機器収納用箱体3の本体3Aの正面部に溶接
された複数のスタッドボルト8に挿入され、ナット9、
10により固定される。
1Aに挟み込まれるU字形の挟み込み部2Aと、主パネ
ル1に取り付けられる電気部品とは別の、例えば端子台
TBを取着する電気部品取着部2Bと、挟み込み部2A
に明けられたネジ穴4,5に螺着され、その挟み込み部
2Aが主パネル1の折り返し部1Aに挟み込まれた状態
で、その挟み込み部2Aを主パネル1に固定するネジ
6,7とを一体的に構成したものである。尚、主パネル
1は、電気機器収納用箱体3の本体3Aの正面部に溶接
された複数のスタッドボルト8に挿入され、ナット9、
10により固定される。
【0009】上記のように構成された補助パネル2を、
図2に示すように主パネル1の折り返し部1Aに固定す
るため、補助パネル2の挟み込み部2Aを主パネル1の
折り返し部1Aに挟み込み、その挟み込み部2Aに明け
られたネジ穴4,5に螺着されたネジ6,7を締めつけ
ることにより、補助パネル2を主パネル1に固定するこ
とができる。
図2に示すように主パネル1の折り返し部1Aに固定す
るため、補助パネル2の挟み込み部2Aを主パネル1の
折り返し部1Aに挟み込み、その挟み込み部2Aに明け
られたネジ穴4,5に螺着されたネジ6,7を締めつけ
ることにより、補助パネル2を主パネル1に固定するこ
とができる。
【0010】次に変形実施例について説明する。図3は
前記補助パネル2の挟み込み部2Aを変形した第1の変
形実施例の補助パネル12を部分的に示した斜視図であ
り、図4はその補助パネル12を主パネル1の折り返し
部1Aに固定した状態の側面図である。図3から明らか
なように、補助パネル12の挟み込み部12Aは、一辺
を残して打ち抜かれた板部をL字形に折り曲げたもので
ある。また、4角状に打ち抜かれた空間部分の両側には
ネジ穴13,14が明けられている。そして、図4に示
すように補助パネル12の挟み込み部12Aで主パネル
1の折り返し部1Aを挟み込み、2本のネジ15をネジ
穴13,14に螺着して折り返し部1Aを締めつけるこ
とにより、補助パネル12を主パネル1の折り返し部1
Aに固定するものである。尚、電気部品取着部は前記実
施例と同様に形成されている。
前記補助パネル2の挟み込み部2Aを変形した第1の変
形実施例の補助パネル12を部分的に示した斜視図であ
り、図4はその補助パネル12を主パネル1の折り返し
部1Aに固定した状態の側面図である。図3から明らか
なように、補助パネル12の挟み込み部12Aは、一辺
を残して打ち抜かれた板部をL字形に折り曲げたもので
ある。また、4角状に打ち抜かれた空間部分の両側には
ネジ穴13,14が明けられている。そして、図4に示
すように補助パネル12の挟み込み部12Aで主パネル
1の折り返し部1Aを挟み込み、2本のネジ15をネジ
穴13,14に螺着して折り返し部1Aを締めつけるこ
とにより、補助パネル12を主パネル1の折り返し部1
Aに固定するものである。尚、電気部品取着部は前記実
施例と同様に形成されている。
【0011】次に第2の変形例実施例を説明する。図5
は前記補助パネル2の挟み込み部2Aを変形した補助パ
ネル17を部分的に示した斜視図であり、図6はその補
助パネル17を主パネル1の折り返し部1Aに固定した
状態の側面図である。図5から明らかなように、補助パ
ネル17の挟み込み部17Aは、左右端部がL字形に折
り曲げられている。また、左右それぞれの挟み込み部1
7Aの傍にはネジ穴18,19が明けられている。そし
て、図6に示すように補助パネル17の挟み込み部17
Aで主パネル1の折り返し部1Aを挟み込み、2本のネ
ジ20をネジ穴18,19に螺着して折り返し部1Aを
締めつけることにより、補助パネル17を主パネル1の
折り返し部1Aに固定するものである。尚、電気部品取
着部は前記実施例と同様に形成されている。
は前記補助パネル2の挟み込み部2Aを変形した補助パ
ネル17を部分的に示した斜視図であり、図6はその補
助パネル17を主パネル1の折り返し部1Aに固定した
状態の側面図である。図5から明らかなように、補助パ
ネル17の挟み込み部17Aは、左右端部がL字形に折
り曲げられている。また、左右それぞれの挟み込み部1
7Aの傍にはネジ穴18,19が明けられている。そし
て、図6に示すように補助パネル17の挟み込み部17
Aで主パネル1の折り返し部1Aを挟み込み、2本のネ
ジ20をネジ穴18,19に螺着して折り返し部1Aを
締めつけることにより、補助パネル17を主パネル1の
折り返し部1Aに固定するものである。尚、電気部品取
着部は前記実施例と同様に形成されている。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、補助パネ
ルの挟み込み部を主パネルの外縁部に挟み込み、その挟
み込み部に螺着されたネジ部材で補助パネルを主パネル
に固定することができるため、穴明け、補修塗装の2次
加工を必要とすることなく、且つ、主パネルを電気機器
収納用箱体の正面部に取り付ける前に補助パネルの電気
部品と主パネルの電気部品間の結線が可能になることか
ら、補助パネルの取り付け作業、及び補助パネルの電気
部品と主パネルの電気部品間の結線作業の作業性を向上
させることができるという効果がある。
ルの挟み込み部を主パネルの外縁部に挟み込み、その挟
み込み部に螺着されたネジ部材で補助パネルを主パネル
に固定することができるため、穴明け、補修塗装の2次
加工を必要とすることなく、且つ、主パネルを電気機器
収納用箱体の正面部に取り付ける前に補助パネルの電気
部品と主パネルの電気部品間の結線が可能になることか
ら、補助パネルの取り付け作業、及び補助パネルの電気
部品と主パネルの電気部品間の結線作業の作業性を向上
させることができるという効果がある。
【図1】本考案の一実施例の構成を示した分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案の一実施例の電気機器収納用箱体の底面
方向から見た取付構造説明図である。
方向から見た取付構造説明図である。
【図3】第1の変形実施例の部分斜視図である。
【図4】第1の変形実施例の側面図である。
【図5】第2の変形実施例の部分斜視図である。
【図6】第2の変形実施例の側面図である。
【図7】従来の電気機器収納用箱体における補助パネル
の取付構造を示した斜視図である。
の取付構造を示した斜視図である。
1 主パネル 1A 折り返し部 2 補助パネル 2A 挟み込み部 2B 電気部品取着部 3 電気機器収納用箱体 3A 本体 4,5 ネジ穴 6,7 ネジ 8 スタッドボルト 9,10 ナット
Claims (1)
- 【請求項1】 電気機器収納用箱体の正面部に装備され
る主パネルの外縁部に挟み込まれる挟み込み部と、前記
主パネルの他に取り付けられる電気部品を取着する電気
部品取着部と、前記挟み込み部に螺着され、その挟み込
み部が前記主パネルの外縁部に挟み込まれた状態で、そ
の挟み込み部を主パネルに固定するネジ部材とを一体的
に備えた補助パネルを構成し、その補助パネルを前記ネ
ジ部材で前記主パネルに直接的に固定することを特徴と
する電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3438692U JP2553981Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3438692U JP2553981Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0588107U JPH0588107U (ja) | 1993-11-26 |
JP2553981Y2 true JP2553981Y2 (ja) | 1997-11-12 |
Family
ID=12412734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3438692U Expired - Fee Related JP2553981Y2 (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 電気機器収納用箱体における補助パネルの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2553981Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP3438692U patent/JP2553981Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0588107U (ja) | 1993-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |