JPH0539654Y2 - - Google Patents

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JPH0539654Y2
JPH0539654Y2 JP14826787U JP14826787U JPH0539654Y2 JP H0539654 Y2 JPH0539654 Y2 JP H0539654Y2 JP 14826787 U JP14826787 U JP 14826787U JP 14826787 U JP14826787 U JP 14826787U JP H0539654 Y2 JPH0539654 Y2 JP H0539654Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、各種電子機器をラツクなどの筐体に
簡単、かつ強固に取り付ける取付構造に関する。
(従来の技術) 電子計算機などでは計算機本体における筐体内
に電源装置やフロツピーデイスク装置、ハードデ
イスク装置、マルチプロセツシング装置などの各
種電子機器を別途収納固定している。この計算機
本体における筐体内には各種電子機器などが密集
配置されている。このため組み込む各種電子機器
を取り付ける場合にドライバーなどを取付面に対
し垂直に立てた状態でねじ締め作業ができなこと
もあり、一般にラツク形式で固定している。
しかしながらラツク形式の取り付けでも、例え
ば電源装置を取り付けるような場合は、取付前に
予かじめ取付金具を電源装置に取り付け、その後
筐体に取り付ける構造になるつている作業性が悪
い。ま電源装置をねじで取り付ける場合に、電源
装置の比較的板厚の薄いカバーなどに取り付ける
ようにしているので取付強度が弱く確実な固定が
できない場合がる。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように、従来における電子機器の取付
構造では作業性が悪く、このためコスト高になる
問題があつた。また取付強度も弱くなる場合もあ
り、信頼性が低下するなどの問題もあつた。
本考案は上記問題に鑑みてなされたものであつ
て、その目的は筐体に各種電子機器を簡単に取り
付けることがてきコスト低減が図れると同時に、
取付強度を増して信頼性を向上させることができ
る電子機器の筐体への取付構造を提供することに
ある。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る電子機
器の筐体への取付構造は、電子機器を取り付ける
筐体の載置面に前記電子機器本体の相対向した左
右両端端に沿う一対の長孔を設けるとともに、前
記長孔内に挿入配置されて前記筐体と前記電子機
器間を連結する一対の押え板とを備え、前記各押
え板を長さ寸法が前記長孔から差し込んで前記載
置面の下側に当接させて抜け止めにする係止片部
と前記載置面側で前記電子機器の前記左右一方の
側面に当接する取付片部とを一体に有した断面略
L字状に形成し、かつ前記取付片部の両端に各々
前記電子機器本体の前後側面に添接する折曲片部
を設けるとともに前記取付片部に前記電子機器本
体側の取付孔に対応した取付孔を設けた構成にし
たものである。
(作用) この構成によれば電子機器の左右の移動は一対
の押え板の各取付片部間で規制し、また前後の移
動は各取付片部の両端に設けた一対の折曲片部で
規制できる。さらに上下の移動は電子機器本体側
の取付孔と取付片部の取付孔を通つて取り付けら
れる固定部材と、載置面下側での係止片部の係合
抜け止めで規制される。また前記固定部材の取付
作業を電子機器本体の横方向から行なうことがで
きる。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
第1図乃至第8図は本考案の一実施例に係る電
子機器の筐体への取付構造を適用した電子計算機
と、この要部構造を示すものである。
第1図乃至第8図において電子計算機25は、
筐体1内に各種電子機器であるところの電源装置
2、ハードデイスク装置3、マルチプロセツシン
グ装置4の他に回路基板5や電源ボツクス26な
どを収納配置した構造になつている。
また筐体1は一番下に配置した本体ベース6に
ブラケツト7を介して複数の支柱8を立設し、こ
の支柱8の上部に天板9を固定するとともに途中
に棚板10を設けてなる。そして上記各種電子機
器などを組付けた後に四側面に外板27を取り付
けるようにしている。
また筐体1の本体ベース6上に取り付けた電源
装置2は第3図乃至第8図に示す構造で本体ベー
ス6載置面11上に取り付けられている。
そこで電源装置2を本体ベース6に取付けた構
造について説明すると、電源装置2は六面体の矩
形箱形に形成され、左側側面12と右側側面13
の下部には前後端に離間した位置に一対のねじ締
め用の取付孔14が各々設けられている。
一方、電源装置2を取り付ける本体ベース6の
載置面11には、電源装置2の左右側面12,1
4の外側に沿つて対応し状態で一対の長孔15を
設けている。そして長孔15の長さ寸法x(第4
図参照)は電源装置2の前側側面16と後側側面
17間の寸法X(第5図参照)よりも若干小さく
形成されている。また長孔15には電源装置2を
取り付ける場合に使用する押え板18を各々差し
込むようにしている。
上記押え板18は金属板を折り曲げて係止部1
9と取付片部20とを一体に設けて断面が略L字
状に形成されている。そして係止片部19におけ
る長手方向の寸法は長孔15の寸法xに略等しく
形成されている。これに対し取付片部20におけ
る長手方向の寸法は電源装置2の前後各側面1
6,17の寸法Xよりも両側に大きく延びた状態
で形成され、また電源装置1の左右各側面12,
13に形成した取付孔14に対応する取付孔22
を有している。そして、この延びた両端を各々略
直角に外側へ折り曲げ、両端に折曲片部21を一
体に形成した状態になつており、両折曲片部21
間寸法は電源装置2の前後各側面16,17の寸
法Xに略等しくなつている。また折曲片部21の
下端面と係止片部19の内面周寸法t1(第7図参
照)は本体ベース6の板厚寸法t2(第6図参照)
に略等しく形成されている。そして一対の長孔1
5,15間の外側内面間寸法Y(第4図参照)は
電源装置2の左右側面12,13間寸法yに取付
片部20の板厚寸法t3(第6図参照)の2倍寸法
(t3×2)を加えた寸法(Y=y+[t3×2])で
形成している。
以上のように構成した電源装置2と本体ベース
6および押え板18は、本体ベース6の載置面1
1上に電源装置2を取り付ける場合、次ようにし
て組立てられる。
まず、電源装置2を取り付けるのに先立つて載
置面11上の各長孔15にそれぞれ係止片部19
を差し込み、押え板18を各々配置する。この状
他は係止片部19が下方へ垂れ下り、取付片部2
0は折曲片部21を上方へ向けて載置面11上で
外側を向いた状態になつている。次に、この状態
で押え板18間に電源装置2を位置させて載置面
11上に載置すると、第5図に示すように電源装
置2の左右両側面12,13に各押え板18が沿
つた状態になる。この状態で次に各取付片部20
をそれぞれ電源装置2側へ回動させると各取付片
部20が電源装置2の左右一方の側面12,13
に各々当接し、同時に各折曲片部21が電源装置
2の前後各側面16,17に密着された状態にな
る。また係止片部19は載置面11の裏面側に通
した状態になり、さらに取付片部20の取付孔2
2と電源装置2の取付孔14とが対応した状態に
なる。この状態で取付孔22を通して取付孔14
にビス23を締め付けると本体ベース6に対する
電源装置2の取り付け作業が完了する。そして、
この作業ではビス23の取り付けは第8図に示す
ように電源装置2の横方向からドライバー24を
差し込んで作業することができる。
このようにして本体ベース6の載置面11上に
取り付けた電源装置2は、一対押え板18におけ
る取付片部20の当接で左右方向の移動が規制さ
れ、また折曲片部21の当接で前後方向の移動が
規制される。また上下方向の移動規制は押え板1
8に対するビス23の固定を介し、係止片部19
と本体ベース6の裏面との当接および取付片部2
0の両側における折曲片部21の下面と本体ベー
ス6の表面との当接で規制される。これにより負
荷がビス23に余り掛からないのでビス23をコ
ストの低い小径のものを使用することができる。
したがつて、この取付構造では取り付けた電源
装置2の上下・左右・前後の移動規制を確実にな
すことができるので信頼性が向上する。また取付
作業も長孔15内に押え板18を差し込んだ状態
で電源装置2を載置した後、押え板18を回動さ
せ、さらにビス23をねじ締めするだけで良い。
しかもビス23の取付作業をドライバー24を垂
直に立てずに電源装置2の横方向から差し込んで
行なうことができるので作業性が向上し、保守点
検なども簡単になる。また他の機器との上下間距
離を狭めることも可能になり筐体1内における密
度を高めることができコンパクトな電子計算機2
5を得ることができる。
なお、上記実施例では電源装置2を取り付ける
場合について説明したが、他の電子機器を取り付
ける場合でも同様にして取り付けることができる
ものである。また電子計算機に限らず他の装置に
電子機器を取り付ける場合にも適用できるもので
ある。
[考案の効果] 以上説明したとおり、本考案に係る電子機器の
筐体への取付構造によれば、作業性などが向上し
てコスト低減を図ることができるとともに、保守
点検作業がし易すくなりサービス性が向上する。
また取付強度が増し信頼性を向上させることがで
きるとともに筐体のコンパクト化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る電子機器の筐
体への取付構造を適用した電子計算機の外観斜視
図、第2図は同上計算機の内部概略構造を示した
斜視図、第3図は同上計算機の要部構造を部分的
に示した斜視図、第4図は同上計算機のさらに要
部を分解して示した斜視図、第5図は第4図に示
した同上計算機の要部を一部組み立てて示した斜
視図、第6図は第5図のA−A線に沿う同上計算
機の要部断面図、第7図は同上計算機で使用して
いる押え板単品における要部拡大斜視図、第8図
は第5図のA−A線に沿う同上計算機の要部を組
み立て状態で示した断面図である。 1……筐体、2……電源(電子機器本体)、6
……本体ベース、11……載置面、12……左側
側面、13……右側側面、14,22……取付
孔、15……長孔、16……前側側面、17……
後側側面、18……押え板、19……係止片部、
20……取付片部、21……折曲片部、25……
電子計算機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 略矩形状をした箱形の電子機器を筐体に取り
    付ける構造であつて、前記電子機器を取り付け
    る前記筐体の載置面に前記電子機器本体の相対
    向した左右両側端に沿う一対の長孔を設けると
    ともに、前記長孔内に挿入配置して前記筐体と
    前記電子機器間を連結する一対の押え板とを備
    え、前記各押え板を前記長孔の長さ寸法に略等
    しく前記長孔から差し込んで前記載置面の下側
    に当接させて抜け止めにする係止片部と前記載
    置面側で前記電子機器の前記左右一方の側面に
    当接する取付片部とを一体に設けて断面略L字
    状に形成し、かつ前記取付片部の両端に各々前
    記電子機器本体の前後側面に添接する折曲片部
    を設けるとともに前記取付片部に前記電子機器
    本体側の取付孔に対応した取付孔を設け、前記
    両取付孔を介して前記連結固定しことを特徴と
    する電子機器の筐体への取付構造。 (2) 前記取付片部が前記電子機器本体の前記側面
    に当接した状態で、前記係止片部の先端が外側
    を向いて前記載置面の下側に当接にする前記断
    面略L字形状にしたことを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の電子機器の筐体へ
    の取付構造。 (3) 前記長孔の長さ寸法を前記電子機器の前記前
    後方向寸法よりも若干小さく形成し、前記取付
    片部の下面で下方への位置決めをしたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項又は第
    (2)項記載の電子機器の筐体への取付構造。
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